HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜   作:伝説の超三毛猫

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えーーー、最終章を始めたばっかで申し訳ないのですが。
一発、コラボ編を投稿します!
今回のコラボは、珱瑠 耀様執筆の「宝箱からコンニチハ‼なんてしない( https://syosetu.org/novel/349213/ )」とのコラボです!

理不尽ゲーでお馴染みのアトラスさんのペルソナシリーズに登場する、理不尽の権化・刈り取るものとしてキヴォトスに生まれ落ちた男が、脳内掲示板を駆使しながら原作の少女達に忍び寄る悪意を刈り取っていくお話。
作者もペルソナシリーズは知っているので、よく読んでいます!そんな作品を書いて下さる方とコラボできるとは、嬉しい限りです!

では、コラボに進む前の3つの注意事項!

1つ、この世界は「HENTAIの野望」本編と「宝箱からコンニチハ‼︎なんてしない」の世界が合わさったものになっているぞ!

2つ、ペルソナシリーズの世界観や、FOE「刈り取るもの」についてにネタバレを含む可能性があるぞ!

3つ、キャラの崩壊があるから耐えられない人は見ないほうがいい!



【コラボ編】真実を見据えろ

 ―――この物語は。

 

「ひ、ヒィッ! 鎖の音!」

「し、死神だ!早く撤退を…」

「逃が、さない」

「「!?!?!?」」

 

 死神として箱庭に生まれ変わった存在と。

 

「いいぞ、ハナコ先輩!もっとイッてみようか」

「はい♡ では、この辺りをもっと大胆にっ……」

「こらあああああああ!!! こんなところでエッチしないで2人ともぉ!死刑!!!」

 

 箱庭の生徒から別世界の人格により変態にメガ進化した存在が。

 

 

 同時に存在し、そして交わった世界線。

 本来のキヴォトスには存在することのない二人が織りなす、青春を守る物語である。

 今回は、その物語の一端……彼女達の日常を覗いてみることにしよう。

 


 

 

「だぁぁぁーーーーーーーーーッ!!!」

 

 間島スバルが、砂漠の海に倒れ込む。

 辺り一帯は砂煙が……というか砂の霧といってもいいくらいに砂が立ち込め、視界が3割増しに悪くなっていた。

 そんなスバルに相対していたのは―――ひとりの女性だった。

 

 ボロ布のような黒い服を纏い、白い髪と美しい顔を覆い隠すように血で汚れたボロの頭巾をかぶって、両手のハンドキャノンを繋いだ錆びついた鎖を身体に巻き付くように纏うもの。

 彼女の名は―――死神。1年ほど前から、ブラックマーケットを巡回しているという。

 

「負けた!!!

 やっぱつえーーわ、『刈り取るもの』。

 ソロで挑むモンじゃあないわ、流石は無数のキタローや番長をイゴらせ*1てきただけあるわ」

 

「スバルも、良い線、いってた」

 

 その正体は……ペルソナシリーズの屈指の超強敵・刈り取るもの…として転生した元先生である。

 裏ボスにまで昇格した死と暴の化身と前世の知識……そして脳内掲示板なるもので、これまで先生や生徒達に降りかかるあらゆる苦難を退けてきた。

 

 現在、我らが変態元先生・間島スバルは、鍛え上げた己の力の全てを賭して、この死神―――刈り取るものに模擬戦を行った後であった。

 本人同士ではいくら模擬戦とはいえ、傍から見れば化け物同士の死闘。その果てに、スバルが先に力尽き倒れたところである。

 

「私に、手傷、を負わせた、生徒は……貴女が、初めて」

 

「終始ヒヤヒヤしたんだぞ……初っ端からコンセントレイト使いやがって」

 

「死神、なら…当然。

 あと、神秘を、込めた…火球を、火魔法(【アギダイン】)って言ったのは?」

 

「え、だって死神、ペルソナのキャラだろ?

 だから、技とかもペルソナに合わせた方が良いかなって」

 

「余計な、心配。それを、言うなら……初対面、の時から…ジャンプの技、使ってた」

 

「あ」

 

「それ、に…ペルソナの、力は、神秘でも、恐怖でも…ない。火魔法(【アギダイン】)、と呼ぶには、違う」

 

「うーん。じゃあやっぱり次からは『メラゾーマ』って言うか」

 

「そう、じゃなくて」

 

 軽口を叩き合いながら、アビドスへ帰る支度をする。

 模擬戦のためとはいえ、かなり遠くの砂漠まで行ったからな。

 それにしても、こんな転生者(元先生)がいるとはな。

 まさか3年間修業し続けた俺ですら敵わないとは。世界は広い。

 

