戦女神放送局-Commuting Turns into Despair- 作:矢矧草子
ポン、ポン、ポン、ポーン
カシュッ
ゴクゴクゴクッ
「あ゛ー。sveidラジオ!」
「みんなー、オッハー。パーソナリティーの悠衣でーす」
「通勤お疲れ様です。お仕事頑張りましょう。詩です」
「お前らの通勤に絶望を添える朝から飲酒ラジオ。sveidラジオ! の時間がやってきました」
「明日は金曜日。飲み会よ」
「よかったじゃん」
「良いわけないでしょ。上司と一緒に飲むなんて」
「何が嫌なんだよ」
「あのね、気を使って飲む酒がおいしいわけ?」
「私は私の飲みたいようにしか飲まんから知らん」
「幸せな人生ね」
「そんな風にいろいろ考えてっから疲れるんだぞ」
「自覚はしてるわ」
「ヒレカツ! 唇の皮をめくっちゃう」
「ダメよー。キスするとき視線がそこに行っちゃうわよ」
「大丈夫だろ。こんな奴キスする相手いねえよ」
「風俗に行ってるかもよ」
「それなら向こうはプロなんだからいちいち気にしねえだろ」
「それは、どうなのかしら」
「姐さんは気にしてんのか?」
「そりゃ気にするわよ。私はいつもナチュラル系の色が入ってるリップ使ってるわ」
「私とキスするとき用にか?」
「当り前じゃない」
「でも私なー、キスの時に相手の唇がささくれてるとそれめくるの好きなんだよなー」
「いやよ、痛いじゃない」
「その痛そうにしてる顔がいいんじゃねえかー」
「ほか当たって」
「じゃー、花純にでもお願いしてみるかなー」
「やってくれるといいわね」
「私に唇をめくってほしい奴募集だ! メールよこせ」
「本気にしなくていいからねー」
「次、砕け散るわさび」
「ラジオ童貞って嘘ついてた人ね」
「お二人の会話に出てくるあかねさんや、かすみさんはラジオに出ないんですか?」
「まずは
「ま、あいつは朝弱いからなー」
「私は朝早く起きてる上に、相方の飲酒を目の前で見させられてるわけだけどね。次に
「あいつ結構頭おかしいところあるからなー。朝のラジオで制御しきる自信ねえぞ」
「だから出禁ってこと?」
「もし万が一どっちかがダウンしたら、一人ラジオか花純が入るだろうな。朱音にトークは無理だ」
「かわいそうに」
「なら姐さんと二人でやるか?」
「さ、そろそろ締めちゃおうかしら」
「こうやって本音を隠すのが汚い大人なんだよな。一番やばいと思うぜ」
「んんっ。まずは宣伝よ。相川七瀬さんの『恋心』のカバーを投稿してあります。『Girls in Wonderland』と『magicaride』も併せてぜひ聞いてね」
「死んでも聞け」
「メールフォームあるので、メールください」
「NGなしだ。何でも来い」
「チャンネル登録といいねもよろしく」
「今すぐしろ」
「今まで冬の季語だったんだけど、今日から春の季語にするわね。引用は前に紹介した
「なんでもいいよ」
「秋櫻子の季語の解説がまた良いのよね。やっぱりこの歳時記好きよ。
「じゃあなー」
「はあ。行ってきます」
概要
お前らいつもご苦労!
『チャンネル登録』、『いいね』まだしてねえ奴、今すぐやれ!
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