HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
ブルアカふぇすで黒服のヒフミTシャツがレベルアップしてたので初投稿です。
それは、12月の頭に入ったある日。
シャーレの当番で働いていた時のことであった。
「大人のフリしてあきらめちゃ~奇跡のナゾなど解けないよ~♪」
「…なに? その歌」
「!?!?!?!?!?!?!?」
「イヤなにその顔!?」
何気なく口ずさんだ歌に突っ込んだコハルのリアクションに、俺は
し……知らない、だと……? この名曲を………!?
「せ……先生……ッ!」
「落ち着いて。落ち着くんだスバル。
気持ちはわかるけど……その曲は古すぎるッ…!」
「!!?」
「私はもちろん知ってるよ。ドラゴン○ールの再放送でたくさん聞いたから。
でも今は違うんだよ。
きっと、□マンティックあ○るよは、誰も知らない」
「そ、そんな、馬鹿なぁぁぁぁぁーーーー!?!?!?」
「いやアンタも
苦々しい顔をしながら、先生が告げた事実。
コハルのツッコミをよそに、俺は孫悟飯のかめはめ波に押し負けたセルのように仕事を放り投げて膝をついた。
俺は、俺なりに高校生として生き、生徒として同級生と暮らし、生徒として先生ガチ勢の恋愛と先生ハーレムを応援してきた。
だが……だが! こんなのってあんまりだ! こんな……価値観の違いだけで俺が取り残されるなんて!!!
「お、俺は…肉体だけ若返っても、魂はしわしわのおじいちゃんのままなのか…」
「ちょ、何言ってるのスバル!? 正気に戻って!」
「コハル…セラ達に伝えておいてくれないか…?『この間島スバルが失われた以上、トリニティの光は失われ、またトリカスの闇の時代が訪れる』と……」
「のっけから最後まで意味わかんないわよ! こんな所で死なないでくれる!!?」
そうは言われても……俺だけ音楽の趣味が違うなんて知れたら…それで「ちょっと音楽の趣味が古いかもしれないね」みたいなことを言われたら。
「俺は…俺はプレアデスエロバーンではなく…プレアデスシナシナエロバーンになっちまう……」
「せ、先生ーー!! スバル生き返らせるの手伝ってぇー!!」
この後、スバルの蘇生に手を焼いたコハルと先生である。
余談だが、ナギサの蘇生を何度か手伝ったことのある先生によると、「ナギサの時よりも繊細な手順は求められなかった」らしい。
⋆
その後、俺はコハルと先生によって復活したというが、由々しい問題はまだ解決してなかった。
どうすっかな。俺の好きな曲と現役のJKの流行りの曲でジェネレーションギャップがあるとは。
この問題を放置していたら、ふとした拍子にまた死にかねない。
コハルが帰った後、このことを先生に聞いたところ、彼はこう答えた。
「…別に良いんじゃない?」
「良い、とは?」
「音楽の趣味は多種多様あるってことだよ。
私の生徒にもね、ガチガチのメタルが好きな子もいるし、レトロな曲が好きな子もいる」
「えー? メタルが好きそうな子?………カヨコ?」
「知ってるの?」
「え!? あー……ヤマ勘はっただけなんだが、マジでそうなんだ…」
でもレトロ系の懐メロが好きな子って誰だっけ…*1?
