HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
本当に、本当にありがとうございます!
これからもこのHENTAIの進む道をお楽しみに!
さてサブタイですが、ダークライは本編に1ミリも出てきません。
百鬼夜行連合学園内で、1つのお知らせが伝わった。
トリニティ総合学園学区への校外学習の決定。
トリニティから留学生が来たことをきっかけに、両校との交流を深め、互いの文化の理解を進めることを目的としたイベントである。
通達から1週間という前代未聞すぎる準備期間であったがゆえに、誰も応募などしない……と、思われていた。
だが驚くべきことに、応募者が現れたことで実行されることとなった。トリニティからの留学生が案内役を務め、陰陽部の副部長が引率を務める。これによって、タイトすぎるスケジュールが実現したのである。
しかし。その旅行先で、巨大な陰謀に巻き込まれるなど、誰も………いいや1人しか知らない。
⋆
「わぁ~、すごい品揃えだね!」
「う~ん、本当に……ぐぅ」
「ツバキちゃん、起きてー」
「イズナ達、なんだかんだトリニティに来るの、初めてでしたね」
「で、ですね……うぅ、なんだか目立ちます…!」
「ありがとうスバル殿!こんな案内をしてくれて!」
「あァ、問題ねぇ。この程度造作もないってことだ」
「ま、まさか……本当にトリニティに戻ってくるなんて…!?」
トリニティのバザールを歩くは、修行部の春日ツバキ、勇美カエデ、水羽ミモリ。そして忍術研究部の久田イズナ、千鳥ミチル、大野ツクヨ。そして、案内人は、トリニティ正義実現委員会の龍崎クオン…そしてこの俺・プレアデス性団団長、間島スバルだ。
百鬼夜行による、トリニティ校外学習。
俺達トリニティの留学生の案内のもと陰陽部が企画し、カホが引率するこの活動は、当然ながら俺発案のものだ。
なにせ、何を隠そう…カホをチセちゃんで買収して、頼んだこととは―――『百鬼夜行のイベントに、トリニティへの校外学習を組み込むこと』だったからだ!
陰陽部は生徒会のようで生徒会でない。これで駄目だったらどっかの取り壊し予定の柱を使って
ニヤあたりが文句を言いそうだが……なんせアイツ、
「クオン、分かってるな」
「……今夜、第19分校だったな」
「あぁ。それまではノボリとユマの報告を待ちつつ観光案内でも洒落込もうや」
原作が大きく動く……つまり、ミカがアリウスとクーデターを実行するのは今夜だ。補習授業部のみんなから、今夜に最後の模試があると聞いていたから、間違いない。
アイツらが勉強を頑張っている所悪いが、こちらも校外学習で百鬼夜行生を引き連れて案内する身。その時が来るまでは仕事しますか。
「カーホっ! 良いお土産は見つかったのかぁ?」
「なっ、間島さん!? やめてください、私は引率なんですよ、一応!」
「気にすんな。百鬼夜行じゃ買えないモンも山ほどあんだろ? チセちゃんに買いたいモンはとっとと買っとけよ」
「余計なお世話を…!!」
カホを弄りまわしたり、イズナの好みに合いそうなお土産を紹介したり(流石にニンジャグッズはなかったが……)、果てはミチルっちチャンネルの動画撮影がチャンネル主によって突発的に始まったりと、なかなか愉快な校外学習・昼の部を過ごした。
―――夜。
俺とクオンは、その日泊まっている宿を抜け出して、トリニティ第19分校に近づいていた。
この日のために、そこに近いホテルで宿泊していたから、余裕でミカ戦までにゃ間に合うだろ。
決戦の場所へ向かう途中、俺は複数の気配を感じ取った。
「何者だ」
「!?」
鋭い声を放てば、ぞろぞろ出てくるは、ガスマスクをした生徒達。
敵対する奴を機械的に「処理」するかのような、異様な殺気。
間違いない。コイツらが……!
