HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
「亜人」の身体を持って生まれ、不死身になったヤマトが、誰かのために文字通り命懸けで動く姿はかっこいいです!が…その結果生徒達の脳を焼きまくっていて、面白い展開になっています。
生徒のキャラの変化にも理由が説明されていて、私もこういう説得力のある理由の説明ができるようになりたいと思うようになりました。
では!このコラボを読む前の三つの注意事項!
1つ、この世界は「HENTAIの野望」本編と「残機無限のブルーアーカイブ」との世界が合わさったものになっているぞ!先生は女先生だ!
2つ、ヤマトとスバルの存在によって変わった人物が多い!
3つ、キャラの崩壊があるから耐えられない人は見ないほうがいい!
このお話は。
「あ…なん、で…」
「……無事で…良かった……」
不死に生まれ、他人の為に平気で命を使う亜人の転生者と。
「なんて無茶を…!」
「この人、まだ怪我が治っていないのにこんなことをしたのですか!?」
「えぇ。あなた、いい加減にしなさい!本当に命を落とすわよ!?」
「エロを諦める生に…価値など……ない…」
「バカじゃないんですかまだ中学生なのに!!!」
キヴォトスの生徒に成り代わり、エロの為に命を燃やす馬鹿が。
同時に存在し、そして出会った世界線。
本来のキヴォトスでは起こり得なかった、摩訶不思議な物語―――その一幕である。
「エガタ学園…?」
「うん。君を呼んで欲しいとヤマトから頼まれててさ。一緒に来てくれるかな?」
「別に構いませんけど……聞いた事ないっすね、エガタ学園かぁ…」
「はは、まぁ、特徴的な子が多いのは確かだね」
生まれも育ちも違う二人は、運命に導かれるように出会い。
「だ、男子生徒…?」
「よく来たな。俺が
「あ、あぁ…間島スバル、です……よろしく?」
「さて…単刀直入に聞こう。お前、俺と同郷だな?」
「!!? ま、まさかお前……」
「そういうことだ。まぁあんな往来で当たり前のようにジャンプの技使ってたら気付くからな?」
自らの出自を知り合って…
「そういう事だったのか…! リオとヒマリの対立構造は分かってたけど……」
「あぁ。というかお前、知らなかったんだな?」
「こちとら2周年で始めたばっかだったからなブルアカ。
アビドス編と色彩の正体以外はSNSの情報しか知らない」
「分かった、じゃあエリドゥについてから話していくぞ―――」
「keyだったか。そいつが暴走しても完封できるくらいの対策は欲しいな―――」
時に意気投合して。
「だからさぁ、ジ・O*1みたいに、高性能をトコトン突き詰めた方が良いって。火力は高ければ高い程良いんだよ」
「馬鹿野郎かお前は。ジ・Oは宇宙だから戦えるんだぞ。地上でアレやったら出力と重量に耐え切れなくなってパイロットが死ぬわ。スペックはバルバトスルプスレクス*2くらいに押さえて、素材と手数の多い武装で圧倒的な差を出した方が良い」
「武装……具体的には?」
「爪、メイス、テイルブレード。あと隠し腕に滑空砲を仕込ませる」
「ファンネルはつけないのか? サザビー*3みたいな」
「サザビーレベルのファンネルはシャア以外には使いこなせねぇだろうが。せめてダリルバルデ*4みたいなAI自動操縦じゃないと戦力にもならん。
それよりかはターシャリでソードビットを持たせてだな……」
「待って。それパイロットの操縦大丈夫? シュバルゼッテ*5目指してない?」
「まぁ下手すりゃ死ぬかもな」
「おめー以外使えねーじゃねーか! 却下だ却下!」
「……やはり私のアバンギャルド君が」
「「センスが終わってる奴は黙ってろ!!」」
「…………」
「リオ様…」
「だ、大丈夫…………私は…傷ついてなんか、いないわ…(ダバー)」
時に意見をぶつけ合ったりして。
本来のブルーアーカイブとは違う世界線。
この幻の世界の記録を、今回は少しお見せしよう。
―――エガタ学園・生徒会室。
この場には、三人の人間がいた。
1人は、骸夜ヤマト。不死身の
1人は、間島スバル。いちトリニティ生に憑依したエロ漫画家だ。
そして……もう一人。見慣れない姿が、そこにはあった。
「ようこそ、エガタ学園へ。わざわざお越しいただきありがとうございます―――
「えぇ。こちらこそ、お引き受けいただきありがとうございます、ヤマトさん」
トリニティ総合学園ティーパーティーのトップ……フィリウス派生徒会長のナギサであった。
彼女はとある事情でホストをしていたが、つい最近本来のホストが復帰したため、ホストではなくなった事情を持っている。
