HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
これからもHENTAIの熱は絶やさないようにしたいです。
キヴォトスのお正月の風物詩とはなにか。
餅つき?おせち料理?新春お笑い大会?
……そういうのもあるだろう。だが、忘れてはいけないものが、ひとつある。
———そう!
格付けチェックである!!!
その格付けチェックが、今夜帰ってきた。
挑むのは、以下のチーム。
チームミレニアム、美甘ネル&生塩ノア。
チームアビドス、砂狼シロコ&小鳥遊ホシノ。
チームシスターフッド、若葉ヒナタ&歌住サクラコ。
チームティーパーティー、桐藤ナギサ&百合園セイア。
チーム風紀委員会、銀鏡イオリ&火宮チナツ。
チーム百花繚乱、勘解由路ユカリ&不破レンゲ。
チーム梅花園、春原シュン&春原ココナ。
チーム補習授業部、下江コハル&浦和ハナコ&阿慈谷ヒフミ&白洲アズサ。
風紀委員会とティーパーティーは、前回の「映す価値なし」の雪辱を拭い、汚名を返上するために逆襲!
果たして―――彼女達は、最後まで番組に残ることが出来るのか!!?
そして、新たな刺客―――シスターフッド、百花繚乱調停委員会、梅花園、補習授業部、セミナー、C&Cと勢揃い!!
「が、頑張ります!最後まで残って、ペロロ様を宣伝します!」
「相変わらずねヒフミあんたは…」
「百花繚乱の代表として、恥ずかしいところは見せられませんの!」
「だな!頑張ろうぜ、ユカリ!」
「はいですの!」
「
「はわわわ……私なんかが、サクラコ様とご一緒して良かったのでしょうか…!?」
「ええ。
「だ、誰とでも!!?」
「あー、あんま深く受け止めなくて良いぞヒナタ。どーせサクラコのことだしなんも考えてねーよ」
「な、何を言ってるんですか!!?」
笑いあり、涙あり、波乱の展開あり!
正月一番の格付けが、今始まる!!!
⋆
「というわけで見るぞー」
「わぁ……そういうわけで私達呼んだの?」
「ちょっと趣味が悪いと思います…」
「良いだろ別にー。というか、見に来てるってことは興味あるってことだからね。
分かってる? アヤネみたいな人に映す価値なしの聖園ミカさん?」
「映す価値なしじゃない!!!」
「前回の結果をここで出すのは卑怯ですよ!!?」
「スバル、その辺にしてあげなよ」
シャーレに集まったのは、聖園ミカに奥空アヤネ。放課後スイーツ部の4人に、美食研究会のハルナとイズミ。ゲーム開発部の4人。
この面子は…何を隠そう、前回の格付けに参加したメンバーだ。出てくれたお礼として、シャーレに皆呼んでリアタイしようということだ。
ただ、コタマとチヒロ先輩は仕事が忙しくて来れないと断られてしまったため、後日録画したものを送る予定である。
「っていうかさ~。なんでゲヘナの子を呼んだの、スバルちゃ~ん?」
「言ったろ。前回のチェックで来た子を集めたって」
「絶対ろくなことにならないじゃ~ん?」
「ミカ、気持ちは分からんでもないが今夜だけは誰も煽らない方が良いぞ。
なんせお前『映す価値なし』だったからな」
「殺すッ…!」
「ステイステイ、先生が死んじゃうだろ」
問題児であるミカは俺が抑えている。
もう片方の美食研究会については、先生がついているから大丈夫なはずだ。
「アリス、知ってます!モモイとミドリが映す価値なしになった番組ですよね!」
「いや、あれはお姉ちゃんがゴールドホンマグロ間違えたからでしょ!!」
「み、ミドリだって間違えたじゃん!」
そんな賑やかな会話をよそに、お菓子を並べ始める放課後スイーツ部。
みんながみんな、なんだかんだ言いつつ、楽しそうである。
お菓子を並べ、皆がテレビの前で並び―――放送が始まった。
⋆
チェック①・ぶどうジュース。
最高級の100万クレジットのぶどうジュースと、5000クレジットのまぁ良質なぶどうジュース。
これを見分けるチェックなのだが。
『ミカが見ているんだ、いきなり外すような無様は晒せないよ』
