HENTAIの野望〜キヴォトス同人誌化珍道中〜 作:伝説の超三毛猫
コラボ相手は…「とある転生者の青春記録(ブルーアーカイブ)( https://syosetu.org/novel/341219/ )」!
十人十色のキャラ達が織りなす物語は、実に面白いです!そんな作品とコラボできるなんて、光栄です!!
さて、このコラボを読む前の三つの注意事項!
1つ、この世界は「HENTAIの野望」本編と「とある転生者の青春記録(ブルーアーカイブ)」との世界が合わさったものになっているぞ!先生は男先生だ!
2つ、この世界線では当たり前のように転生者がわんさか出てくるぞ!
3つ、キャラの崩壊があるから耐えられない人は見ないほうがいい!
今回はオムニバス形式となっているぞ!
目次はコチラだ!それでは、どうぞ!!
・会議とファーストコンタクト
・真剣稽古
・キヴォトス初の機動戦士
・オールニードイズペロロ様
―――この物語は。
「はい」
『はいじゃないが?』
『また転生者か』
『増えてきたよなぁ、転生者』
「う…お……こ、れは……
この記憶は、一体………?」
「ま…間島さん、大丈夫…?」
「え…!? こ、コハル……!!?」
生を終えた魂たちの拠り所としてキヴォトスが築き上げられた―――そんな世界線。
様々な転生者たちが織りなす、青春をやり直す物語………その一端である。
会議とファーストコンタクト
「集まりましたか」
アストラ学院・会議室。
そこに集まった生徒に、中心人物らしき銀髪の少女が切り出した。
蒼と銀のオッドアイが、全ての席が埋まっているのを確認してから、リモコンに目を向けた。
「本日集まって貰ったのにはワケがあります」
「ワケ?」
「まずは、この映像をご覧になって欲しいのです」
ピッ、とリモコンが音を鳴らすと、モニターに映像が映った。
それは、とあるトリニティ生の、戦いの記録であった。
『「擬・「火炎」竜王」ッッ!!!』
『ぐふああああああぁぁぁぁッ!?!?!?』
「「「「「「…………」」」」」」
『「擬・飛天御剣流・龍槌閃」ッッ!!』
「「「「「…………」」」」」
『「擬・筋肉―――』
『ちょ、ま、イヤーっ!こ、こんな格好させて――』
『――バスター」ッ!!!』
『ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁあんっ!?!?」』
「「「「「…………」」」」」
―――本当に、戦いの記録か? と首を傾げるレベルのそれだった。
会議の中心となった銀髪の少女―――英ミフネは語る。
「これはウチのジャーナリストが撮影したものをまとめたものです。片翼の金髪少女に注目してください。彼女の戦い方には明らかに不自然な点が多すぎるのです。そもそもキヴォトスにおける戦闘は銃火器によるものが多く、それに関連する銃器・火器が地球以上に発達しているのに反し、近接武器は殆ど発展しておりません。それを使用する武術も、CQCなどの実践的なものを除けばこれもまた殆ど発達しておりません。にも関わらず、彼女は徒手空拳及び木刀や鉄パイプで銃火器持ち複数人をほぼ一方的に鎮圧しています。ここから読み取れる実力は言うまでもありません。それだけではなく使用している技に注目してください。覇気に飛天御剣流、全集中の呼吸の剣技にストリートファイターの格闘技、ドラゴンボールの亀仙流………確認できただけでも10種以上のゲーム及びアニメ作品の技を忠実に再現しておりました。しかも、そのどれもがキヴォトスでは存在していないものであり、更に修得条件が特殊なものまで存在します。これだけの流派・系統の技を急に習得および使用できるようになるなどありえません。こことは違う世界で前提となる知識を入手でもしなければ。つまり、この映像に映っているトリニティの生徒は我々と同じように、何らかの形で前世界の知識を引き継いでいると思われます。そこで―――」
「待て待て待て待て!」
「長い長い!」
「三行で言え!三行で!」
ミフネのオバチャンマシンガントークに抗議をしだす生徒達。
その中から、頭から獅子耳を生やした金髪少女が口を開いた。
「つまりだ。ミフネは、『
「なるほど…獅子座のくせに、結構鋭いじゃないの」
「私もそれ言おうと思ってたんだ。覇気なんて久しぶりに見たしな。流石だな。獅子座のくせに」
「
「この前貸した300円返せ」
「うるっせーんだよお前ら!!一言余計だ!
