HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
アビドス編が終わってから、
「時に、シロコ先輩」
「ん?」
「お前、どんな男がタイプだ?」
「ん…」
ブラックマーケットであった時はそれどころじゃあなかったので今の今までなんだかんだ聞けてなかったが、借金問題が一段落ついた彼女らになら聞いても良い気がしていたのだ。
「男のタイプ? …なんでそんなこと聞くの?」
「気にするな。ただの品定……じゃない、興味本位だ」
品定めって聞こえた気がした……
と、ジト目になるシロコだったが、聞かれた事に答えないのもアレなので、答える事にした。
「えっと…」
「なんだ?」
「ん、
「ッッ!?!?!?!?!?」
その時、シロコの答えを耳にした瞬間。
スバルの脳内に突如として溢れ出る―――
―――
―――3月。
それは、別れの季節。
卒業生に限らず、先生との別れのイベントもあった。
辞校式。
教師陣の移動が大々的に発表される、別れの式だ。
今年度末、その辞校式の異動者に、生徒達の愛する“先生”が選ばれてしまったのだ。
『先輩』
『ん?』
『俺、先生に告る』
『!』
『今日を逃したら先生と会えなくなる。もうチャンスは今日しかねぇ』
その先生との最後の日、スバルはシロコに伝える。
己の想いを必ず伝えると。そして、それは必ずしも、スバルに限った話ではない。
『先輩は良いのかよ? 一緒に行くなら今だぜ』
『ん、後悔しても知らない』
半ば煽っているかのような言い分に、シロコが燃える。
それは、長年の付き合いから来る軽口だった。
『たりめーだ。かのアン・サリバンはヘレンケラーにこう言ったんスよ。
「やる前に負ける事を考えるバカがいるか?」ってな』
『んー…それ、多分ちがう人の言葉』
『ま、どっちが選ばれても恨みっこなしで行きましょうや』
シロコもまた、彼……先生を慕う生徒の一人だった。
だから、後輩のスバルが告ると知って、彼女も動かないわけにはいかなくなったのだ。
そうして、二人に呼び出されて思いを告げた先生は―――
『ごめんね、スバル、シロコ……君達の想いには答えられない。
私にはもう―――将来を誓い合った人がいる』
『『―――っ!!?』』
困ったような、申し訳なさそうな…そんな目で、首にかけていたネックレスを見せた。
その先には、銀色の婚約指輪が、夕陽に照らされて光っていた。
放心した二人は、いつの間にか河原の草むらで横になっていた。
起き上がった際に、互いに目元に涙の痕を見つけたので、どうやらさっきまで泣いていたようだ。
自分にも相手にもその痕が付いていることを知って、スバルから気まずそうに口を開いた。
『…二人そろってフラれるとはな』
『ん……。結婚するなんて、知らなかった』
『俺だって知らなかったさ。
……このことは、黙ってましょう』
ひとしきり泣いた二人は、先生の婚約指輪の存在を黙っていることにした。
先生は、あらゆる生徒から愛されていた。普通に尊敬の対象として見ている生徒もいれば、妖しい視線で先生を“男”として見ていた生徒も。
そんな先生が結婚となれば、あらゆるトラブルが起き、生徒の中から暴走する者も現れるかもしれない。いずれバレることだが、今誰かに言う必要もないだろう、と。
『スバル』
『何スか?』
『柴関ラーメン、行かない?』
唐突に立ち上がったシロコは、スバルにそう言った。
先輩の矜持で奢りたかったが……察しのいいスバルはそれを良しとしなかった。
『俺も…しょっぱいものを食べたい気分だったんです、先輩。
行きましょう。そんで、どっちが食えるか競争でもしてみませんか?』
『良いよ』
こうして二人は、陽の沈みかけた街並みをとぼとぼと歩いて行った。
互いが互いを慰めるかのように、やや丸まった背中を撫で合っていた。
気が付けば、俺の目は蛇口が壊れたみたいに、涙が止まらなかった。
地元じゃあ負け知らず、だったか………
「シロコ、先輩…」
「スバル…!? 泣いてるの……?」
「どうやら俺達は……姉妹のようだな………!!!」
「え!?」
理解不能であった。
宇宙猫ならぬ宇宙狼になってしまうシロコである。
だが、俺は違う。
これは運命だ。
ミケランジェロが、石を彫りながら彫るべき形を悟るように、俺とシロコの定めも、ここで決まっていたのだ。
これを喜ばずに何を喜べと言うんだ?