そんな音楽関係のことを話題に出していたからだろうか。俺は思い出してしまった。
「あー……そういや、クリスマス会の出し物決めてねぇ」
「クリスマス会?」
「トリニティはパーティあるんすよ。なんせウチ、キリスト教圏だ。
正月よりもクリスマスを盛大に祝う風習がありましてね」
「なるほど」
「部活ごとに出し物を決めるのが習わしなんですが、プレアデス性団はティーパーティーに『同人誌即売会』を禁止されましてね…」
「当たり前だよ………」
くそぅ、あのティーパーティーのツチノコとゴリラとセクシーフォックスめ。
いつか必ず仕返ししてやるからな。本の中で。だがこの命令を破ったら執筆活動自体に大きな支障をきたすため、俺たちは従わざるを得ない*2。
年末年始でティーパーティーを中心にエッチな本を外部で売りまくることは確定したとはいえ、クリスマスのパーティで俺らの得意技を封じられた以上、別の手を探るしかない。
だが、元より俺らは物書きの集まり。他のことも得意な人もいるが、趣味は漫画か小説だぞ。それ以外でとなったら、意見が堂々巡りして、なかなか決まらない状況に陥っていた。
「――ってワケで、なんかいいアイデアない?」
「そういわれてもなぁ…」
先生には無茶を承知で頼み込んだ。
シャーレの先生には、ちょっと踏み込み過ぎた相談だったか。
やっぱなしと言おうとしたが、それより先に、先生がつぶやいた。
「…アイドルはもうマリー達がやったしな…」
先生がイッているのは、マリー・サクラコ先輩・ミネ団長のユニットのことだろう。
アンティーク・セラフィムだっけ。アレもなかなか大盛況だった。先生のことだ、彼女たちのライブでも見ながらアイドルハーレムでもしたことだろう*3。
アレ、絶対イベントになっただろう。もしそれでアイドルマリーあたりが実装されたら、天井する覚悟で皆ガチャるぞ。俺だってそうする。
とはいえ、流石の俺でもアイドルは無いだろうと言おうとした次の瞬間、誰かが扉を開けて、俺を捕らえた。
「流石は先生!」
「その発想はありませんでした!」
「えっ!?!?!?」
「セラ!? アキ!?」
「そのアイデア、検討させていただきますわ!」
「ユマに頼んで、可愛いアイドル衣装を発注しないと!!」
「オイ待て、俺はまだヤるとはイッてなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?」
嵐、まるで嵐そのものだった。
凄まじい手際によって、俺は抵抗する間もなく拉致られたのであった。
…で、気が付いたら衣装を着せられていた。
軍服を基調として、白地に目立つカラーのラインが入った、ポップな感じのアイドルだ。
「素敵ですわお姉様!!!」
「スバルさんならドーム目指せます!!」
「………君らが楽しそうで良かったよ」
「スバル…! 可愛いよ!!」
「先生は仕事いいんすか」
しかもなんか先生までついて来ている。
オマケに、セラとアキ以外の性団員は、俺のアイドル衣装を、傑作を見たとでもいうかのような目で見ている。
こいつら……俺のアイドル化でいくかのような流れになってやがる…! セラとアキはいつの間に説得したんだ。特にノボリとアギト先輩。
「しかし、ソロとなると圧倒的なカリスマが要るのではないか?」
「お姉様にカリスマがないはずありませんわ!」
「いや、セラ。いくら何でもソロはキツイ。ちょっと助っ人頼もう」
「どうなさるので?」
「俺にいい考えがある」
俺の声質については既に調べがついている。
そこで、このノリに必要な声優さんに協力を頼もうじゃあないか。
⋆
スバルが「良い考えがある」と言ってから2時間後。
トリニティの美術室には、プレアデス性団と先生以外の生徒の姿があった。
ひとりは、補習授業部のアズサ。なにをやるのか分かってないようだが、スバルの頼みとあって、張り切っている。
もうひとりは、褐色肌に銀色のツインテが特徴な彼女。健康的な小麦色の肌が、亀甲縛りで縛られている。
「スバル、それで、私は何をやればいいんだ?」
「おい!! 私がここにいるのおかしいだろう!!?」
「縛られてる彼女は一体…?」
「
「デタラメ吹き込むなぁぁぁぁぁ!!!!!」
デタラメじゃねえよ、事実だよ。
まぁそうやってからかうのは冗談としても、アズサとイオリに助っ人頼むのはマジだ。
順番に説明しよう。
アズサは種さん。イオリはあやねる。以上!
これ以上説明いる? いらねぇよなぁ!!?
「…スバル。無理強いは良くないよ」
「無理強いじゃありません。ヒナちゃんにも話通しましたし、万魔殿にも許可を取りました」
「万魔殿…ってことは、マコトに?」
「と、イブキとイロハにです」
いやぁ、イブキは偉大だった。一緒にプリン食べて、イオリのアイドル姿の予想図を何枚か描いて、「こんな感じのイオリ先輩見てみたい?」って聞いたらあっという間に了承。イブキの
「…イオリの意思は?」
「それを確かめるために連れてきました。縛ってあるのは俺が話しかける前に逃げ出した為です」
「そんなことされたら余計嫌になるんじゃ…」
「気持ちは分かりますが、俺のことを見つけた途端に逃げ出したんですよ。そんな真似が許されるのは逃○中のハンターだけです」
「だって!お前の用事は絶対ロクでもないだろーが!!
