「ふむ………次はアンツィオか」
「イタリア人が作っタ学校みたいですネ。パスタ食べたイ………」
劉が少し涎を垂らす。一体何を食べてたんだ?
「え?軍用缶詰」
………でしょうね。
「あれハ美味しく無かったなナ。アメリカ軍のレーションよりかはマシだと思うけド」
「軍用缶詰なんゾ美味しくないだロ」
「………無いよりかはマシ」
「………話がずれた。それで次はこのアンツィオ高校が立ち塞がる。マジノ女学院を破った。中々侮れない相手となるぞ」
俺は、ジャンとリョウに各自訓練を命じ、解散した。そして、とある新聞を読む
「………有名人だな」
聖グロリアーナとの試合で映ってるTー34ー85 Gaiとサンダース戦では、戦車隊に紛れてるM4A1(75)Wが。
彼女の快進撃は何処まで続くのか―――か
そんな事書かれたら、止めるわけにはいかんくなったな。やってやるよ
やってやろうじゃねぇかこの野郎!!
「きっと奴らは言っている!ノリと勢いだけの連中だと!」
「おぉ~」
「強いって」
「照れるな~」
(何を見てるんだ俺は………)
見学と言う名目で来ていた俺。何故かミーティングに付き合わされていたけど
「ごめんね條原さん。隊長がどうしてもって言ってて」
「いえ、大丈夫ですよ?」
「タメ口で呼んでも良いのに………」
「流石に初手からひなちゃんと呼ぶのは恐れ多いのでカルパッチョ………で良いですか?」
「はい」
「こらカルパッチョ、ドゥーチェが何か言いたげに見てるスッよ」
このアンツィオ高校には副隊長が二名。一人がカルパッチョ。二人目がペパロニだ。そしてドゥーチェことアンチョビ。安斎千代美が本名だ。
「我々が3度のおやつを2度に減らしてやっと新兵器を買う事が出来た!」
『おおぉ!!!!』
「見よ!これが我々の」
「わーい!お昼の時間だ!」
「おい、まて、こら!お前らそんなんで良いのか!?」
「今の季節ランチが売り切れやすいので!!」
時間設定を間違えたようだなアンチョビ………こう言うのは昼にやらない方が良い
「随分と愉快な仲間達ですね」
「え?あ、あぁ………そう言えば何処かで会ったこと無かったか?」
「ん………?んー………あ」
そう言えば、中学時代戦車道の事を教えてくれって頼まれた記憶がある………辞めても関係なしに
「あぁ………思い出したよ。確かしつこくせがんでたっけ………?」
「あ、あれ?なんか怒ってないっスか?」
「いや、怒ってはないさ。………それで安斎「アンチョビ!!」………アンチョビ、まさかアンツィオの隊長とはなぁ………ちゃんと強くなれたのか?」
「当たり前だ!條原から教えて貰った戦術とかは覚えてるからな!」
「………言うねぇ。楽しみだよ。そう言えば、買ったんだって?こいつは………P40か。よく重戦車買えたな」
「節約したかいがあるもんだ!」
その後はアンツィオ高校のおもてなしを受けた。パスタがくそ旨かったで?
「失礼します」
「ん?條原ちゃんじゃん。珍しいね~?」
條原ちゃんから踏み込むなんて本当に珍しい………何があったんだろ?
「これ、アンツィオ高校の資料です。参考程度に」
「條原、アンツィオ高校に行ってきたのか!?」
「体験としてです。では、これで」
と言って出ていった
うーん………なんか怪しいね。準備が早いと言うか………急いでる感じがする
まぁ、條原ちゃんの事だし、大丈夫だと思いたいね