リベンジを終えた先
【旅狼の溜り場】
ペンシルゴン:あーあー、私のあーく〜ん?魚人族の里に向かって潜水して、最大連撃取った私のあーく〜ん?何をしたのか色々オハナシしましょーかー???
オイカッツォ:オーハッナシッ!オーハッナシッ!
京極:オーハッナシッ!オーハッナシッ!
ペッパー:だろうね、知ってた
ペッパー:まぁ端的に言うと、アスカロン・リペアをリバース派生に持って行く為に、アトランティクス・レプノルカの不世出個体相手に蛸極王装使って文字通りタコ殴りにしたら、最大連撃を取ったって言いますか…………。
ペッパー:其れからスペリオルアビスのリーダーのヒュクノティムさんとウェポニアのリーダーのSOHO-ZONEさんが、蛸極王装を使わせてくれって言ってきたんだけど、オイカッツォが先客予約してる旨を伝えて、日時やらをペンシルゴンと要交渉って事にしたんだが…………。
オイカッツォ:ちゃんと覚えてたか。マジナイス、ペッパー
ペンシルゴン:タコ殴り、ねぇ………まぁあーくん自身、複数腕のロボとか操るの得意だったから、納得ではあるかな
京極:確かペッパー御兄様って、蛸極王装の蛸足全部マニュアル操作してるんだっけ?スレでも色々言われてたし、最大連撃取った後も盛り上がってたみたいだけど
ペッパー:海中で最大連撃取れたから、地上でもう一回同じ事やったら多分記録が伸びる気がするんだよな………。
ペンシルゴン:金の香しい匂いがするねぇ!
オイカッツォ:マジカヨオマエ
京極:ペッパー御兄様、オイカッツォや武器狂い達が終わった後で蛸極王装使用予約良い?アレで刀武器の九刀流やってみたいんだけど
ペッパー:蛸極王装の予約ね、解ったよ京極。
ペンシルゴン:最大連撃に関しては一回区切るけど、件の主目的のアスカロン・リペアの方はどんな感じさ、あーくん?
ペッパー:アスカロン・リバースになる前提は満たしたんだが、元々の持ち主だったゲネテレ…………本名はル・ゲネテレの子孫の魚人で、魚人族の名匠鍛冶師のジニシィさんが直したいって言って頼みまくって来たので、根負けして今は彼女に預けてる。
ペッパー:ジニシィさん曰く、アスカロンをリペアからリバース状態には大体二日掛かり、他の魚人族鍛冶師に武器修繕頼んだのを含めると、三日は海底都市アルトランティアに滞在するね………。
ペッパー:あと滅茶苦茶疲れたから、一日シャンフロ含めてゲーム休むわ。何か有ったらチャットに投げといて…………。
アトランティクス・レプノルカ"
最終的に押し切られたペッパーはアスカロンを預け、SOHO-ZONEからは渡していた
妥協案としてサンラクが龍神楽を持ち、アルトランティア内の探索に付いて行く間は行動を共にするという事で、何とか納得して貰ったペッパーはアルトランティアの鍛冶師に武器修繕を依頼して、都市内の宿屋(海底生物の頭蓋製)に入ってベッドでセーブ&ログアウト。
其れから半日が過ぎ、サンラクがアルトランティア内の宿屋のベッドの上で
「わぁ、深海の王だ!」
「どーも、シャチヘッドサンラクさんだよー」
『オレはドラグマだ』
久方振りにマウアナ海窟産の
「いやはや、魚人族の鍛冶は海水温の影響が諸に出るんですね」
「
「海水自体が天然の冷却水みたいな物だから、熱の調整が精密かつ微細な変化も感じ取る事に特化してるみたいだ………」
「とするなら、海中で取れる素材で熱伝導率の高い物を探し、炉や釜を補強か新造するというのが良いのでは?」
「「「「一理有る」」」」
「じゃあマウアナ海窟や他の場所で掘れる鉱石採ってきますよ〜」
「ならSF-Zooの役目は、深海モンスターの生態調査と分布図含めた海図の製作ですかね?潮の流れが判れば、モンスターのエンカウントも避けられるかも知れませんし」
魚人族鍛冶師と交流を通じて鍛冶用の炉を調べて強化案を提示したウェポニアのプレイヤーとSOHO-ZONE、必要な素材を取りに出掛ける準備に移るスペリオルアビスに、海中モンスターの調査にやる気を出すSF-Zooのクランメンバーが行動を開始し。
そして龍神楽の気配を感知した武器狂いを筆頭とするウェポニアと、一部SF-Zooのプレイヤーが視線を向けた事で、もう既に壮絶に面倒臭い気配を感じていれば、いの一番はやはりと言うか此の男で。
「あぁ、龍神楽………!神なる鍛冶師が創りし、黄金の龍皇の偉業の概念を刃とせし覇刀………!意志を持ちて自己変革と自己進化を続ける、オルケストラにすら模倣不可能の至高にして至上の一刀………!」
『…………サンラクよ、ソーゾーンは何時もこうなのか?』
「武器狂いって渾名持ちなんだよなぁ、コイツ………」
ともなれば必然的にSF-ZooやAnimaliaがハッスルし始め、其れがライブラリや
「いやまぁ、ペッパーさんが持っている龍神楽を譲って………とは言いませんが、やはりと言うか我々も一回持ったり、リーダーが合格した『ドラグマ面接』を受けさせて欲しいと言いますかね………?サンラクさん」
「ドラグマ面接?コイツの問い掛けの事か?」
「そです、ウル◯ラマンの武器で其れを仕掛ける奴が有って、まさに其れを体験出来るのでウェポニアからすれば、至福と言いますか…………」
「動物とのコミュニケーションが出来るの、SF-Zooからしても『ほん◯くコンニャク』として注目せざるを得ない代物なんですよ!」
片や超常の武器として見て、片やモンスターな動物に人との架け橋として見ており、果たして龍神楽にとっては其れは幸せなのかと半目で彼等彼女等を見るサンラク。
だがそんなプレイヤー達の状況の中、コホンと一拍置いた上で改めて真剣な眼差しを向け、話を新たに切り出すは武器狂いであり。
「さて、サンラクさん!今、貴方が両脚に着けているのは、リヴァイアサンの第三殻層攻略に大きく貢献したペッパーさんが使った、ヘルメスブートにフリットフロートとスカイウォーカーのスキルを擬似的に扱い、全領域三次元挙動を可能とする
あ、ヤベー奴のヤベースイッチが入った。
そう思ったサンラクだったが、逃げるタイミングを完全に逃したと気付いた時には既に遅く、ウェポニアのクランメンバー達に取り押さえられた挙句、ウツボに捕食された魚の如く魚人族鍛冶師の仕事場に引き摺り込まれる事になったのである。
尚、オハナシ自体は比較的穏やかに済んだのと、深厳戟響脚の秘密や能力のアレコレを知ったウェポニアの面々が、喜悦と夢見心地の大満足の雰囲気で漂い、サンラクは物凄い疲労感を漂わせていたのだった…………。
持つ者の悩み