あとそこのお前からはビタ一文も借りてないからな!!?」
獅子耳の金髪少女―――レイネのあまりにあんまりな扱いに、彼女自身が吠えるが、それが当たり前の光景になっているのか、誰もそこについて言及していない。
それ以前に、彼女達の存在について語った方が良いだろう。
アストラ学院とは…
その中枢を担う学院特区統治会……その幹部たちを始めとした中心生徒達は、
つまり……転生者の集まりである彼女達にとって、映像に映る女子生徒―――間島スバルは、己が彼女らと同郷だと分かる証拠を叩きつけてきた存在も同然なのだ。
そのことをより詳しく調べる為、誰が調査に赴くか、という話になったが……
「私がイこう」
そう言ったのは、嫋やかな大和撫子の姿をした黒髪美少女だ。
スタイルといい顔付きといい、一流の見た目をしていることには間違いない。
だが、彼女の立候補に全員がピックアップガチャで30連爆死した時のような表情をした。
「よりにもよってお前が行くのかよ…」
「引っ込んでろよ牡牛座。お前が行くくらいなら代わりに私が行くわ」
「変態は黙って石を抱いててくれ……」
「その蔑みの眼差し…実にイイッ!
……だが、本当に私に任せなくってもイイのかな?」
どうやら、牡牛座と呼ばれた黒髪美少女は相当の変態らしく、他の面々から苦々しい顔でぞんざいな扱いをされているようだ……が。
彼女は、なにか考えがあるようで、自前のスマホを起動し、足元にあったであろう紙バッグをテーブルに置きながら続きを説明する。
「どうやら、この間島スバルというトリニティ生……『プリンスメロン』という名義で同人誌を描いているようだ。
更に、『プレアデス性団』という同人サークルも築き上げて、漫画を描いているようだぞ。これが創部誌だ。
これは私の勘だが、同類のスメルがするッ! どうだ?これでも私には任せられないと言うつもりか?」
牡牛座の彼女が紙袋から出したのは、『ピンクアーカイブ』という分厚い雑誌に、プリンスメロンの作品群。
ユウカのような姿の少女と眼鏡をかけた幼馴染が叡智する本を始め、アリス(のそっくりさん)に色々(意味深)教え込む本、マリー(によく似た人)がエッチに変貌する漫画、果てはナギサ(のそっくりさん)が、アズサ(っぽい女子高生)にヒフミ(みたいな人)を寝取られる話まである。転生者である彼女達には、完全にブルアカのエ□同人にしか見えなかった。
それを見た全員が察した。コレ、確かに
「……はぁ。仕方ありませんね。
調査の方ですが、エルナと………私が直々に出向きます。
コチラの変態の暴走を抑えなければなりませんしね」
「はっはぁ! 話が分かる会長殿で助かるな!