「セイアちゃん…!」
『うん。答えはAだ*1』
「うわ~、ドキドキする!」
「前回出てたよね? そんなにか?」
「そ、そうだけど! 見ている方は見ている方で別の緊張感があるの!」
「それは分かる!」
「判ります…うちからはシロコ先輩とホシノ先輩が出ていますので」
「うちからはノア先輩とネル先輩が出てるんですよね」
一人ひとりが選ぶたびに、テレビの中で一喜一憂するさまが面白い。
『Bだ!*2』
「あっ、割れた…!」
『Aですね*3』
『Aです*4』
『Aかなぁ*5』
『B!ですの!*6』
テレビの前では、ワイン…じゃなかった、ぶどうジュースを始めとした味覚チェックには参加することができない。
しかし、それでも全員が番組から目が離せない。
『ゲホッゲホ!*7』
「「「「ちょっ!?」」」」
『大丈夫か!?*8』
『む、むせただけ…*9』
そして、格付けマスターが入る結果発表。
『それでは正解の部屋を開けさせていただきま~す!*10』
『正解はーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!』
「これ楽しいだろうなぁースバル!
ねぇねぇ、次は格付けマスター代わってよ!」
「ダメだモモイ。10回くらい一流キヴォトス人取ってから出直しな」
「そうだよ、映す価値なしのお姉ちゃん」
「ねぇーー!!擦り過ぎだよ!どんだけ言うの!?」
「あはは…まぁ、前回は前回ですよ…!」
とはいえ、だ。
10回も一流キヴォトス人で残るなんて、そんなGA○KT様みたいなこと、ブルアカで起こるわけねぇと思っていたさ。……………収録するまではな。
『これ、ものすごく簡単でしたよ』
『『『『え??』』』』
『前回のぶどうジュースも見ただけで当てられたのですが、今回も同じ難易度で良かったです♪』
「の、ノア先輩?」
『マジ?』
『簡単でしたか?』
『えぇ。ちゃんと味わえば、ぶどうジュースを飲まない方でも分かるものかと』
『つまり、B選んだ連中はちゃんと味わってないと?』
『『ちょっと!!!』』
ノアの解説を悪意的に発展させたスバルの言葉に、先程外したイオリとユカリが立ち上がった。
しかし、ノアの態度は不安などなく、むしろ自信に満ち満ちているものだ。しかも、正解しているから説得力も生まれる。
だが―――彼女の快進撃は、ここから始まった。
チェック②・演劇。
正解のワイルドハント卒のプロ役者と、ワイルドハント芸術学院の演劇部の新人を見分ける問題。
ミステリードラマ風にて、逃げ惑う犯人役のアクションを見て、プロ役者を答える問題だが。
『オーバーなアクションに惑わされずに、本当に逃げるかのような演技が決め手ですね。
どっちがハキハキと演技しているか……だけで判断していたら、絶対に間違えます。この役者さん、手を抜けるあたりかなりのやり手ですね』
―――というコメントを残して正解。
チェック③・弦楽九重奏。
バイオリン×3、ヴィオラ×3、チェロ×2、コントラバス×1のハーモニーを聞き分ける。
正解のバイオリンとヴィオラにはストラ○ィバリ○スのものを、チェロとコントラバスはオ○ールと○ァルネ○のものを使用し、計96億クレジットの九重奏。
それを計700万の九重奏と聞き分ける問題も―――
『これは自信あります。あとはネル先輩が分かればいいのですが…』
―――とスタジオで正解を言い当てた(無論、ネルも正解していた)。
チェック④・ビーフシチュー。
正解は、トリニティの有名洋食店・ゴルディアのシェフが素材から拘った、正統派ビーフシチュー。
不正解は、ゲヘナ学園給食部の愛清フウカ。彼女が多くの学生を捌くためにスーパーで買った素材で作ったビーフシチュー。
絶対アカンは、間島スバルがテキトーに作った、ビーフシチュー…というか、ビーフですらないぞ!今年の干支・馬肉をふんだんに使い、市販のビーフシチューの素を使い、隠し味に赤ワインと一般的な味噌をブレンド!
