HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
一応締め切りは特に設定してなかったので締め切りはないことにします(不安にさせた方はスミマセン)が、たった1日でトリニティの各部活内におけるネームドの数がトップになりました。
マジでうちのトリニティが性文学に支配される日が近いかもしれません。
トリニティ総合学園に新たに生まれた部活「プレアデス性団」。
総部員数は俺含めても20には届かない少数精鋭ではあったが、皆が皆、特徴のありすぎる奴らでビックリした。正直言って、今まで出会わなかったのが不思議なくらいだ。
「救護騎士団から転部したのか!?」
「はい! 色んな人の身体を見たい!…ってのがあったんですけど、なかなかそういう場面にでくわさなくて。あ、でも仕事は真面目にやってました!」
「そんで…君は、シスターフッドにいた、と…」
「えぇ。『Marry me!』でプリンスメロン先生のファンになってからというもの、エッチなものを描くのに興味が湧きまして……!」
ある者はシスターフッドから、ある者は救護騎士団から、またある者は図書委員会から転部したり兼任しに来たりとクセの強いメンバーが集まった。更に描きたいジャンルも純愛は当然のこと、メスガキわからせや姉妹百合、ケモ耳ガチムチの湯気本、極まったヤツには人格排泄モノまでという、一般トリニティ生が知ったら「へ、変態だー!!?」と絶対に言うであろう、幅広く錚々たるメンツが集まったと思っている。
「いちおう参考までに訊くけど…お前ら、どんな男がタイプだ?」
「母性本能をくすぐる子犬のような可愛い年下の子です!」
「付き合うとなると清潔感があって趣味を理解してくれる人がいいですね」
「やることぜんぶ…ダメダメだけど、一生懸命な…大人のひと…」
「脱いだらスゴイ細マッチョ系男子かな」
「わたしはガッチリした系の頼れそうな人が好きかなー」
「物静かで頼りがいのある男性ですね。眼鏡があるとなおよし」
「表情出ない系だけど恥ずかしがる時は可愛くなる人」
「あたし、男の子より、女の子派なんです……!」
「ブラボー……おぉ、ブラボー…!
……更に、ソイツ等一人ひとりが、己の確固とした性癖を秘めている。
嬉しい事だ。まさか俺の「男のタイプ」の問いにこうも意気揚々と答えてくれるとは。
トリニティも、まだまだ捨てたモンじゃあないかもな。
「ところで、スバルさん」
「君は…確かカナさんか」
「例えば、なんですけど……エロ漫画や小説のネタはスバルさん自身にしても良いんでしょうか?」
「「「「「「!!!!!」」」」」」
こんな問いをされたのも初めてだった。
普通なら、答えるのに多少なりとも時間がかかるだろう。
だが俺は答えられる。いずれ来ると思っていたことだからな。エロ漫画のネタに、キヴォトスの可愛い子達を使うと決めたときから……
「俺はやはり感動しているぞ。そういうことを臆面もなく聞ける仲間に」
「そ、それって、つまり……!」
「撃って良いのは撃たれる覚悟のあるヤツだけ。もし、お前が本気で俺を元にヒロインを作りたいと考えているのなら―――俺は一向にかまわない」
「「「「「!?!?!?」」」」」
スバルの、懐の広さを部員全員が認めた瞬間だった。まさか、自身をエロネタにしても良いと言うとは!
流石の自分たちも、同じ質問をされたら悩んでいただろうだけあって、「流石は部長、プリンスメロン先生だ」と思わずにはいられない。
ここまで懐が深いのは、キヴォトスで聖人と知られる先生でもなかなかないのではないだろうか。
俺のエロネタを認めたものの、部員たちを見て確信した。レベルが高い。俺も負けてられない。そう確信させられる程に仲間が強く頼もしい(性的な意味で)。
ただ、漫画初心者もゼロじゃあないから、じっくり教えていかないとな。
⋆
最初にルールをいくつか作り、その後で活動を始める。
一番最初の活動は……ズバリ「スケッチ」。純粋な画力を上げるためのものだ。
校舎内ならどこで何を描いてもよく、時間までに美術室に戻れればOK、という制限をつけて部員を送り出す。
俺も例外ではない。皆と一旦別れて向かったのは……図書館。スケッチもそうだが、欲しい情報があるからだ。
「スケッチですか?」
「あんたは普段通りの仕事をしてれば良い。俺は静かに描かせてもらうさ」
「……エッチな本にしないですよね??」
「違うよ。今回は部活の一環だ」
「ぶ、部活動!!?」
「プレアデス性団です。コンゴトモシクヨロ」
図書委員会の
図書館の静かな感じ……これが心地いいのは何故だろうか。ここで
「さ、寒気が…」
