HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
美食研究会とヒナちゃんと便利屋以外の子達と関わりを持たせたつもりです。
「ヒナ委員長! そのトリニティ生から離れて下さい!」
「よりにもよって間島スバルじゃないか! 我ら風紀委員の本拠地に来て……何が狙いだ!?」
「だーから友達のトコロへ遊びに来ただけだっつってるだろ? そうカッカすんなや、足舐めの女傑に横乳の始祖様よ」
「
「
「……スバル、アコとイオリに変な二つ名つけないで」
「あー、横乳は兎も角足舐めは手遅れだわ」
どうも皆さん、こんにちわ。間島スバルです。
今回は、ゲヘナ学園の風紀委員会の部屋に来ています。
目的? そんなのヒナちゃんの元に遊びに来たからに決まってんだろ。
でもまぁ、ここに来るまでにかなりの数のゲヘナ生に絡まれたモンだ。結構なショートカットはしたつもりだったが、それでもそれなりの足止めを受けてしまった。そのせいで、予定が15分も遅れちまった。
「おい、足舐めが手遅れってどういうことだ!?」
「いやね、お前をモデルにエロ同人を描いたのよ」
「おまっ……まさか、描いて売ったのか!? アレほどやめろと言ったのに!!?」
「ゲヘナ学区と百鬼夜行を中心に大人気でした」
「貴様ぁぁぁぁぁ!!!」
イオリに首根っこを掴まれた。
そうカッカしても寿命が縮むだけだぞ。
「いや、あの売上のお陰で、俺達プレアデス性団は『ピンクアーカイブ』の打ち上げで焼き肉行けたんですから。本当に………ゴチになりました!!」
「うるさい!!!死ね!!!」
イオリの首ガクガク攻撃は、俺には一切効かない。
アコとヒナちゃんが可哀想なものを見る目でイオリを見ているのが分かった。
まぁ…ヒナちゃんも一応「おとなの飛翔*1」でヒロインにしてるんだけどな。薮蛇だから1000%バレでもしない限り俺からは言わんけど。
「今すぐその本の発売をやめろ!!」
「いいの…?」
「なんで確認するんだ!? さっさとやめろと言ってるんだよ!」
「分かってねェな。
それでも尚自分の本を売るのをやめさせようとするイオリだが、俺の念を押しまくる確認に、手が緩む。
胸倉をつかんだ手が離れた事を確認した俺は、襟元を正しつつこう言うのだ。
「実は前に、ある本を発売してからほぼ同じタイミングで販売を差し止めを求めてきた子がいてな。
その通りに販売を凍結した結果―――恐ろしい事態が起こったんだよ」
「恐ろしい事態……?」
「ぶっ飛んだ値段で取引されるようになって、超絶プレミア品になっちまった」
「冗談だろ???」
冗談みたいな事実なんだよなぁ。
販売差し止めを求めたのは言うまでもない、早瀬ユウカのことである。彼女が『俺の優雅な幼馴染*2』の販売を早い段階で凍結させた結果、あり得ないくらいに値段を釣り上げて売りまくる転売ヤー=サンが現れたのだ。ソイツは俺が直々にシメたし、その後ちょっと手を打ったんだが、その結果ガチの貴重品になって手に負えなくなったんだけどな。
その説明を聞いたイオリは、みるみるうちに顔を真っ青にして、震え出した。
「ど、どうすればいいんだ…………今コイツを止めれば私の本がプレミア価格で取引されて、止めなかったらより出回るだと…!?
た、たちの悪い悪夢なんだろう……? 夢なら醒めてくれ………!!」
「ところがどっこい…! 夢じゃありません……! 現実!これが現実……!!!」
「こんなバカみたいな光景あります?」
ハッハッハ。どれだけ馬鹿げていようが、勝てばよかろうなのだ。
俺を止めたらイオリの足舐め同人誌は即プレミア化。止めなかったら当然増版されるだろう。
ユウカの本の件で初めて分かった事実だが、どっちを取っても得するのは俺だ*3。見事な二律背反だなぁ。
これでイオリもアコも手を出せまい!!