この三択を選ぶ問題だ。
「てゆーか、スバルのも美味しそうだよねー」
「あぁ、ロマンがあるよね」
「ナツはそれ言いたいだけでしょ」
「…実は
「「「「「「えっ!!?」」」」」」
「じゃあ今ちょうだいよ!」
「良いけど……ハルナは食べない方が良いんでない?」
「あら……何故です?」
「絶対爆破しに来るから」
「食べて見なければ分かりませんわよ?」
「その目がこえーんだよ…」
そんなテレビ前のやりとりをよそに、映像の中のノアは、絶対アカン(B)を選んだネルを卓越した弁舌で説得し、正解(C)の部屋へ向かっていた。
勿論、他の生徒達も奮闘している。
前回消えてしまったイオリと先輩を消すまいと奮闘するチナツは、まずぶどうジュースと弦楽をチナツが正解。しかしイオリが足を引っ張り二流に陥落。
ティーパーティーのチームは、セイアの正解から幕を開けた。前回の失敗はどこへやら、ミスをナギサの1回のみに抑え、普通キヴォトス人をキープ。
無論、アビドス・梅花園・百花繚乱も食らいつき、普通キヴォトス人をキープした。
ちなみに、シスターフッドのチームと補習授業部のチームは、ビーフシチューのチェックで絶対アカンを選んだ*11ため、二流キヴォトス人になっていた。
チェック⑤・オーケストラでは、歌姫として蒼森ミネがアイドル――アンティーク・セラフィムの姿で登場。
プロの交響楽団とアマチュアの交響楽団の前で「Su○ar 〇〇eet 〇ight〇ar〇」を歌い上げ、参加者たちを惑わせた。
「良い声だね、ミネ」
「この曲聞いたことないんだけど、どこの曲?」
「アニメの曲ですよ。ねぇ先生?」
「……………うん、そうだね。…そもそもこの曲、何で知っているの?」
「化〇語は履修済みです」
「ばけ…なに?」
テレビで正解が発表されるまで、テレビで見ていたほとんどの生徒が、不正解を選んでしまうほど難しい問題では、
「えぇぇーーー!! Aじゃないの!?*12」
「うっそ、私もAだと思ってた…*13」
「「「私も…*14」」」
「わ、私はBだと思ったもんねー!」
「アリスはAだと思ってました…アリス、一流陥落です…」
「これも正解するノア先輩すごいね*15」
そして―――チェック⑥・寿司。
格付けチェック恒例の、正解、
正解はゴールドホンマグロ。
「うわ、出た…!」
「あ、お姉ちゃんが選んだアカマンボウだ」
「もう!許してくれたっていいじゃん!!」
「でもちょっと気になるよね、ここまで間違えると……」
「アカマンボウなら、知ってますわよ」
「ハルナは前回食べたじゃん……」
「そうではなく。ひと月ほど前、マグロと称して安いアカマンボウを出すお店に当たったことがございまして。勿論、そのお店はもう跡形もなくなっておりますのでご安心ください!」
「「「「「「うわぁ……」」」」」」
「安定に美食研究会やってて草ですわ」
「ハルナ、爆破は控えめにお願いね」
何気ない会話に出てきた、ハルナの自慢と言う名の自白に、俺と先生以外がドン引きしたあたりで、テレビの中ではチェックが始まる。
サクラコが意味深な笑みを浮かべ、「これは明確ですね」と意味深(に聞こえる)なことを言って、出した答えが―――
『―――C!』←アカマンボウ
絶対ありえへん食材で、煙と共に映す価値なしに。
スタジオで「サクラコ様ぁぁぁ!!?」とマジ驚愕顔を晒したヒナタも、画面から消えた。