そんな彼女だが、どこかの学園に出張となるとかなり大がかりになるはずだ。しかし、側仕えの生徒は一人もおらず、ただスバルと来ただけである。
護衛というには実力的にはともかく人数不足である状況で、ナギサが、新興のエガタ学園に来た理由。それは―――
「…この人が、俺と同じ不死者だと? 信じられない」
「まぁ……言いたいことは分かる。でも、こればっかりはナギサの口から説明をさせて欲しい」
―――自分も同じ不死になってしまったかもしれない。
ナギサからそんな相談を受けた先生は、すぐさまヤマトに連絡し、スバルにナギサを連れてエガタ学園に行くよう命じた。
そのことを先生から聞いたナギサは、多忙なハズのティーパーティーからなんとか休暇をもぎ取ってスバルと共にヤマトの元へ足を運んだのである。
「どういう経緯でここに来たか、聞かせて欲しい。
先生からは、貴女が不死関連で俺に相談があるらしい、としか聞かされていなくてな」
「…わかりました。では順を追ってお話します」
ナギサは、エデン条約関連のゴタゴタについて、極秘情報に触れないように説明した。
スバルは実際に経験して、ヤマトは原作知識を通してエデン条約編を知っているので、本当はナギサの説明は要らないのだが……しかし、話させる事も重要だろう。
「……それで、その……えっと、プレアデス性団の18禁の本を読んでから、蘇られるように………」
「……プレアデス性団の本?」
「コレだ」
スバルは、ヤマトに『ピンクアーカイブ』を手渡した。
何の変哲もない、ただのエロ漫画である。これを、トリニティの生徒が描いたのだからあらゆる意味で驚きだが。
その中に、プリンスメロンの『百合園に咲く萩*6』を見つけ、これはナギサの地雷になりそうだなと当たりをつけた。
だがヤマトには、これを読んでからナギサが不死になった、という部分がイマイチピンとこなかった。
「…これで不死になった、だと?
本当なんだろうな? いささか信じられないが」
「そう言うと思って、用意しておいたんだ。
蘇生のセットと、その他諸々をな」
「あの、スバルさん? 何をする気―――」
スバルが慣れた手つきでエンジニア部謹製のボイスチェンジャーを手にとった。そして、ヒフミのような顔真似をすると………
「『あはは……』」
「ヴッ!?!?」
「ブッ!?」
「『楽しかったですよ? ナギサ様との…お友達ごっこ』」
「グフアァァッ!?!?」
ナギサは死んだ。
ヤマトは、笑いを堪えきれず吹き出した。ナギサが脳破壊される下りは知っている。それをボイスチェンジャーを使ってまで再現とはどんな悪魔の所業だと。そんなコトをされたら、ナギサは死ぬに決まってるだろう。
「お前…鬼畜かっ……?
あんな事言ったら……ブフォッ!」
「ちょっとナギサ触ってみて」
「どれ………!? ふははははは!! ホントだ!ホントに死んでやがる!!!」
ちなみに、この時のナギサが死んでいるというのは比喩ではない。しっかり脈が止まっているのだ。しかもヤマトは知らない事だが、死に方によっては溶けたり破裂したりバブルスライムみたいになるのだから驚きだ。
ここでスバルが取り出したのは、人一人がすっぽり入るサイズの木箱である。
「良いか?蘇らせるぞ」
「蘇るかコレ?」
「蘇生セットがあればな。
まず棺桶サイズの箱にナギサを入れます」
「ふむふむ」
「紅茶と砂糖を入れます。分量は…紅茶は最低コップ2杯ほど。砂糖は大さじ1、2杯くらいだな」
「ふむふむ」
「そしてフタをして、『その人の思い出の品』を重しにする」
説明の通りに棺桶にナギサを詰めて蘇生アイテム(笑)を入れて閉じたフタにヒフミの隠し撮り写真とお揃いのペロロバッグを乗せる。
それから3分……フタが揺れたかと思えば、そこからナギサが自らフタをどかして、起き上がったのだ。
「ご…ご心配をおかけしました……」
「だ、大丈夫だ。面……俺も慣れてることだし」
「(絶対面白かったって言おうとしたな)」
事実、スバルもヤマトも面白がっていた。
ヤマトは、ナギサが愉快な不死者になった事実に爆笑したかった。スバルも、ナギサのおもしろトリニティ生物具合に笑いたかったのだ。ただ2人とも、ナギサが大真面目に悩みを話しているから笑わないようにしていただけだ。
つまり2人とも堪えていたのである。そうとも知らないナギサは、続けて事情を話した。
「ヒフミさんのモノマネ程度でこの有様でして…
酷い時には寝転がってる時スマホが顔に落ちたりポストの角にぶつかったりしただけで死んだこともありまして…」
「ブフォッッ!?!?!?」
ヤマト、耐え切れなかった。
おもむろにスバルを捕まえて、ナギサに聞こえないようにこう詰め寄った。
「おいお前何したんだよナギサに。ホントに地雷本読ませただけか?
