たぴおか&ナッツです。
今回は説明回になりますがよろしくお願いいたします。
「う~ん」
規則良いリズミカルな音で目が覚める。
何処からかいい匂いがする。
ベッドから起き上がり匂いがする方に向かって部屋を出て階段を下りるとそこには、
「よう。おはようだ。」
あの時の少女が料理を作っていた。
「おう。おはよう。」
挨拶をすると女の子は小皿を差し出してきた。
「味噌汁の味こんな感じでいいか?」
小皿の味噌汁を一口飲んでみる。
うん、ちょうどいい。
「うん、OKだ。」
少女は満足そうに頷いた。
「って、なんでここにいんの!!!!」
少女は頭に疑問符を浮かべて
「アレ、いちゃいけないのか?」
といった。
小首を傾げる動作が可愛い。
じゃなくて、
「そうじゃなくて、なぜここにいるのかって聞いてるの!というかだな。君、名前は?」
やっと分かったようで腕を組んでうんうん、と頷いていた。
「なるほど、そういう意味か。
まず、ここにいるのかという疑問だが、お前の財布に入っていたバイクの免許証に住所が書いてあったからとりあえずお前を運んどいた。
次に名前だが、無い。
だから、テメェがつけろ。
次にこっちから質問だ。
お前の名前、教えろ。」
え、この子なんつった?
名前がない?
聞き間違えか?
「言っておくが、聞き間違えじゃあねぇぞ」
マジですか……。
「とりあえず自己紹介だ。
俺の名前は彼岸 遠路だ。
お前は?
名前はなくてもいろいろあんだろ。」
少女は自信ありげに胸を張っていった。
「俺は、コネクターだ。特殊なタイプのな。」
はい?
衝撃的すぎるのですが?
あ、(察し)
十歳位に見えたがもう中学生だったのか。
なるほど。合点がいった。
「つまり、君は中学二「言っておくが中二病でもねぇ」……そうですか……。」
まあいいや。
「で、そのコネクターさんが何の用ですか?」
自称コネクターの少女、略して
「俺は、魂の力を持ったコネクター、コネクター
ま、これは種族名みたいなもんだ。
特殊なタイプっつたが、人型になれる以外にも特殊な点はいくつかあってだな。
まず、俺は、死んだ人間の中の適性のあるやつにしか憑けない。
次に、適性の関係で理性を食わずともパワードになれる。つまり、理性を持ったままパワードになれるわけだ。
他の説明はめんどいからあとでするとして、まあ、こんなもんだな。
つー訳でお前に憑いたから、コンゴトモヨロシクってこった。」
「マジかよ……。」
「マジだぜ?」
まあいっか。いや、良くはないけど。
「改めて、コンゴトモヨロシク」
S《エス/ソウル》と名乗る少女はニッコリと満面の笑みで言った。
「そんなことより時間いいのか?」
彼女に言われて時計を見てみるともうバイトの時間までギリギリになっていた。
「ヤッベェ、メシ食ってる時間ねぇ。いってくらぁ」
慌てて着替えて家を出ていった。
「あっ、せっかく飯作ったのによぅ……。無駄になっちまうじゃねぇか……。」
遠路の出ていった扉を恨めしげに少女は涙目で見るのだった。
誤字、脱字などがありましたらご指摘をお願いいたします。
あと、作者も主人公も変態ではありませんのであしからず。
感想もバンバンおまちしております。