「(振り返って見ると…確かに、ダメージは与えられていた。だが圧倒的に手が足りねぇ。)」

 

「(集中+風魔法(【コンセントレイト】→【ガルダイン】)一瞬で複数の斬撃(【刹那五月雨斬り】)、空間殺法、ヒートライザにランダマイザ、超痛い銃撃(【至高の魔弾】)…シャレにならない手札を俺以上に持ってやがる)」

 

「(勝つには…少なくとも俺と同レベル、或いはそれ以上の実力者があと3人以上、オマケにナビ役1人は欲しい)」

 

 最初に出会った頃は、その風貌からペルソナシリーズの刈り取るものが女体化して俺らをイゴらせにきたと思い、勘違いから距離を取っていたが、中身が人間じみていて、大人だと知った時から色々と交流するようになった。

 俺自身の修行相手は勿論のこと、プレアデス性団の取材の協力にも積極的にOK出してくれるのが意外で有難かった。流石の死神も…イヤ、死神だからこそ、かな。「性欲=正義」を理解してくれて嬉しかった。

 ただ、ワカモの初恋フラグをへし折っていたのは許してないぞ。あの子は先生のハーレム要員の最筆頭だったのに、なんてことを………

 

「……どう、した?」

 

「何が?」

 

 まぁ何だかんだあったが、今では信頼できる者の1人として、普通に関わっている。

 俺もいずれ、ソロで『刈り取るもの』攻略できるように頑張んねーとな。

 

「ただ、いま…戦闘、部隊……調子は、どう?」

 

「うわぁぁぁん! 死神さん、相手が強すぎますぅ!銃弾は当たらないわ弾くわするし、白兵戦だと突きや蹴りでワンパンされるし、もう駄目です…このまま役立たずの烙印押されて、捨てられちゃうんです……辛いです、苦しいです……」

 

「…私は、あなたたち…を、捨てない」

 

「まー俺仕込みの六式をそう簡単に攻略されたら困るしな」

 

 帰ってきたアビドスの校庭では、元アリウススクワッドの死神の戦闘部隊が、アビドスの5人にボコボコにされてた。

 サオリとアツコとミサキは完全に伸びきり、ヒヨリ*2は泣きながらスナイパーライフルをリロードしてた。

 

 

 

 

 ――刈り取るもの 脳内掲示板にて――

 

 

555:刈り取るさん

初めてスバルと戦った

めちゃくちゃ強かった 負けるかと思った

 

556:名無しの転生者

イヤどっちもどっちですけどぉ!!?

 

557:名無しの転生者

おまいらどっちもバケモンや

 

558:名無しの転生者

>>557

片や説明不要の刈り取るもの

片やなんかブルアカの世界にジャンプやらサンデーの概念持ち込んだ元先生だしな

 

559:名無しの転生者

当たり前のようにかめはめ波撃つのやめてもろて

 

560:名無しの転生者

おい、ブルアカしろよ

 

561:名無しの転生者

ブルアカ(銃撃戦)

 

562:名無しの転生者

ほ、ほら一応リボルバー持ってたみたいだし…

 

563:名無しの転生者

ペルソナ5の銃くらい使ってねぇじゃねえか!

 

564:名無しの転生者

アレもそれなりに使えるけどね

 

565:名無しの転生者

GTAと比べちゃあかんよ>P5の銃の使用頻度

 

566:名無しの転生者

しっかしこのスバルって生徒、どんだけ俺らの世界の漫画知ってるんだ?

 

567:刈り取るさん

今まで見た中でも

・必殺マジシリーズ(ワンパンマン)

・破壊殺(鬼滅の刃)

・アギダイン(ペルソナシリーズ)

・メラゾーマ(ドラクエシリーズ)

・覇気(ワンピース)

・雷霆(〃)

・かめはめ波(ドラゴンボール)

・ビックバンアタック(〃)

・神槍スピア・ザ・グングニル(?)←これだけ分からん

くらいかなぁ

 

他にあったっけ?

 

568:名無しの転生者

>>567

多すぎィ!!

 

569:名無しの転生者

>>567

こんなんチートやチーターや!

 

570:名無しの転生者

やべぇよやべぇよ…

 

571:名無しの転生者

>>567

神槍スピア・ザ・グングニルは東方だね

レミリアのスペカ

 

572:名無しの転生者

あと一刀修羅と無双転生と炸裂ガイアクラッシャーが足りない

 

573:名無しの転生者

落第騎士とGガンダムもだと!?

 

574:名無しの転生者

キヴォトス壊れちゃ~^う

 

575:名無しの転生者

ハッキリ言ってなんで実装されてないか分からないレベル

 

576:名無しの転生者

こんなん実装してどうすんねん!

