戦女神放送局-Commuting Turns into Despair- 作:矢矧草子
4月3日
ポン、ポン、ポン、ポーン
カシュッ
ゴクゴクゴクッ
「あ゛ー。
「お前ら、元気かー。
「通勤お疲れ様です。お仕事頑張りましょう。パーソナリティーの
「お前らの通勤を絶望に変える飲酒ラジオ。sveidラジオ! の時間だ」
「四月は出会いの季節。そして、新入社員教育の季節ね。
「今からだろ」
「教育の準備とかね。大きい企業さんなら毎年のルーティンでしょうけど、教育担当者になると大変よね」
「一緒に仕事するだけだろ」
「私は今年も教育担当よ。頑張っていきましょうね。最初のメール。窓ふき大臣さん。座右の銘はなんですか」
「楽しく!」
「大事ねー。楽しくないと続くものも続かないからね」
「姐さんは」
「私はいくつかあるんだけど」
「ダメだ。一個だ」
「んー、なら。
「なんか偉そうだな」
「偉そうにしないって座右の銘なんだけど」
「次だ。ウィンストンの舎弟。ちんちんの血管から採血してほしい」
「まあ、血管に針さえ刺せれば血は抜けるんでしょうけど。聞いたとこないしキモいわね」
「取れるなら取ってやれよ」
「わざわざそこから取る必要がないからやってないのよ、普通。あと、もし失敗したときのリスクがエグそうね。やめときなさい」
「次だ。舎弟。姐さんのへその緒を自分に繋げたい」
「ごめんなさい、全然意味が分からないわ」
「私だって知らん。理解しろ」
「分かんないなりだけど、きっと私の胎盤に繋がりたいってこと? じゃあ私の子宮でってこと? キモすぎるわね」
「じゃあ却下と」
「輪廻転生があると信じるなら狙ってみたら? ただし、私が誰かと生でするタイミングに狙わないとなんの意味もないけどね」
「次だ。姐さんの社員証を首からぶら下げたい」
「それは、この人がってこと?」
「知らん」
「だとしたら、マイルドな注文ではあるけど。なんなのかしらね。今までよりもマイルドすぎて気持ち悪いわね。却下よ」
「面倒くさい奴だなー」
「私が悪いのかしら」
「サービス精神が足りねえよな。次。階段上るときにお尻を支えたい」
「なんで?」
「知るか」
「支えがなくても上れますけど。あと単純に、恐らくだけど強制
「いいじゃねえか、尻ぐらい」
「逆になんで、見ず知らずに人に体を触られても良いと思えるのかしら」
「最後だ。姐さんのクリトリスを遠隔でいじりたい」
「それは、ドラえもんの世界観かしら?」
「は?」
「いじるだから、ローターとかそういうのとはきっと違うんでしょ」
「いや、知らんし」
「だとしたら、そういう技術が出きるのを待つか、自分で技術開発しなさい。あとは、私のクリトリスとどうやって遠隔で繋げるかね。ま、せいぜい頑張りなさい」
「じゃこれは許可か」
「無理だと思うから、それなりに人生かけてみなさいってこと。エロは開発の原動力としては十分よ」
「よし、今日はこんなとこだな。終われ」
「はいはい。この変態質問、あと何個あるのよ。まったく。先週の日曜日に、
「絶対聞け」
「画面下の動画説明欄にメールフォームあります。メールください」
「NGなしだ。何でも来い」
「チャンネル登録といいねもよろしく」
「今すぐしろ」
「今日は四月馬鹿とかいて、エイプリルフールの俳句よ。
「じゃあなー」
「行ってきます」
概要
お前らいつもご苦労!
『チャンネル登録』、『いいね』まだしてねえ奴、今すぐやれ!
メールもよこせ! ラジオネーム忘れんな!
あと、喫煙者は煙草の銘柄も書いとけ!
sveidラジオのメールフォーム
→https://peing.net/ja/sveid_radio