戦女神放送局-Commuting Turns into Despair- 作:矢矧草子
ポン、ポン、ポン、ポーン
カシュッ
ゴクゴクゴクッ
「あ゛ー。
「お前ら、元気かー。
「通勤お疲れ様です。お仕事頑張りましょう。パーソナリティーの
「お前らの通勤を絶望に変える飲酒ラジオ。sveidラジオ! の時間だ」
「今日も台本がないんだけど。今日はついに体調不良が原因よ」
「昨日も熱あったのかもな」
「あの子も頑固だからねー。体調悪いって言いたくなかったのね、きっと」
「だから、姐さんは今日休みだ。お前ら羨ましいだろ」
「なにが」
「姐さんに看病されたい奴もいるだろ」
「そのために体調崩すのもおかしいけどね。ってか、あんたが面倒見てあげなさいよ」
「無理だろ」
「なんでよ。お粥とか作って、なんかあったら様子見るだけじゃない」
「私今日、
「え」
「女と遊んでくる」
「もー! せっかく休みとったのにー!」
「看病の休みだろ」
「そうだけどー! もー! なんでこーなるのよ」
「明日抱いてやる」
「明日は練習があるもん」
「だー! じゃあ出掛ける前に抱いてやるから」
「やったー! 終わる?」
「さすがにもうちょいやれ」
「むー。なに話す?」
「なんでも良いだろ! セックスが絡むとすぐポンコツになるよな」
「昨日のご飯とか?」
「夜か」
「昨日はー。麻婆茄子と、小松菜の胡麻和えとー、玉ねぎとニンジンの中華風スープ」
「よく覚えてんな」
「作った人は覚えてるのよ。あんたも作ってよ」
「無理だ。キッチンに立ったことなんて数えるほどしかない」
「あんたが作ったご飯食べてみたいー」
「わがままでうるさいな」
「あんたはいつもこんなもんよ?」
「もっと愛想が良い」
「なんかそれ! 私の愛想がないみたいじゃん!」
「無いだろ。ま、それが姐さんの可愛いとこだけどな」
「ありがと! 抱いて良いよ!」
「ホントうるせえな。キャラぶれひどいぞ」
「じゃあチューで我慢してあげる」
「はあ。なんか疲れるな。もう終わるか。姐さんも飲むか?」
「飲むー!」
「ほれ、飲ませてやる。お前らも喜べ。口移しだ」
「んー! んんっー! っぱー! 美味しー」
「満足か?」
「うん!」
「じゃ終わるから。お前ら、また来週な」
「ばいばーい」
概要
お前らいつもご苦労!
『チャンネル登録』、『いいね』まだしてねえ奴、今すぐやれ!
メールもよこせ! ラジオネーム忘れんな!
あと、喫煙者は煙草の銘柄も書いとけ!
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