「シロコせんぱーい、少し良いですか――
――って何ですかコレ!!? え?え? なんでスバルが泣いてるの!?!?」
「わ、私にも分からない」
「今分かったことなんだ……俺と先輩は、姉妹だった…姉妹だったんだよ……」
「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!?
う、嘘ぉぉぉぉっ!? シロコ先輩、妹いたんですか!!!?」
「み、身に覚えがない…!」
その後は、部屋に乱入してきたセリカのそんな大声を皮切りに、その日たまたまシャーレに来ていたノノミや先生までやって来て、一時ドタバタさせてしまった事は悪かったと思っている。
先生が来た時に、俺の方からこうなった経緯を話したんだけれど、ものすごい顔をして汗を流しながら「ごめん、ちょっと何言ってるかわからないんだけど…」とぼやかれた。
なんで何言ってるか分からないんだ。
*
後日。
俺は、アビドス高校の校庭にやって来ていた。
待っていてくれたのは、我が
「…なんで全員来てるんだ?」
「ん、皆にわけを話したらこうなった」
「そう……まぁ良いか」
ここに来た理由は単純明快。
シロコに頼まれたのだ。「強くなりたい」「修行をつけて欲しい」と。
皆いたのは予想外だったが、アビドスの全校生徒は5人しかいないので、遅かれ早かれこうなったと思えば良いものだ。
「最初に断っておく。俺も先生から事の顛末はあらかた聞いているが………あの一件の立役者はほぼ先生だ。力ではどうにもならない場面が多かったと思う。
そういう、楽しい知略計略講座なら、俺以上に詳しい奴に当たったほうが良いだろう。俺には2人、適任講師に心当たりがある」
「一人は先生でしょ。シロコちゃんから聞いたよ〜、おじさんが捕まっちゃってる間に何があったのかは」
…驚いた。サラッと正解を言い当てやがったぞ、ホシノ。
ちなみにもう一人はハナコ先輩だ。テストで満点取った所を見た上に、日々のやりとりで
「……話が早いな。そう、シャーレの方がソッチ方面で得られる物も多いだろう。
その上で、シンプルな戦闘力が必要だと思った奴だけここに残れ。10秒やるから、よく考えて欲しい」
目を閉じる。
強さは勿論必要だ。弱ければ、己のやりたい事が出来ないどころか、惨めな生き方しか出来なくなる。だが、強さとは別に物理的に強いだけではないのではないか。
例えば先生。あの人は、キヴォトスの外から来ただけあって、銃弾一発でお陀仏になるほど弱い。肉体的な面で見れば最弱だ。
しかし、あの人の心は、行動は、セリカを救いホシノを変えた。カイザーの戦力差を覆すための作戦を、しっかり練ってくれた。俺の思った通りの、お人好しで切れ者の先生だ。だから俺は、あの人に敬意を表しているし、真っ先にシャーレの下に入った。
参謀担当あたりは、戦闘力はそこまで必要ないだろう。必要なのは、むしろ先生みたいな頭のキレだ。
「スバル、そんな時間必要ない」
「は……?」
「ん、早くするべき」
「誰も帰ったりしないわよ、ここまで来といて」
「スバルちゃんものすごい強かったですからね〜☆」
「うへ、おじさんも頑張らないといけないのよ」
「私達アビドスは…みんなでひとつですから!」
「お前ら………」
まさか、即断されるとは思わなかった。
アヤネあたりはもしやとも思っていたが、彼女でさえ心を決めたような覚悟でそう言っている。
ましてや他の面々も、だ。そこまで言うなら、俺の答えも一つだけだ。
「……分かった!
お前らの想いに答えよう!
全員まとめて面倒見てやろうじゃないか!!」
いっそ全員分修行つけるのも面白い。
ただし、俺がやってたものをコイツらにも施す都合上、どうあがいてもハードなそれになるがな!