「何だこいつらは…!?」
「アリウスだ」
「アリウス?」
かつて、トリニティから追い出された学校。
憎悪を募らせた、トリニティの黒歴史。
そして、悪い大人に希望を奪われ、利用され、学ぶ機会も得られずただ言われた殺意に従っている、哀れな少年兵。
「気をつけろ。コイツらは本物だ。冗談抜きで殺しに来るぜ」
「誰に言っているんだ。私は正義実現委員会だぞ? こういう輩から正義を果たすためにここにいる」
「ツルギ先輩くらい強くなってからソレ言えよ」
「無茶言うな…」
そう言っている間にも、アリウス達はこちらに銃を向けている。
今すぐにでも俺達を排除する気だ。
「時間ねぇから1つだけ注意な。
奴らに爆弾を使わせるな。『1度でも使わせたら死ぬ』気概で挑め」
「爆弾…?わ、わかった…!」
「目撃者は生かすな。
誰もが寝静まった夜の中、俺達のトリニティ防衛戦が幕を開けた。
「『擬・破壊殺空式』」
「「「「「うわあああああああ!!?」」」」」
「「「「「!!!?」」」」」
先手を取ったのはもちろんスバルだ。
一気に高められた闘気から放たれた無数の拳が衝撃波を生み、それらがアリウス生たちを吹き飛ばした。
普通キヴォトスの住民は銃を用いて戦う。戦闘に特化したアリウス生といえども、ガチで徒手空拳で戦う相手……しかも、自分達を一瞬で薙ぎ払う相手など想定しているわけがない。いたとしたら、ソイツは輪廻転生を繰り返して戦いを知り尽くした戦神だ。
アリウスの部隊は、間島スバルにあっさりと先攻を許したのだ。
そこからは、木端のアリウス生にとっては地獄が始まる。
「我が呼びかけに応じろ……
「ぐああああっ!」
「な、なんだ!?」
「け、剣…!?」
スバルがひとこと声を発すれば、どこからともなく、巨大な物体がアリウス生を轢きながらスバルの右手に収まった。
そのあまりの得物の大きさは……剣というよりもはや、一種の重機。最も有名な大剣使いの名を冠したその巨大な大剣は、スバルが手にした途端、更なる暴威を生み出した。
「オラァ!」
「ぎゃあああああああ!」
「ドラァ!!」
「きゃあああああああああああ!」
「無駄ァァ!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
一振りすれば10人吹き飛び、二振りすれば1師団吹き飛び、三振りすれば目の前に立っていたガスマスクの生徒が全員叩きのめされる。
同志を多数、しかも一方的に屠りながら驀進するスバルを見て、流石にそれを危険だと判断したアリウス部隊のリーダーらしき人物が、懐から小さな固形物を取り出した。
ヘイロー破壊爆弾。これさえ使えば、頑丈なキヴォトスの民の
そして、それを投げつけようとして―――投げた手が激痛と衝撃と共に弾かれた時には、もう遅かった。
「アイテムなぞ!」
「ぎゃああああっ!?」
「使ってんじゃねえッ!!!」
「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」
「『擬・ジェノサイドブレイバー』ッッ!!!!」
「ぁ………ぐ……」
叫びながらスバルが振り下ろした大剣が、地上で地獄を生み出したのと、天高く飛んでいった殺戮の爆弾が、花火のように空に弾けたのは同時だった。
なお、この間クオンもしっかり戦って、戦果を挙げていたりする。スバルの暴れっぷりが派手かつ大規模過ぎるせいで、総崩れになり浮足立って及び腰になったアリウス生の意識を刈り取る作業になりつつあるが。
「スバル、早すぎだ! ちょ、ちょっと待ってくれ!」
「あぁん? 早くしないと真打登場に遅刻するだろうが。補習授業部がミカに殲滅させられるぞ」
「……思ったのだが、仮にあのミカ様があの分校にいたとして。
あの人、そこまで出来る程に強いのか? 私にはそうは思えないのだが」
