HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
山海経と万魔殿の夏がエロかったので投稿です。
・小百合アキ
・四葉マナ
・言葉坂セイミ
・雷久保ユララ
※2026/8/24
致命的なミスを指摘されたので直しました。具体的には、スバルの漫画のモデルをミスりました。ごめんなさい!!!
小百合アキ
小百合アキは、トリニティ自治区の中心にある、ある巨大企業の家で育った令嬢であった。
カイザーやケルビムとつかず離れずの距離を保ちながら、財力と影響力を持ち続けていたその家が、生まれてきた白百合のような少女に、過酷な教育を施すのはある意味必然であった。
「アキは特別だからね」
「ほかの子たちとは違うのよ」
「父さんと母さんの期待に応えてくれ」
「あなたならできるわ」
「聖園や、桐藤や、朝陽を出し抜けるとも」
上昇志向が強いと言えば聞こえはいいが、その実、両親はアキにコンプレックスを押し付けているだけであった。アキはそのことを、早い段階で見抜いていた。
「(勝手な人達だわ……私の気持ちも知らないで…)」
更に不幸なことに、アキには、その両親の期待にある程度応えられるだけの、要領と能力を兼ね備えていた。
お茶の淹れ方、ドレスの着こなし、他派閥の令嬢たちを笑顔で牽制する政治的会話の機微………両親が買い与えた家庭教師の言葉を、アキは乾いた砂が水を吸うように完璧に吸収していった。
「素晴らしい、やはりアキは我が家の白百合だ!」
お望み通りの「最高級の操り人形」として育っていく娘を見て、両親は満足げに深く頷く。
だが、アキの心は磨かれれば磨かれるほど、内側から酷くひび割れていくようだった。
完璧な令嬢を演じることなど、アキにとっては呼吸をするより容易い。しかし、それに応え続ける自分は一体誰なのだろう。
一度そう思ってしまえば、どんな高価なものも……己を縛る鎖に見えてくる。
美しい衣服は、己にまとわりつく呪いに。
ダイヤモンドのネックレスは、自分の首を絞める首輪に。
立派な家柄は、己の行動をガチガチに縛る見えない鎧に。
自分の意思など1ミリも介在しない言葉を微笑みながら吐き出す日々。
「(……息が、詰まるわ)」
そんなある日の夜のことだ。
あまりの閉塞感に耐えかねたアキは、誰もいない屋敷の広大な庭園へと裸足で抜け出した。
月明かりだけが照らす静寂の中、彼女は衝動的に、自らを縛り付けるドレスの背中の紐を緩め、その肩を、背中を、夜の冷気へと晒した。
「―――っ」
肌を刺す冷たい夜風。それは生まれて初めて、衣服という家柄の牢獄から自分自身を毟り取った、圧倒的な解放の瞬間だった。
隠すべきだと教育された肌を、世界に晒すこと。それだけが、アキにとって両親の呪縛から逃れ、自分が「ここに生きている」と実感できる唯一の反逆―――“露出”への傾倒の始まりだった。
だが、夜の庭園で衣服を緩めるだけの反逆など、昼間の完璧な令嬢としての生活の前にはあまりに無力だった。
トリニティ中等部に進学してもなお、アキは「完璧な白百合」の仮面を被り、その裏で、歪んだ情熱をノートに百合漫画として吐き出す二重生活を送り続ける。
「自分は普通ではないのではないか」
「こんなおかしな性癖を持ったまま、私はどうなってしまうのだろう」
真面目すぎるがゆえに、自らの内なる欲望と、両親の押し付ける理想のギャップに押し潰されそうになっていた、高等部1年の春。
彼女は、間島スバルに―――プレアデス性団に出会った。
きっかけはただの噂だった。
トリニティ総合学園に、新たな部活ができる……その程度の話を耳にして。
のちに彼女が築き上げる『プレアデス性団』の門を叩くのに、時間はかからなかった。
アキが恐る恐る、自分のノートに描かれた百合漫画と、心の奥底に秘めた「晒したい」という歪んだ欲求を告白したとき、スバルはただ鼻で笑ってこう言ったのだ。
『普通じゃねえ? だからどうした。だったらその普通じゃねえ
その言葉は、両親から与えられたどんな高価なダイヤモンドよりも、アキの心に深く輝きを与えた。