じゃあ、早速エデンの彼方(意味深)へイこうじゃあないか!!」
ミフネがため息交じりに出した妥協案に、乗り気だったのは牡牛座の転生者・エルナだけであった。
―――かくして、変態と甦った星達は巡り合うこととなる。
「まいどありがとうございましたー…と言って帰す前に聞きたいことがある」
「なんだろうか」
「お前…
「あぁ…そうだ。エロは世界を救い、未来を作る」
「やはり性欲=正義だったか………。
駄目押しにもう一つ、合言葉だ。『水龍を敬ったら』?」
「『園長さんありがとう』」
「「(ビシバシグッグッ)」」
「会って10秒で仲良くなるのやめてくれますか???」
時に会った瞬間に親友になり。
「初めまして間島スバルさん。プリンスメロンとしてお描きになった同人誌は拝見しました。画力もストーリー構成も非常に良いのですが、何冊かモデルが容易に予想できる作品がございました。そこで質問なのですが、そういった漫画にお出しになった方々にモデルの許可等は取ったのでしょうか?ユウカさんやワカモさんが成人誌の短編とはいえ性的描写のある漫画のヒロインとして自身をモデルにしていいと簡単に許可を出すとは思えませんが…まさか無許可で書いてはいませんよね?もしそうだとしたら今すぐ改めることを強くお勧めします。連邦生徒会やシャーレに提訴でもされて二度と執筆できなくなったら互いに損害しかありませんもの……っと、自己紹介が遅れました。私は
「めっっっっっちゃくちゃ話すじゃんお前。逆転裁判のオバチャンか?」
「誰がおばちゃんですか果てしなく失礼な人ですね。私は正真正銘17歳です。17歳を大体千回ぐらい繰り返しただけのイマドキのJKですとも。それを会って間もない段階で年寄り扱いとは―――」
時に会った瞬間に口喧嘩を始めたり。
「貴女もモモフレンズがお好きなんですね」
「あぁ……といってもウェーブキャットさん一筋だが」
「あなたもですか…! 私もウェーブキャットさんが大好きなんですよ!」
「分かる……」
「部長!!強敵です!!!ウェーブキャットの同担が現れました!!!」
「何ィ!? ルシアに仲間が出来たというのか!!?」
時に互いの好きを共有したりと。
さまざまな記録を紡いでいくこととなる……
真剣稽古
「珍しいな。俺と
アストラ学院の最も広い屋外演習場にて。
二人の生徒が木刀を腰に相対していた。
1人は我らが間島スバル。もう一人は、アストラ学院の制服を着た、黒い髪をポニーテールにまとめたツリ目の少女……
「貴女の戦闘を見ていて、やりたいことが出来ましたので」
「やりたいこと?」
「貴女と剣で手合わせ願いたい、ということです」
「剣技で…?」
モロハはアストラ学院の中で
そのことをスバルも一応知ってはいたが、この銃火器溢れる世界で剣の勝負にこだわる理由を尋ねたところ、モロハはこう答えたのだ。
「実は私……かつて、鬼殺隊で鬼狩りをしておりまして…」
「え!!? あの難易度鬼の世界生きてたの!?」
「ですので癖が抜けず……つい近接戦を仕掛けてしまうのです」
それに、とモロハは剣を抜いて構えた。
「このキヴォトスに来てからは全集中の呼吸の剣技を一度も使っておりません。生徒相手には強すぎると思っていたので。
だから、このままだと…腕が鈍ってしまいそうです」
「……なるほど、それで俺か」
スバルも腰の木刀を抜き、臨戦態勢に入った。
演習場の観客席で見ていたプレアデス性団の面々やアストラ学院の
一応剣の打ち合いであり、危ないと思ったらすぐに止められるように設定された演習ではあるが、まるで本当の決闘が始まるかのような空気の重さだった。
審判として立っていたミフネが、手を振り下ろして―――はじめの合図を送った。
「「オオオォォッ!」」
同時、スバルとモロハが我先にと争うように仕掛けた。
スバルは、実際に鬼を斬っていた経験を持つモロハの剣技を警戒し押し切られぬように。
モロハは、何を仕掛けてくるか分からないスバルから、先の先を取って戦いの主導権を持つために。
「『擬・炎の呼吸―――』」
「『雪の呼吸―――』」
木刀を振り抜いた!