クオンの質問を「バカ言ってんじゃねぇ」と即切り捨てるスバル。
振り返って答えるその表情には、普段通りの余裕を通り越して慢心をたたえた笑みは浮かんでいなかった。
「ツルギ先輩以外の正実全員を相手取っても、多分1分でぶちのめせるぞ、ミカなら」
その答えが現実味を纏っているように見えて、クオンは冷や汗が流れた。
⋆
「…なるほどねぇ、みんな『シャーレ』『シャーレ』っていう訳だ。厄介だね、『大人』って」
その頃、トリニティ第19分校内にて。
補習授業部は、
しかし、それでアリウスを追い払っていても、限界がある。補習授業部の生徒達の体力は、削り切られつつあった。
ミカはそれを見越して、「計画には支障はない」とまで言ってのける。このまま押し切れると思ったのだろう…………この時までは。
「ほ、報告します!ぞ、増援が…トリニティの生徒がこちらに来ています!」
「えっ? ティーパーティーの命令に背く人なんて、いないはず………数は?」
「てっ、敵の数は、たったの…ぐわぁぁっ!!?」
「「「「「「!?!?!?」」」」」」
ミカに報告していたアリウス生が踏み潰された。
数秒前までアリウス生がいた場所に立っていたのは………黒いメッシュを携えた、金髪の少女。硝子の破片を散らばせながら降り立った彼女から生える、夜の星空のような片翼は、まるで堕天使が降りてきたかのよう。しかし、その手に持つ機械的な大剣が、幻想的な彼女自身と真逆ながら、妙にマッチしていた。
「間島、スバル……!!?」
「よぅ、ミカ。喧嘩しようや」
ミカとは対照的な、ダイナミックすぎるエントリーと粗暴な言葉遣い。それにミカは、ため息をついた。
「……どうしてあなたがここにいるの? あなたはナギちゃんの命令で百鬼夜行に行ってるハズ……その命令に背いて、トリニティにいられると思うの?」
「ハッハッハッ…俺は命令違反なんかしてないぜ?
ちゃんと百鬼夜行に行ってたさ。ただ…
極悪人のような顔を誤魔化すことも無くスラスラと事情をぶちまけるスバル。その真意に、先生は真っ先に気がついた。
「ま、まさか…スバル……」
「俺の仕事は百鬼夜行生の案内と護衛……そして、
運がなかったなぁ聖園ミカ。何企んでたのかは知らないが、あとほんのちょっとでも実行を早めるか遅らせるかしてりゃあ、俺とカチ会わずに済んだものを……!!!」
「夜の巡回中にアリウスに襲われてな、返り討ちにしながら根っこを探したらビンゴってわけだ、いやぁ偶然偶然、驚いたぜ〜」と、茶化したように言うスバルに、この場の全員が確信した。
―――こいつ、狙って戻ってきやがった!?
「そんな偶然が、ある訳ないでしょ!!!」
ミカの銃が、マズルフラッシュを放つ。
しかし、光が一瞬煌めいた先のスバルは、被弾箇所が「覇気」で黒光りに変色しただけで、ダメージはない。
「言いがかりだな。必然を疑うなら、証拠を出してみることだ。―――俺を
ミカの正論を、暴論で返しながら大剣の一閃を放つ。
それだけで、暴風が生まれ、アリウス生が吹き飛ばされた。
暴風が収まった時に立っていたのは、黒色化した大剣を片手で防いだミカであった。
「……いっててて…やっぱりスバルちゃん、強いね〜。流石はツルギちゃん達を何度も返り討ちにするだけあるよ☆」
「フン」
それに驚くでもなく、スバルは鼻を鳴らして大剣をミカの手から引っこ抜く。
「それにしても…随分舐められたものだね。
そんな時代遅れのガラクタで、私に勝てると思ってたの?」
「試してみるか?」
「あはっ☆」
直後、ミカとスバルの姿がブレた。
そして衝突。校舎が吹き飛ばされるような衝撃波が連続で放たれる。それらを目で追えるレベルの人間は、ここにはいなかった。
「…ミカはスバルに任せよう」
「先生?」
「私達はこの隙に、アリウスを食い止めるよ!」
