HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
ですので、ちょっと書きます。その都合上、オムニバスな短いお話の詰め合わせみたいになりますのでご容赦を。
・プレアデス性団の決意
・復讐者と牢番
・究極生命体・ナギサ
・帰ってきた才媛
プレアデス性団の決意
ベアトリーチェがスバルに討ち取られるよりも、時間は遡り。
アリウス自治区でドンパチが始まった頃に、スバルと別れたユマとノボリ、ユララがプレアデス性団を集め、スバルが録画した指令の動画を見せていた。スバルは、サオリと先生と合流する前、プレアデス性団に向けたメッセージを録画し、ユララに送信していたのだ。
動画には、スバルが自身の置かれている状況を(ヒヨリという年上の娘が生えてきた事も)説明し、大人として責務を果たしに行く事、留守の間トリニティを任せたい事、或いは必要に応じてアリウス攻略戦に力を貸してほしい事。それらが簡潔に記録されていた。
動画内で、スバルはプレアデス性団のメンバーにこんなメッセージを残している。
『今回、俺がこのような行動をしたのは完全に俺のエゴとも言える。なので、俺の方針に納得のいかない者、アリウスともう一度戦う決心のつかない者は無理に手伝おうとしてくれなくて構わない』
そこまで言い、動画の枠外から「ママ…」と甘えてきたヒヨリを受け止め撫でながら、加えて言った。
『だが俺は娘のヘルプを受けた。例え、身に覚えが微塵も無かったとしても……大人…になる者として、その責任を投げるべきじゃあない……少なくとも俺はそう思ったんだ。
もし俺に手を貸してくれるのであれば、ユマ・ノボリ・ユララに申し込んで欲しい。
最後に。たとえここで、俺の手伝いをしてくれなかったとしても、俺はお前らとの付き合い方を変える事は絶対にない。我がエロに賭けて誓おう。
これらを踏まえて……最終的な判断は各々の判断に任せることにする。以上』
撮影当時のスバルからすれば、『ヒヨリ達アリウススクワッドを助けに行く』事が、異常な事だ。
かつての敵の窮地を助けに行くなど、冒険譚のお人好しでもないとやらない事だ。
スバル自身は、『娘*1を助けに行くつもり*2なのに迷惑をかけちゃうかな』とは思っている。なので、言い出しっぺの責任としてアリウス攻略戦の最前線に立ったわけだが。
普通のトリニティの生徒だったら、スバルのこの訴えも無駄に終わっていたことだろう。
「お姉様の危機です!助けに行きましょう!」
「スバル様と娘……うふふふふ、いいネタになるわ」
「そうだね。あのスバルさんに娘さん……ママロリの可能性も見えてきたな………」
「おぉぉ!? ほぼ全員スバルさんの手助けに行くっすか!?」
「ここまで来たらあーしにも一枚噛ませてもらうかんな」
「相手は恐ろしいけど……あの方がいるのなら、何も怖くありません!」
残念ながらプレアデス性団にマトモなトリニティ生はいない。
確かに、スバルの行動は急ではある。それに、彼女らは前回のアリウスの襲撃で痛い目を見ているから、多少の忌避感や恐怖もある。
だが、スバルはキチンと説明をし、理由もつけて助力を求めていて、しかもそれに強制はない。
更に、スバルに娘*3がいるという事実(笑)が、彼女達に火をつけた。エロへの渇望と欲望が、負の感情を打ち消したのだ。
「では、皆様。武器の調達と準備をお願いします!」
「我がファウンデーションで速達購入できる武器のリストを纏めておきますね」
「手伝うっすよ!」
「あーしはネット関係から情報探ってみる!」
「私はツルギに掛け合ってみよう。校則の範囲内で出来る事もあるはずだ」
「なら私も行きます、先輩」
「じゃあ、私たちは救護騎士団のミネ団長の元へ行きましょう!」
「しゃーない、ウチはティーパーティーで動きそうな人に声かけなアカンわぁ~。誰かついて来てや」
各々が、己の出来る事を為すべくテキパキと動いていく。
全ては、先にアリウス自治区に向かったスバルの本懐を遂げる手助けをするために。
ボルテージはどんどん上がっていき、最早誰も辞退をする雰囲気ではなくなっていった。
この頃、ほぼ同時期に聖園ミカの脱獄が起こったのだが、それに対して真っ先に状況の分析と行動を開始したのは、ティーパーティーでもシスターフッドでも救護騎士団でもなくプレアデス性団であった。
復讐者と牢番
聖園ミカは、限界だった。
牢屋に閉じ込められ、三食ロールケーキの生活、更には来る日も来る日も「魔女」「パテル分派の恥さらし」と罵られ、私物は紛失……いいや盗難される日々。
なぜこんな事になったのか?