とは言ったものの、コイツ等の今の実力を測るためのデモンストレーションから始めなければ、どんな修行から始めて良いか分からん。
なので、その旨を説明して、腰に細長い紙きれを二つ、つけておく。
「何をする気なんですか?」
「しっぽ取りだ。ルールは簡単。
3分以内に、前と後ろに付けたコレを取れたら、お前達の勝ち。それが出来なかったら、俺の勝ちだ。
範囲は、このアビドスの校庭全部。建物の中や、敷地の外に出るのはナシ」
これだけだと俺が有利かなと思うので、縛りを設けることにしよう。
適当な棒を拾って、そこそこ大きな……半径2メートルくらいの円を大雑把に書いていく。
「それは?」
「残り1分になったら、俺はこの円の外に出ないものとする。
1分切ってから、この円の外に足が出たら俺の負けにしよう。タイムが1分切ったところで円の中に入れてなかった場合も同様だ。…更に、
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!! いくらなんでもそこまで縛る必要あんの!?
カイザーとの戦いで見せて貰ったけど、そこまで私達、弱いつもりは―――」
「は~いストップ、セリカちゃん」
セリカが思ってた通り突っかかってきたが、ホシノがそれを制して止めさせる。
「おじさんは人伝でしかスバルちゃんの実力聞いた事ないけどさ。
あのカイザーPMCを、ほぼ一人でやっつけちゃったんでしょ?
その上でこんな縛りを設けるって事はさ」
そこまででいったん言葉を切り、俺を見据えた。
その時の表情の……おだやかでゆるゆるななでしこ視線……その奥から、研ぎ澄まされた業物の刀みたいな雰囲気を感じる。
まるで、「そこまで言うくらいなら相当腕が立つんだろうな?ああん?」とでも言いたげな、俺にしか伝わらない威圧感。
……これが「暁のホルス」か……最後の縛りは余計だったか?
「―――私達よりも、圧倒的に『格上』。そーゆーことでしょ?」
「……ご想像にお任せする、としか言えないな。
論より証拠だ。準備でき次第、始めようじゃあないか」
「それもそっか。みんな、準備して~」
各々が軽く準備運動やストレッチを終え、スタート体勢を整える。
そして。
「ではしっぽ取り、始め!」
「『
「「「「「!!?」」」」」
開始の宣言と共に、スバルが消えた。
砂煙が立ったと思ったら、対戦相手の姿形が一瞬で消えたのだ。当然、全員が見失った。
「総員、スバルちゃんを探して下さい!」
「そう言うな。俺はここだ」
真後ろから声がした。全員が振り向くと、確かにスバルがそこにいる。
やった事はアレだ。『擬・六式』の
だが、透き通ったキヴォトスには間違いなく存在しない技術だ。みんながみんな、初めて見た動きに面食らっている。
でも、俺を見つけた5人の次の動きは早かった。
ホシノを中心に、両翼を展開。俺を囲んで捕まえようって魂胆だな。
さっきの
「囲むだけじゃあ
キヴォトス人のような、銃弾を「痛い」で済むレベルの硬さの奴がいない世界観でも、銃弾を躱せるレベルの速度を出すやつもいたのだ。
ならば、キヴォトス人の俺の
「なっ…この! ……あれ!?」
「ぜ…ぜんぜん目で追えません!」
「はぁっ…はぁっ……!」
目の前に現れて煽りながらも、
このまま残り10秒まで持っちまうか? 案外あっけないかもしれないな、もっと縛っても良かったかもしれない―――
などと思った次の瞬間、俺の『見聞色の覇気』が、俺を叱り飛ばすように敵意を警告した。
「ッ!?!?!?」
一瞬でどかした足があったところに、サブマシンガンの弾が着弾した。
銃を向けていたのは……シロコだ。
「ん…銃は、禁止されてない」
「シスター…お前、足を…」
「スバルが瞬間移動する直前、地面をすごく蹴ってたのが見えた」
「ははっ……そうだった、そうだったな。
俺が見込んだ女が、この程度で終わるワケがなかったな、シスター!!」
無理な姿勢で躱したせいで体勢がつんのめって倒れていく。受け身をとっても、その後立ち上がるより誰かに近づかれてしっぽを取られる方が早い。
ならば、ここは敢えて受け身以外の手で行く!
シスターが本気出したんだ、俺も全力を出していこうじゃないか!!
