TSして戦車道で頑張るお話   作:東ドイツ空軍航空部隊

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決着がつきます!

 

 

 

 

「ファイアフライネ………厄介ダ………」

 

片言の日本語で中国兵2がぼそりと呟く。

 

「APDS………付いてるんだったかナ?余裕で抜いてくるかもネ」

 

その言葉と同時に、M3が被弾した

 

『すみません!"鼻が長いの"にやられました!』

 

「M3がやられタ………!」

 

その後、八九式も被弾。白旗が上がった

 

「M3、八九式、行動不能………」

 

このまま逃げてるだけでもじり貧………か。

 

「弁慶の立ち往生のようだ…」

 

「蜂の巣に、されてボコボコ、さようなら」

 

「辞世の句を読むなぁ!!」

 

次は三突を狙ってるみたいだ………くっそ!M10自走砲だったら………正面からぶち抜けるのに!!

 

三突は砲塔旋回が出来ないからなぁ………回転砲塔が欲しいって思ってるだろうな絶対

 

「三方向から一気に攻めるよ!Fire!!」

 

サンダース側は絶え間無く砲撃を加え続ける。76シャーマンが二番目に驚異だなぁ………

 

『ひっ、もう駄目だぁ………おしまいだぁ………』

 

「桃ちゃん先輩がネタ発言をしてるだと!?」

 

『メタイですシノハラさん………』

 

『桃ちゃん言うな!!』

 

聞こえてるんかい………でも、これで不安な要素は取り除けそうかな?

 

 

 

 

 

「もう………駄目なのぉ?」

 

沙織さんは携帯の操作を止め、私を見てきます

 

『あんなに近づいてきた!』

 

『追い付かれるぞ!』

 

『このままじゃ………』

 

各戦車チームの悲鳴が今も尚続けて入ってきました

 

1チームを除いて………

 

『みほ、どうする?このままだとじり貧だ』

 

愛さんからの無線が入ってきます

 

「分かってるよ………けど………」

 

すると愛さんが

 

『まだ………負けては無いだろ?」

 

「………え?」

 

『まだ負けてはない!そうやって負ける雰囲気を出すから負けるんや!諦めるな!"マッチポイント"にはまだ早い!!ここで負けたら大洗は………負けるんや!!』

 

バレー部のセリフを愛さんは言います。………"マッチポイント"

 

「そうです………!皆さん!まだ負けてはいません!

今がチャンスなんです!諦めたら………負けなんです!!」

 

優花里さんと愛さんが偵察に行ってくれて、皆で作戦会議して、たくさん練習して………負ける雰囲気を作ったら、負け………

 

その雰囲気を………振り払う!!

 

「皆で作り出したこのチャンス………無駄になんて出来ません!!」

 

絶対に………諦めません。私は

 

「………西住殿の言うとおりです」

 

「………そうだよね!諦めたら負けなんだよね!」

 

「うん」

 

「華!撃って撃って撃ちまくって!下手な鉄砲だって数撃てば当たるんだから、恋愛だってそうだもん!!」

 

「いいえ、一発で十分です」

 

沙織さんの言葉に華さんは応えます。………なんと言うか沙織さんの恋愛感を否定してるように聞こえるけど………

 

私はアザラシさんチームに指示を出します

 

「アザラシさんチーム!私達あんこうチームに付いてきてください!」

 

『了解した』

 

「冷泉さん、丘の上へ」

 

「分かった。舌を噛むなよ」

 

上からフラッグ車を狙い撃ちにします………ですが、必ずこっちに車輌を送るでしょう

 

アザラシさんチームはあんこうチームを守ってくれます

 

「………ありがとう。愛さん」

 

「ん?何か言ったみほ?」

 

「何でもないよ沙織さん」

 

私はあの言葉は励ましの言葉だと思います………愛さん

 

 

 

 

 

 

 

 

「姜、劉」

 

「エ?」

 

「………二人の名前。中国兵1、姜。中国兵2、劉。分かりやすくなったか?」

 

「「………ハイ!」」

 

「良し!姜、射撃位置!劉は装填に回れ!それと敵戦車の位置報告!」

 

「シーア!!」

 

Ⅳ号の後ろに付いていく。案の定、シャーマン二両が来た

 

「76シャーマン、ファイアフライ………来ましたネ………」

 

キューポラを閉める劉。

 

「さーて………ここから先は、私が相手をしよう」

 

 

 

 

 

 

「ナオミ!シノハラのシャーマンを引き留めておいて!Ⅳ号は任せておいて!」

 

『イエスマム!』

 

シノハラ………凄いわね。戦車の中のオーラが凄いと言うか………『ここから先は通させないぞ』と言ってるみたいね………

 

「動いた!ナオミ!」

 

ナオミがシノハラのシャーマンに向かって撃った

 

 

 

 

 

 

 

カンッ!!

 

「チッ!弾かれた!」

 

あの一瞬で昼飯の角度に………

 

「敵シャーマン!物凄い速さです!本当にウチと同じシャーマンですか!?」

 

(大丈夫だ………今のはAPCBC弾!次は………APDS弾!ティーガーの装甲をも貫通出来る!)

 

「回り込んできます!」

 

装填が完了し

 

ドンッ!

 

………手応えが無い………まさか

 

「かわされた………!?」

 

「ナオミ先輩!閉鎖器破損しました!あの動きで閉鎖器を………!」

 

そのシャーマンは回り込み

 

ドンッ!!

 

ファイアフライに強い振動が走る。………やられたな

 

 

 

 

 

 

 

『打敗螢火蟲!!』

 

………やったみたいだな

 

ファイアフライの砲手………只者では無かったな。あの時、一尺ずれていたら恐らくぶち抜かれてた………恐ろしい腕だ

 

だが、かわした瞬間に姜がファイアフライにぶち当てた。それはナイス

 

さて………

 

「76シャーマンだ!劉、装填は!?」

 

「完了!用意は出来てますマス!!」

 

「姜………決めるぞ。お前の腕が頼りだ」

 

『好!!』

 

姜は76シャーマンに照準を合わせ―――

 

『火!!』(発砲!!)

 

76シャーマンも同時発砲。しかし、Ⅳ号も同時に撃ってたみたいだ

 

M61弾は76シャーマンに命中!!

 

「どうダ………!?」

 

「………頼む」

 

 

 

サンダースフラッグ車には白旗が立っていた

 

『大洗女子学園の勝利!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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