HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
いや、言い訳はさせてくれ。
………別作品作ってましたぁ!!!!
スバル「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
作者「ヤッダーーーーバァァァ」
………はい、すみませんでした☆
スバルが温泉開発部を壊滅させている頃。
海の家が集まるエリアでは、スバルを除いた全員が、言葉を失っていた。
「これは…?」
「ケルビムの出店です。あの人のことですから、探せばあると思ってましたが、流石はお母様、カイザーを除けば世界一の企業のトップなだけありますね」
「え、ケルビムが、え…?」
「いま、なんて言ったっすか?」
「入りますよ」
困惑するイチカをスルーして、ユマを先頭にケルビムの海の家に入っていく。
その間、コハルはイチカとマシロにユマの事情を話すことを忘れない。
ユマについていくと、奥に備え付けられていたオフィスに、一人の女性が座っているのが見えた。ユマをそのまま大人の女性にしたかのような、デキるキャリアウーマン然とした感じだ。
「お母様!」
「!? あら……ユマ。こんなところで、何をしているのかしら?」
「実は、海の家の件でご相談が……」
ケルビムファウンデーションのトップと先生のメイド(自称)の間で行われる母娘の会話。
やがて、娘の話を一段落聞いた母親はひとつ、「状況はわかったわ」と頷くと、矢継ぎ早にこう言った。
「美食研究会の子達を呼んできて頂戴。もてなすわ」
「えっ!? ちょ、いいんすか!?」
動揺し、そんな事を尋ねるイチカもお構いなく、こう続けたのである。
「海の家の価格と美食……その平穏を取り戻す、お手伝いをして欲しいって頼んでね」
⋆
そうして、数十分後。
呼び出された美食研究会はというと、怪訝な目でユマの母が営む海の家のいちテーブルに座っていた。
「…私たちに料理を食べて欲しいと?」
「ええ。このビーチの現状は知っているわよね?」
「はい。つい先ほども、質の低い焼きそばを1000クレジットで売る粗悪な店に制裁を下した後でして」
「なら、これを試食してもらえるかしら」
ユマの母は、料理人が作ったと思しき焼きそばを持ってきて、テーブルに置いた。
簡素なプラスチックパックに入ったそれを、ハルナが、アカリが、ジュンコが、イズミが、割りばしで口に運んでいく。
そして―――ハルナが目を輝かせたと同時に、他の三人から歓声が上がった。
「美味しい!!!」
「な、何これ!? 今まで食べた焼きそばの中で一番美味しいんだけど!!?」
「おかわりお願いできますか~☆」
一切のお世辞のないそのリアクションは…ケルビムの料理における実力の高さを、明確に表していた。
「これは…本当に素晴らしいお品ですわ…!」
ハルナがその判断を下したということは、名実ともに名店であるということを認めた証であり、爆破されることもないということ。
危険人物と思っていた人物の、意外にも大人しくなった瞬間を見て、正義実現委員会の3人は、肩の力がほんの少し抜けた気がした。
「でも、この焼きそば……高いんじゃないの?」
「そうですね…☆ ケルビムですし、お値段も張ると思っているのですが」
「それについてですが」
ユマの母親は、一呼吸した後で、宣言した。
美食研究会だけでなく、この場の全員にも、聞こえるように。
「この焼きそばは一個150クレジットで売ります」
「「「「「「!?!?!?」」」」」」
全員に、動揺走る。
ケルビムの知名度とネームバリューで言えば、もっと高額…それこそ3倍で売っても良いくらいだ。
直々に焼きそばを食べた美食研究会は特に、そう思っていた。ゆえに、流石のハルナも待ったをかけた。
「お待ちください、ケルビムの会長さん。……本当に、宜しいのですか?