 

577:名無しの転生者

GTAの中で1人だけジ ャ ン プ 時 空で生きてるやつをどうやって実装しろってんだ

 

578:名無しの転生者

超キヴォトス人になれそう

 

579:名無しの転生者

先生レベルを超えてレベルアップできそう

 

580:名無しの転生者

EXスキルが6個くらいありそう

 

581:名無しの転生者

ワンパンでケセド君ブッ飛ばせそう

 

582:名無しの転生者

いやいやビナー君消したイッチじゃあるまいし…

 

583:名無しの転生者

どれもこれもないって断言できないのが草

 

584:刈り取るさん

そのスバルなんだけど、なんかケセドの無限湧きするロボットで修行してたみたい

 

585:名無しの転生者

は?

 

586:名無しの転生者

 

587:名無しの転生者

は??

 

588:名無しの転生者

は?

 

589:名無しの転生者

いやいやいや

 

590:名無しの転生者

それは流石に

 

591:刈り取るさん

気持ちはわかる

私も流石に引いた

 

592:名無しの転生者

まずアレは修行用のロボじゃないからね!!!

 

593:名無しの転生者

一機だけで世界滅ぼせるような巨大兵器を修行道具扱い……?

 

594:名無しの転生者

そしてそうやって修行して破格の力を得た生徒を下すイッチ

 

595:名無しの転生者

えぇ……(引)

 

596:名無しの転生者

うわぁ

 

597:名無しの転生者

 

598:名無しの転生者

そういえばそうだわ

 

599:名無しの転生者

やばすぎだろ!!

 

600:名無しの転生者

結論・どっちも化け物

 

601:名無しの転生者

イッチも大概だけどスバルの場合何人かに影響及ぼしちゃってるからね

 

602:名無しの転生者

あはは…

 

603:名無しの転生者

ぐふっ!?!?

 

604:名無しの転生者

またナギサ様が死んでおられるぞ!

 

605:刈り取るさん

この人でなし!

 

606:名無しの転生者

まーた生き返らせなきゃいけないじゃん…

 

607:名無しの転生者

っ地返しの玉

 

 

 

 

 トリニティ文化祭が近づいたある日。

 俺は、死神にある『依頼』を出していた。

 

「……音楽、製作の…協、力?」

 

「そうだ。死神の力がどうしても必要でな。

 こうして今回、依頼って形でお呼びしたんだが」

 

「……何を、頼む気?

 私自身…そっち方面で、できる、事は…多く、ない」

 

 死神は分からないといった顔で俺に尋ねた。

 なに、無理に楽器を頼もうってワケじゃないんだ。

 ある曲の復活………それならもしや、と思って声をかけたのさ。

 事情を話していけば行く程に、死神の顔は晴れていった。

 

「成程……そういうこと、なら助力、できる」

 

「ありがとう! それじゃあ早速なんだけど―――」

 

 死神に頼んだ事?

 このトリニティ文化祭で俺が歌いたい曲…その()()()()()だ。

 俺と死神しか知りえない名曲。サビは歌えるが、それ以外の部分が怪しかったから、詳しそうな人に再現を頼んだ。

 幸い、死神の脳内には掲示板があったらしく――後で知った――、それによって、思った以上の速度で、再現された歌そのものが復活した。

 

「ジブンっスか? 勿論、いいッスよ!」

 

「ホントか? ありがとなノボリ*3、お前の作品作りもあるだろうに…」

 

 

「バンド、か。そうか……少し待ってろ、確か前に買ったベースがどこかにあるはず……」

 

「アギト*4…貴方は…少し、部屋を、片付けるべき」

 

 

「社員の、中から、協力者…を、集めた。

 楽器の、指導を…してくれる、と」

 

「そ、そこまでしてくれたのかよ!!?」

 

 

 そして、少しずつ仲間を集め。

 

 

「む、ムズイ……」

 

「今から、でも、ボーカル、オンリーに、変える?」

 

「イヤ、ギター持ちながら歌った方がサマになるだろ!!」

 

「あの、スバルさん。ジブンの意見になるッスけど、ボーカルだけでもカッコイイもんはカッコイイと思うんスよ」

 

 

 時に、意見を戦わせながらも、練習に励み。

 音を出すことにさえ苦労し、しかし確実に整えていき、音を重ねて。

 本番前のリハーサルの時には、見事に形になっていた。

 

 ―――そして。

 

 

『放課後スイーツ部のみなさん、ありがとうございましたー!』

 

「あいつらマジで放課後ティータイムになりやがったな……」

 

『では続きまして……な、なんとぉ!

