HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
午前6時。
大半の子供たちも眠っているこの時間に、備え付けられたアラームが鳴る。それを止めて、身を起こす。
彼は、大人だ。目覚まし時計を乱暴に叩くこともしなければ、アラームを止めた後で、再び布団の誘惑に負け二度寝をむさぼるようなこともしない。
やっとの想いで布団から出てきたその手で、カーテンを開く。重々しい幕が開かれると、そこから柔らかい日差しが彼の目を刺してくる。
陽光を身に受けて目を細めるそのさまは、登って来て間もない太陽から、今日の動く気力を貰っているかのようだ。
寝間着を脱ぎ捨て、シャツを着替える。
そこには、ペロロを模した個性的なバッグを持った、1人の女子生徒がデカデカとプリントされている。
人によっては、痛々しいと思えるソレを、男はなんの躊躇もなく選び、真っ黒な腕を通した。
その淀みない動きに、普段からこのシャツを好んで着ていることに、大人の愛が感じられた。
朝食と歯磨きを終えた男は、クローゼットから引っ張り出してきたワイシャツを羽織り、ボタンを付けた。
女子生徒が隠れて見えなくなってしまうが……その大人には関係ない。
重要なのは、その生徒が自分にだけ見える場所で、自分を見守ってくれているという事実のみ。
続いて取り出したのは、漆黒のスーツの上下。ベルト。ネクタイ。ネクタイピン。現代社会における、男の戦闘着だ。これを身に付けずに
ズボンに足を通し、ベルトを通す。首元に闇より黒いネクタイを結び付け、きゅっと締めるのだ。これぞ、男の仕事モードへのスイッチ。重力に従いブラつくネクタイを、シンプルな銀のネクタイピンで留める事も忘れない。
上のスーツを羽織って、腕を通す。そして、襟に輝くバッジをつけて、綺麗に折りたたんだハンカチーフを胸ポケットに仕舞えば完成だ。
全身の姿見で自身の姿を映し、忘れ物がないかをチェックする。
真っ黒な人魂のような顔が、毎度のことながら印象に残っていた。
しばし鏡の中の自分を見て……ふと、手に足りないものがあると気付いた大人は、腕時計を手首に巻き、漆黒の紳士用レザーグローブを手にはめた。
手を開き、閉じて…レザーグローブが馴染んだことを確認したら、ビジネスバッグを手に取って、玄関へ向かった。
「―――クックック……では、参りましょうか。」
スーツは勿論のこと、身体も顔も真っ黒で統一した彼は、そう呟くと、高層ビルの並ぶジャングルの喧騒へと消えていく。
秘密組織・ゲマトリアの幹部が1人……黒服の、朝の出来事である。
⋆
―――という夢を見ていたのさ!
やぁ……おはよう。間島スバルだ。
しょっぱなから謎の展開を見させられて困惑しているとは思う。
けれど、言わせてくれ。困惑しているのは、俺もなんだ。
…何故、ゲマトリアの夢を見る?
なぜ、黒服がガッツリ俺の夢に出てくる!?
しかもなぜ、当然のようにアイツはヒフミTシャツをワイシャツの中に着ていた!!?
なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?(((ry
う~~~~~む、今回ばかりはマジで心当たりがない。
ボディチェンジした時にナギサとシャーレで食べたクッキーの時とはワケが違う。
目が覚めた時に体に異変がないか調べたが、特に何もなかった。
俺がパッと見じゃ分からないだけで、ナニカサレタのかもしれないが………
「こういうの、救護騎士団に調べてもらった方がいいのかな…」
「見た限り、スバルちゃんの体に異常はないと思いますが………」
「………………………………………セリナ先輩????」
「はい!セリナです!!」
「…………………………………なんでいんの?」
「助けを求められたら、何処へでも向かいます! それが、救護騎士団なので!」
「ここ俺の部屋なんだけど???」
当然のように俺のベッドの下から突然現れたセリナ先輩に対して、俺はもう何も言わないことにした。
その後「先生のストーカーはやってないの?」「ストーカーじゃありません!健康観察です!!」といった感じのやりとりをしつつ、トリニティへ向かった。
あと先輩の睡眠時間が心配なので聞いてみたところ、なんと夜は早めに寝ることにしているのだそうで、俺の想像以上に健康的な生活を送っているようだった。
⋆
詳しい事を話したところ、セリナ先輩は療法としてその夢を誰かに話してみたらいいんじゃないか、と教えてくれた。
ストレスというものは知らぬ間に溜まってしまうものらしく、それはあらゆる方法で発散するべきだという。
一番有効なのは寝ることだが、それ以外にも方法はあるらしく、その一つが共有……つまり信頼できる誰かに話すことらしい。