完全にドラルク*7レベルの虚弱体質になってんじゃねーか!」
「知らん知らん気付いたらこうなってたんだよ!
地雷ジャンルの漫画を読んだら普通死ぬだろ?」
「俺もNTRは好きじゃないから気持ちは分からんでもないしアイツが補習授業部にやったことは自業自得だけどさぁ!」
「でもここまで進化…劣化? するとは思わんだろ?」
「なっとるやろがい!」
どうしたものか、とヤマトは考える。
スバルだが、本当に地雷ジャンルの本を(結果的に)ナギサに読ませただけだ。
ただ……この世界の脳破壊が、本来の脳破壊よりちょっとキツかっただけである*8。
それを知らない二人は、完全にスバルのヒフミNTR同人誌のせいだと完全に思い込んでいた。
「あ、あのー…」
「「!!」」
「この体質、なんとかなりませんか……?」
「…なんとか、とは?」
「もう少し身体の頑丈さを取り戻したいと言いますか…この虚弱さを治したいと言いますか……」
「「…………」」
ヤマトもスバルも、そう思っていた。半分くらいとばっちりではあるが、もう半分は確かに自業自得である。
心配そうなナギサの声に、再び顔を見合わせる。ナギサの希望はよく分かった。予想通り、元に戻りたいのだな、と。
「……どうするよ?」
「治すとなるとワンチャンあるのはミレニアムかゲマトリアだが…」
「ゲマトリアは駄目だろ。アイツら愉快な面白軍団だし先生大好きだけど目的の為に子供使い潰す悪い大人じゃん」
「じゃ、そこはナシだな。ミレニアムにもこの事知ったら調べそうな奴もいるから怪しいところだ。それに………」
「「このままの方が面白い」」
「―――と、なると一択だな」
ヤマトもスバルもまぁまぁ人でなしだった。
ナギサの希望を思いきり潰してどうするつもりなのか。
先の会話がナギサの耳にまで届いていないことを確認して「ここは俺に任せろ」とスバルを離す。そして、口を開いた。
「ナギサ嬢、結論から言わせていただく。
俺とて、そこまでの虚弱体質の治し方も、治すアテも知らない」
「!」
「ワンチャンスあるかもしれないのはミレニアムだが……
貴女のその体質を知られたら間違いなく隅々まで検査されるだろう」
「………そう、ですか…」
「どうするかを決めるのは貴女だ。だからその判断はお任せしますが……俺から言えるのは一つだけ」
「…なんでしょう?」
「肉が裂け、骨が砕け、血が飛び散る……そんな死に方をしない貴女はまだ
「!!!?」
ヤマトの言葉に、ナギサは目を見開いて冷汗を流し、スバルは頭を掻いてやるせなさそうにため息をついた。
そうなのだ。ヤマトはスバルやナギサと同じようにヘイローを持っているが……その効果がまるで違う。
普通のヘイローが防御に作用して、銃弾を「痛い」程度に軽減する能力ならば……ヤマトのヘイローは再生力の極振り。人体の強度は先生並みで、銃弾一発で死んでしまう。だが、即座に蘇るのだ。
しかしそれは、普通のヘイロー持ちとイコールではない。ヤマトは銃弾に撃ち貫かれる苦しみを知っている。砲撃や爆弾で手足が千切れたこともある。骨が砕かれる音と激痛も憶えている。爛れる肉の臭いも知っている。
―――何度も、おぞましく残酷な“死”を知っている。
「ヤマトさん…」
「何だ」
「えぇと、なんとお詫びを申し上げればいいのか…」
「気にするな。俺は、この体質でずっと生きてきている。俺の命の使い方は、俺が決める」
……相変わらず、自己犠牲の極致みたいな考え方をしている。
スバルもナギサも、そう感じた。ヤマトと知り合っている人間は皆、ヤマトが傷つくのを良しとしていない。
いくら生き返るからとて、まるでゲームでコンテニューするように命を使うのは、あまりにも惨いと解っていた。
「ヤマト」
「何だ」
「限界だったら言え」
「バカ言え。この体だぞ?限界なんて来る訳ねぇ」
「
「へいへい」
「今んところ転生者トークが出来るのもお前だけなんだぞ。もっと自愛しろ」
「! ―――善処する」
スバルの乱暴な言葉遣いから見える気遣いを安請け合いし、ナギサとスバルはエガタ学園から去る事になった。
⋆
「ナギサ」
「何でしょう?」
帰り道の車の中。
俺は、気になっていることをナギサに聞くことにする。
「お前は…俺を恨んでいるか?」
「なぜ?」
「いやだって、一応お前の体質変わったキッカケになった漫画描いたの、俺よ?」
確かに、地雷ジャンルのネタは読もうとは思わんし、知らずに読んで大ダメージを受けたり、死んだりするのもまぁ、人間として当然だろう。
だが、ナギサが俺の漫画がキッカケでスペランカー*9やサンサングラミー*10並みに弱くなってしまったというのなら、責任を持って面倒を見なければならない。それがきっと、大人の責務というモノなのだから。
俺の問いに、ナギサは穏やかな口調でこう答えた。
「…確かに、この体は少し…かなり…とても……不便なのは確かですし。
別人とはいえヒフミさんみたいな見た目をした子が取られる漫画を見た時はなに描いてくれてるんですかって思いました」