「うわー、サクラコちゃん映す価値なしかぁ……」
「これで分かったろ? サクラコが意味深なのは見た目だけだって事が」
「言い過ぎでしょ……」
先生以外が、疑いの眼で俺を見るが、事実だぞ。
サクラコ先輩、意味深に見えるの見た目と言葉だけだから。その偏見をとっぱらえば、普通にいい人よ。
ただ、このチェックでアカマンボウを選んだのはマジで美味しいと思った。TV的な意味で。
『―――Bです。Aがスーパーのマグロで、Cがアカマンボウでは?』
「「「「「「「「「「おぉぉ~~~」」」」」」」」」」
このチェックでもまた、ノアは正解。
この時点をもって、今回の格付けにおける全問正解はノアだけになった。
「ノア先輩すごーい!」
「いや、ほんとに凄いと思う。あそこに行くと分かるけど、頭が真っ白になるの。選ぶとき」
「ネル先輩も一流で終了です! 記念に何か貰っているに違いないですね!」
「このお方も、食においては微塵も迷いがない……素晴らしいですわ」
「ノアちゃんって言うんだ。覚えておこーっと」
ゲーム開発部だけでなく、他校の生徒からも尊敬が集まっていく。
これってもしかしなくても、キヴォトスにおけるGA〇KT様ならぬ、NOA様が誕生した瞬間なのではないだろうか。
次回からの格付けも期待できるな、コレ。明日シノンに成果を伝えておかねば。
あぁ、これはちなみにだが―――
『えー。ゴールドホンマグロは―――Cです!!』ボワワ~ン
『ナギサァァァアアア!!!!』ボワワ~ン
「ナギちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」
ティーパーティーチームは、正解すれば一流に返り咲けるって問題で、ナギサが絶対ありえへんアカマンボウを選んだことでセイア共々映す価値なしとなった。
おめでとう、ミカ。2回連続映す価値なしは、風紀委員会*16と君らだけだよ。
Tip!
最終結果は以下のようになったぞ!
ミレニアム:一流キヴォトス人
アビドス :二流キヴォトス人
風紀委員会:映す価値なし
百花繚乱 :そっくりさん
梅 花 園:そっくりさん
補習授業部:三流キヴォトス人
NOA様…6連勝
おまけ:もう浜ちゃんじゃん
モモイ「おいしかったー!ビーフシチュー!!」
ミドリ「これが絶対アカンなの納得いかない…」
スバル「当然だろ、他の料理人は緻密な計算のもとに料理してんだ。俺のは主観が大いに入った目分量だ」
ナ ツ「これぞ男料理ってやつだね、にひ」
ヨシミ「スバルは女でしょ…」
アリス「美味しかったです!」
ミ カ「でも、もったいないねー。こう、ガッツリいきたい時に人気でそうなのに」
スバル「売られるぞ」
一 同「えっ」
スバル「放送終了後からコンビニで販売されるぞ。チャーハン共々」
一 同「えええええええええええっ!?!?!?!?!?」
先 生「何やってるの!!!?」
スバル「スポンサーのケルビムから話がありまして。レシピを教えて量産体制を作りました」
先 生「……君達同人誌サークルだよね????」
スバル「…の、はずなんですけどね♨」
NOA様が一流から陥落する時の戦犯は?
-
ユウカ
-
コユキ
-
リオ
-
ネル
-
アカネ
-
カリン
-
チヒロ
-
コタマ
-
マキ
-
モモイ
-
ミドリ
-
アリス
-
ユズ
-
その他(さり気なくコメントを…)