先生は、その戦いはスバルに任せたほうが良いと判断し、引き続き防衛戦を再開する。
「はぁぁぁっ!」
「えいやー!」
スバルとミカは、第19分校の壁や天井、設備を破壊しながら鎬を削る。
スバルは機剣ストライフを大きく振るい、ミカに追撃をする。距離を離せば『擬・月牙天衝』を放ち、近づけば『擬・ジェノサイドブレイバー』や『擬・断頭鬼刃』を炸裂させた。
ミカも負けていない。スバルの猛攻を受けたり避けたりしているミカはしかし、『擬・ジェノサイドブレイバー』や『擬・断頭鬼刃』等の大技は回避していた。そして、生まれた隙にサブマシンガンの弾丸をお見舞いする。
「(フェイントやジャブが一切通じねぇ…というか、食らった上でマジで我慢してやがる……流石はミカ、SNSで散々ゴリラとからかわれただけはある……そのくせ、本命の技はしっかり避けやがる………厄介だな)」
「(あの映像とは技の規模も範囲も全然違う…!? ただでさえ強くなってるみたいなのに……しかも、あの剣…もう何十発も撃ち込んだのに傷1つないとか………もぅ、面倒くさいなぁ!)」
互いに決定打に欠ける戦局。
スバルはここで、剣を分離させた。バスターソード状の剣から柄まで伸びた刃の剣を取り外す。
「『擬・二刀流・七十二
「させないよっ!」
「―――重ね、『六式・嵐脚』!」
「!!?」
「『百四十四
「うわっ!?」
覇気を纏う、四筋の変幻自在な飛ぶ斬撃が、ミカに襲い掛かる。
三刀流の剣士が編み出した飛ぶ斬撃と、政府の秘密の実力者が持つ人を斬り裂く蹴り。それが合わさった凄まじい舞のような攻撃が、ミカの服や髪に傷をつける。さらに、その大規模さたるや、周りのアリウス生が巻き添えを食って斬り刻まれ、気絶したりふっ飛ばされたりする始末。
「ぎゃああああ!? 死んじゃう!死んじゃうっす~~~!!!」
「わあああああっ! め、メチャクチャよスバル!」
「いや……それほどまでに、聖園ミカが強いということだ…!」
補習授業部でさえ、巻き添えを恐れて各自遮蔽物に避難するレベルの大惨事となったが………しかし。聖園ミカは倒れない。
「あ…あっはは☆」
モロに食らったというのに、花の咲くような笑顔を浮かべて、技を放った直後のスバルの腹に、銃口を押し当てて、引き金を引いた!
「ぬぅぅぅっ!?」
衝撃に耐えきれなかったスバルを倒し、そのまま踏みつけようとするミカ。
「今のは痛かったけど……耐えればこんなに……隙だらけ!」
「ホントにそうか―――なッ!!!」
襲い来る右足を、倒れた状態のまま両手の剣で受け止める。
覇気を纏って真っ黒に変色したそれらは、ミカの蹴りを受けても尚、砕けたりひしゃげたりはしない。
だが体勢が明らかに不利であった。
「私はホストにならなきゃいけないの。
セイアちゃんがあんなことになった以上……失敗は許されない!」
「……成程。そういうワケか」
呟いた直後、スバルの身体が淡い桃色に光り出す。
異常を察知したミカだが、それが何を意味するのかを知らなかった。
「はああああああっ!」
「なっ―――」
―――故に、空へ放り出された。
『擬・界王拳』。身体能力を何倍にも引き上げる、スバルの秘技のひとつ。
ミカは、踏みつけようとした足を逆に押し返され、そのまま宙に放り出されたのだ。
だからこそ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
その次に放つ、スバルの手に気付けない。
「はあぁぁぁぁぁぁぁっ!」
空にいるミカに猛追するスバル。
ミカはスバルの持つ大剣に、ありったけの一撃を放って、武器破壊を考えていた。
その直後に、急所にサブマシンガンのマガジン1個分撃ち込むつもりだ。
接触まで残り…3メートル……2メートル、1メートル……
そこでミカは、拳を放った!