「『―――壱の型・不知火』!!」
「『―――壱の型・
その瞬間、戦いを見ている者たちには見えた。
スバルの黒光りする木刀が、炎を纏っているのが。
モロハの周りと木刀から、雪が吹き込んできたのが。
その技量に驚愕したのは、オーディエンスだけではない。
「(雪が…見える!雪の呼吸、だと? 聞いた事のない初めての剣技だ! 五大呼吸の派生技か!?)」
「(ば、バカな…育手に指導を受けていないハズなのにこの剣技の完成度! どうなっているの!?)」
スバルは未知の呼吸から来る剣技に。モロハは独学で全集中の呼吸の剣技を放ってきた事実に、驚愕する。
それも束の間、鍔迫り合いを中心に巻き起こっていた炎が、雪によってかき消された。
「くっ!」
「炎の呼吸を本当に使えるとは驚きでしたが……やはり無駄なクセが多すぎる。
それであれだけの完成度を誇れるのは本当に謎ですが………純粋な呼吸法なら、勝負を譲る気はない!」
「いいや…まだまだ、勝負はこれからだ!」
スバルが覇気を纏った剣を振るい、新たな技を繰り出す。
純粋な剣技のぶつかり合いで負けるならば、それを避けて、読みを外す動きで手数を重ねれば良い!
「『擬・全集中―――五色の剣』ッ!!」
炎ノ伍
風ノ肆
水ノ陸 ねじれ
蟲ノ蝶 戯れ
雷ノ壱
「何ぃぃッ!!?」
呼吸を次々変えての連続攻撃。
大正時代でも見たことのない変幻自在さに、一瞬対応が遅れる。
炎の虎を躱したハズのモロハの身体にいくつか鎌鼬によるかすり傷を残すも、彼女も自身の呼吸で迎え撃った。
「まだまだ!『雪の呼吸・陸の型・
「!」
スバルのねじれる渦潮のごとき横薙ぎを斜めの剣筋で受け流し。
「『捌の型・
目にも止まらぬ高速の突きの数々には、編み目のような無数の斬撃で対応し。
「『伍の型・
雷光のごとき居合の一刀は、同じく閑かで速い居合抜きの剣で相殺した。それだけでなく、スバルに一太刀浴びせたのである。
最初は面食らっていたモロハが、最後の技三つを全集中の剣技であえなく突破した事実。そして体に走る痛みに、スバルは再び目を見開いた。
「ぐぅ……これも効かないか…」
「剣の場数が違うのです。さて…もう終わりですか?」
「仕方ない…アレを使うか…」
剣において、スバルはモロハに一歩どころか二歩も三歩も劣る。
そこからどうするのかと見ていたが、スバルは地面を踏みしめて……かと思ったら、方陣が展開されていくではないか。
「『術式展開―――擬・血鬼術・羅針』」
モロハとアストラ学院の面々は息を呑んだ。
知っているからだ。スバルがたった今再現したものが、どんな効果を持ち発揮するのかを。
使用したのは、モロハが所属していた鬼殺隊の不俱戴天の仇である鬼の術……それも、幹部格の鬼が使用したものである。
モロハの木刀を握りしめる力が、やや強まった。
「それも所詮、見掛け倒しでしょう!
『雪の呼吸・弐の型・』―――」
「ハァッ!!!」
「!!?」
スバルがモロハに対して木刀を振り上げた。
それは、放とうとした技の丁度カウンターに当たる位置。
すんでの所で攻撃を躱したモロハは態勢を余儀なく変えさせられた。
それでも、型を切り替えて攻撃を放つ。
「―――『参の型改・
気迫を前面に放ちながらの真っ向斬り。
それも一太刀ではなく、複数回の縦斬りだ。
「『擬・水の呼吸・参の型・
「うっ―――!!?」
「「「「!!!?」」」」
それに対してスバルは、流れる水に乗ったような足運びでそれらを躱し―――袈裟懸けを一刀、モロハに浴びせたのである。
アストラ学院の転生者達は、その事態に動揺した。剣の腕で敵うものがいなかったモロハに、ほんの軽い一撃とはいえ一発当てるとは!