真っ先に手をついて、勢いそのまま体操のタンブリングを披露。追いかけてくる対策委員会。
着地してすぐに迎撃態勢を築く。直後に、ショットガンの弾。
これ、ホシノの銃弾か。牽制で撃ってきているそれを、『武装色』を纏って確実に防ぎつつ、周りに気を配る。
最初にノノミがしっぽを奪いに来る。その後ろから、セリカも来ているな。
ならばと、最初に伸ばしたノノミの手に、2本のしっぽが触れないようにかわし、その手を掴む。
「ほえ?」
「うおおおおおおりゃあああああああ!!」
「ええええっ~!?」
ノノミを背負うようにして、セリカにぶん投げた。
あれだ、柔道でいうところの一本背負いみたいな感じで。
セリカはというと、飛んできたノノミに対応できず、受け取るのに失敗して二人まとめてふっ飛ばされることとなった。
「「きゃああああああ!!?」」
「セリカちゃん!ノノミ先輩!」
「隙ありだ!」
ノノミとセリカが吹っ飛んで隙を見せたアヤネに接近。その顔に、砂をぶつけて目つぶしを敢行。
眼鏡にガードされて直接目に砂は届かなかったが、それで十分!
「う゛っ!!?」
「はっ!」
「きゃあ!?」
一瞬の隙で背中に回り込む。
そのまま、俺は背中で体当たりをした。
バランスを崩されたアヤネはそのまま、ふっ飛ばされてアビドスの砂を転がっていった。
これこそ、八極拳を主流に使われる、肩から背中にかけた部位で体当たりをするこの奥義、その名も……
「『擬・
残り時間…1分。円の中には、ちゃんと入っている。
今倒した3人は、まだ意識があって立ち上がってくるが、それよりも注意なのが残り2人。
「暁のホルス」たる小鳥遊ホシノと、俺の
前言撤回だな。この勝負、ぜんぜん手が抜けなくなってきた。
「シロコちゃん、いける?」
「ん、勿論」
俺が一歩も動けなくなるまであと40秒。
ならば、その時間は空で稼いでやる。
「『
「え…!?」
「飛んだ…!?」
六式のうちの、空を駆ける移動術。
キヴォトスにおいても不可能な生身の飛行を可能とする技術だ。
何故ならさっき、銃を禁止するのを忘れてしまったからだ。
「くっ……やはり撃ってくるよな…!」
案の定、四方から弾丸に見舞われる。
こんなことなら銃も禁止にすりゃ良かったんだが、言い忘れちゃったもんは仕方ない。
それに、俺とてノープランで空中へ逃げた訳じゃあない。
「はぁぁぁぁっ……! 『擬・』―――」
丹田に力を集中。
血液のすべての流れを意識して、“それ”を発動する。
「―――『界王拳』ッッッ!!!」
それは、身体能力すべてを倍にする技。
オリジナルと違って、界王様の特別な何とやらはやっておらず、ただ単純なリミッター解除だが、それでも目に見える変化は同じ。
全身が赤く光り、湯気が立つ。スローモーションに見えるようになった弾丸を、全て叩き落した。
そして、勢いそのまま、地面に踵落としをするかのようにド派手に着地し、前が見えなくなる程の砂煙をたてた。
「うわっ!?」
誰かの悲鳴が聞こえる。
俺は、その傍らで瞼を閉じて、あまりまともに機能しない視界を遮った。
残り10秒。こっから先は、足を動かす事なくしっぽを守り切る。
これは、その為に俺が取った手だ。
『擬・界王拳』で強化した蹴りであげた砂煙で視界を封じ、それでも俺に特攻してしっぽを狙ってきた奴は
コウモリのエコーロケーションと同じだ。視界を一時的に封じ、耳に集中。更に界王拳の察知能力強化も加えて、降ってきた砂の反射音からシスター達の姿を
コレで凌ぎきってみせよう!
9秒。
俺の前から、小さな影が手を伸ばして近づいてくるのが見える。
背丈からして、ホシノか。このまままっすぐ手を俺の前についているしっぽへ…………
「(……否、フェイントか!)」
もう片方の手が回り込むように伸びていくのを弾いて防ぐ。
立て続けに襲ってくる両手を防ぐ。だがホシノばかりに気を回してばかりもいられない。
「ハアッ!」
「ふっ!」
「!!」
吹き飛ばす為の正拳突きを受け止められた。
元々強いとは思っていたが、ここまでとは。
俺の割と本気めの攻撃を耐えた奴は数える程しかいないというのに。
残り6秒。
だが、セリカもノノミも
俺も師の意地として、負けるワケにはいかないな!