この焼きそばの味を考えれば……もっと高くても、問題ないと思うのですが……」
「えぇ、そうね。黒舘ハルナさん。でもね」
ユマの母は、テーブル席から窓の外に広がる騒がしいビーチを見つめた。
「そもそも、海の家というものは、営利を求めるものではないの。
ケルビムファウンデーションの視点から言わせてもらえば、この立地、この設備で利益を出そうとすること自体がビジネスとして二流。だからこそ、質の低いものを高く売るような浅ましい輩が後を絶たない」
「……会長さんの仰る通りですわ」
ユマが母の横に並び、美食研究会の面々を見つめて補足する。
「海の家が提供すべき真の価値……それは、『思い出作りのお手伝い』です。
家族や友人と過ごす特別な夏。そこで食べる一口が、数年、数十年経っても『あの時食べたものは美味しかったね』と語り継がれる……。
そんな『思い出になるもの』を提供し、訪れた人の記憶にケルビムの名を刻むこと。それこそが、この場所の本来の目的。……そうでしょう?」
ハルナの瞳が、僅かに揺れた。
「思い出になるもの……。ただ空腹を満たすためではない、まるで心の満足を伴うような美食の追求……」
「その通りよ、黒舘ハルナさん。もし、このビーチで究極の美食をその手にしたいのであれば………『最高の思い出』となる一皿を、自分たちの手で提供してみせるのが、真の美食家の歩むべき道ではないかしら?」
ユマの母は、デスクから四枚の「従業員証」を取り出し、テーブルに滑らせた。
「美食研究会の評判は聞いているわ。あなたたちには、その情熱を『破壊』ではなく『調理』と『配膳』に向けてほしいの。粗悪な店を駆逐したいなら、圧倒的な『本物』を見せつけ、客を奪い、彼らの記憶をあなたたちの料理で塗り替えてしまいなさい」
「え、私達料理なんてしたことないわ…ですよ!?」
「構いませんよ。海の家は人手が足りなくなるものですから、ウエイトレスや表の客引きだけでもしてくれれば助かるわ」
「……ふふ、あはははは!」
未知の体験に焦るジュンコを安心させるように諭す会長。
それを傍らに、ハルナは優雅に笑い声を上げた。
「面白いですね。普段通りの粛清ではなく、労働によって得る美食もまた一興、ですか。いいでしょう。その挑戦、美食研究会が受けますわ!」
「う、うわぁ……あの美食研究会をあっという間に仲間に引き入れたっす……」
一応話の通じないテロリストであるはずの美食研究会を、その口だけで引き込んでしまったケルビムファウンデーションの長の手腕にビビるイチカ。
その様子を思いきりスルーして、ユマの母は娘に話を振った。
「ただし、仕事は厳しいわよ。ユマ、教育を」
「はい、お母様。――美食研究会の皆様、さあ、エプロンを。まずは一分以内にこの家の中の清掃と、厨房の導線確認を済ませてしまいましょう。やると決めた以上、『思い出作り』の妥協は、私が一切認めませんので」
ユマの優雅すぎるカーテシー。
ここでもまた、ケルビムファウンデーションの超一流の従者の教育のたまものが火を噴く。
「ちょ、ちょっと……目が笑ってないけど……?」
ジュンコが引き気味に呟く中、ユマの母は満足げに書類にサインを走らせました。
「……さあ、始めましょうか。この夏、キヴォトスで最も『高くつく』思い出作りを」
⋆
「―――ということがありまして、今に至ります」
「…ユマ、お前の母ちゃん強すぎじゃね!?」
特に弁舌面で。
俺もさ、美食研究会をその方面で誘導したことはあった*1けど、ここまで短時間で、しかも自分の制御下に引き込むなんてやったことねぇよ!!?
ケルビムファウンデーションのトップって時点で只者じゃねぇって推測はしてたけど、これは化け物すぎるだろ!!?
「そして、これがその焼きそばです」
「お、ありがと」
ユマから貰った、ゲルビム謹製の焼きそばを実際に食べてみる。
………美味え。本格派なお店にも引けを取らないどころか、大抵のお店に余裕で勝てるぞ、コレ!!?
これが150円で販売だと!? 破格にも程があるだろ!!
「この安さと味で、質の悪い海の家を駆逐するお考えだそうです」
「なに、ハルナ? お前、ケルビムで働くつもりなの?」
「まさか。私達はただ海の家の美食を求めているにすぎません」
ただ、とハルナが付け加える。
「真の美食とは、ただ上等な食材で上等な料理を作ればいいというものではない。食への敬意、店員、シチュエーション…それらも美食の要素であると知っております。
今回はその中に、『実際に働いてみること』が入るのかを試したいだけですわ」
「おー。爆破はなしで頑張ってねー」
「爆発物は控えめで参りたいと思います」
なしでっつってんだろ。
ホントなんというか、こういう所で話聞かないな。
もしやこういう一面が、ハスミやイチカがカスミやハルナを嫌う一因なのかもしれない。
そう思う俺の内心も知らず、ハルナはそのまま料理をお客さんの元へと運んで行った。
他の従業員たちも見てみるが、なんとか仕事に従事はできてるみたい。
アカリは看板娘として、声を張り上げて宣伝が出来ているみたいだ。ただ、ずーーーっとお客さんの料理見てるけど。どんだけ腹減ってんだお前は。
イズミは、ウエイトレスとして料理を運びまくっている。途中、チリソースとオレンジチョコレートソースを要求してきたから何かと思えば、お客さんに味変(猛毒)として紹介しようとしていた。秒でユマの母に没収され、怒られている。
ジュンコもまた、ウエイトレスだ。ただ、気を抜けばいつだって転んでしまうかのような危うさが漂っている。大丈夫か?