「ぐッ」
「でも、恨むとまではいきませんよ」
その表情に嘘はない。
何故だと問うたら、ナギサはこう続けた。
「セイアさんが倒れた頃の私は、疑心暗鬼になっていたのです。
それで、補習授業部のみなさんにも、酷い事をしてしまって。
あの時のことは、謝って済む問題とは思っていませんが……皆さんは許してくださいました。
ですので…この身体は、少し周りが見えなくなっていた私へ、主が下した罰なのだと思う事にしたのです」
「え……?」
「この身体は、誰かに助けて貰わねば1日を無事に過ごせません。
ですから、もっと人に心を開いて頼りなさいと…その為の身体だと考えました」
「…良いのか?
その体質、治したがってただろう?」
「えぇ。きっとコレで、良いんだと思います。
ミレニアムの世話になることもないでしょう。いずれ、贖いが終わった頃に治る
「……」
すげぇ考えだ。
もう少しくらい、俺の事を恨んでいると思っていたんだがな。
なんだか、不思議な気分だ。まるで、どこかが浄化されたかのような…。
俺もちょっと、自分のしたことを振り返りながら生きないといけない気になる。性欲=正義だが、もとを正せば誰もが幸せになる為のエロだからな。
そう考えながら、車のアクセルを踏んでいった。
⋆
翌日。
ナギサの帰ってきたティーパーティーはというと。
「ナギちゃん…ごめんね……」
「待て!早まるなミカ!!」
「私、今からそっちに謝りに逝くからね……」
「ナギサは蘇るから! でもお前は違うだろうが!!!」
修羅場と化していた。
虚ろな目で涙を流しながら銃を自らの頭に突きつけるミカ。
それを全力で止めるセイアとスバル、プレアデス性団の実力者たち。
説得を試みている先生。
唖然とするヤマト。
「なぁにこれぇ」
「や、ヤマト! 丁度良かった、ナギサを復活させてくれる!?」
「何があったんすか?」
「ミカがナギサを驚かせたら死んじゃったんだ! それでミカが勘違いして……」
「何やってんだよ…」
早急に本格的な治療が要るだろ。
そう思うヤマトであった。
スバルもまた、先日車内で聞いたナギサの赦しの祝詞は何だったんだと思いながら、ミカの銃を取り押さえていた。
Tip!
スバルとヤマトの合作のメカには、それぞれ自分の好みのモビルスーツを彷彿とさせるようなデザインや装備があるぞ!
ちなみに考察勢は、それを元にスバルの好きなモビルスーツ(ジ・Oとサザビー)を見抜いていたりする!!
おまけ・不死あるある
ナギサ「ヤマトさんって…歳は取りますか?」
ヤマト「あぁ…まぁ、そこは心配だよな。ミカやセイアがおばあちゃんになる中、自分だけ若いなんてキツイか」
ナギサ「………はい」
ヤマト「安心しろ。俺は年を取る。そしてきっと…アンタもな」
ナギサ「!!」パァァ
スバル「良かったな、ナギサ!」
ヤマト「(先生のやつ、これ見越して俺に頼んだ説ありそうだな)」
近いうちに見たいものは
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便利屋&アスナと大爆発する
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ナギサとボディチェンジする
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黒服に絡まれる
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お前もバニーにならないか?サオリ
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イチカの没頭できる趣味探し
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特別取材!未確認生物メンダコの謎を追え
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ペロロのライブに連れていかれる
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ヒフミ、メンダコを飼う
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カンナに取材する
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大物だらけのチェーンバイト
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存在しない記憶第3弾
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HENTAIの野望/Zero
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その他(BANされない程度に…)