「血気術・羅針」は襲い掛かってくる敵の闘気に対して
つまり、モロハに与えたあの一発は、スバルの意思と技量をよるものという事になる。
スバルに対応できるモロハも大概だが、血気術・羅針と全集中の呼吸を同時に使えるスバルも化け物である。
「…くっ。血鬼術さえここまで再現できるなんて……貴女、ここで一体どんな修行を積んだというの?」
「俺が勝ってから教えてやろう」
挑発するように煽るスバルに、モロハは剣を鞘に収めるように腰に構えた。
スバルもそれに応えるように正眼の構えをとった。
「…『雪の呼吸・拾の型』―――」
「…『擬・全集中・
モロハが使うのは、先読みされても問題ないレベルの高密度の剣技。
対してスバルが放ったのは、全集中の呼吸の剣技―――
「―――『
「―――『
無数の高密度な斬撃の猛吹雪と、九つの首を持った龍のような刃が、激突した。そして―――
―――バキャアアアァァ!!
「「!!!」」
両者の木刀が、同時に砕け散った。
あの後、勝負は結局引き分けとなった。
当然だ、得物が両者とも砕けた状態で続行など出来ない。
一応、戦うことは出来たが……そこまでイくと試合が試合でなくなる。
「お見事でした。予測を次々外す戦いぶり…いつ負けるか気が気でなかったです」
「それほどでも。そっちこそ、剣技の腕はスゴかったぜ。俺じゃあ勝てる気しないな」
両者が握手を交わす。
オーディエンスの拍手の嵐が、2人を包んだのであった。
キヴォトス初の機動戦士
ミレニアムサイエンススクール、エンジニア部の部室にて。
ソレは起こった。
「レイネ…お前はワカっていないようだな…獅子座のくせに」
「それはコッチの台詞だスバル。あと獅子座は関係ねぇだろ」
金髪に紫の片翼を持つ少女・間島スバル。
癖っ毛のある髪と獅子耳が特徴的な少女・
二人は真っ正面の互いを見据えながら、常人には近づきがたいオーラを放っていた。
そして……口を開いた。
「だぁぁぁぁかぁぁぁぁらぁぁぁぁさぁ! アレに対抗できるヤツで最初に作るべきはジ・Oにしろって言ってんじゃんかよぉ!」
「ニュータイプ能力やバイオセンサーにハッキングされてすぐ操縦不能に陥る機体をキヴォトス最初のモビルスーツに推せるかぁ!最初に造るのはイージスガンダムだって決めてるんだよ!!」
「アレが攻撃機能に重きを寄せ過ぎて連合以外からぞんざいな扱いされてるの知った上でイッてんのかお前は!シールドですら攻撃力グンバツのあんなピーキーマシン、アスラン以外に使いこなせるワケねーだろ!」
「お前こそシロッコ以外に使いこなせない超高火力モビルスーツ持ち込んで何言ってんだ!それに、ジ・Oを地上で使ったら自重で潰れるだろ!」
「そこはイージスも同じだろ!それにジ・Oは
「…何をしているんだ?アレ」
「アバンギャルド君に対抗するロボットを作ると息巻いていましたが…」
「発言の3割も理解できない……!?」
「……う~~ん、スバルもレイネも必死だね」
謎の議論に戸惑うのは、エンジニア部の3人。
話の流れを理解できるのは、外の世界にいて、ロボット系が大好きな先生だけだ。
旗から見れば、完全に外の世界のガノタである証拠で殴り合っているのだが、幸いそれが分かるのも彼だけなので、エンジニア部にはいと難しき考察に聞こえていることだろう。
「先生、分かる?」
「全部は流石に分からないケド、少しはね」
「流石だね、先生」
「ちょっと、混ざってくるね」
そう言って、スバルとレイネのもとに向かう先生。
その気配に気付いた二人に、いつも通りの穏やかな声で語りかけた。
「二人の好みはよく分かったよ。
ジ・Oの重厚なフォルムと高火力の組み合わせも、イージスの攻撃特化性能もロマンを感じるよね
二人共、純粋に攻撃力の高いものが好きっぽいね」
「先生…!」
「分かりますか!」