先生助けて! このままじゃあまた私がエッチな本のネタにされるー!!」
「イオリ。今回ばっかりはそんなことしないって。もしスバルがやりそうになったら私が止めるから、話は聞いてあげて。
スバル。イオリの縄を解いてあげて。用が済んだらちゃんと帰してあげるんだよ」
先生の説得で大人しくなったイオリの縄を解いて、俺は経緯を説明する。
話が進んでいくにつれて、「こいつらしからぬエッチな話題じゃない!?」と驚き、「わ、私がアイドルに!!?」みたいな表情になり。
「わ、わ、私が、アイドルなんて…絶対に、似合わないだろう……」
見事ゲヘナテレテレアシナメラレとなってしまった。
君の声でそうやって照れながら「私にアイドルなんて似合わない」なんてイッても説得力など皆無なのだが……
俺としてはやって欲しい。なので説得フェーズだ。
「なんでアイドルが似合わないと思ったんだ?」
「だ、だって…見ればわかるだろう?」
「分からないな。イオリは可愛いと思うぞ。銀色の髪は陽光に反射して、ガラス細工のように輝くし、顎のラインなど、最近の女優が束になっても敵いそうにないな」
「口説くな!? うぅぅ、恥ずかしくなってきた…」
「何を恥じる必要がある?」
「で、でも…ここトリニティだし、私ゲヘナだし、尻尾だってあるんだぞ…?」
「尻尾くらい衣装で隠せる。それにそういうトリカス共は見たいものしか見ていない。バレっこねぇさ」
といった感じで、小一時間ほど口説いた結果。
「い、一回だけだからな……!」
「チョロすぎるよイオリ…」
キヴォトスでラ○ットハ○スの結成に成功したのだった。
先生、チョロいとか言うな。どーせ生徒は俺を除いてみんな先生に対してチョロくなるんだからこれくらい誤差に決まってんだろ*4。
⋆
こうして、あっという間にクリスマスまでの時間、レッスンと打ち合わせによって時間が流れていき。
やがて、聖夜祭が始まった。
『続いて、プレアデス性団より……えっと、「Popping Archangel」……?』
司会の声と共に現れたのは……3人の少女。
ハロウィーンの「アンティーク・セラフィム」の再来を思わせるような、スポットライトの演出。
赤に黄色に緑に踊るライトを浴びた3人のアイドルが、サンタのベルを響かせながら始まる楽曲のイントロ。
右にいる少女は、銀の髪をポニーテールにまとめ、紫ラインの白い衣装に身を包みながら、優しく微笑む。
左にいる少女は、褐色の肌と白の衣装がメリハリが出ていて、見るものの記憶に残る。恥ずかし気な表情も、観客の心をわしづかみにするだろう。
真ん中にいる少女が、笑顔を浮かべる。普段の勝気なそれとは違う、儚げな口元を開き、よく通る声で、集まった生徒たちに告げた。
「―――いらっしゃいませ。
そこからビッグバンドの演奏が入り。
やがて、3人の歌が始まった。
「心ぴょんぴょん待ち?
考えるふりして もうちょっと近づいちゃえ!
簡単には教えないっ こんなに好きなことは―――内緒なの」
一夜の奇跡を彩るように、雪が降った。
Tip!
Popping Archangel(ポッピング・アークエンジェル)はこの後「Daydream Cafe」と「ロマンティックあげるよ」を歌ったぞ!
この時空のブルアカではスバル(アイドル)・アズサ(アイドル)・イオリ(アイドル)が実装される!と先生方がはしゃぎまくったそうだ!しかもカバー曲2曲で興奮はさらに加速した!
おまけ・絶対知っている
スバル「ホントはノドカも呼びたかったなー」
先 生「なんで?」
スバル「キヴォトスにCVまややんがいないからですよ」
先 生「メタいよ」
スバル「彼女さえいればノドカも呼んでご注文はうなぎですか?みたいな―――」
先 生「わぁぁぁーーーー!!! ちょちょちょちょっ、やめようスバル! 心をぴょんぴょんさせるのはそこまでだ!!」
スバル「うーーーーん、知ってんなぁ先生」
先 生「こっちの台詞だよ!!!」
ブルアカにCVまややんが出てきてくれると信じて。
最終章後に見たいストーリーwithスバルは…?
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その他(存在しない記憶をコメントに…)