戦女神放送局-Commuting Turns into Despair-   作:矢矧草子

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4月7日

ポン、ポン、ポン、ポーン

カシュッ

ゴクゴクゴクッ

 

「あ゛ー。sveid(スヴェイズ)ラジオ!」

 

「お前ら、元気かー。悠衣(ゆい)だ」

「通勤お疲れ様です。お仕事頑張りましょう。パーソナリティーの(うた)です」

「お前らの通勤を絶望に変える飲酒ラジオ。sveidラジオ! の時間だ」

「今日も台本がないんだけど。今日はついに体調不良が原因よ」

「昨日も熱あったのかもな」

「あの子も頑固だからねー。体調悪いって言いたくなかったのね、きっと」

「だから、姐さんは今日休みだ。お前ら羨ましいだろ」

「なにが」

「姐さんに看病されたい奴もいるだろ」

「そのために体調崩すのもおかしいけどね。ってか、あんたが面倒見てあげなさいよ」

「無理だろ」

「なんでよ。お粥とか作って、なんかあったら様子見るだけじゃない」

「私今日、(そと)()てるから」

「え」

「女と遊んでくる」

「もー! せっかく休みとったのにー!」

「看病の休みだろ」

「そうだけどー! もー! なんでこーなるのよ」

「明日抱いてやる」

「明日は練習があるもん」

「だー! じゃあ出掛ける前に抱いてやるから」

「やったー! 終わる?」

「さすがにもうちょいやれ」

「むー。なに話す?」

「なんでも良いだろ! セックスが絡むとすぐポンコツになるよな」

「昨日のご飯とか?」

「夜か」

「昨日はー。麻婆茄子と、小松菜の胡麻和えとー、玉ねぎとニンジンの中華風スープ」

「よく覚えてんな」

「作った人は覚えてるのよ。あんたも作ってよ」

「無理だ。キッチンに立ったことなんて数えるほどしかない」

「あんたが作ったご飯食べてみたいー」

「わがままでうるさいな」

「あんたはいつもこんなもんよ?」

「もっと愛想が良い」

「なんかそれ! 私の愛想がないみたいじゃん!」

「無いだろ。ま、それが姐さんの可愛いとこだけどな」

「ありがと! 抱いて良いよ!」

「ホントうるせえな。キャラぶれひどいぞ」

「じゃあチューで我慢してあげる」

「はあ。なんか疲れるな。もう終わるか。姐さんも飲むか?」

「飲むー!」

「ほれ、飲ませてやる。お前らも喜べ。口移しだ」

「んー! んんっー! っぱー! 美味しー」

「満足か?」

「うん!」

「じゃ終わるから。お前ら、また来週な」

「ばいばーい」

 

 

概要

お前らいつもご苦労!

『チャンネル登録』、『いいね』まだしてねえ奴、今すぐやれ!

 

メールもよこせ! ラジオネーム忘れんな!

あと、喫煙者は煙草の銘柄も書いとけ!

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