いくら何でもここまでされていいものなのか?
それでもセイアに謝ることができれば―――と思っていたのも束の間、セイアからは、とんでもない言葉を言われてしまう*4。
その言葉がトリガーとなり、ミカは折れ、己の未来を諦めて復讐を企むようになる。
「サオリ…あの女さえいなければ…」
「………」
「私は、全部奪われた……もうなにも残っていない…
でも…サオリは? あいつはどうなるの?」
「……」
「奪われたんだから…同じくらい、奪いつくしてやらないと、不平等じゃんね……」
「…」
心優しいお姫様だったはずの聖園ミカが、憎悪に塗れた魔女になっていく過程を見ている人間が、1人だけいた。
そんなアギトでも、ミカの限界が近い事は分かっていた。だが、どのような言葉をかけるべきか分からない。下手な事を言えば、それだけでミカを追い詰めかねないからだ。
そして、心の弱ったミカをどうするべきか考えあぐねていた折に………とうとうその日は、訪れた。ミカが、牢をこじ開けて脱走したのだ。
アギトはその時、牢番の担当ではなかった。
だから、気付くのが遅れたのはある意味必然であり、仕方なかった。
だが、こじ開けられた牢屋と倒された牢番たちを見つけた時、アギトは気が気でなかった。
彼女の呟くような独り言を聞いていた身からすれば、脱走したミカが何をするかは明白だったからだ。
「(サオリ……アリウスの連中に、復讐をする気か!)」
目的を悟ったアギトは、すぐさま自分の部屋に戻っていった。
アギトは、ミカの実力を知っていた。それ以上に、自分自身の実力を知っていた。
今のミカを相手に戦うコト自体は可能だろう。勝負にはなるはずだ。勝率は……五分五分か。しかし、今は明かりの少ない時間帯。自分の得物はリーチの長い
夜は確実に目が悪いアギトの逆風になる。場所も場合によっては、ミカに味方する可能性があった。
アギトは、己の実力がミカやツルギと比肩する事を知っているが故に、「分の悪い勝負」は挑まない主義にあった。
「……………主よ。また一つ罪を重ねし我を赦したまえ」
聖書には復讐について、『愛する者よ、自ら復讐せず、神の怒りに任せよ。「主は告げた、復讐するは我にあり、我これに報いん」と記されている。』とある*6。
要するに「復讐するのは神のなすべきことであって、君たち人がやるべき事じゃあないよ、だから復讐しちゃあかんよ」という解釈が込められている。元々シスターフッドにいたアギトは勿論この文言を知っていた。
自分の預かり知らぬ所で起こった脱獄だったとはいえ、ミカの復讐心を知っていながら何もしなかったアギトは、静かに懺悔を済ませると、行動を再開した。
いくらイレギュラーが起こったとはいえ、用意周到な「フィリウスの処刑人」は、ミカを追う手立てを自ら残していたのだ。
「……よし。まだ気づかれてはいないか」
アギトは取り出したスマホの反応を見て、安堵した。
画面に映っていたのは、発信機の受信アプリであった。
その後で、これでもかという程の弾薬と武装を持ってミカを止めに行くと頭を下げるアギトの姿が見られたという。特にプレアデス性団の面々と頭を下げられた張本人である六星セラと、正義実現委員会の委員長・剣先ツルギが証言したのである。
究極生命体・ナギサ
「大変ですナギサ様! 間島スバルが美食研究会と温泉開発部と手を組んでアリウス自治区に侵攻したとの情報が!」
「ゴッフ」
「「「「「ナギサ様ぁぁァァ!?!?」」」」」
ナギサは死んだ。
その日は数時間前に足の小指を椅子の脚に思いきりぶつけたというありがちだが割とくだらない理由で死んで蘇っていたので、もう死ぬのは勘弁したいと思っていた矢先の出来事であった。
だが、ティーパーティーのモブ共はへこたれない。ナギサの死はこれが初めてではないのだ。衝撃を受けつつも、テキパキと蘇生の準備を始めていた。
流石は自分達が責任を背負いたくないばかりになんとかしてトップを立たせようとしているトリカス共だ、面構えが違う*7。
蘇生したナギサは、情報の把握に努め、スバルのやらかしについて調べさせた。その過程で、プレアデス性団やスバルと会っていた人物達と情報を共有することにも成功している。
「…協力ですか? そうですね、お姉様もアリウスの平定を望んでいるところです。
もし私たちの活動を正式に許可していただければ、情報共有も喜んで行いましょう」
「ぷ、プレアデス性団の活動を許可ッ……!?