ペンネームは『白百合アワビ』。
実家が求めた「白百合」の器を、自らの好色なパッションで内側からブチ壊すための、愛すべき決意の証。
こうして、深窓の令嬢は、プレアデス性団で最も美しく、最も過激な好色家へと覚醒した。
生まれ持った性癖への悩みや真面目さは未だに彼女の片隅に残っているけれど、もう、息が詰まることはない。
「スバルちゃん。あなたのためなら、わたくしはドレスの一枚破り捨てることすら、全く惜しくありませんわ――」
たとえそれが、真っ昼間の公園の真ん中であろうとも。
自分を肯定してくれた最愛の「魔王」の背中を追って、銀髪の令嬢は、今日も優雅にその美しい仮面を脱ぎ捨てていく。
⋆
四葉マナ
四葉マナ。
彼女の性の目覚めは、誤ってエロ目的の出会い系サイトを踏んでしまったことにあった。
健全なページにたまに出てくる、触れる直前に現れるタイプで、かつ触ったら別のタブが自動で開くやつだ。
今の大人から見れば大したことのないレベルの過激性ではあったが、そのページを見た彼女の人生は、大いに狂った。
なぜ、こんな気持ちになるのだろう。なぜ、あのサイトを見た自分は高ぶるのだろう。
ムラムラする彼女の気持ちは留まる事を知らないままに、誤爆ではなく、自らの意思でR-18のサイトを開くようになった。
こんな事をしてはいけない。
淑女として、ありえない。
けれど、そう意識すればするほど、己の欲望は理性の上を超えていった。
トリニティ総合学園に入学した彼女は、己を律するためにシスターフッドに入った。
神に仕える、敬虔で清廉なシスターになりさえすれば、このけがらわしい欲望を消し去ることが、できるかもしれないと。
……だが、それは甘い幻想に過ぎなかった。
神聖な大聖堂、静寂を包むステンドグラスの光、そして清らかな賛美歌の調べ。
己の邪心を打ち払うための聖域であったはずの場所は、いつの間にか、彼女にとって最高に背徳的な最高のシチュエーションへと変貌を遂げてしまったのである。
「(今……この静かな礼拝の最中に、大声でとんでもなくハレンチな言葉を叫んだら、私の人生はどうなってしまうのでしょうか……?)」
ふと頭をよぎったその思考に、マナの脳は激しく焼かれた。
ダメだと思えば思うほど、背徳のスリルが全身を駆け巡る。
それ以来、彼女にとっての祈りは「神への献身」ではなく、「神聖な場所でイケない妄想に耽る自分」という禁断のプレイを完成させるための儀式となってしまった。
己の心に住み着く病に打ち勝つための手段は、あっという間に自身が快楽を得るための手段にすり替わってしまったのだ。
さらに、彼女の、ひいては1年生全体の「シスターフッドの期待の新人」としての優秀さが、その異常性に拍車をかけた。
今年のシスターフッド1年生は豊作だ―――そのように、持ち上げられてしまったのだ。
無論、事実の部分もある。マナは疚しい心に打ち勝つためとはいえ、傍から見れば熱心な祈りを捧げるシスターには違いなかったし、何より同級生には伊落マリーがいた。
1年生全員にサクラコが「素晴らしい信仰心ですね」と目をかけられると、慈愛に満ちた完璧な笑みを返しながらも、マナの頭の中はフル回転していた。
「(サクラコ様……申し訳ありません。今、私のカバンの底には、シスターのエッチな本のネームが入っているんです……っ!)」
この頃から、マナは妄想を欲望のままに描きつける癖ができていた。
ただでさえそれを描くのも良くないもののはずなのに、それを描き上げて、あまつさえ持ち運ぶカバンの中に入れている。
その緊張感とスリルを快楽に変える日々を送る。
―――「バレたらただでは済まない。即退学・破門か。自分を見る目が確実に変わるだろう」……そのような思考の断崖絶壁に立ちながら、平然とシスターの職務をこなす快感。
誰にもバレていないという秘密そのものが、彼女の創作エネルギーを爆発的に燃え上がらせた。
そして何より、彼女の脳内を最も狂わせたのは、清廉潔白を絵に描いたような親友・マリーの存在だった。