なのでそのアドバイスに従って、誰かに話してみることにしよう。
まず最初に話したのは、プレアデス性団のみんな+補習授業部の面々だ。
夢に出てきたお世辞にも人とは言えない異形を絵に描いて、こんなのが出てきたと話した。
部員たちの表情は、人によってそれぞれだ。
「うわぁ、スバルさんもこんなもの見るんスねー」
「なにこれ? なんというか、気持ち悪い化け物ね…」
「うーーーわ、あーしだったら寝込む自信あるわこんなもん」
「あはは……禍々しいですね…」
「確かにこんなものが出てきたら悪夢だな」
「大丈夫か、スバル? 寝れているのか?」
「わたしがやる安眠できるコツがあるんですが…教えておきますね」
ノボリやコハルのように、物珍しげに描いたやつ……黒服を眺める者。
ユララ先輩やアズサのように、確かにこんな化け物見るのは悪夢だわ、と共感してくれる者。
クオンやマナのように、俺のことを心配してくれ、安眠のアドバイスまでくれる者。
みんながみんな、十人十色の解決策やら気遣いやらしてくれて本当に助かる。
その思いは必ず生かすとして、だ。
「(次に話すべきは……)」
次にこの事を知らせる人は決めていた。
アビドスがカイザーPMCに狙われていた頃……先生が着任して間もない時期に、アビドス高等学校にいた人物。
黒服と名乗るコイツのことを知っている人物。
人魂のような真っ黒な顔に漆黒のスーツの組み合わせの、そんな異形に会ったことがあり、顔を知っている人物。
先生と小鳥遊ホシノさんだ。
「先生ー?」
「あれ、スバルだ。
おはよう、今日は当番じゃあなかったよね」
「ちょいと話が出来ましてね?」
「うん、良いよ」
「即答かよ。仕事は大丈夫なんだろうな?」
シャーレに行くと、流石にホシノ先輩はいなかったが、先生はいつも通りの笑顔で「話したいことがある」と言った俺にノータイムでOKしてくれた。
人が良すぎて仕事が貯まっちゃあいないかと思ったが、今日の当番曰くいつもよりは比較的順調らしく、先生が俺の話を聞いてくれる時間くらい作れるそう。
そういうことなら、遠慮なく話してしまおう。
「実はですね、夢を見たんです」
「夢? 一体、どんな夢を見たの?」
「えー……っと…
…とある男? の出勤風景でした」
「それはまた…」
「男といいましたが、見た目は先生みたいなイケメン……どころか、人間じゃあなかったです。
どう控えめに見積もっても、人間とは離れた異形……そんなのが、まるで人間のサラリーマンのように出勤していく夢でした」
「変な話だね………」
「いちおう、忘れないように絵も描いたんですよ。
寝起きに描いたんで、クオリティが雑ですけど……」
「どれどれ…」
先生は、スバルが取り出した絵を覗いて―――
「ブフゥゥゥーーーーーーッ!?!?!?」
おもっくそ吹き出した。
そいつは確かに黒服だった。
しかし、先生の知っている黒服ではなかった。
生徒を研究対象のモルモットか利活用できる資源程度にしか思っておらず、子供を搾取することを是とする大人であるはずのヤツがまずしないような格好に、先生は不意を突かれたのである。
「ブッフフフハハハ……!!」
「せ、先生…?」
「ッはッハハハハ……!!」
笑ってはいけないのだが、笑ってしまう。どこからか「先生、OUTー!」とでも流れてきそうな笑いっぷりだ。
スバルも、先生のリアクションに対して「なんで笑ってるんですか?」みたいな反応に務める。
「すっ、ス…スバル、これ!
ぜったい笑かすために用意したでしょ……!」
「な…なにをっ、言ってるんですかっ……
お、お、俺はただ本当にそうだ…んフフフフフフフ…」
「笑ってんじゃん! 笑いが我慢できてないじゃん!」
しかし、笑いをこらえながら言っているせいで、先生も真面目な相談だと受け取っていない。
スバルはそれでも、真面目な相談なのだと言い張ろうとする
「ば、ばか言わないでください……こんな大真面目な相談で笑わブッフォウ!!!」
「笑っちゃってるじゃん思いっきり!!!」
が…駄目ッ!!
スバルは盛大に吹き出してしまった。
つーかそもそも黒服ならぬヒフミTシャツ(ブルーアーカイブ)を大真面目に描いてきている時点で笑わせに来ているのは明白だった。
一通り笑い終え、二人そろって「あーおっかし」ってなってから、俺は話を再開した。
「……で、マジに俺は
ぶっちゃけコレ、どうすればいいですかね?」
「どうしようもなくないこんなの!? 即忘れるしか方法ないよ!?」
相変わらずの先生の黒服の扱いよ。
まぁ、生徒を重んじる先生とは絶対に相容れないのは知ってるけれども。
「しかし、よく魘されなかったね、スバル」
「まぁ悪夢だと思わなかったからじゃあないですかね?