まじで平和だ。さっき俺が温泉開発部を破☆壊した(暫く活動できないトラウマを植え込んだ敵な意味で)のもあって、治安も良くなってきたなぁと思っていると。
「やいやいやいやい!何だこの店は! コイツのせいで私の店に客が入って来ねぇじゃねえか!!」
「この店の焼きそばに虫入れて、クレーム流して評判落としてやる!!!」
変な不良が現れた。
ぼったくりが上手く行かなくなったからって、ガキだなぁと思って見ている。
スマホを手に持ったら、いつでもソレを持ち主の手首ごと破☆壊できるようにスタンバって、不良客を観察していたが、それより早く、不良二人をヘッドショットしたのが見えた。
周りを見渡してみると、銃を手にしたハルナとジュンコが。どうやら、俺同様さっきの話は耳に入っていたようだ。
「異物混入の自演とか、なんて悪質なの!!」
「うふふ……食への敬意は忘れないように。あぁなりたくなければ」
結構サマになってるなぁ、と思っているのは口にしないことにした。
ゲヘナは手が出るのが特に早めだからな。料理をディスる不良どもや悪徳商人が来れば美食研究会が見逃すわけがない。
ましてやユマのサポート付き。ミスなどあり得ない。
「さて、ノルマ達成しました!」
「やったー!」
「終わったよー!」
「まかないはあるのでしょうか?」
「まかないも当然―――あります!!」
そうして美食研究会の正当な働きっぷりを見た俺は、もう大丈夫そうだなと一足先に海の家を離れ、プレアデス性団のみんなと遊ぶことにしたのであった。
ちなみに。この時美食研究会が着ていた水着・エプロンがエッッッッッッッッッッッッッッッだったので、仕事中の彼女らをいくつか撮って、先生に送りました。
毎度のように「今夜は誰で抜きます?」と聞いたら「誰でも抜かないよ!?!?!?」と秒速で返ってきた。情けないヤツ!!!(アムロの真似をしながら)
Tip!
前回が海の家だったせいで、クリスマスなのに海の家の話を書いているぞ!バカだな!!!!
おまけ・クリスマスでのプレアデス性団&ゲーム開発部の某宇宙人狼一幕
スバル「リアクターは…ノボリとアギト先輩がイッてるな。じゃああそこを狙う不届き者を探すかねー」
モモイ「……(シャワー奥へ行く)」
スバル「(おっとモモイ今シャワー奥行くのは怪しいな、絶対構えてるだろ、まず左行ったフリして戻ってk―――)」
モモイ「(銃を構えている)」
スバル「ちょおおお!想定通り過ぎてビビるわ!!」
モモイ「(銃を構えたままスバルを堂々と追いかけ始める)」
スバル「おいモモイさん!?!?!?」
※しばらくメインホールのど真ん中で銃を振り回すモモイと逃げるスバルでわちゃわちゃした
スバル「ちょ、おま!おいおいおいおいもう限界だから誰か来て!!」
アリス「あれ、モモイが銃を振り回してます!」
ミドリ「(モモイをキル、通報)」
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スバル「腹がよじれるかと思ったwwww」
ノボリ「何があったんスか????」
スバル「リアクター来た時に狙い撃ちするヤツいるだろと思ってシャワー奥向かったら、モモイが変なところで止まってて。それ見たらすっと銃持って追っかけてきて、なんだかんだあってミドリがキルしたわ」
ユ マ「ええ。モモイさんがメインホールの真ん中で銃を振り回してましたね」
ミドリ「うん。お姉ちゃんが銃振り回してたから切ったよ。当然シェリフです」
アリス「すごい光景でした!」
アギト「想像だに凄まじい光景になってるだろ…w」
ア キ「目撃者になりたかったですね…」
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