「冷房が効きすぎたんじゃねぇのか?」
「イイエ、多分そうではなく……」
「…そう思うんならよ、この間島スバルの描いた本の一冊や二冊でもこの図書館で扱っちゃあくれないかい」
「駄目に決まってるじゃないですか! 図書館は健全な本で通してるんです!!」
「なんでや工藤!」
「工藤じゃなくて
俺のエロオーラに気付いたシミコは、図書館の迷惑にならない程度の大声でツッコむという器用な技を為し遂げた。
図書委員会は流石その名に恥じぬといわんばかりに、俺の本の存在についてはだいぶ前から知っている。
エロにのめり込む事こそなかったものの、元々本が好きだったのか、悪く言わなかった数少ない生徒の一人だった。まぁ褒めもしてくれなかったケド。
そんな図書委員会だが、知り合いが二人いる。二人とも、俺の知るブルアカに登場した子達だ。実際に関わってみると、なかなかに面白い。男の趣味が良くないのが欠点なのが惜しい位だ。ハスミみたいに論外ではなかったが……アウトラインが20点未満だとして、シミコともう一人は22か3くらいだ。マジで精進してほしいぜ。
「ま、そんな冗談はさておき……今回図書館に来たのは、調べ物がしたかったからだ」
「調べ物?珍しいですね。何をお探しで…あっ!え、エッチなのはありませんからね!」
「ちげーよ。このメモに書かれたものを探して欲しいんだって。ほら」
コハル並みの勘違いをかますシミコに、俺はメモを渡す。
それを見たシミコは、そこに書かれているリストに目を通すと、う~~んと唸り、パソコンでデータベースに繋ぐ。
キーボードの音がカタカタなってのち、芳しくなさそうな顔で首を横に振りました。
「ごめんなさい。どのワードも、検索に出ませんでした。私も聞いた事のないものばかりです」
「うーん、そうか。まぁ簡単に出てこないとは思っていたが……」
トリニティの図書館の蔵書量はかなり多い。
キヴォトス一といっても差し支えないくらいだ。
そこから見つからないとなると、相当に希少か意図的に抹消されたデータなのかもしれないな。
とはいえ、これは
「ひょっとしたら、
「…確かに、先輩の管理してる古書のキーワードでしたら可能性はありますが……」
「だから、古書館への入館証発行してくれね?」
そう頼むとシミコは、凄く怪しい人間を見る顔で発行をしてくれた。
古書館の入館証を手に、古書館に辿り着いた俺は、早速中に入ってみる。
……相変わらず真っ暗だな。これじゃあ足元が見えづらいのなんの。
「ウイー、いるか?」
「ヒィィィッ!? ヘンタイィィィィ!」
「うわうっさ」
声をかけた瞬間、電気をつけて俺の姿を見るなり古書館の主―――
…早速会話拒否かよメンドくせぇ。まだ「JK華ちゃんの花散らし*1」を初見で見ちゃったトラウマが残ってるのか。
アレも一応ウイの好きな「本」の部類のハズなんだけどなぁ……
「な、なななな何の用なんですかぁ……」
「そうビビられちゃあまともに話もできやしねぇ。せめてリストを見るくらいしてくれないか?」
「……リスト?」
「調べたい本のリストだよ。
「…………………見せてください」
紙飛行機にして飛ばしたリストを、隠れたまま読むウイ。
しばらくすると、ようやく警戒心が解けたのか、机からちょっとだけ顔と手を出してこっちを見てくる。
「あの…聞いてもいいですか?」
「なんだ」
「『デカグラマトン』に『AL-1S』、『色彩』に『無名の司祭』って……どこからこんな情報を手に入れたのですか?」
そう。
今回、ウイのいる古書館に尋ねたのは、ゲームのブルアカ最終章を齧って知った断片的なキーワードを、出来るだけ詳しく知りたかったからだ。
流石にプレナパテス戦は過去のストーリー開放が間に合わなくて見れなかったが……今は後悔を口にしていられない。出来ることはしなくっちゃあな。
とはいえ、この手の質問は来ると思っていた。想定済みよ。こういう時の返答は……
「黒い服のオッサンがいてな。そいつが知っていた」
「黒い服の…おっさん? 知り合いではないので?」
「知り合い…というかアイツの本名知らないんだよ。『黒服』ってマジで名乗ってたし」
「…怪しいですね。そんな人物の言葉を信じたのですか?」
「それを確かめるためにここに来たんだ。誰があんな胡散臭い
富岡言語・嘘を使わない嘘・事実だけを語るテクニック・1割の嘘、すべてを駆使して全力で誤魔化す!
フッフッフ、ゲマトリアは生徒で罪を犯しまくるからなぁ*2。そこに覚えのあるようなないような罪ともいえんモノをひとつ乗っけてもなんの問題にもならない。
大人なんだろ?責任とらなくっちゃあなぁ。お前に言ってんだぞベアおばァ…!