そ、そう、ですね…………前向きに、けけ検討いたししししまsssssssss―――」
「「「「「ナギサ様ああぁぁぁァァ!?!?」」」」」
その過程で犠牲も払った*8が。
ともあれ、プレアデス性団に協力を取り付けたナギサは、トリニティ自治区に入って来た温泉開発部と美食研究会に対して正義実現委員会には捕縛の命令を出し、
その最中、更なる凶報がナギサを襲う。
「なッ!? アギト先輩、なんなのですか、その装備の数々は!!」
「皆、落ち着いて聞いてくれ。
―――聖園ミカが脱獄した」
「マ゜ッッッッ!!!!?」
「「「「「ナギサ様ああああああぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァ!?!?」」」」」
まるで勇者に討伐されたバブルスライムのように床に溶けて絶命したナギサ。
側近たちによって助け起こされ、何度目かの復活をしたナギサは、アギトの報告を聞いていく。
曰く、ミカはアリウススクワッド………つまりエデン条約調印式の襲撃犯に復讐を企てており、アリウス自治区に向かっているとのことで。
アギトは牢番をしていたうちの一人であったからミカの目的や憎悪は知っていたが、この日の担当ではなかった事でミカに脱獄を許してしまい、その事実を知ったのはつい先程だったという。
「もうティーパーティーを辞したとはいえ、今のミカは見ていられん。最悪、極端な選択をしでかす可能性もある」
「極端な、選択……?」
「殺人に決まってるだろう。奴は強い。復讐相手に
「「「「「!!!!」」」」」
「私はそれを止めなければならん。
副団長。先行してミカの後を追うことを許してくれるか?」
アギトとセラのやり取りをよそに、ナギサは考えていた。
「(確かに、ミカさんがやった事は許される事ではありません。聴聞会でも、ティーパーティーの資格はほぼ確実に剥奪されるでしょうけど……
それだけは…それだけは止めなければ……!!)」
現在、ミカの風評は最悪だ。
断罪を要求するデモが度々行われ、ミカのいる檻へ石を投げ込む生徒もいる。トリニティの掲示板にはミカを非難する書き込みが殺到している。
無論、そんな真似をする愚かなトリカスを取り締まる動きはある。正義実現委員会はその筆頭だし、鮫洲アギトも取締りに協力している*9。だが、トリニティ全体の雰囲気を変えるまでには至っていない。
そんな中で、ミカの復讐を……最悪の選択を止める事が出来なければ―――
「(ミカさんの居場所が……本当になくなってしまう!!)」
ナギサはトリニティのトップだ。友諠だけでは動けない事が多い。
もしミカが殺人まで犯してしまったら―――もう、ナギサはミカを庇えなくなってしまう。
今の状況でさえミカへの風当たりが強いというのに……これ以上幼馴染のミカが手を汚すところなど、ナギサは見たくなかったのだ。
「わたしは…わたしはどうすれば…」
「甘ったれるな馬鹿者!」
「!!」
ナギサの呟きに、喝が入った。
鋭い声の主は、かつて袂を分かった筈のアギトだった。
「なんのためにティーパーティーがいる!
なんのためにホストがいる!!