「『擬・太極拳・破の双撃』」
全方位に放つパンチ。
だがそれは、敵の攻撃に対するカウンターを主とする技だ。
対策委員会たちの、しっぽを奪い取ろうとする手の力の向きをほんの少しずつズラして外させ、生まれた隙に掌底を叩き込むというものだ。
「連舞」の方が迎撃性能も高いが足も使う為、今この瞬間では使えない。でもそれぞれ手ごたえがあった。
ホシノに2発、セリカとノノミとシロコに1発ずつ。しっぽを奪う手を受け流して、カウンターを食らわせてやった。
力ではなく、確実に防いで掌底を当てる方に意識したので、気絶はさせていないと思うが。
砂煙が晴れる。3分経過。デモンストレーション終了だ。
目を開けて、周りを確認すると、ノノミとセリカ、そして
「はぁっ……はぁ……もう、無理…」
「すごく、強かった…ですね………」
「お、おじさんも、もう……動けないや。でも………」
「?」
シロコが……我が姉妹が右手を掲げる。
そこに握られているものを見た俺は、慌てて腰につけていたしっぽを見る。
すると…片方のしっぽが、半分の長さ程で、ちぎられていた……!
「シロコちゃん、ナイ…ス…」
「ん…………」
「マジかよ…!」
なんてこった。
さっきの一瞬で、しっぽを掴んでいたのか。
ちぎれているのは、恐らくあの激戦で、しっぽの方が持たなかったからだ。
「やられたよ……勝つつもりだったのに、これじゃ面目丸つぶれだな…!」
「ん、そんなこと、なかった………スバル、超、強かった……!」
「本当よ………最後の一発、意識、飛ぶかと…思ったんだから……!」
「ハンデ有りで、これですよね………信じられ、ません……!」
「うへ……おじさんも、まだまだ…だぁ……」
そう言ってくれるならちょっとありがたいというか何というか。
調子に乗って縛りを設けて負けたんじゃ世話ないのに、優しい連中だこと。そういうの、嫌いじゃない。
何はともあれ、こいつらのレベルが何となく分かった。それによって、大まかな修行の方針は見えてきた。
後は、実行するだけだ。
「まぁとにかく、だ。お前らの強みやレベルは何となく分かった。明日から、みっちり鍛え上げてやろう。
死ぬほどキツイ修行をつけてやるので―――各自、うっかり死なないように……!」
この時の俺は、過去最大級に笑ってたと思う。
Tip!
まずスバルは対策委員会に六式を教えたぞ!スバルの見立てによると、彼女の伝えた六式には、個人差で修得適性があるそうだ。だから、対策委員会のメンバーでも修得に差があるみたいだぞ!ちなみに適性をまとめたものがコチラ(↓)だ!
シロコ…剃、嵐脚
ノノミ…鉄塊
ホシノ…鉄塊、指銃
セリカ…剃
アヤネ…月歩
おまけ1・宿題
スバル「あ、そうだ。宿題出しとくぞ」
アヤネ「宿題?」
スバル「お前ら、どんな男がタイプだ?」
一 同「!!?」
スバル「次回までに答え用意しとけ。出来なかった奴は罰走な」
セリカ「え、いやいやいや、何で!!?」
スバル「あ、シスターに聞くのはナシな。必ず自力で答え出しとくこと」
セリカ「どゆこと!?!?!?」
スバル「シスターの趣味はもう聞いたってことだ」
おまけ・スバルのいるブルアカで見られるプレゼントその2
【名前】砂漠の国のハーレム
【分類】―――
【種別】通常贈り物
【テキスト】
大人気のアダルト漫画家「プリンスメロン」先生の大人気シリーズ連載!
或る砂漠の国の王様とその奥方達が織りなす、国づくり&子作りのうらやまけしからん日常を描く!
【プレゼント効果の高い生徒】
スバル、???、???、???、???
次に書くお話は…
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セリナのドクターストップをぶっちぎる
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美食研究会に喧嘩を売る
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ヒナと喧嘩する
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ワカモとエロ本談義(物理)する
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図書委員にエロ本交渉をする
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アキラと出会う
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アスナと悪徳業者を滅ぼす(無自覚)
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イズナに忍法(意味深)を教える
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便利屋と大爆発する
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ノンエロを書けと言われてキレるスバル
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先生とスバルの目のお話
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スイーツショップでハスミと出くわす