何とかトイレに間に合った………(違うだろぉ?)
トイレから帰還した俺。別に変なことは考えていないぞ?
(めんどくさいことになりそうだな~会いたくないな~………)
ただ、さっきの事があるから、出きるだけめんどくさいことになるのは避けたい………
「初めまして大洗学院の皆さん。私が聖グロリアーナ戦車道チームの隊長です。気軽にダージリンと呼んでください。………それしにても、"個性的な戦車"ですわね」
「な!!」
………確かに個性的な戦車ばかりすわ………(関西弁)。え?金ぴか、派手な迷彩、まっピンク、バレー部復活、赤星に八一。最後に関しては個性的にも程があるけどね!
「ですが、騎士道精神で挑みますわ。サンダースやプラウダみたいな戦い方はしませんわ」
えぇ………プラウダは良いとしてサンダースはどうなのよ………
「所で………先程は助かりましたわ。貴女、お名前は?」
………ぐぇっ。俺かよ~………
「………條原愛です」
「愛さんね」
「あの………何かお礼をしたいのですが………」
「………そんなつもりで助けてた訳ではありませんので。………じゃあ、本気で来て下さい」
「………良いのですの?直ぐに終わってしまいますわよ?」
「そうでもしないと、彼女等は成長しませんので………これも経験です。私も出ますので………直ぐには終わらせませんよ?」
「………言ってくれますわね?どうなっても知りませんわよ?」
「えぇ。その気持ちを持ってるだけで良いですよ」
とダー様との会話を繰り広げる。すんげぇ緊張するんだよなぁ………チビりそう。
と思っていたらダー様の方ではない女の子が近付いてくる
「あ、あの!私はオレンジペコって言います!」
「お、おう………どうした?」
「その………後でお茶でもしてくれませんか?」
「………時間と猶予があれば。お好きなように」
「ありがとうございます!私の事はペコって呼んでください!」
「分かりました………ペコさん」
「ではまた後で!」
ペコさんは嬉しそうに走っていった。可愛い
「「じぃーーーー」」
みほさんと麻子さんの視線が痛い痛い………
「何ですか………?二人とも………?」
「………何でもない」
「愛さんのバカっ………」
………鈍感やから分かんないや。ちょっと話すぐらい良いでしょ!?
そして試合が始まり、俺は皆とは離れた場所で待機した
『你说的伪装是对的』(迷彩にしておいて正解だな)
『暂时,似乎在静静等待』(取り敢えずは静かに待機するみたいだ)
中国兵二人は中国語で会話する。俺も理解は出来ていた。
『愛さん、どのタイミングで呼べば良い?』
「そうだな………そっちの車輌が全てやられたら。私としての撃破車輌は一、二両ぐらい。もし全てやられたら、我々も行動する」
『分かりました。では皆さん、パンツァー、フォー!!』
「條原愛さん………アッサム、彼女のデータはありますか?」
「いえ………特に何も。逆に分かりませんね」
「………やはり戦ってみないと分かりませんか。そろそろ動きましょう。全車前進」
マチルダⅡ5両、チャーチルMk.VIIは前進を開始した
そう言えば、アメリカ、イギリス、フランスって徹甲弾主流なんですよね。炸薬入ってない………
APCBCはシャーマン等のM61やM10等のM62弾の方が強いからな。クロムウェルは恵まれてるよ。
「………暇デスネ………」
「………碁でもしますカ?」
中国兵二人は囲碁で遊ぶみたいだ。碁って中国で生まれた遊びなんだぜ?散らばってる盤面が太平洋の島々に見えることもあるらしい………(旧日本軍)
二人とも碁は強いらしい。いつも引き分けに終わるとか。半端ねぇな
すると無線が入る。せめて二両やってくれれば何とか出きる
「やられました?」
『今やられちゃった………ごめん。二両倒すことは出来たけど………』
「上出来だ。後は任せろ」
と無線を切る。
「よし!二人とも、出番が参った!行くぞ!」
『『我明白!!』』(分かりました!!)
「残るは一両………そしてこっちは四両………今は優勢ですが」
「油断は出来ませんわよアッサム。実力も不明。経験が有るのかどうかも分からない………」
そんな会話を交わしている時であった
ズドン!!
「ダージリン様!マチルダⅡ一両行動不能!」
「な………!何処から撃ってきてますの!?」
「遠距離からの攻撃です!気を付けてください!」
そしてその後もう一両のマチルダⅡも遠距離攻撃で撃破された。それと同時に出てきた愛のTー34ー85 Gai
「何故ここが分かったのでしょうか!ペコ!」
「はい!」
ペコが砲撃するが傾斜装甲により弾かれる。
『好加载!』(装填よし!)
『射击!』(撃て!)
中国兵二人のスピード装填により、直ぐに射撃が可能になっていた。85mm砲をどうやってスピード装填してるのか不思議だけどね
「マチルダⅡを先に潰そう。中国兵1!やれ!」
『收到!』(了解!)
中国兵1の射撃精度は意外と良い。遠距離でマチルダⅡを二両も倒す男だぜ?2は装填能力が高い。
中国兵1の射撃により、マチルダⅡの転輪を吹き飛ばす。もう一両もDshk12.7mmで牽制しながら攻撃し、撃破した。次はチャーチルだけとなり、来た道を戻った
「追いかけなさい」
「分かりました!」
ダージリン達は追いかけてくる。もうここまで来ればこっちのもんよ。
そして、市街地戦となり
「前!前!見てくださイ!」
「衝撃に備えエ!」
ズドン!!
近くの寿司屋さんに突っ込んだ。御免なさい!
「ウチの店がぁぁぁ!!………でもこれで建て直せる!!」
取り敢えずドアを破壊しまくって、電柱をへし折りながら前進した。もう破壊しまくってるよ………
チャーチルとの距離もまだ開いている。チャンスだ
「ダージリン様、彼女の戦車が見当たりませんね」
「先程までここら辺に居た筈なのですが………」
愛のTー34を見失ったダージリン達。その時、黒煙が上がる煙を見つけた
「黒煙………?」
そしてその黒煙は塀の奥からであった。
「砲撃用意………撃ちなさい!」
「はい!」
ペコが発砲する。が………それはTー34後部に付いているドラム缶から燃えていた。
「ま、まさか………囮………?」
その瞬間に戦車の中が震えた。チャーチルにTー34の砲弾が命中。白旗が上がった
「試合終了!大洗女子学園の勝利!!」