未だ終わらぬ戦いを
アスカロン・リペアのヘイト惹き付け効果で、ペッパーが恐れ知らずとばかりに喧嘩を吹っ掛け、単身マウアナ海窟から離れた海域までアトランティクス・レプノルカ"
アスカロンや
そうして今も尚、ペッパー達は戦い続けていた──────。
「『魂魄切断!!』からのッ、『雷撃よ霧散せよ』!」
「…………はっ、えっ、あ!そうだ、分体が身体に入っッッッ!?な、何だ此の状況は!?!」
「やぁーと正気に戻ったか」
「手が足らない、アンタも援護」
「少しでもダメージを与えて!」
海中を跳ね回る挙動で動き続けていたヒュクノティムを巨剛触手で引っ捕らえ、龍神楽の魂魄切断一閃で操っていた憑依一体の分体だけを斬り裂けば、当の本人は乗っ取り状態から意識が覚醒したらしく。
「其れに、アトランティクス・レプノルカ"憑依一体"。………お前は其の特性の能力で、『他の生命達の怒り』を買ってしまったからな」
憑依一体の分体による操作は、本来の持ち主の意志に関係無く操り、身体の自由を奪って暴れ回らせる悪辣な行動だったらしく、魂魄切断で分体を切り裂き解放されたモンスター達は主犯格の憑依一体に復讐せんと往くが、相手は腐っても深海の王と呼ばれ、不世出存在に昇り詰めた更なる兵。
一矢報いんとダメージは与えられど、逆にビームを乱射して身体を貫き、其れ以上の致命傷を食らって倒され、其の身を分体が再び乗っ取り操ろうとしているが、今度ばかりは『そうは問屋が卸さない』。
『奴の魂のリズムには既に『適応』しているからな。即ち奴が『嫌うリズム』を刃で斬った存在に残せば、当然同じ事は出来なくなるのが常よ』
「そして魂のリズムは『生物や物体が生まれ付いて持つ特有の物』、其れを変えるには『種族其の物』を別存在にするくらいしなくては不可能………と言いたいのか?ドラグマ」
『あぁ、そういう事だ。良く
アトランティクス・レプノルカ種のコミュニケーションに適応し、生物には其々が魂の波長が在る事を知り、自己進化と自己変革の先で霊体存在を斬り裂く力を手にして、今し方同じ事を繰り返させず、此れ以上の生物に対する冒涜を許さない。
倒れ逝くモンスター達のポリゴンが崩壊し、海中に投げ出されるドロップアイテムの数々をサンラク・ルスト・モルドが中心に回収し、今度はアトランティクス・レプノルカを憑依一体にぶつけるべく挑発・誘導を始め。
ペッパーは言霊を紡いで雷撃を無効にしつつも、アスカロン・リペアを振るって憑依一体の護衛として付いている、ル・ゲネテレが握り担った時代に敗れた覇頭衝角への
戦闘開始から十分以上の超過による確定クリティカルが確約され、同じ攻撃属性持ちの武器で攻撃する度に威力が上がる二刀流系列スキル『レイズ・トゥ・ライズ』を重ねた状態で、龍神楽の刃を通した場所にアスカロンを、別の蛸足に
本来深海の王達は種族的に斬撃は効きにくいが、ルルイアスにて斬撃武器のみで乱れ斬りで仕留め、あの頃よりレベルキャップ解放と三桁レベルのステータス、水棲系のモンスターに対するダメージ補正が乗った武器達の連続斬撃は、近くで見ているヒュクノティムからしても『まるで複数人が蛸足を操っている』かの如き、凄まじい出力を発揮しているのが目に見えて。
「SOHO-ZONEさん、ちょっと龍神楽を持ってて下さい!ヒュクノティムさんは海中挙動で皆の援護を!」
「任された!」
「え、あ、うむ!」
ペッパーから投げ渡された龍神楽をSOHO-ZONEが取り、ペッパーは深く刻んだ斬り傷にアスカロンの鋒を渾身の力で突き刺し、他の
『!??!??!?!!!?!』
ドドドドドドドドド!!!と、僅か一秒足らずで
ペッパーが使ったスキルは、自身とパーティーを組んだメンバーの数と質を参照する
リュカオーンの愛呪によって発現した四種のスキル、
右拳による拳撃を敵に当てた後、左拳の拳撃を同対象に当てると、使用者のスタミナ消耗減少と拳撃速度上昇、対象の衝撃耐性・気絶耐性弱体化効果が蓄積と追加がされていく、五同調連結『
発動した拳撃・脚撃・格闘スキルの
そして最後は、複数手腕を操る己自身がシャンフロで培った技術を結集し……………
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ─────────!!!!!!』
端から見ても『人間讃歌』を高らかに謳い、能力バトル作品の源流に成った漫画で扱われる、時には複数のページすらブチ抜いて表現される『ド迫力のパンチングラッシュ』を蛸足八本と右腕一本で執行し、速度・威力・衝撃は増して行き。
「此れはッ!操られた生命達の!!分ッ、だあああああああああ!!!」
蛸足を右腕に巻き付け、まるで一つに集約する様に。其の拳全てに自身に蓄積された
『規定連撃回数観測、条件達成』
『達成者プレイヤー名:ペッパー・
『称号【
此の日、ペッパー・天津気は空と海と連撃という、此のシャングリラ・フロンティアの世界で永く語り継がれる『
君は究極の三冠者
*イメージはジョジョの奇妙な冒険・第五部『黄金の風』にてジョルノ・ジョバーナのスタンド『ゴールド・エクスペリエンス』によるチョコラータへの『怒りの無駄無駄ラッシュ』。
或いは『劇場版:僕のヒーローアカデミア・ワールドヒーローズミッション』で緑谷 出久がフレクト・ターンの個性攻略に使用した『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ワールドスマッシュ』。
秒間にして38発以上(秒数経過で更に数が伸びる)、最終アッパーカットを含めれば『総計1023発を叩き付けた事』で、最大連撃獲得の規定値を超過した。
尤もペッパーは此れを