週刊少年サンデーにとある漫画の連載が始まった。
その漫画の名は『名探偵コナン』。
この物語は、江戸川コナンと言う天才小学生が様々な難事件を解決すると言う、まるで推理小説の様な漫画であった。
それから時は流れ……
29年後の2023年(令和5年)4月14日
名探偵コナンの主人公であった江戸川コナンは、今、何処?
江戸川コナン
「何で貴様がここにいる?我妻善逸はどうした?」
強化人士5号
「彼なら、今日は来ないよ」
江戸川コナン
「……そうか」
錦木千束
「おや?案外冷たいじゃない」
江戸川コナン
「アイツがいると、『劇場版名探偵コナンは何時興行収入100億を越えるの?』って訊いて来るからな。劇場版名探偵コナン100億越えは、絶対に避けなければならない禁忌。絶対に超えちゃいけない一線なんだよ」
錦木千束
「本当に素直じゃないね。素直に黒鉄の
江戸川コナン
「ちゃんと話を聴いてたか?名探偵コナン第1巻を読み直せ」
強化人士5号
「素直じゃないなぁ」
ノレア・デュノク
「あ、その我妻善逸とか言うアーシアンからの伝言を預かってました」
江戸川コナン
「何!?」
ノレア・デュノク
「ワイルド・スピード ファイヤーブーストには気をつけろ。アレからは黒鉄の
江戸川コナン
「善逸の奴、やはり黒鉄の
強化人士5号
「さっきから言ってる事があべこべだね君は」
錦木千束
「とは言え、既に117億な訳だし。そんなに気にする事じゃ―――」
井ノ上たきな
「ですが、我妻善逸の見立てもそんなに間違っているとは言えませんよ」
ミカ
「どう言う事だ?」
ノレア・デュノク
「先週の興行収入ランキングで、先ほど言ったワイルド・スピード ファイヤーブーストが1位となっています」
江戸川コナン
「!?」
井ノ上たきな
「既に落ち始めたとは言え、ワイルド・スピード ファイヤーブーストはあのザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを抜いた事になります。黒鉄の
江戸川コナン
「な……なんて……事だ……」
強化人士5号
「おやおや、やはりワイルド・スピード ファイヤーブーストのせいで3位に堕ちた事を根に持って―――」
江戸川コナン
「何でワイルド・スピード ファイヤーブーストがもっと早くに来日しなかったんだよぉーーーーー!」
強化人士5号
「はぁ?そっち!?」
江戸川コナン
「つまり……ワイルド・スピード ファイヤーブーストがもっと早くに日本で公開されていれば、黒鉄の
ノレア・デュノク
「……言ってる意味が解りません」
江戸川コナン
「最近、名探偵コナン第1巻を読んでいない事を白状するかの様な台詞を平気で吐く輩が、また増えたよなぁ……俺は悲しいよ……」
錦木千束
「あ、ファイヤーブーストと言えばね」
江戸川コナン
「わざと来日を遅らせた裏切り洋画が何だって?」
中原ミズキ
「寧ろ幸運でしょ?それとも、ファイヤーブーストと同時期でも黒鉄の
江戸川コナン
「逆だよ。ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーとワイルド・スピード ファイヤーブーストの二段構えで阻んでいれば、黒鉄の
ノレア・デュノク
「……言ってる意味が解りません」
強化人士5号
「ほんとキミ、素直じゃないね」
錦木千束
「それより、私が言いたい事を言っても良いの?」
ミカ
「そうだったな。なんだ?」
錦木千束
「なかやまきんに君がファイヤーブーストの宣伝してたよ」
井ノ上たきな
「知ってます。ワイルド・スピード ファイヤーブーストのポスターに、なかやまきんに君バージョンがありましたから」
クルミ
「ちょっと古い話だと、仮面ライダーゼロワンの腹筋崩壊太郎役で出てたな」
江戸川コナン
「おせえよ筋肉達磨」
強化人士5号
「ん?何だって?」
江戸川コナン
「今頃ワイルド・スピード ファイヤーブーストを宣伝してもおせえんだよ……あんな合成写真の様なくそポスター作ってる暇が有ったら、もっと早くにワイルド・スピード ファイヤーブーストを公開しろよぉーーーーー!そうすれば……黒鉄の
ノレア・デュノク
「……言ってる意味が解りません」
クルミ
「必死だな。そんなに工藤新一に戻りたいのか?」
江戸川コナン
「絶対に工藤新一に戻ってやる……絶対に平成が終わる前に名探偵コナンを終わらせてやるぅーーーーー!」