純真無垢なマリーを誰よりも大切に思い、慈しむ一方で、マナの脳内では「そんな彼女がもしも……」という禁断のシナリオが日々休むことなく量産されていたのだった。
そんなある日、彼女の運命を決定づける“天啓”が訪れる。
秘密の取材と称して訪れたブラックマーケットの片隅で、彼女は一冊の同人誌を手にした。そこに描かれていたのは――なんと、マリーそっくりな美少女が、竿役の男によって「おもてなし」されている衝撃の光景だった。
同人タイトルは、「Marry me!」。マリーそっくりな美少女はその作品内で幼馴染の男性と結ばれ、純愛系のイチャラブえっちをする展開が描かれている。
「な……ッ!? こ、これは……私の脳内を具現化した預言書……!?」
衝撃で打ち震えるマナ。
こんな事を描く存在が自分以外にいたと知ったとき、彼女は悟った。
己の妄想は病気などではなく、表現されるべき「芸術」だったのだと。
彼女は即座にペンネーム「テトラグラマラス」を名乗り、同人作家としての活動を開始。そして、自分と同じように秘密の性癖を堂々と、かつ美しく爆発させている仲間が集う『プレアデス性団』の存在を知るのに、そう時間はかからなかった。
「ここでは秘密を秘密のまま、全力で表現できる……!」
確信を得たマナは、プレアデス性団へと入部を果たした。
今日も彼女は、マリーの側で清らかなシスターとしての微笑みを浮かべながら、頭の中ではさらなる高みの「イケない事」を模索し、ペンを走らせ続けている。
そんなマナには、夢がある。
―――いつか、サクラコ様に、私の描いた本を見てもらいたい。
荒唐無稽かもしれない。バカかもしれない。
それでも、四葉マナにとってはマジなのだ。本気と書いてマジなのだ。
差し当たっては、最近スバルやセラ、ノボリらが仲良くしている人物に本を手渡し、読んでもらうことにしている。
「………うーーーん」
「如何でしょうか? やはり、私の絵は変ですか?」
「そんな事ないよ! マナの絵は上手だよ!」
連邦捜査部シャーレ。
その顧問である先生に読んでもらうこと。
そして、OKサインを貰うこと。これが、最近のマナの日課になっている。
―――ただし。
「でもね。―――コレをサクラコに読んでもらうことは、止めた方が良いんじゃないかな?」
「そ、そんな…!」
いくら先生が生徒にゲロ甘でも、『マナのエロ漫画をサクラコに見せてもいいよ!』なんて許可が下りるわけないのだが。
「ちなみに、先生はエッチな気分になりましたか? 誰か抱きたくなりましたか!?」
「ならないよ!? マナは私の事をどんな風に聞いてるの!!?」
「えぇっと……青い果実が大好きな方、と聞きました。スバルさんから」
「あの子また適当なこと言って…!!」
今日も、マナは先生相手に撃沈している。
⋆
言葉坂セイミ
言葉坂セイミ。
トリニティ総合学園1年生。元々は、図書委員会に所属していた生徒だ。
彼女を知る生徒からは、よく不穏な話が出てきている。
彼女と関わっていた現図書委員・円堂シミコは語る。
「セイミさんですか? 本が好きなんでしょうけれど……なんでしょう、目がちょっと、好きになれないといいますか…」
図書委員長・古関ウイは語る。
「目が…目が捕食者のそれ、なんですよ………!今も昔も関わりたくない…!!」
そして…彼女が現在所属している部活―――プレアデス性団。
その部長である間島スバルはこう語る。
「戦闘力はさほどでもない。正義実現委員のモブちゃんくらいかもしれない。
でもマジでそれだけだ。あいつ俺がスカウトしてなかったら矯正局の世話になってたんじゃないかな」
戦闘力も行動力も規格外な彼女にここまで言わしめたのには理由がある。
中学時代―――彼女がやってきたことがあまりにも恐ろしかったからだ。
彼女が惹かれるのは一貫している。物静かだが周りから頼られがちな殿方――そこに眼鏡でもかかっていれば最高だ。
そうした高潔で真面目な人物が、過重労働や人間関係のストレスでじわじわと摩耗していく姿を、彼女はただ静かに観察する。そして「ここに一滴の
ペンネーム「黙☆欲あんりみてっど」。