仮にもその椅子に座っているなら……こんな時くらい、上手く使って見せろ!!」
「!!」
「いざという時に役に立たないホストなぞやめてしまえ!!!」
はっとした。
直後に「ナギサ様になんて不敬を!」と騒ぐ側近の声など全く耳に入らないくらいには、ナギサには衝撃的だった。
そもそも、今までがティーパーティーから逸脱しすぎていた気がする。
ヒフミのNTRをほぼ事故で読んでしまっては死に、ヒフミの顔真似を見ては死に、ヒフミの声マネで死に、挙句の果てには取るに足らない悪口や足の小指を椅子の脚にぶつけた程度で死んでは蘇る日々。
だがこの時ナギサは思い出した。自分が今何者なのかを。なんのためにティーパーティーなどという魑魅魍魎の巣窟に飛び込み、血反吐を吐くような思いで重ねた努力の果てにティーパーティーのトップに名を連ねるまでに至ったのかを。
「…………」
「…ナギサ様?」
「……そうでした。
私は…ティーパーティーの一員、桐藤ナギサ…」
「ナギサ様?」
「…皆様。私のデスクの奥にある、『マリマージュフレーノレ*10』の紅茶を出してきて淹れてください。必要に応じて『ホートナム&メイリン*11』の茶葉も引き出すように」
「ま、まさか………」
「たった今……聖園ミカさんがアリウス自治区に向かいました。裏打ちされた情報です。
更に、先日調印式を襲撃したテロリストもアリウス自治区に潜伏しているとのことです」
ナギサは、バブルスライムの親戚みたいな有様になりかけつつも、傘下のティーパーティーの生徒に威厳を込めて語りかけた。
「只今より彼女を救出し、アリウスを平定してテロリストを捕縛します」
「し、しかし……聖園ミカは、アリウスを招き込んで…」
「確かにミカさんは罪を犯し、聴聞会が開かれる予定です。ティーパーティーの資格もその際に剥奪されるでしょう。
……ですが、それまでは彼女は、立派なティーパーティーのトップの一員であると心得なさい!!」
「は、はい……」
ミカに対するヘイトが混じったトリカス染みた反論をねじ伏せ、部下が淹れてきておずおずと差し出したマリマージュフレーノレの紅茶をかっぱらうと、それを一気飲みした。
ナギサの身体が、逆再生でもするかのように、バブルスライムから人の形を取り戻していく。
「先遣隊として、シャーレの先生と
至急、動ける者を動員して、出撃の準備をすませるように!!!」
そして、ティーポットをも小間使いからかっぱらってティーカップにおかわりの紅茶を注ぐと、また一気飲み。
カップを置いたナギサから、凛々しい指示が飛び交うようになる。
「セラさん! プレアデス性団の戦力の集結度具合は!?」
「え!えぇと…あと数時間で集まるかと思われます!」
「2時間以内に済ませて下さい! そこの貴方!シスターフッドのサクラコさんに通信を繋いでください!」
「は…はい!只今!」
「貴方と貴方は、救護騎士団へ!ミネ団長にこちらの伝言と、セイアさんの容体の確認をお願いします!!」
先程まで思いきり溶けて死にかけていたとは思えない程の変貌である。
その姿に、誰もかれもが驚きつつも、しかし鬼気迫るといわんばかりの有無の言わせなさに、全員がナギサに従いテキパキと動いていく。
この手際のよい指示と、それに従うトリニティ生の一糸乱れぬ動きによって、アリウスへの行軍準備が信じられぬ速度で進んでいったのだ。これを指揮したのは間島スバルでも鮫洲アギトでも、浦和ハナコでもない。桐藤ナギサである。
この瞬間こそ、
なお、このモードは3時間しか続かないものとする。
帰ってきた才媛
ティーパーティーとシスターフッドと救護騎士団…そして、プレアデス性団と正義実現委員会によって急遽結成された、アリウス自治区攻略戦本部。
そこに集まったナギサ、サクラコ、ミネ、ツルギ、セラを始めとした錚々たるメンバーの中で、決めあぐねていたことがひとつ、あった。
「お話は分かりました。事態が急を要する理由も」
「全員が集まるとなると…それを束ねる者も大変な責務になると思われますが…」
そう。
行軍の総合指揮官……いわば大将軍の役職である。
現在進行形でアリウスへ向かう軍の結成は出来つつあるが、それを率いる適任がいなかったのだ。
ナギサはトリニティの顔なだけあって、学園から離れられない。
しかも最近のティーパーティーの信頼失墜もあり、束ねるには不適格だ。
サクラコもミネもセラも、自分達の集団を纏めることは出来る。
