もしブルアカがノベルゲーで、バッドエンド好き転生者が混入していたら。 作:産業革命
384:名無しの先生
長かった…。
実に長く苦しい戦いだった…。
385:名無しの先生
遂に後半戦か…。
ここまで来るのにいったい何人の先生が終わったのか…。
386:名無しの先生
そして何人の副会長と生徒達が散っていったのか…。
387:名無しの先生
爆殺*1、行方不明*2、逮捕*3、薬漬け*4、リンチ*5、廃人*6、etc…どうしてこうなった。
388:名無しの先生
まあ、本番はこれからなんですけどね。初見さん。
389:名無しの先生
ところで、さっきから先生の反応が無いんだけど。
大丈夫?息してる?脈ある?
390:名無しの先生
オイ、先生。生きてるか?
生きてたら返事をしてくれ!
391:成り立て先生
私が…私が悪いんだ…。
運や環境の所為じゃなくて…私が悪いんだよ。
これまで沢山の生徒達が死んだりしたのは私の選択の所為だ!!
392:名無しの先生
(長時間見続けたバッドエンドの所為で精神が)病んでやがる…(休憩するのが)遅すぎたんだ。
393:名無しの先生
(ちょっと休まないと)駄目みたいですね…。
394:名無しの先生
おお先生よ、病んでしまうとはなにごとだ!
・
・
・
435:成り立て先生
わたしは しょうきに もどった!
先程は大変失礼しました。
少し寝たおかげでゲームをプレイできる程度には精神が回復しました。
436:名無しの先生
その科白だと正気に戻ってないんですがそれは…。
まあ、先生が復活したようで何よりです。
437:名無しの先生
まったく、心配させやがって…!
今度からは気をつけろよ!
438:名無しの先生
一応確認するが、本当に大丈夫なんだな?
言っておくが、ここから先も地獄だぞ?
439:名無しの先生
「先生の責務」を全うする。
「大人としての役目」も果たす。
「両方」やらなきゃいけないってのが、「先生」のつらいところだな。
440:名無しの先生
覚悟はいいか?オレはできてる。
441:成り立て先生
大丈夫だ、問題ない。
442:名無しの先生
その意気やよし!
443:名無しの先生
地獄へ、いざ往かん!
444:名無しの先生
イクゾー!
445:名無しの先生
デッデッデデデデ!
446:名無しの先生
カーン
447:名無しの先生
デデデデ!
448:名無しの先生
カーンが入っているので良し!
449:名無しの先生
頑張れよ!先生!
いよいよアビドス編の後半だぞ!
・
・
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489:成り立て先生
アッ…ヤベ。
選択ミスった。
490:名無しの先生
何やってんだよ…先生!
さっきの覚悟はどこ行った!
491:名無しの先生
先生、またか…。
今度はどこら辺でミスった?
492:成り立て先生
ホシノおじさん行方不明
↓
おじさんと知り合いらしい黒服に交渉しに行く。
↓
黒服はアビドス残す代わりにホシノおじさんが欲しい
↓
拒否
↓
副会長が黒服と話したいらしいので残して帰る。
↓
おじさんが帰還
↓
拘束されてるハイライトが死んだ副会長(バッドエンド)
493:名無しの先生
今回は明らかに分かっただろ!?
絶対に残しちゃあかんって!
494:成り立て先生
いや、でも…副会長なら大丈夫かなって…。
本人も話すだけだから大丈夫って言ってたし…。
495:名無しの先生
ああ…そっか。
そういえば先生はまだ始めたばかりだったな。
496:名無しの先生
因みに先生、今どこまで副会長について知っている?
497:成り立て先生
副会長についてですか?
連邦生徒会の副会長で、会長代行で、とっても死にやすいけど頼りになる生徒?で、常に大丈夫って言ってるような気がすることくらいですかね。
498:名無しの先生
…では先生、一つだけ忠告しよう。
『副会長の大丈夫』=『全然大丈夫ではない』っていうフラグだぞ。
499:名無しの先生
いいか、大事な事だからもう一度言うぞ。
彼女の『大丈夫』と『約束』は信用するな。
でないと、また…。
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黒服との交渉時、彼女は私と別れる直前にこう言っていた。
「大丈夫ですよ、先生。約束は守ります。」
「…何故なら、私は副会長ですからね!」
「この
彼女はそう言って私に微笑んだ。今でもよく覚えている。
…正直ヘイローに誓うというのはよく分からないが、生徒会長に誓うという意味は何となくわかった。
多分だが、絶対に約束を守る、という意味の誓いをしてくれたのだ。
彼女のその言葉に安心し、私は小鳥遊ホシノを救う打開策を仕込む為にその場を去った。
約束の対象が、私ではないという事に気付かずに。
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先生の去った個室で暫く無言で向かい合う二人(?)だったが、最初に口を開いたのは意外にも黒服の方からだった。
「鬼灯 アザミ――ええ、ええ……貴方の事はよく知っていますよ。」
罅割れから僅かに覗く怪しい光をより輝かせながら、黒服がそう私に告げてくる。
「連邦生徒会の副会長にして、あの連邦生徒会長から会長代行を任されるほどの人物……。」
そして――
「――このキヴォトス最高の神秘を有する生徒。クックックッ…まさか、貴方の方から私の前に来るとは。」
人生何があるかわかりませんね、と続ける黒服。心なしか、口の様に見える亀裂が更に広がり、まるで笑っているかのように見える。
「…と、これは失礼。私が一方的に話すだけで、貴方の要件を聞いていませんでしたね。」
暫く不気味な一人笑いをしていた黒服が、改めて私に要件を尋ねてきた。ゲマトリア特有の相変わらずのよくわからない表情と変わらない声音から何も察する事は出来ない。
……とはいえ、演ることは変わらない。
アビドスの現状、ホシノおじさんの覚悟、ゲマトリアの目的。これらを知った今、切り捨てるという選択肢は存在しない。
「私の目的なら、既に知っているでしょう?」
「…そうでしたね。貴方はやはり噂通りの方だ。」
そう言って、黒服は一枚の契約書を私に渡す。何の変哲もない、社会一般的な只の契約書だ。念のために確認した書類の内容も概ね私の想像通りだった。
そして、躊躇う事無く契約書にサインと押印をした。
「ごめんなさい、先生。」
「貴方との約束は守れませんでした。」
[BAD END No.11]『会長との約束』
(死後、先生や知り合いの絶望顔見て)
副会長「リセットして皆の絶望顔をコンプしなきゃ…。」
とか考えてる筈。
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因みに、先生との約束は「必ず無事に帰ってくる事」。
会長との約束は『キヴォトスの人々を守る事』みたいな。
書いてる最中に思ったけど、多分この主人公なら第二の王女とかクロコさん枠に成れる。
……まぁ、嘘なんですけどね。よくわからないし、そこらへん。