「スバル」
「ん?どうしたヒナちゃん。俺の手腕に惚れたか?」
「ヒナ委員長が貴方如きにホレるわけないでしょう!!頭沸いてるんですか!!?」
「うわうっさ」
「アコ、うるさい。おすわり」
「わん!」
「お前それでいいのか…」
アコを文字通りおすわりさせたヒナちゃんは、「で、さっき呼びかけたことなんだけど」と話を元に戻す。
「そもそも、イオリに無断でイオリの本描くのは良くないと思うの」
「「「……………」」」
正論を言われて、もはや何も言えないかのように、言葉が出てこなかった。視界の端で、イオリとアコが首を上下に振りまくっているのが見えた。
「まずイオリに謝って」
「ごめんチャイナ」
「もっと誠意を込めて」
「誠に申し訳ありませんでした」
結局俺は、ヒナちゃんに
「それで、何しに来たの?」
「最初から言ってんだろ。遊びに来たって。なぁー、大富豪やろうぜ?」
「やる訳がないでしょう!」
「あー、そうだな…大富豪するにはもう2人くらい欲しいか。じゃあポーカーにでもするか?」
「そうではなく、トリニティなんかとやる気はないと言っているんです!!」
「そうだそうだ!」
相変わらず敵対的な視線を向けてくる2人が流石に面倒になってきたので、ズバリ聞いてみることにした。
エデン条約編に大きく関わるある点について。
「……思ったんだけどさ。
お前らさっきからトリニティなんぞって言って俺にヘイト向けてくるけどさ。
トリニティ生に何されたの?」
「ふん、そんなもの…」
「アレか? 目が見えなくなるまでボコボコにされた事でもあるのか?」
「え―――」
それは、ゲヘナとトリニティの確執の理由。
転生前情報で仲が悪いことは知ってたし、現地で過ごしてきたから、その憎しみというか、イヤ〜な感情にも触れてきた。だから気になったのだ。
お前らなんでそこまで互いを嫌うの? って。
「親兄弟が、爆発にでも巻き込まれて木っ端微塵になったのか?」
「あ、あの…」
「幼馴染の大親友が、無惨な姿で瓦礫に押し潰された事でもあるのか?」
「なに、を」
「将来を誓いあった人が、原型すら留められてない有様にされちまったとかか?」
「スバル」
「……ハッハッハッ、揃いも揃ってなんて顔してんだお前ら。
蛇蝎のごとく嫌ってたじゃねえか。身内辺りが口にするのも憚られるくらいの死に方して、それがトリニティ生のせいでしたとかじゃねぇと、そんな憎み方できねーっての」
思いきり引いているイオリとアコに、諌めるような視線のヒナちゃん。その3人に笑いが漏れる。
出来るだけ当たってほしく無かったが、ここまでのリアクションを鑑みるに、当たってる可能性の方がデカイぞ。もう笑いしか出てこない。
そこに来てもう一つ質問を……というか俺の答えを確かめる。
「今考えてる事を当ててやろうか?
