デスゲーム出身PK狩りがいろいろやる話   作:ゴリ押しこそ至高

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はじめまして

「リンクスタート」

 

カラフルな光景が視界を埋める。

 

システムオールグリーン。

 

ソードアートオンラインのキャラデータもコンバート異常無し。

 

ALO起動、種族は…馴染みの色が目を引いた。シルフを選択。

 

 

 

視界が明るくなり、徐々に景色が鮮明になっていく。

 

「おお……きれい」

 

目に入った光景に思わずシンプルな感想がd

 

「へいニュービー!今おねーさんのことキレイって言った?見る目あんじゃーん!手取り足取りデートとか行く?」

 

ええ…なんだこの人…。

 

「出会い頭に家系ラーメンみたいな濃さの絡みの人はちょっと…」

 

「うら若き乙女に対する例えとは思えね〜」

 

「こっちだってゲーム始めて最初の絡みがデートの誘いなんて思わなかったよ。街並みへの感動の感情が一気に困惑だよ。ジェットコースターだよ」

 

「まあまあ、良く見なさい若人よ。私もこの街並みと同じくらいキレイだろ?」

 

「サグラダファミリアとモナリザを美術品としてひとまとめで評価するタイプじゃないんだおれ。人間の造形の美しさと設計された建物の美しさは絶対イコールでは無いよ?どちらも美である事にかわりは無いけども」

 

「つまり私がモナリザのような美しさであると!嬉しい事言うねぇ!お茶を一杯奢ってあげよう!ついでにこのゲームのレクチャーもやろう!」

 

コイツ無敵か?

 

「ああうんもういいや、よろしく」

 

「おっしゃ!ナンパ成功!」

 

「デートのつもりは無いよ」

 

 

 

「んじゃ飲み物も来た所で自己紹介といこうか!私フカ次郎っていうんだ!よろしく!」

 

「プレイヤーネームまで濃いんだよ。家系ラーメンの例えあながち間違いでも無いじゃん。……アオバといいます。どうぞよろしく」

 

「よしよし、お互いに名前を知って一歩前進だね。さて質問タイム!なんでも聞きな!私このゲーム長いから結構答えられると思うよ!流石にアバターのスリーサイズとかは測って無いから知らないけどさ!」

 

「初対面の女性にスリーサイズなんか聞くわけ無いよ?どの方向に向かって前進してるの?…で、なんで初心者を出待ちするような場所にいたの?まさか本当にナンパ?」

 

「まっさかー!今度リアルの友達をこのゲームに誘うつもりなんだけどさ、初心者へのナビゲート経験が必要だと思ってあそこで弟子第一号を探してたワケよ!」

 

「話しかけ方にクセありすぎじゃないかな」

 

「まあ誘おうとしてる人は既に信頼を築いてるから。親友と言って差し支え無いよ!」

 

「ああそう…このドリンク何の料理に合わせるつもりの味だよ。HP回復のポーションみたいな味するぞ」

 

「お?もしかしてSAO出身?この店のドリンクSAOのポーションの味を再現してるらしいよ」

 

「通りで味に覚えがあるハズだよ。…料理にブーストのバフかけるポーションとか美味しかったよ。甘くてさ。色はすっごいアレだったけど」

 

「ヘ〜!どんな色?」

 

「蛍光色の紫色に青が混じってた。振っても混ざりきらないから少なくともおれは見たら食欲が失せるから目を瞑って飲んでた」

 

「料理のバフだから料理中につまみ食いしないようにじゃないの?」

 

「だとしたらカーディナルシステムすごい変な思考を元にアイテム生成してるな」

 

「案外開発にそういう奴がいたのかも。料理中つまみ食いしちゃう〜みたいな」

 

「それが茅場だとしたらあまりに面白すぎるな。あのスカした顔で料理中つまみ食いしちゃうのシュールにもほどがある」

 

「確かに想像するとじわじわくるね」

 

…案外話しやすい人なのかもしれない。変な人だけど。

 

こうして、おれはALOと師匠とのはじめましてを済ませた。




※ポーションはオリジナルです。原作にそんなもんありません。
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