だが、それ以外の2団体を指揮するとなると、流石に自信がなかった。
ツルギは、そもそも後ろから総ての軍を指揮するタイプではない。
最前線を切り拓き、道を作るタイプ。なので、総合的な指揮官には向いていない。
セイアは……まだ目が覚めない。
たとえ出撃までに目覚めたとしても、無理のできる身体ではないだろう。
こういうタイプは、スバルや先生が得意そうではあるが……この場にはいない。ないものねだりをしている時間的余裕はない。
誰がこの大役をやるか、ああでもないこうでもない、と会議が踊るかと思われた…………その時。
「見つけたんよー! その役職に、相応しい人!!!」
「「「「「!!!」」」」」
膠着した空気を切り裂いたのは、ユララの喜ばしい声。
そして、1人の少女の足音であった。
「! あ、あなたは…」
「浦和ハナコさん…!?」
ユララに連れられてきたのは、トリニティどころか全ブルアカユーザーから変態として名高い、あの浦和ハナコであった。
「トリニティの危機であるこの状況………微力ながら、お力添えすることができればと思っております♡」
「“才媛”が……まさか…!?」
「う…浦和さん! どうしてここに!!?」
そのハナコの姿と言葉をもっとも信じられなかったのは、セラだった。
何故なら、プレアデス性団としてハナコと交流のあったセラは、ハナコの人となりを知っており…更には、ユマやノボリからハナコの秘密を聞かされていたからであった。
「貴方は…こういった場所を嫌っていたのではないのですか?
ご無理をなさらなくとも、私たちを信じて頂ければ……」
「貴方のことは信じていますよ、六星さん。
そして、こういった場所を好んでいないのも…まぁ、事実です」
トリカスの政治を嫌うがゆえに補習授業部へ離れてイッたハナコ。
そんな彼女が、この場に現れた理由を、他でもないハナコが語っていく。
「きっかけは、スバルちゃんでした」
「お姉様が?」
「あの子は、強くてアタマも良くって……知れば知るほど、ちょっと羨ましかったのです。
それでもスバルちゃんは、私を見てくれました。他でもない、ありのままの私を見て…そして、色んなことを一緒にヤッていくうちに、私の親友になったのです」
「浦和さん………」
「そんなスバルちゃんは今、ご自分の娘の為に身体を張っています。身に覚えのないハズなのに、自分の責任を取ろうとしています。
それを知ったうえで、もしここで何もしなかったら……私はきっとこの先、スバルちゃんを親友として見れません」
静かに、意味深な響きをもって語っていくハナコ。
だが、その様子には普段のような人を食ったようなからかう雰囲気は存在しなかった。
「私に居場所をくれ、ありのまま*12を見てくれた彼女の為に。
スバルちゃんが母親を遂行するなら、私はその親友を遂行します!」
「浦和さん……!!!」
「ハナコちゃん…!」
「「「「……???」」」」
ハナコの誓いは、セラとユララ以外にはあんまり伝わらなかった。
だがその二人の推薦もあって、半信半疑に仕事を与え始めたのだが……ハナコはナギサ達の予想以上の成果を出す事で己の力を示した。
それがただのマグレではないことを全員が納得し………この場限りという条件付きで、ナギサは行軍の総指揮をハナコに任命したのであった。
「…ありがとうございます、浦和ハナコさん」
「お礼は、スバルちゃんと六星さんに言ってください。私は、お二人の恩に答えただけです」
こうして、本来の歴史とはおそらく違う形で、才媛はその辣腕を振るってイッた。
Tip!
おまけ・スバルがいた事で起こったバタフライエフェクト:トリニティ編
①SNSで『
②アギト×ナギサの絵が描かれる
③カッコイイハナコの絵が1.3倍になる
④プレアデス性団がトリニティの一大勢力になった
⑤トリニティ総合学園=変態淑女の巣窟だと全先生方に思われるようになった
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プレアデス性団の決意
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復讐者と牢番
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究極生命体・ナギサ
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帰ってきた才媛