「……わかり、ました。
本のありそうな場所に案内します。
ですがあまり期待しないでください。私も初耳の単語もありましたので」
「助かる」
「それと……本の扱いは慎重に、お願いします。
いちおう、保護はかけていますが…どれもこれも、希少な価値のある子たちですから…」
「ナメんな。俺とて本の創作者だ。本を雑に扱う真似しねーよ」
こうして、おっかなびっくり歩くウイの後をついていきながら、古書を見つけては読む作業にふけるのであった。
で、肝心の内容だけど……大きな収穫はなかったと言わざるを得ない。
なにせ、御伽話みたいなフワッとした内容だったので、すぐに戻る約束をした今では簡単に理解しきれなかったからだ。
あと予定と違うけど聞いたことあるワードが出てきたりとかな。アトラハシースの舟、って名前が出た瞬間は「これ色彩の最終ステージじゃなかったかしら」って思ったモンだ。
いずれにせよ、時間が圧倒的に足りない。まとまった時間を作らないと解読とかムリだなコレ。
「…また、この手の本を読みに来ても良いか」
「えぇ…また来るんですか……?」
「騒がしくはしねーよ。何なら、アイスアメリカーノでも買って来ようか?」
「………………本を雑に扱わないなら、別に構いませんが」
ウイの小さな返事に、背中を向けたまま手を振って、俺は古書館をあとにし、部員たちの待っているであろう美術室に戻ることにした。
*
「……というワケで、これがそん時調べた資料です」
「何が『というワケ』なのか知らないけど…まぁ、ありがたく受け取っておくよ。お疲れ様」
ちなみにだが、そうやってコツコツ調べた資料は、定期的に分かりやすくまとめて先生に提出している。『レポート課題』という体裁でだ。
「でも…よく調べてるね。この……アトラハシス?とかさ」
「ありがとうございます」
「でも、どうしてこんなテーマでレポートを?」
「というと?」
「スバルはもっとこう………アダルトなテーマを設定しそうだからさ」
「ハッハッハ。俺だってエロ一辺倒じゃありません。エロ9割ではありますが」
「ほとんどエロじゃん…」
こうやって情報を先に教えるのは、安心してエロを描くためだからね。
そのためなら、ベアおばは見せ場作らずに転がすし、カイザーも色彩もブッ潰す所存だ。
俺の野望のためにも、キヴォトスには平和でいて貰わないと困るのだ。
「で、テーマの理由でしたっけ。
単刀直入に言うと、いずれ先生の役に立つと思うからです」
「…私の?」
「シャーレには期待してるんです。その先行投資と思って頂ければ」
「…………そっか」
まだ何か聞きたそうではあったが、早々に話を切り上げて、新たにトリニティに作った部活『プレアデス性団』の話にシフトするのであった。
「話は変わりますけどね先生。
俺、このたび部活の部長になりました」
「え、そうなの?何部?」
「漫画研究部」
「なっ!? ま、まさか……エッチな本を描くための…?」
「なに
「トリニティにエロ漫画描く部活できたのッ!!?」
「はい。まぁカモフラージュはしてますが、みんな将来有望です」
「将来有望ってナニ!?!?」
「近い内に薄い本が厚くなりますよ…ハッハッハッハッハッ……!!」
笑いが止まらないスバルに、先生は未成年が性事業に参加する事への危機感と、スバル以外が描くであろう新たな薄い本への興味・期待と、それを期待してしまった己への羞恥心&罪悪感で顔を覆った。
たまたまその場に居合わせた当番の生徒によると、嬉々としてエロ漫画研究部が生まれたことを報告したスバルの笑顔は、人を堕落させることに成功した悪魔のような表情だったという。
Tip!
スバルは、ゲームにおいてはチート戦力だけでなく、顔芸も堪能である事で有名だぞ!予定している顔芸表情の差分は、以下の通りだ!
①わるだくみ顔。Dr.STONEの龍水・千空・ゲン並みのわっっっるい顔をして企むので、「良い事思いついた」が悪いこと思いついたようにしか見えない。
②スライム(DQ)顔。スバルは疑いにすっとぼける事があるが、その際には高確率でこの顔になる。かわいいのに何故かムカつく。
③モノマネ。アズサ・ツルギ・ミカ・アル等レパートリーは多いが、顔にリソースを割きすぎているため声はまったく似てない。以前某キャラクターのマネもしていたようだが、ガチ勢に「全然似てないからやめろ」と言われて以降やってないようだ。
おまけ・無名の司祭をボコるだけの話
司 祭「驕るn…(顔に拳がめり込む)」
シロコ「ん、黙れ」
司 祭「おごっ!?(腹パンを食らう)」
スバル「喋んなカス」
シロコ「先輩たちをよくも…!」(ボコボコ)
スバル「別世界とはいえシスターを泣かせた罪は重い」(ドガバキ)
司 祭「……な………る…な…」
二 人「?」
司 祭「殴るなーーーー!!!!」
(叫んだ直後、無名の司祭の顔面にスバルとシロコの拳がクリーンヒット)
シロコ「うるさいゴミ」
スバル「誰が喋って良いと言った???」
※この後司祭はまる1日ボコられた
ブルアカの顔芸四天王、一人はスバル。残り3人の枠に入りそうなのは?
-
剣先ツルギ
-
陸八魔アル
-
愛清フウカ
-
白州アズサ
-
古関ウイ
-
小鳥遊ホシノ
-
その他(コメントでさり気なく…)