その名の通り、静寂の中で底なしの欲望を滾らせる彼女の恐ろしさは、妄想だけに留まらない心理的誘導の手際にあった。
暴力をふるうのは野蛮人のすることだ。言葉で少しだけ誘導すれば、それだけで人は堕ちる。
「お疲れのようですね。……もし良ければ、貴方が背負っているもの、私にだけでも分けてくださいませんか?」
彼女は相手の心の隙間を見つける天才だった。
悩める対象に親身な顔で歩み寄り、絶妙な言葉責めと心理誘導で、本人が自覚しないままゆっくりと、だが着実に悪い大人たちに調教されるルートへと背中を押し込む。
タチが悪いことに、彼女自身には一切の悪気がなく、「この方を苦しみから解放し、快楽で幸せにしてあげている」と本気で信じ込んでいたのだ。
例えば、過労で限界を迎えていた生徒会長に「楽になるおまじない」と称して怪しい快楽を刷り込み、彼女の傀儡になりかけるまで追い詰めたり。
例えば、真面目すぎる眼鏡の男性(機械)に「相談に乗る」体で甘い依存関係を築き、最終的に悪い大人たちの宴に引きずり込もうとしたり。
例えば、周囲の期待に押し潰されそうだった図書委員の先輩に、心理誘導だけで堕ちる快感を覚えさせ、自主的に調教ルートを歩ませたり……。
その手腕の恐ろしさたるや、もし一歩でも遅れていたら、その当時の中学校の生徒から大量に廃人が出ていたかもしれない。
そんな彼女の凶行―――本人は救済と信じて疑わない―――を間一髪で阻止し、その歪んだ情熱を、同人誌執筆という安全な創作活動へと力ずくで逸らしたのが、間島スバルだった。
スバルやセイミが入学を始める2か月前―――トリニティ総合学園の入学試験の直後、違和感に気付いたスバルによってセイミの悪行(意味深)が暴かれた際に、スバルはこう言い放った。
「現実で人間を調教して壊すんじゃねぇ! 壊したいなら紙の上でやれ! 漫画で描け!」
胸ぐらを掴まれながらの一喝で、セイミの脳内に雷が落ちた。
自分の救済活動を、文字と絵にして表現する―――それは、現実の人間を壊す以上のカタルシスが得られるかもしれない。
そう判断したのである。
こうして誕生したのが、同人作家「黙☆欲あんりみてっど」であった。
スバルの言うことには半信半疑だったが、元から絵は上手な方であったのもあり、あっという間に漫画制作にのめり込み、実際に人を壊すよりも漫画でやりたいことを描く方が安全で自由だと知ったのだ。
とはいえ、スバルの片腕的存在であるアギト、そしてセラもまた、彼女のその悪気のない狂気と調教の手腕には冷や汗を流している。
「スバルが拾ってなかったら、今頃トリニティの要職が数人、あいつの笑顔の裏で廃人化してたぞ……」
「正義実現委員会も、彼女の心理誘導には気づけないでしょうね……恐ろしい子です」
現在の彼女のターゲットであり、最愛の存在―――それはシャーレの「せんせい」だ。
過重労働に追われ、誰にも弱音を吐けない「せんせい」が、自分や悪い大人たちの手によってじわじわと、だが着実に快楽調教されていく様を夢見て、彼女は今日も静かにペンを走らせている。
「ふふ……せんせい。今日も大変なお仕事、お疲れ様です。……私にだけは、甘えてくださってもいいんですよ?」
シャーレの当番の日には、先生の隣に座り、物静かな少女は捕食者の瞳を細め、慈愛に満ちた………それでいて、絶世の悪女のような危険な笑みを浮かべているのだった。
⋆
雷久保ユララ
雷久保ユララ。
彼女は幼い頃から、噂好きで、噂の一つや二つで自分の意見が二転三転する人々を子供心ながらに見てきていた。
それ故にトラブルも多かったが、その度に彼女は噂や情報の使い方について詳しくなっていった。
いつ、だれに、どのタイミングで情報を切るかで変わる人々の立場は、ユララの性格をより歪めていったのかもしれない。
彼女にとって情報はただの事実ではなく料理のようなものだ。
情報を集め、加工し、適切なタイミングで流布する――。
言葉の付け足しひとつで人々が掌の上で踊らされる光景は、何ものにも代えがたい万能感を彼女に与えた。
「人は結局、自分が見たい嘘しか見ないんよ」