「でも、どっちもハードル高いと思うよ? ジ・Oもイージスガンダムもワンオフだ」
そこで、と指を立てる先生。
「―――量産機を造ってみない?」
「おっとぉ…??」
「三つ巴の舌戦と来たかぁ…」
先生は、量産機で強いキャラも好きなタチであった(本音を言えばユニコーンガンダムが好きであったが)。
この後三人はガンダム機体談義を行うのだが…やってきたユウカにロボの製作を聞かれ「そんな予算降りるワケないでしょ!!!」と雷を落とされる。
結局、3人仲良くシナシナになるのであった。
オールニードイズペロロ様
「いやぁ~スバル殿!まさかここに御縁があるとは!」
アストラ学院・ペロロ様愛好会の
トリニティ自治区のモモフレンズショップにて、推しをゲット出来たこと…だけではない。
ショップでバイトとして働いていた、スバルという同志に出会えたことにだ。
ウェーブキャットが好きだと言うスバルが、ペロロ様愛好会に所属していた
三人がスバルの働いていた店に入ったのは、ただの偶然だ。全員は、幸運な巡り合わせに感謝すらしていた。
「ウェーブキャットさんの話でここまで盛り上がれたの、初めてだぜ!」
「うん、そうだね……私もここまで話せて、嬉しい…」
「ハッハッハッハ!!ルシアのここまで嬉しそうな顔は久しぶりだ!」
「ですね!こっちまで嬉しくなります!」
「やめてくださいよ先輩…」
穏やかで幸せな団欒。
残念ながら、キヴォトスでは幸せはそこまで長く続かない。
「はぁ~~~!?!? なんだこのキモい鳥! いらねーモン出てきやがった!!」
「「は?」」
ガチャポンの結果に悪態をつく不良に、クララとイゼルがまず殺気を発動。
これはマズいと、常識人枠のルシアと殺気に敏感なスバルが抑えつけた。
「離せスバル!私は今から、あの愚か者に修正を…!」
「ダメですよ部長!ここは堪えて…!」
「そうだ落ち着け!今出てったら犯行がバレ―――」
「―――うっっっっわ! こっちは芋虫みてーな猫が出てきたぞ!きもちわりッ!」
「「―――は?????」」
ブレーキだったハズのスバルとルシアがアクセルに大・変・身!した瞬間である。
ペロロに苦い顔をした不良の友人らしき別の不良が、2人の地雷さえ踏みぬいた。
この愚かで哀れな二人の運命は、決まった。
「…止めなくて良かっただろう? ルシア」
「はい。今日は…暴れたい気分です」
「修正だ…修正が必要ですね…!」
「おい、お前ら、コレつけておけ。
少なくとも即顔バレは防げる」
「!! コレ…ベアおばのマスク!?」
「残りは複製のガスマスクな。さぁ……殺るぞ」
その日、ある不良たちが異形の仮面をつけた生徒とガスマスクをつけた生徒達に暴行を受け、知能指数が大幅に低下する事件が発生する。
なお、アストラ学院とシャーレに連絡が入った際には秒で襲撃者の正体を悟ったという。
即座にペロロ様愛好会&スバルが、先生とミフネからW説教を貰ったのは言うまでもない。
『よう!アストラ学院のサラサちゃんだ!「HENTAIの野望」読んでるファンも、「とある転生者の青春記録」読んでてこっちに読みに来たファンも、読んでくれてありがとな!MIKE猫とかいう男は、めっちゃ感謝してるらしいぜ!
時にさ、ソシャゲでいいなーって思って一目惚れした子の名前がお母さんとかおばあちゃんの名前と一緒だったりすると萎えるよな? 牡牛座のアイツ意外にゃ同意貰えたんだけど……ここの読者さんたちはどーだろ?アンケ置いといたから勝手に答えてくれよな!』
ブルアカの生徒達の中に、自分の身内と同じ名前の子が…
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いる
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いない