「―――え?」
大剣が、割れた。縦にキレイに、6分割。
しかし、破壊したにしては綺麗すぎる。割れた破片が、あまりにしっかりとした形をしていて。
それは、破片というよりは、別の剣―――
―――そこで、ミカはようやく気付いた。さっき剣を二つ持っていたが、いったいどこから用意したのか―――
「フッ」
「!」
スバルが空中を蹴る。そして、破片―――否、剣を手に取り、そのままとんぼ返りにミカに肉薄する。
「はぁっ!」
「くっ!……はっ!」
1撃目。なんとかミカでも対応できたが、カウンターを叩き込める速度ではない。
2撃目。目で追えたが、身体が間に合わなかった。白い羽が散る。
3撃目。完全に不意打ちだった。ミカの全身に斬られた衝撃が走る。
「な……ぅぁっ!?」
自身が、分離した6つの剣に囲まれている。
そして、スバルがその周囲を高速で駆けながら、武器を持ち替えては斬り、持ち替えては斬りを繰り返す。
4発、5発、6発7発8発9発…………そして、剣の間を縦横無尽に駆け抜けたスバルは、最後に天高く上った剣を手にして、自由落下に従いながら、ミカを地面に叩きつけるかのように最後の一撃を放ったのである。
「―――『擬・超究武神覇斬』」
周囲に分離した剣が突き刺さる。
華麗に着地した堕天使と、不時着のように墜落した天使。
互いが両の足で立てているが、どちらの盤面に傾いているかは、火を見るよりも明らかだった。
あぁ、全身が痛い。
さんざん『擬・ジェノサイドブレイバー』やら『擬・断頭鬼刃』撃ち込んで、飛ぶ斬撃を散々切り込んで、ダメ押しに超究武神覇斬食らわせたってのにコレかよ。
耐えられ避けられ、散々ヒナ並みの強力な弾丸撃ち込まれたわ。『武装色』でガードしても死にそうなレベルで痛い。こいつさては生まれながらに『武装色』持ってんな?*1
全力で戦ったってのに、ミカを倒しきることはついぞかなわない。悔しさもある一方で、感謝もあった。何故ならミカ、俺はまだまだ強くなれると確信したからだ。
とりあえず今は、これ以上の不毛な戦いを終わらせよう。
「ミカ。いちおう言っておくケドな。
―――百合園セイアは無事だぞ」
「………へ?」
「下手人が密告してくれたんだよ。な?」
アズサに目配せすれば、気まずそうに頷いた。
俺は最後に持っていた剣を地面に置いて、ミカにこう告げた。
「詳しい事は先生が知っている。教えて欲しかったら、銃を置くことだ」
「………分かった。銃を置くよ」
「先生、頼んだ。話してあげて」
「え、あ…わ、分かった」
こうして、先生はミカに事の顛末……というか誤解を正すために言葉を出したのであった。
「遅れて申し訳ありません! シスターフッド……参戦させていただきます!」
「おせーんだよサクラコ先輩。もう全部終わったわ」
「は、はい!!?」
「というか、ここにあったハズの第19分校は!? 半分消し飛んでるんですけど!?」
「ナニをイッているんだマリー。そもそも19分校はこれくらいの小ささだったぞ」
「「「いや、ほぼあんたがぶっ壊したんでしょ!!?」」」
⋆
さて、この後どうなったかというと。
まずミカはセイアが無事だと知って投降。サクラコ先輩たちに拘束された。気絶してたアリウスも残らず拘束したらしい。
補習授業部の面々はというと、奇跡的に無事だった教室で試験を受け、見事全員が90点台を叩きだし合格。
俺も百鬼夜行の校外学習に戻って、めでたしめでたしで終わる―――と、思っていた。
「急にシャーレに呼び出されるなんて……何があったんだ?」
「間島さんは兎も角、私まで呼び出されるなんて。どうしたんでしょうか、先生は」
カホと共に、シャーレの呼びかけに応じてオフィスまで来れば。
そこには、いつになく神妙な顔の先生が立っていた。
「よく来てくれたね、スバル、カホ」
「話ってなんスか?」
「長くなるから、まずは座って欲しいんだ」
「「………?」」
先生に促されるがままに、ソファに座る。
その間も、先生は真面目な顔だ。何があったんだ?