―――『何も無かった。』――だろ?」
「っ!!」
おっと。今度はアコが胸倉を掴んできた。
このタイミングでそれは、図星ですと言っているようなモンだ。
これはつまりアレだ。ホーディ・ジョーンズが魚人と人間の差別の歴史とそれに増長された虚空の憎しみによって、復讐の鬼と化したように。
ずっと受け継がれてきたのだろう。ゲヘナとトリニティは、お互いの敵愾心を、ずーーっと。
嗚呼、それの……なんと下らない事か。
「確かに、昔から確執があるのは確かだ。
すべての始まりになった『百合戦争』に、互いの軍が壊滅した『3か月戦争』……例を挙げたらキリがない。
だが―――教訓にするべきではあっても、憎しみまで受け継いでちゃいけねーよ」
「スバル…」
「俺は、そいつの人となりを見て知ってから決めることにする。だから……お前らもそうした方が良いんでねーの」
「「「………」」」
ゲーム知識になるが、ゲヘナ学園にも良い奴は山ほどいる。俺はそれを知っている。
ヒナちゃんとイオリは言うまでもない。アコはもうちょっと知る必要があるかもな。最低限男の趣味は聞きたい。
便利屋のメンツも面白そうなんだよね。内心ビビりと小悪魔愉快犯とネガティブ暴走戦車と猫派苦労人でしょ? コイツ等だけでアニメの主役張れるわ。
あとフウカさんとジュリもいたな。ゲームのガチャでは引けたから、会っておきたいところだ。あとイロハとイブキに会ってもいいかもしれない。
美食研究会は…ブッ飛ばしちゃったからな。まぁおいおい。
「そうね。スバルの言い分も一理ある」
「ヒナ委員長!!?」
「これまでの諍いはあったけど、これからの私達は、変わるべきだと思った。
だから結ぶんじゃないのかしら。……あの『エデン条約』を」
ヒナちゃんが言った事もあるが、これは何も「これから仲良くしようね」みたいな、小学校の先生の仲介ではない。
エデン条約は言っちゃえば「トリニティとゲヘナこれからは喧嘩は控え目に仲良くいこうや」という条約だ。確執が残っている中での調印は反対の声も多く「絵空事だ」との意見も見られる。
だが、これを結ぼうとするヒナちゃんと……あとナギサ。あいつのこの一点については、素直に賞賛したいと思う。何故なら………綺麗事とは、目指さなければ実現しないからだ。ハナから諦めた奴に理想は叶えられん。
まぁ、色々話が脱線したが、何が言いたいのかといえば、所属じゃなくて人を見て仲良くなろうねってことだ!
「…だからよ、みんな。早速遊ぼうぜ!」
「い、いやだ」
「何でだよイオリ! 俺とヒナちゃんの話聞いてなかったのか?」
「聞いていたよ」
「じゃあ何で!?」
「お前私のエロ同人を無断で描いて売ったじゃないか!!」
「あー。それはそうだわ」
それはそう。
同情の目線をイオリに向けたヒナちゃんがその後「私達忙しいから、遊べる時間がない」と真っ当な理由を告げたことで、俺は諦めざるを得なくなってしまったのだった。
⋆
「―――って事があってだな」
「成程ね……
しぶしぶ風紀委員会を後にした俺は、時計が正午を回っていることに気が付いて、給食部に向かった。
そこでたまたま、愛清フウカを拉致ろうとしている美食研究会を目撃。美食研究会の4人を再びブチのめした結果、その礼にとフウカさんの料理をご馳走になっているのである。
その間に、何故トリニティの俺がゲヘナにいるのかも丁寧に説明した。エロは伏せた上で。
「しっかし、料理ウマいな。トリニティでも三ツ星イケるぜコレ」
「褒めすぎよ。でも、ありがと。こうしてまともに食べてくれる人なんて、久し…………うぅっ、初めてかも」
「攫われかけてたの、初めてじゃないってこと?」
ホントに大丈夫かこの人?
通う学園間違えてるんじゃねーの?
先生との交流やメモロビで新妻感出しまくっていたけど、トリニティにいた方が平穏に過ごせたんじゃねぇか?って思ってしまう。言わないけど。
「それにしても、あなた本当に強いのね。ハルナ達を一瞬でノシちゃうなんて」
「アカリとイズミが地味にタフなのが厄介だけどな」
今度
「あなたゲヘナ学園でやっていけるわよ。何なら今から来ない?