これがベアおばだったらマジモンの悪夢だって断言はしたけども」
「君、ホントベアトリーチェ嫌いね。私もアレは嫌いだけども」
「ベアおばだから仕方ないでしょ。自業自得以外の何者でもない」
ゴルデカに会う前は、ゲマトリアは先生大好きクラブだと思っていた。その段階でもベアおばの悪行は知れ渡っていたし、総じて「存在してはいけない生き物」という認識だったからな。
今は面と向かって会話した後だからあの時以上に把握してるが、それでもベアおばは許せるタイプの人間ではなかった。アイツ人間じゃねーよ。見た目も性根も。
で、黒服に話を戻し、アイツが夢に出てきた際の経緯を出来るだけ詳しく話すことにした。
ここに来るまでになにをしたのかを、包み隠さず。
そうしたら、先生は穏やかな笑顔を浮かべて、俺に言った。
「それなら、もう大丈夫だね」
「もう大丈夫、とは……?」
「スバルはもう、部員のみんなを頼れているじゃない」
先生のその笑みに、なんか違和感を覚えた。
まるで……そう、まるで「私がいなくなっても平気だね」とでも言いそうな雰囲気で。
本家「ブルアカ」で先生の性格を知っているからなのか、これまで一緒に先生とあらゆる事件の解決(笑)をしてきたから理解できるようになったのか……あるいはその両方なのかは知らない。
けれど、それは困るのだ。キヴォトスには……先生が必要だから。
生徒達の問題解決だけじゃあない。もう先生は、皆の心の拠り所になっているのだから。
「先生」
「どうしたの? そんな改まって」
「あなたは…いつか先生として終わりが来る、とか思ってませんか?」
「え?」
きょとんとする先生。
「俺達生徒が成長して大人になったら……その時は、シャーレを捨ててキヴォトスを去っても構わない…そう思ってるんじゃないかって聞いてるんですよ」
「スバル……」
質問の意味が分からなかったのだろう先生も、俺の問いに真剣さを感じてくれたのだろう。
いつも以上に顔を引き締めてこちらを見つめながら、口を開いた。
「私はね」
引き締まった態度に釣られるように、俺も姿勢を正して聞く。
「子供たちのために、責任を負う大人としての姿を見せているつもりだよ。
みんながやりたいことを為し遂げられるまで……私はこの仕事を投げ出すつもりは無いよ」
それにね、と先生の話は続く。
「スバルが教えてくれたこともあったでしょ?」
「え、俺が?」
「君が言ったんだよ。『今のキヴォトスの子供には、私が必要だ』ってね。
悪意をはねのける力。人を見る目。皆が納得できる口の上手さ。心の底から信じあえる仲間に、背中を預けられる大人。
そういうのがあれば、本当に守りたいものを取りこぼすことなく守れる………って言ってくれたじゃない」
「そ、そういえば……!」
そんなこともあったな。
確か、
あれから色々事件が起こり過ぎてすっかり忘れてたわ……!
「私もね。君の大きな夢を追う姿勢を見習うことにしたよ。
生徒がやりたいことを応援できる大人になる……それが、今の私の目標かな。
それが達成できるまでは、キヴォトスを離れる気なんてないよ」
「良かった……
でも先生はもう、誰かを応援できる大人じゃあないですか。
アビドスの皆や補習授業部の皆は勿論、RABBIT小隊の件でも活躍してるの、知ってるんスよ」
「いいや、私なんてまだまださ。これからもっと、頑張らなきゃ」
―――なるほどなぁ。
どうやら、俺の心配は杞憂だったようだ。
先生はいつか、俺達の前から去ってしまうような気がして、ちょっと嫌な予感がしていたが、気のせいっぽそうで何よりだ。
「そうですかぁ。キヴォトスから去れないように生徒何人かと既成事実を作って責任を果たすようにしようとか色々考えてたけど大丈夫そうですね」
「待って今大丈夫じゃないワードが聞こえたんだけど!!?」
「先生は立派な大人ですからねぇ……素敵な旦那さんお父さんになれると思います!!!!!」
「奥さんを複数人娶るつもりはないよ!! というか生徒をそんな目で見ないよ!!!」
「何…………だと………!!?」
「なにそのあり得ないものを見たような目は!!? 私間違ったこと言ってないよね!!?」
間違ってないけど間違ってるよ。
この後めちゃくちゃ先生をいじって遊んだ。
⋆
シャーレでスッキリした(意味深に非ず)帰り。
誰もいない通りに差し掛かった俺は、誰かにつけられていることに気づいた。
曲がり角を利用し、撒こうとする……が、ついてきている気配は消えない。
何度目かの曲がり角を曲がった時にすぐさまついてきた奴に対して拳銃を突きつける。
するとそこにいたのは……初対面だがめちゃくちゃ見覚えがある人物だった。
「おやおや、恐ろしい……そんな風に銃を抜かないで頂きたい……」
「そりゃあ、この後の答え次第だな。
……華のJKを追いかける大人なんざ、通報されても文句言えねぇぜ。……何の用だか言いな」