 禁断のこの部活からの参戦だぁ!! プレアデス性団ッ!!!』

 

「お前ら、行くぞ」

 

「ああ」

「了解っス!」

「夢のようです…スバルさんとのステージ♡」

「参りましょうか」

 

 部員の皆と、死神と、その会社の人々。

 さまざまな力があって、ここまで来れた。

 きっかけは俺のワガママだが……やってみるもんだな。

 

 あとは、すべてをぶつけるだけ。

 さぁ……ショータイムだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 名を呼ばれると、スバルが1人、舞台袖から出てきた。

 普段のセーラー服ではなく、縫い目が目立つ学ランを着ているようだ。しかも、普段はかけない眼鏡をかけている。

 何事かとざわめくオーディエンスをよそに、スバルの目の前に何かが現れる。どうやら、何かのカードのようだ。

 それを叩き割ると、マイクを片手に、スバルが前を見て、こう言った。

 

「すべて歌って(はなして)やる」

 

 その瞬間、明かりがパッとつき、他のバンドメンバーの姿が現れる。

 

 スバルと同じく、学ランに身を包みヘッドフォンを首にかけたノボリ。

 セーラー服の上から、赤いセーターを着たユマ*5

 制服のスカートと緑に黄色のジャージを合わせたアギト。

 俺の希望に合わせて、りせちーのようなツインテールの髪型にしてくれたアキ*6

 

 全員に目配せをした後で、ドラムのリズムに乗って、歌い出した。

 

 

Now I face out, I hold out(さぁ今、立ち上がれ!抗え!)

 I reach out to the truth of my life(偽りなき真実を掴むために!)

 Seeking to seize on the whole moment, yeah(いつだって俺らは、それを求めているのさ)!」

 

 

*1
ペルソナシリーズにおいてゲームオーバーになること

*2
この日は娘モードではなかった

*3
鞠瑠璃ノボリ。トリニティの1年生。プレアデス性団の団員で、かなりの凝り性

*4
鮫洲アギト。トリニティの3年生。元ティーパーティーのメンバーにしてプレアデス性団の団員。かなりの実力者だが部屋が汚い

*5
朝陽ユマ。トリニティの2年生。プレアデス性団の団員にして、ケルビムファウンデーションの令嬢であり、先生や補習授業部、スバル達のメイドでもある。

*6
小百合アキ。トリニティの2年生。プレアデス性団の団員にして、ナイトドレス党のスバルガチ勢の1人。





Tip!
この時スバルが歌った「Reach out to the truth」は、死神から「転生した証みたいなものはないか」と気軽に問われた際に口ずさんだものだ!スバルも1度目の人生で「ペルソナ4」をやったことがあるから、サビは完全に歌えるぞ!
「宝箱からコンニチハ‼︎なんてしない」は、現在も連載中だ!ぜひ見てくれよな!



おまけ・ペル…ソナ…?

スバル「うおおおおおおっ!!アギダイン!!!(顕現した炎)」
スバル「空間殺法ッ!!!」
スバル「十文字斬り!一閃ッッ!!!」
スバル「ヒートライザ!!」ゼンバフー

死 神「…ペルソナの、スキル、を…力技で、出している…!?」
スレ民『無茶を通し過ぎてるww』
スレ民『俺の知っているペルソナじゃねぇ』
スレ民『頭おかしくて草』
スレ民『そうはならんやろ』
スレ民『もはやコイツがペルソナでは???』



おまけ②・期間限定衣装
スバル(バンド)☆☆☆
ノボリ(バンド)☆☆
『Reach out to the Eros』
ユ マ(バンド)☆☆☆
ア キ(バンド)☆☆
『Time To Make Kingdom』
アギト(バンド)☆
 →配布






あとがき
私はやはり、Reach out to the truthがペルソナの戦闘BGMとして好きですかね。もちろん、他のも好きよ?でも、世代でしかも耳馴染みがある。まぁ、3と4と5でカッコよさの種類が違うと言えばその通りですし、それを言っちゃあそれまでですけども。
ちなみに最後にスバルが叩き割ったカードは、ペルソナのカードではなく、よく似た小道具です。うっすいガラス板に、アクリル絵の具で似たような絵を塗っただけ。それを吊るし下ろしたというだけなのです。

好きな水着は?

  • サオリ
  • ヒヨリ
  • アツコ
  • ミサキ
  • ハナコ
  • コハル
  • ウイ
  • ヒナタ
  • ホシノ
  • シロコ
  • セリカ
  • ノノミ
  • アヤネ
  • イズナ
  • キリノ
  • カンナ
  • フブキ
  • スバル
  • その他(コメントでさり気なく…)
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