中等部時代には匿名掲示板やSNSでいくつものアカウントを操り、学園内のパワーバランスを裏から支配。
そして高等部に進学し、パテル派に属した彼女が出会ったのが――聖園ミカだった。
裏切りと計算が渦巻くトリニティで、あまりにも無邪気なミカの存在。
それはユララにとって、毒に満ちた世界で見つけた守りたい輝きだった。
彼女はミカのために、影で「掃除」を始める。
ミカの評判を落とそうとする敵対派閥の弱みを握り、扇動的な見出しでスキャンダルを爆発させ、相手を社会的泥沼へと引きずり込む。
美しく佇みながら水面下で容赦なく獲物を突き刺すその手腕から、彼女はいつしか『パテルの鷺』と恐れられるようになっていた。
やがて彼女は、情報操作の拠点としてニュースサイト『アイビス・インフォメーションズ』を設立。ミカのクーデター未遂前夜には世論を誘導する最強の武器として機能した。
……だが、ミカの失脚によってすべてが崩壊する。
ミカを守るために書いた擁護記事は逆効果を恐れて消去を繰り返し、パテル派全体が「戦犯」と化した学園内で、ユララの居場所も完全に失われた。
かつて自分が冷笑していた他人の視線に怯える日々。
すべてを操作してきた彼女が辿り着いた限界の中で、唯一の救いとなったのが――間島スバルの描く同人誌だった。
すべての情報を裏から操らなければならない重責。
その反動として、彼女の心は「胡散臭い男にすべてを見透かされ、肉体も心も屈服させられる」という、究極の解放を求めていたのだ。…………まぁ、言い換えれば「好みな男に調教されたい」というYOKUBOUなのだが。
「どうせ私の人生なんて、嘘で塗り固めたハリボテだし……」
自嘲気味に呟くユララは、せめて自分の欲望を作品として残そうと、彼女は正体を隠して『プレアデス性団』の門を叩いた。
完璧な偽装、完璧な一般生徒の振り。だが――その「パテルの鷺」としての危険な匂いを、間島スバルが見逃すはずもなかった。
「最初に言ったでしょ? 俺達プレアデス性団に、派閥なんてないって! だから……ちゃんと説明しましょう!きっと分かってくれます!!俺も説明しますんで!」
一目で見破られ、その上で全て受け入れると、カラッと笑うスバルを前に、ユララは背筋が凍るような恐怖と――己のすべてが暴かれたことへの、暴走するような快感を覚えずにはいられなかった。
………ちなみに、ユララの最近のブームだが。
「先生って、コンタクトつけないん?」
「うーん……やっぱり眼鏡の方が合うというか…コンタクトレンズが高いというか……」
「最近はコンタクトでも安いのが売られてるんよ!せっかくだし試してみない?」
……先生を、自分の好みの外見に近づけることである。
シャーレの先生が人格者なのはスバルたちから聞いて知っていたが、見た目が好みではなかったのだ。物語の途中で裏切りそうな見た目………ハードルは高いが、ユララは先生をそういう系の男(見た目だけ)に仕立て上げようとしていた。
ユララのメモロビ解放も遠くない。
「ん、そこまで」
「あれ?シロコちゃんじゃん。どしたん?」
「先生を誑かすのは許さない」
「誑かされてないよ!!?」
「そーそー。あーしね、今コンタクトレンズ紹介してたの。……シロコちゃんも、眼鏡外した先生見たくない?」
「……………見たい」
「シロコ!!?」
「よーし、じゃあお店へレッツゴー!」
なお、シャーレにくる他の生徒たちとも、持ち前の口と人当たりの良さで仲良くなっているという。
Tip!
アキとセイミのメモロビは、先生方から「おい先生止めろよ!!」「アウトすぎる」「これ海外版大丈夫か!?」と言われるほどに過激だったらしい!!!
具体的に言うとアキは夜中の庭でナイトドレス姿であり、セイミは先生のベッドの上で疑似騎乗位になっている!!
NOA様が一流から陥落する時の戦犯は?
-
ユウカ
-
コユキ
-
リオ
-
ネル
-
アカネ
-
カリン
-
チヒロ
-
コタマ
-
マキ
-
モモイ
-
ミドリ
-
アリス
-
ユズ
-
その他(さり気なくコメントを…)