「ノンナ!」
「はい」
カチューシャの声でノンナが肩車をする
「無視してるんじゃないわよ!」
「あー………無視してるんじゃ無いんです。大きすぎて目が合わせられないんですよー」
取り敢えず適当に棒読みした。流石に本気ととられないのかと思ったが
「そ、そう?随分と見所があるわね」
(………チョロい)
そう思った
今はティータイム中である。ロシアンティーを飲んでいる
ダージリンがジャムを紅茶の中に入れようとしていた為
「ジャムを舐めながら飲むのが良いみたいですよ」
「よく知ってるわね!」
カチューシャはペロペロとジャムを舐めながら飲んでいる為、ついつい微笑ましくなってしまう
「な、なにをそんなに楽しそうにしてるのよ!」
「楽しいですからね………動かないで下さい」
「ん………」
カチューシャの口に付いていたジャムを拭き取る
(カチューシャが警戒していませんね………先程の言葉もあると思いますが………)
「ん。何?カチューシャの奴隷になりたいのかしら?」
奴隷?まっさか
「ちっともなりたくないのでお断りします」
「な!このカチューシャの奴隷になれるのよ!?光栄に思いなさいよ!」
(カチューシャの奴隷なんて物好きだけだよなるのは………)
「そう言えば、次は準決勝ですね。訓練はしないのかしら?」
「燃料が勿体ないもの。それに相手は聞いたこともない弱小校だし」
(ぐぐぐ………そりゃ確かにそうだけど………)
「んー………ちょっと注目されなかったか………予想外ですね」
「何の事よ?」
※ここからロシア語が入ります
「Вы не читаете журналы? Катюша」
「!………нет не много」
「ちょっと!日本語で話なさいよ!」
「セイロン、ロシア語を喋れるの?」
「まぁ………中国語とロシア語は堪能ですよ。語学は実践あるのみですから」
とコー◯ドオブデ◯ーティーのハインリッヒ親衛隊少将みたいな台詞を言う。中の人はこの台詞が好きみたいだ
「どうしてロシア語を喋れると?」
「そりゃロシアの戦車が多いと思いましたし。それに高校の名前である『Правда』は正義、真実って言う意味ですが」
「………是非ともうちに来て欲しいですね」
「良い考えだわノンナ!プラウダに転校してこないかしら?」
「いえ、私は大洗女子学園が居場所ですから」
「大洗の生徒なの?」
「はい。戦車道もしてましたし、知ってると思っていましたが………少しショックです」
これはガチでそう思った。
「何をしたの?」
「彼女は聖グロの戦車を三両、サンダースの車輌隊を撹乱させたこともしてるんですよ」
「そ、そんな事カチューシャにだって出来るわよ!」
「カチューシャ、見栄を張っても仕方無いですよ」
「ま、いつか出来ますよ。カチューシャさん」
「ふにゅ………」
目を細めて気持ち良さそうなカチューシャ。ノンナは羨ましそうに見ていた
「次の試合、楽しみにしてます。全てを賭けて」
「?何の事かしら?」
すると、扉が開いた
「Катюша, я готова вздремнуть」
「カチューシャさん、お昼寝をしてるんですか?」
「あらもうそんな時間?」
「Клара, помоги мне」
「クラーラさんですか」(やっぱり原作通り綺麗やなぁ………)
「そう言えば名前を聞いてなかったわね」
「條原 愛です。それでは準決勝で会いましょう。カチューシャさん」
帰ろうとした時
「何言ってるの?カチューシャと一緒に寝なさい!」
「???????」
(え?カチューシャと寝られるの?それって最高ゲフンゲフン………)
「Я никогда не спал с Катюшей, но я тоже хочу спать!」
「Что вы говорите! ?」
ついつい突っ込んでしまった。これは突っ込むしかないですよ………
「カチューシャ、そこまで気に入りましたか?」
「えぇ!さっき頭を撫でて貰って確信したわ!マナーシャはプラウダ高校に必要よ!それと日本語で話してちょうだい!」
すると、ダージリンから
「セイロン、そろそろ帰るわよ」
「そうですね………そろそろ時間です。では、カチューシャさん、ノンナさん。準決勝でお会いしましょう」
「考えておきなさいよ!」
「辞めるつもりはまだございませんので………」(ダージリンさん、助かりました)
(これぐらいは良いのよ)
「до свидания」
「「до свидания」」