HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜   作:伝説の超三毛猫

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何日か遅れのバレンタインデー回。許してください!
コユキとアルちゃんが何でもしますから!!


先生、あなたいつかホントに刺されますよ

 

「先生ー!チョコはどんな……うぉっ!?なんだコレ!!?」

 

 バレンタインデー。それはリア充とハーレム主人公の祭典。

 生徒にモテモテな先生のことだから、チョコを貰いまくっていることだろうと思ってシャーレに顔を出したら、先生のオフィスの一角にチョコレートの山が出来上がっていた。

 

「やぁ、スバル。チョコレートならご覧の通りだよ」

 

「めちゃめちゃ貰ってるじゃあないですか……」

 

 漫画のイケメンキャラかよ。

 チョコレートの山の中には、ハート型であったり、装飾が凝っていたり、果ては高いブランドのチョコレートだったりと、いくつか本命チョコが混じっているのが確認できた。

 

「うわ、本命チョコ混じってるじゃないすか。誰から貰ったんです?これ」

 

「えぇーと………………………あれ、誰だったっけ。いっぱい貰ったからなぁ…」

 

 おいおいおい。

 本命貰ったの忘れたとかヤバくないか?

 誤魔化して……いるのか?それにしたって、もっとやりようがあるだろ…

 

「…ホワイトデーが大変ですね」

 

「そうだね……今からでも用意しないと間に合わないかも……」

 

「つーかそもそも、これ食べ切れます?」

 

「……毎日1つずつおやつにすればなんとか……

 あ、スバル…ちょっと食べるの手伝ってくれるかな?」

 

「先生…」

 

 いくらなんでも―――ソレは駄目でしょう。

 

あなたいつかホントに刺されますよ?

 

「なんでぇ!!?」

 

 なんでぇじゃねぇよクソボケが。

 先生に食べて欲しいから送ったに決まってんだろうが。

 流石の俺も、先生のチョコを分けて貰うほど命知らずになったつもりはない。

 イヤだぞ、殺人事件の犯人捕まえたり裁判で証人に呼ばれたりあらゆる学園に総襲撃されたりするの。

 

「まぁでも、こんなにたくさんのチョコを一気に食べたら糖尿病まっしぐらですね」

 

「しばらくはおやつ代が浮くなぁ…」

 

「遠い目をするな。今、詳しい人を呼んでみる。…………()()()()()ー?」

 

はーい!

 

待ってセリナどこから現れたの今ぁ!!?

 

 特に意図しておらず、シャレのつもりで呼んでみたのが、まさかの本人登場。

 先生でさえ腰を抜かしているが、無理もない。セリナ先輩は先生のストーカー健康と安全を守るためならどこにでもワープできる看護師の鑑なのだから。

 

「チョコレートって一日どれくらい食べてもいいんすかね?」

 

「そうですね…間食の目安がだいたい200キロカロリーなので、35グラム…ミルクチョコの箱だいたいひと箱くらいが良いと思います!」

 

「ありがとねー」

 

「あっ、そうだ先生!

 私からもバレンタインチョコをどうぞ!」

 

「あ、ありがとうセリナ!」

 

「形が本命だ…」

 

 ハート型にリボンを巻いた、本命にしか見えない包装のチョコを渡したセリナ先輩は、そのまま足早に「また来ますね~」と言って去ってしまった。

 これでも気付かないのは相当なクソボケと言わざるを得ない。

 

「先生。今貰ったのは、本命ですか?義理ですか?」

 

「…………………………」

 

 うーーーん、沈黙を貫いてヤリ過ごそうとしておる。これは確実にクロですな。この男先生はまごうことなきクソボケだ。

 

 

 

 

 

とっとと生徒でハーレム作っちまえば良いのに…

 

なんてこと言ってるの!?私が死ぬんだけど!?社会的に!!

 

 うるさいやい。釣りあげといて放置する方が悪いんでしょうが。

 このままだといつかユウカかシロコかホシノかノノミかセリカかアヤネかワカモかミカかカズサかヒナちゃんかノアかアスナかアカネかトキかヒフミかハナコかハスミかミネ団長かサオリかミヤコかモエかカンナかノドカかシグレかイズナかミチルかカエデに押し倒されるぞ。

 ………いや、良いかもな。そのまま流れでエッチになって、覗き勢に気付かれてそのまま流れに身を任せて乱○S○Xになっても良いかもな。

 フフフ……○○X!というやつか。これが……俺の脳内のカ○ーユが『○yanyan○anyan○any○ny○!』を歌いだす。

 だ……駄目だ。まだ笑うな……しかし……っ…!

 

「スバル」

 

「はい」

 

「ダメだよ?」

 

「まだ何も言ってませんよ?」

 

「……なにか企んでるような顔をしてたからね」

 

 イヤ別に企んじゃいないよ。

 ただ脳内で○ミーユ精神崩壊シリーズが再生しただけだからな?

 ホントにそれだけだ。他意はない。

 

「ところでさ」

 

「なんですか?」

 

「スバルはバレンタインチョコは作らなかったのかな?」

 

 先生は、身の危険(意味深)を感じて、話題を思いきり逸らした。

 まぁ、バレンタインは女の子のイベント。俺も今となっては、立派な女子だからな*1

 

「作りましたよ、こちらです」

 

 俺が渡したのは、一見板チョコである。

 面食らった様子の先生であったが、どういうことかの説明を求めるような目をしている。

 仕方ない。

 

「包装紙を剥がしてみてください。少しずつ」

 

「少しずつ…?」

 

 ペリペリ…と包装紙を剥がす音がする。

 言われた通りに、少しずつ剥がしていくと、ミルクの板チョコに、文字が一文字ずつ見えていく。

 

 

 

 

「?」

 

 突然見えた文字に疑問符を立てながら、包装紙を剥がしていく。

 

 

あな

 

 

 ま、まさか。

 トリニティ随一の変態が、私に告白か!?

 そんなことを思って、先生は残っていた銀紙を全て剥がし。

 そして―――ホワイトチョコレートで書かれているらしき、文章の全てを目の当たりにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなハイム*2の中で好きなモビルスーツはなんですか?

 

「……………」

 

「……………」

 

「…………………私は、」

 

「………はい」

 

「……………………ユニ□ーン○ンダムが好きかな!」

 

「あー、王道来ましたね!」

 

 

 この後、滅茶苦茶ロボット談義をした。

 ちなみに……帰りに俺だけノドカとミカと美食研究会に襲撃された。何故だ。

 

*1
スバルを良く知る人物ならば、確実に首を傾げる発言である。

*2
キヴォトス版「機動戦士ガンダム」に出てくる架空の会社「アナハイム・エレクトロニクス」のこと。





Tip!
先生は誰からどのチョコを貰ったのかは実はしっかり覚えているぞ!つまり、スバルに言われた時忘れたとか言ったのは、ただのすっとぼけである!それでも対応として最悪に近いけどな!



おまけ・下ネタチョコ

先 生「でも、意外だったね。スバルがメッセージ付きとはいえ、マトモなチョコを用意するなんて」
スバル「何スか、てっきり下ネタに寄せるとでも?」
先 生「うっ………」
スバル「まぁ…おっ○いチョコとかチ○コとか考えたんですけどね」
先 生「考えたの!?」
スバル「ウチの団員と被った上にじゃんけんで負けたから断念しました
先 生「そんなことある!!?」

この後、アギトから○っぱいチョコが、ノボリからリアル過ぎるチ○ポチョコが届いた。

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