まほ姉を深夜中に学園艦まで送っていく事が出来た………
学校のグラウンドに着陸することになったけどまぁ大丈夫やろ
帰ったら寝る!以上!………ただ、気掛かりなことが1つ。逸見さんの乗ったヘリとすれ違った事ぐらい
まぁ、ヘルメットにバイザー付けたし顔は見られてないっしょ!
「………おはよー」
今ベッドに居るってことはちゃんと帰れたみたいだ
「さて………今日は麻子のお婆さんのお見舞いって言ってたな………準備するか」
取り敢えず、さっさと着替える。ジャンとリョウは大洗を満喫してると思うし。
「………良し、準備完了。目的の場所に行くか」
部屋から出て、向かっていった………ぐっ!?
「ゲホゲホッ!!………ヤバ」
咳と同時に血が出てしまう。………それも、意外に多かった
「………口洗お」
ある場所で待ち合わせをして、病院に向かった。
「何か………久し振りって感じ」
「條原殿も入院してたんですか?」
「まぁ………色々あったんだ」
「それは大変でしたね」
麻子の婆さんは、騒がしいのが第一印象やったからな。原作見てるから分かるんだけど
そして、病室に入ろうとした時だった
「だから私は大丈夫って言ってるだろ!」
「………ふぇ?」
「いつまでも病人扱いするんじゃないよ!あたしの事はいいから学校行きな!遅刻なんてしたら許さないよ!!」
予想通りではあるが、かなりビックリする。
「なんだいその顔?人の話ちゃんと聞いてんのかい!全くお前はいつも返事も愛想もなさすぎなんだよ!」
「そんなに叫ぶとまた血圧が上がるから………」
「か、帰りますか?」
「どうしようか………」
………ハイ!トツゲキシマス!!
「相変わらず、うるさいですね………迷惑ですよ」
「………どうしてお前さんがいるんだい」
「冷泉の婆ちゃんが倒れたと聞いて見舞いに来たが………あんたとはね」
「愛、おばぁと知り合いなのか?」
「………ただの話し合い相手をしただけさ。みほ達も入れ」
「失礼します」
「あ、華!みぽりんも優花里も入って!」
「なんだいあんた達は」
「一緒に戦車道をしている仲間………」
「………戦車道?」
麻子の婆さんがこっちを見てくる。
「良いのかい?お前さんは」
「………承知の上さ。今更後悔の念は無い」
「ならせめて検査でもしてきな」
「………イエス」
二人の会話が良く分からなかったみほ達。すると、女性看護師が入ってくる
「どうしましたか?冷泉さ―――」
「戦車道をやり始めたって聞いてビックリしたよ。話でも聞いてやれないかってね」
「し、條原さん!?本当ですか!?」
「………せめてアッチで話しましょう」
と言い、看護師と出ていった。
「………良いのですか?條原さんの身体は、もう危ない状態の筈です」
………分かってる。二度目の人生がこれで終わりそうなことに。だから、今作ってるのだ
「はい。今日の朝も、吐血しました。………量も少し多かったですね」
「………やめる気は無いんですね?」
「………イエス。これが最後でも、好きなことをして死んだ方が、幸せかと。」
………この子は元から身体が弱かった。………次の人生はどうなるのでしょうか………?
「………分かりました。私も、強制はしません。それと、あの子達は知っているのですか?貴女の状態を」
「教えていません。………極秘事項です」
「………ふふっ、何故笑えるのでしょうか………でも、限界が来たら私に伝えて。できる限りの事はするから………ね?」
「………はい」
「話し終わったか?」
「條原殿は何を話されてたんですか?」
「ん?まぁ、前の事についてやな」
「………そうかい」
冷泉の婆ちゃんは分かってる。俺は話さないと。
………カミングアウトはまだ早い
これは杏会長さんにも言えない極秘事項だ。家族だけには伝えてある。反対意見は勿論あった………が、父が『好きなことをさせてやれ。愛は自分で戦車道の道を再び歩んだ。それを見守るのが、家族だ』と言った。………悪いことだと思うか?これでも、父なりの愛情だ。
………次はアンツィオ戦だ。一日一日を楽しもうじゃないか!!