給食部のボディーガードとか、絶対に適任だと思うのだけれど」
「フウカさん……」
そんな誘いをされるとは思わなかった。
イヤ、平穏な給食部がしたいと思ってそうな性格だから、もしやとは思ったものの……
確かに俺は、トリニティ内で「通う学園を間違えてる生徒No.1」とか呼ばれてるけども。
まぁ、答えは決まり切っている。
「あぁ…嬉しい誘いだが、
「え、部長さんだったの? 何年?」
「1年です。フウカさんの下になりますね」
「意外……!」
「その部活は、俺を信じてついてきた人達が作ってくれた
それだけじゃねぇ。
エッチなのは駄目とか言いつつ、裏ではバッチリ俺の本を呼んでくれてるコハル。
エロの話題で即意気投合したハナコ先輩。モモフレ関係でコミュを築いていったヒフミとアズサ。
シスターフッドで世話になったマリー。
「分かったわ、ごめんなさい。いつでもウチの食事を食べに来て良いからね」
「ありがとうございます、フウカさん。またゴチになりまっす」
「うん」
この一幕は、はたから見たら衝撃であったことは言うまでもない。
なにせ、ゲヘナ学園の給食部の食堂内で、あろうことかトリニティ生とゲヘナ生の談笑する光景が生まれたのだから。
この「ゲヘナ食堂内で談笑するスバルとフウカ」の画は、SNSに上げられ一躍話題となり、後世のエデン条約期を描いた芸術家達の題材に多く選ばれることになるのだが、当の本人達は、いまだそのことを知るよしもない。
⋆
―――その頃、トリニティのティーパーティーでは。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッーーーーーー!?!?!?」
「な、ナギサ様!!?」
「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」
「大丈夫ですかナギサ様!?!?!?!?」
「み…皆さんと同じ地面を歩いていてすみません………」
「ナギサ様ぁぁぁーーーーーッ!!!?」
「ヒフミさん!お紅茶とお砂糖を持ってきて!」
「あと普段から持ってらっしゃるおかしな人形も貸してくださる!?」
「ペロロ様はおかしくありません!
でもそれで一体なにをするつもり……」
「ナギサ様を蘇らせます!」
「何を言っているんですか!?!?!?!?」
桐藤ナギサが、「スバルとフウカの談笑」を見て「また間島スバルがゲヘナに迷惑をかけたのでは」と思い込んだ結果死に、阿慈谷ヒフミはその蘇生の手伝いをさせられるという謎過ぎる儀式に付き合わされる羽目になったのであった。
Tip!
もしスバルがゲヘナに通っていたら、即座に
おまけ・スバルのいるブルアカで見られるプレゼントその3
【名前】この私にひざまずけっ!
【分類】―――
【種別】高級?贈り物
【テキスト】
大人気のアダルト漫画家「プリンスメロン」先生の幻の問題作!
主人公と同級生のイケナイ上下関係が生み出す、アブノーマルな恋愛物語!
再販が少なくなっている為、コレクターの間では値が張りつつあるという。
【プレゼント効果の高い生徒】
スバル、ハナコ、コハル、???、???
【備考】
高級贈り物ではあるが、ヒナ・アコ・イオリ・チナツに送ると、好感度上昇がほぼしないという特徴を持つ。
エデン条約編後編ですが、ゲーム本編よりも先に二次創作を読み漁ったので映像がついてこないんですよね。今少しずつ本編も読んでますが、ネタが固まり次第投稿したいと思います。
スバル「やめろ!俺をママって呼ぶな!ビッグ・マムになっちゃうだろうが!!」
さて、この台詞からシーンを想像してみよう。
一番えっちぃのは?(ゲヘナ編)
-
ヒナ
-
アコ
-
イオリ
-
チナツ
-
イロハ
-
イブキ
-
フウカ
-
ジュリ
-
ハルナ
-
アカリ
-
イズミ
-
ジュンコ
-
メグ
-
セナ
-
アル
-
カヨコ
-
ムツキ
-
ハルカ
-
その他(コメントでさり気なく…)