戦女神放送局-Commuting Turns into Despair- 作:矢矧草子
ポン、ポン、ポン、ポーン
カシュッ
ゴクゴクゴクッ
「あ゛ー。
「お前ら、元気かー。
「通勤お疲れ様です。お仕事頑張りましょう。パーソナリティーの
「
「今日はホワイトデーよ。お返しの準備はできてる?」
「こいつらにお返しの必要があるわけねえだろ」
「全然違うわ。会社勤めなら、女性社員がまとめてくれることもあるから。それに男性一人ひとりお返しをするのはあり得るわ」
「はー、変な話だな」
「もう一つは、アンタにも言ったのよ」
「はあ?」
「お返しは?」
「セックスしてやってるだろー。あれが私なりのお返しだ」
「ま、いっか」
「そうやって甘やかすと」
「いいのよ、私が満足してるから」
「ヒモがまたヒモになってしまうな」
「昨日の話だけど、花冷え。聞いてきたわ」
「聞いてきたってか、私が聞かせたんだけどな」
「なかなか激しくていいわね。デズボイスもすごい」
「姐さんもデスボイスの習得を」
「あれちゃんと指導受けないと喉やらかすわよね」
「だから練習しろって言ってんだろ」
「時間とお金を頂戴。ただでさえカバー曲の練習で時間がないのよ」
「朱音も働いてんだから、文句言うなよ」
「お金は?」
「朱音に聞いてみろ」
「はあ」
「最近、新曲出してたな」
「『お先に失礼します。』ね。
「お前らも聞けよ。あと、デスボが好きなら、Broken By The Screamだな」
「あの子らもすごかったわね」
「年上か下か知らねえぞ」
「あー、あの人たち、ね。女性が出してるとは思えない音よね」
「あれほしいな」
「ほんとね。アンタ会ってきて落として来たら?」
「落とせるとは思うけどなー。会うまでがハードル高《たけ》え」
「随分な自信ね」
「今日のメールだ。舎弟1号」
「はあ」
「サビで歩道橋で踊ってる子は
「あら、情報どうも」
「顔知らねえくせにな」
「多分あの子はタバコも吸わないし、お酒もほどほどだし。そしていい子よ? あっちに鞍替えしなさい」
「姐さんもいい子だぞ」
「ネガキャン中なんだから邪魔しないでくれる?」
「セックスのときなんか超甘々だからな。こんなに普段ツンツンしてんのに、超ツンデレだかんな」
「ほんと、顔出してなくてよかったと今ほど思ったことはないわ」
「真っ赤だな」
「言わないでよ」
「ま、これは私だけの秘密だな。ざまあみろ」
「次のメール行きましょ」
「オーケー。窓ふき大臣。姐さんの、ん? はいごう?」
「
「狂うってのはロックだな」
「私が好きな
「よくわからん」
「どこかの回で、彼の話をしてるから要チェックよ」
「いつかは誰もわからん。多分コメントでだれか教えてくれるだろ」
「そろそろ終わりましょうか」
「よしきた」
「まず日曜日に、
「絶対聞け」
「PVもぜひオフィシャルチャンネルから見てね。あとは、画面下の動画説明欄にメールフォームあります。メールください」
「NGなしだ。何でも来い」
「チャンネル登録といいねもよろしく」
「今すぐしろ」
「今日は
「じゃあなー」
「行ってきます」
概要
お前らいつもご苦労!
『チャンネル登録』、『いいね』まだしてねえ奴、今すぐやれ!
メールもよこせ! ラジオネーム忘れんな!
あと、喫煙者は煙草の銘柄も書いとけ!
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