戦女神放送局-Commuting Turns into Despair- 作:矢矧草子
ポン、ポン、ポン、ポーン
カシュッ
ゴクゴクゴクッ
「あ゛ー。
「お前ら、元気かー。
「通勤お疲れ様です。お仕事頑張りましょう。パーソナリティーの
「お前らの通勤を絶望に変える飲酒ラジオ。sveidラジオ! の時間だ」
「そろそろお花見を考え始める時期かしらね」
「
「でも風流じゃない?」
「家の中からでも桜は見える」
「あら寂しい」
「それに、家の中なら酒飲みながらキスできるしな」
「外じゃ気を使ってるのね」
「いや、キス魔の姐さんがそれを言うかね」
「キス魔じゃなくて、ちょっとチューが好きなだけよ」
「だーかーらー。外だと自由にできねえだろー。家でやりゃいいじゃねえか」
「これは一本取られたわね」
「今年は家の中で飲む様子を配信してもいいな」
「せっかくYouTubeやってるしね。顔は出さないけどね」
「メール。バラバラのバラン。キスの時、手はどうしてたらいいんですか?」
「かわいらしいメールね」
「どうするも何も。こうやってだな」
「ここでやっても。んっ。映ってないわよ」
「説明すっから大丈夫だ。それに姐さんの
「そうだけど」
「まずは耳だろ。できるだけソフトにだ。手は
「んんっ」
「そしたら、その手をゆっくり
「ああっ」
「で、指を突っ込んで舌を引っ張り出す。この舌を、吸う。こう」
「んんっ。ズズッ、ブッ」
「したら、あとは自由にやれ。舌を入れて口を舐めてもいいし、鼻を舐めてもいい。ちなみに姐さんは、舌を指でグリグリされるのが好きだ。な?」
「んんーっ。ん-んー」
「責めたいなら、体を拘束してやるのが一番だ。顎《あご》をこうちょっと持ち上げてやって、上から口を押さえつけるみたいに、キスする」
「んー! んっ、んー!」
「こうたまに鼻を、ん? なんだ?」
「ぷはっ。あんた、やり過ぎよ。まだ朝なのよ? あーもー、髪も崩れたしー」
「でもエロイぞ?」
「でもじゃなくて、エロくさせたんでしょ? あと、質問に結局答えてない」
「え、なんだっけ」
「キスの時、手はどうするのかって」
「あー、おっぱいでも触っとけ」
「そんな投げやりな」
「でも事実だろー。あとは、なんだ耳か顎《あご》触ればいいだろー。知らねえよー、それぞれ好みがあんだからよー」
「キスしたことないから聞いてるんでしょ、きっと。模範解答が欲しいのよ」
「姐さんはどうされるのがいいんだよ」
「私は、気持ち良すぎてあんまり覚えてない」
「はあ?」
「って、ちょっと髪直さなきゃ。あとよろしく」
「おいー。こんなとっ散らかって、どうすんだよー。まあいいや。ゴクゴクゴクッ。ふー。逆に物足りねえなー。よしっ。朱音とセックスしてくる。じゃあな、お前ら」
概要
お前らいつもご苦労!
『チャンネル登録』、『いいね』まだしてねえ奴、今すぐやれ!
メールもよこせ! ラジオネーム忘れんな!
あと、喫煙者は煙草の銘柄も書いとけ!
sveidラジオのメールフォーム
→https://peing.net/ja/sveid_radio