「さて……2人には単刀直入に聞こうか。
スバル。
「「!!!?」」
な、何故バレている!?
馬鹿な。バレる要素なんてない筈だ。
トリニティには最低限の話しかしてないし、バレるとしたら百鬼夜行……!?
いや待て。ここでリアクションを誤ったら、お説教確定だ。即白目顔芸をするカホとは違うのだよ、カホとは!だからここは冷静に……!
「成る程、成る程……ミカと戦ったあの日、あのタイミングの助太刀はタイミングが良すぎたんでしょうか?」
「助かったのは事実だけど、今思えば、ちょっと偶然にしては出来過ぎてたね」
「………ちなみに証拠は?」
「ニヤの証言と、企画書。それと……コタマの録音記録」
ここで俺は、確信した。
嗚呼、詰んだ。
しまったァ、コタマの盗聴のことを忘れていた……!
それに、ニヤの証言って……!
「スバルには、ニヤから伝言を預かってるよ。
…『肝心な決め事の時にいない人が悪い。勉強になりました。今度は私がその言葉を活用しますわ』……だってさ」
「「~~~~~~!?!?!?!?!?」」
に、ニヤの野郎!
シャーレに校外学習の企画書見せたのか!俺やカホに一報も入れずに!
いや、俺は元々部外者の留学生だからマジで関わる資格ないけど、カホはトリニティにいて陰陽部にいなかったから、止められなかったのか!
引率についていく、ってカホの進言を受け入れたのが仇になったか………!!!
「そういうことだから、正座」
「ひ、ひぃ……!」
「スバルも、ほら。お説教を始めるよ」
「ぅぅぅぅ~………!」
勝ったと思うなよ。マジで。
遺言を飲み込んでからすぐに、先生のお説教が始まった。
Tip!
スバルのエデン条約編の知識は以下の通りだぞ!
・補習授業部は、裏切り者を炙り出すための部活である
・あはは…(ry
・犯人はミカ。クーデターでホストの座を狙う
・アリウスが襲ってくる
・サオリというアリウス生がいる
・黒幕はベアおば。責任を取らないクズにして、存在してはいけない生き物。
雑が過ぎるな!ちなみに襲撃はどうやって知ったかというと、襲撃の事実は前日にアズサから聞いたぞ!
ちなみにだが、ナギサは原作通りに普通に脳を破壊されたぞ!
おまけ・桐藤ナギサの脳破壊の様子
ナギサ「裏切り者は…1人でなく3人!?」
ノボリ「単純っすねー。ジブンらはただの駒にすぎません」
ハナコ「ナギサさん…ここまでやる必要ありましたか? ホストの心労はあると思いますが……」
ナギサ「後悔はありません。ヒフミさんには悪いことをしましたが、全てはトリニティに通う全校生徒の為…」
ハナコ「そうですか。では私達の指揮官から貴方へ伝言です。『あはは…それなりに楽しかったですよ。ナギサ様とのお友達ごっこ』」
ナギサ「!? そ、それは…」
ノボリ「あの人、変わっちゃったんすよ。信じてたのに、1番の友達に裏切られたって知って……それで、この有様っすよ」
(アズサとノボリ、ナギサに銃弾を浴びせる)
さて、エデン条約前編は終了です。
次回からまた日常編に入りますが、次はなんと、コラボを行います。お楽しみに。
次に見たいスバル(一部その他あり)は……
-
アビドスの修行進捗どうですか?
-
アスナ&便利屋との大爆発
-
『正義』にガチで悩むマシロ
-
ふと昔を思い出すカズサ
-
ヒヨリがアノ本を拾う
-
メルがプリンスメロンを知る
-
修行部と修行(意味深)する
-
忍術研究部の房中術講座
-
プレアデス性団の創部誌
-
ヒフ×アズの勝利に脳破壊されるナギサ
-
ゲヘナ給食部に潜入する
-
アズサと会って色々話す
-
黒服、堕天使と接触