新章開幕
ゴールドン・フラッシュレイ
十月とは───────俗世間では季節における『秋』であり、秋とは何をするにも丁度良い季節であり、何時からか『〇〇の秋』という様に色々な事に挑戦・体験・実行等の、様々な事柄にチャレンジするのに『うってつけ』だったりする。
最近は温暖化やらの影響や、寒暖差のせいで春と秋の時間は圧倒的に短くなってしまったし、夏は猛暑の冬は酷寒と身に堪える程に、キツい人にはキツい時期だ。
話は変わるが『シャングリラ・フロンティア』という俗世間では神ゲーの太鼓判を押されたゲームの、基本的な季節感は
そしてゲーマーという生き物にとって、春夏秋冬の何で有ろうとも己がゲームをするという行動は、自身のやる気やモチベーションが底を着かない限り、決して止まる事は無いのである。
********************
*******************
******************
「良いね良いね、滾って来た!やっぱりお前は最高だ、皇帝陛下!」
『深海とはまた違う
「
『ワウ!』
日付は10/1の夜、此処は
旧大陸屈指の美しき絢爛なる絶景と殺意と敵意に彩られた、危険地帯の双つの顔を持つ場所でP・O・P………プロジェクト・オブ・ペパ子ちゃんで撮影し、嘗て討ち果たした
水晶巣崖には奥古来魂の渓谷を左右挟んで『二つの領域』が在り、サンラクの質問によって『水晶巣崖其々の領域に蠍達は皇を立てている』という事が解り、水晶群老蠍も『もしも今の皇が斃れた何者かの手で討たれたなら』という時に備えていたのかもしれない。
そんな皇金世代と久し振りに出会った訳だが、やはり強い。既に何人か水晶巣崖に挑んでいたらしいが、水晶群蠍の
サイガ-100を主とする剣聖プレイヤー達のモーションと、其の節々に時折混じるサンラクと
「ドラグマとグランシャリオの斬撃、ヒトミさんやノワの援護有りでようやっと三段変形鋏と王たる象徴の聖剣をブッ壊せたが………相変わらず殺意がヤバいよねぇ!?」
『最初から壊すつもりだったのだろう?』
「
『ワゥルン』
「……………バレちゃった?」
「『当たり前だ』」
『ワン!』
宝鍠趙弩剣の形態数検証で見えて来た武器としての可能性は、一本だけで十以上の武器種へと変わる事を踏まえても破格に等しい出力が提示され、ペッパー本人も『ならば二つ揃えたならば其の形態は更に増やせるのか?』と疑問を抱かせるには充分な要素だった。
目の前には体内の魔力を爆発的に消耗し、生命が尽き果てる刹那まで高出力のレーザーソードを展開し続ける、仮称:終命形態の正式名称を
「最後まで油断せず、最後まで驕らず。皇金世代の生き様に、俺達も生き様を以て応えよう!」
灼光が疾走り、剣刃が煌めき、皇と勇者達の戦いは終極へと向かい。
放たれし三度の閃光の最中に閃く、黄金の龍刃が皇帝の生命の輝きを喰らいて塗り潰した時。
此処に一つの決闘は終わりを告げたのであった…………。
******************
*******************
********************
********************
*******************
******************
「─────────という訳で前に狩った皇金世代を、同じ場所で狩り取って来ました」
「……………相変わらず、ワリャはようやるなぁ。海底から帰って来たばかりじゃと言うのに、蠍の皇帝を今一度討った訳か」
三度に渡るレーザーブレードの斬撃、思考加速や動体視力含めた感覚強化スキルが無ければ避けるのは難しく、
革命された事に怒り狂う
そして今回の討伐で手に入ったのは、皇金世代の鋏や象徴の聖剣、甲殻やら脚に爪や尻尾だけで無く、
「ほぉ………『
「
己が身を捧げた水晶群蠍やクラスタを荒らす金晶独蠍、彼等彼女等が食えない宝石塔を食して月光の魔力を帯びた事で、黄金以外の材質が混ざり合ってパズルの如く玉という形を創り上げし、生命の結晶と言える物。
皇金剣を刺して吸収した暁にはどんな刃になるかは気になるも、此処からやるべきはジニシィをリヴァイアサンに連れて行き、古匠になる為に必要不可欠な魔力運用ユニット探し、ビィラックには皇金世代の甲殻を使って
「其れでビィラックさん、皇金桶カイザーバケットの製作から御願いします。先に黄金のマグマを複数掬って入手出来る様になれば、皇金剣と宝鍠趙弩剣の製作も一気に進める事も可能だと思うのです」
「じゃろうな。作っとくから任せときぃ」
一先ず皇金剣と宝鍠趙弩剣の新造に向けた段階を一歩前進させられたので、此処から先はジニシィ育成計画を進める為に海上ギルドで彼女を拾って、リヴァイアサンで魔力運用ユニット探しと洒落込もう。
本題を果たす為の寄り道