戦女神放送局-Commuting Turns into Despair- 作:矢矧草子
ポン、ポン、ポン、ポーン
カシュッ
ゴクゴクゴクッ
「あ゛ー。sveidラジオ!」
「みんなー、オッハー。パーソナリティーの悠衣でーす」
「通勤お疲れ様です。お仕事頑張りましょう。詩です」
「お前らの通勤に絶望を添える朝から飲酒ラジオ。sveidラジオ! の時間がやってきました」
「ウェンウェン泣いてWednesdayとは言ったもので。泣きたいわ」
「なんかあったか」
「仕事があるのよ」
「がんばれ」
「ホントうらやましいわ」
「今日のヒレカツ。チョコモナカジャンボが好きです」
「分からなくもないけど、私はかき氷派だから、アイスはあまり好きじゃないわ」
「冬でもか?」
「冬でもホントは食べたいんだけど。需要がなさ過ぎてどこにも売ってないのよね。妥協点は、ガリガリ君と、爽と、クーリッシュね」
「ガリガリ君なんてめちゃくちゃかき氷じゃん」
「違うのよ。こう、スプーンですくって食べたいのよ」
「姐さんはふわふわとガリガリどっちが好きなんだ」
「ふわふわも良いんだけど、やっぱりかき氷はガリガリ食べたいわよね。小さいころ家で作ってたわ。こう、専用の円柱みたいな氷を作っておいてね。かき氷機にセットするんだけど、滑っちゃってうまく削れないからひっくり返してとかね」
「ちょっとよくわからん」
「やっぱりイチゴ練乳よね。ま、かき氷のシロップなんて香料でごまかしてるだけらしいけど。でも香りで味を楽しめるなら別に十分だと思うのよね」
「シロクマは?」
「あの、あれでしょ。熊本県のやつ。おいしいんだけど、フルーツが邪魔なのよね。もっとこうシンプルな奴の方が好きね。でも、イチゴの奴はおいしかったわ」
「よし、お前ら。イチゴ大募集だ」
「生モノなんて募集してどうすんのよ」
「姐さんの食レポをみんな期待してんだよ」
「ダメよ。衛生管理上認められないわ。だからカタログギフトを送って頂戴。イチゴ選んだげるわ」
「偉そうだな」
「あんたから言い出した企画でしょー」
「次。夜までバナナ」
「ポリネシアンセックスの人ね。死んでも忘れないわ」
「相手に履いててほしい下着の色は何ですか」
「別に色は気にしないわ。その人に合ってればなんでもいいんじゃない?」
「それは男か? 女か?」
「あ、そうね。女性ね。男性はどうかしら。いちいち下着に目が向くかというと。ダサすぎなければなんでもいい気がするわ」
「ダサいって例えば?」
「昔付き合ってた人で、変なおじさんのパンツはいてた人がいてね。あれ見えたら萎えちゃったことがあるわ」
「そういうのは禁止か」
「エッチの前に見せられてもねえ」
「ちなみに私は下着レスが好きだ」
「あんたそれよく言うわよね」
「特にショーツがないと良いな。その状態で街中を歩きたい」
「昔やらされたわね」
「すごかったな。パンツに染みができちゃうとか言ってな」
「あれホント恥ずかしかったんだから」
「ブラもつけずにな」
「あれでハチ公前に待たせるんだから問題児よね」
「嫌ならやらなきゃよかったじゃん」
「断れるわけないじゃない」
「よしよし」
「なに満足そうにしてんのよ。そろそろ締めるわよ」
「任せた」
「まず宣伝です。この前の日曜日に相川七瀬さんの『恋心』のカバーを投稿しました。『Girls in Wonderland』と『magicaride』も併せてぜひ聞いてね」
「10回ずつ回聞け」
「随分と良心的な数字になったわね。えーっと、あとメールフォームあるので、メールください」
「NGなしだ。何でも来い」
「チャンネル登録といいねもよろしく」
「今すぐしろ」
「今日は二度目の登場よ。
「じゃあなー」
「はあ。行ってきます」
概要
お前らいつもご苦労!
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