「クックックッ……私はただあなたと話に来ただけですよ。
お時間よろしければ、しばらく私とお茶でも如何でしょう?」
「…ナンパの誘い文句自体は悪くねぇが、絵面が最悪だったな。
こんなところヴァルキューレに見られたら即通報からの逮捕だぞ?」
埃ひとつもついていない、真っ黒なスーツ。
喪に服す時以外では見かけないであろう、漆黒のネクタイ。
陽炎のごとくゆらめく炎を纏った、奇妙な人魂のような顔。
実際に会ったことで分かる……不気味なオーラ。
俺は、努めて殺気と警戒心を抑えながら、そいつの名を呼んだ。
「初めまして、で良いんだよな?―――黒服さんよ」
「えぇ、お初にお目にかかります……間島スバルさん」
そう、ヤツの名は黒服。
俺の知っている、最後のゲマトリアのお出ましだ。
「先程は、私で随分楽しまれたようで」
「え? あ! あー……肖像権の利用許可とか料金とか払った方が良かったか?」
「いえ、お気遣いなく。先生のあのような姿は初めて見る事が出来ましたので、ソレを代金と致します」
「………怒らないのな?」
「とんでもない。むしろ新たな発見が出来たことが喜ばしい限りです。
私は便宜上“黒服”と名乗りましたが、名の由来となったものを失っても尚、“黒服”と認知されることが出来ました。
それは、黒い服が私のアイデンティティとなり、黒服=この私という等式が生まれたということ。
たとえ阿慈谷ヒフミのTシャツを着ていたとしても、それを着用している私もまた、黒服という事実が定着したという結果なのです。
この結果……あとでゴルコンダ達に共有しておきましょうか……」
「…ちなみになんだけどさ、黒服」
「なんでしょう?」
「お前ワイシャツの下には何を着てるの?」
俺がそう訊くと、黒服はクックックと肩を震わせる。
そして、愉快そうな声色のまま……
「―――ご想像にお任せします」
「マジで言ってる??」
―――そんな諧謔をぶっ放したのであった。
まぁ、いい。
コイツはさっき俺に「話したいことがある」とか言っていたが。
黒服の話に付き合う義理はない。メリットもだ。
確かにコイツは先生大好きな大人だろうが……根は冷酷な悪しき大人だ。
先生とヴァルキューレに通報して俺はとっとと逃げた方が賢明なのだろう。なのだろうが………
―――望むところだ。俺も、コイツには聞きたいことが山ほどあるんだ……丁度いい。
久しぶりに、
どこまで目の前の現役に通用するかは分からないが………やってやろうじゃあないの。
Tip!
スバルは、フランシスと地下生活者の存在は知らないぞ!なので、今回の話でスバルの知っているゲマトリアには全員会ったことになる!流石のスバルも、それ以外に誰かがいるとは思ってないだろう!可能性はゼロじゃないとは思っているだろうがな!
おまけ・先生のワイシャツの下
スバル「先生は普段、ワイシャツの下はなに着てるんすか?」
先 生「え、普通に白の肌シャツ…」
スバル「ユウカのシャツですか?」
先 生「違うよ?」
スバル「じゃあ
先 生「違うってば」
スバル「まさかのワカモのシャツとか?」
先 生「キャラシャツから離れて!!?」
スバル「…というワケらしいけどシスター、どう思う?」
シロコ「ん、これからは私のシャツを着るべし」
先 生「シロコぉ!? 待って落ち着いてネクタイを解こうとしないで! 助けてスバルゥゥ!?」
スバル「シスター、そのまま先生のDTも貰っちゃって良いぞ。俺が許す」
シロコ「ん!」
先 生「間島スバルさぁぁぁん!?!?!?」
※この後ユウカとワカモとサオリと便利屋68が乱入してきたので先生の先生は守られました♨
好きなゲマトリアのはっちゃけ具合は?
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NOMAL(先生のファン)
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HARD(面白大人軍団)
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VERYHARD(先生大好き倶楽部)
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HARDCORE(敵でも味方でもなし)
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EXTREME(敵対関係)
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INSANE(宿命のライバル)
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TORMENT(不俱戴天の仇)