闇を照らすは金色の威光
其れは
此の極撃形態も皇金剣が持つ生成刃のリセット兼高火力光熱斬撃技の
また極撃形態で皇金剣の持つ刃糧煌剣を繰り出す際、通常状態の皇金剣が鉱石や宝石を喰らい産み出した刃によって出せる出力を1+α:射程を1+βとして換算した場合、
「まぁリュカオーンの前でカッコ付けた手前、俺も宝鍠趙弩剣も此の形態は『ぶっつけ本番』だけどな」
極撃形態の攻撃力や対応力は凄まじい。其れは此の手で再び
他にも
とは言え、皇金剣の切札・刃糧煌剣を強化・形態毎に能力を変質させる極撃形態の都合上、耐久値を回復させなければ、一回の戦闘で三発しか放てない程度には持っていかれ、一発放つだけで相当量の修繕時間を掛ける事からも、極撃形態時の刃糧煌剣=
また極撃形態を用いる以上は、宝鍠趙弩剣と皇金剣に多大な負荷を強い、名匠及び古匠鍛冶師のル・ジニシィでも耐久値完全回復に相応の時間を掛けた観点を踏まえ、極撃形態の使い時と刃糧煌剣を切るタイミングの二つの要素を見誤る事が無い様に、使用時に注意を払う事も常に思考の片隅に置く事になったが。
(其れに………皆も『色々やりそうな雰囲気』を漂わせてるし、此れは一波乱起きる予感がする)
「此処から作戦を第二段階に移行!草餅はベヒーモス居る
「御了解ッ!」
「ムラクモはペッパー君達の援護を行いつつ、リュカオーンのヘイト分散に動け!彼一人に負荷を掛けさせるな!」
「えぇで!任せな、サイガはん!」
「後衛魔法職はマッシブダイナマイトにバフ供給を継続!事前に用意したアトラス・バインドの
「了解よぉ〜!」
「「「「「「ラジャー!!!」」」」」」
此方の行動を
フィールド全体の状況把握の為に
「よし、行くぞ!」
草餅が
ムラクモとペンシルゴンが此方に来ている事と攻撃によるアクション踏まえた自身の生存に比重を置きつつ、他の者が攻撃をクリティカルで叩き込める様に、己の立ち回りとリュカオーンの位置関係を動かす為に行動を開始する。
「ドラグマ、先ずリュカオーンの身体を構築してる『魔力波長や性質』を探る!」
『そしてオレが其れに適応し、奴の身体に『切傷を残すか再生を遅らせる』…………そういう事だな?』
「其の通りッ!リュカオーンの影自体が『リジェネ搭載疑惑』が有る以上は、此方が持つ高火力のスキルに魔法で削るか、奴のリジェネ倍率を抑えたり、リジェネを上回るスリップダメージを叩き込む事をしないと、逆に此方がジリ貧にされて追い込まれる!」
「なら
声と共に後ろより来たるムラクモ、片振りの分厚い
「ムラクモさん!」
「奴さんがフィールドの影から出てくんなら、光源動かして現れる位置を絞り込ませる事………そんぐらいなら此方も出来らぁなァッ!」
自信満々とばかりに武器を構えるも、グランシャリオから出ている気配にリュカオーンは御熱であるらしく、ムラクモの事は『
「あんまりウチを嘗めんなや、真っ黒クロスケのアホンダラ」
「『!?!』」
ドスにドスを加えた『本場の京都女子』の声に、ペッパーと影狼の背筋が痺れる様な感覚を味わった直後、逆手に持った雑種剣をリュカオーンの前脚にぶつけ、スタミナを対価とするモーション加速スキルの
『ム………?』
パリィにより飛び散る火花と二振りの武器から『鱗粉に似たエフェクト』が舞い、弾いたリュカオーンの前脚とムラクモの両腕にくっ付いたのを龍神楽は見て。
「チョイヤァ!!」
「加勢するよ、あーくん!ムラクモちゃん!」
敏捷系
そしてペッパーとムラクモに向けた視線の中に在る死角を突き、ペンシルゴンが
影狼からしても気持ち悪い、異質な何かを感じて即座に後ろへと飛び、其の瞬間を待っていたマッシブダイナマイトの強化スキルに筋力と補助魔法を加え、鉄鞭を用いた渾身の攻撃を尻尾で振り払って退け、同時に前脚を振れば鱗粉らしき物が零れ落ちて空気に融けて消えていき、ムラクモも同じ感覚で両腕に着いていた物が落ちて消えた。
「んまぁ、長時間引っ付く訳は無いわな。やっぱパリィの威力とか此方の筋力が関係しとるんやろか………」
「私が使ってる槍の通りが良かったけど、ムラクモちゃんの其の武器達が理由だったりするの〜?」
「アンタには早々教えてやらんわ、廃人狩り。昔の腐れ縁は忘れた訳やのうても、掘り起こしたらキリが無いから勘弁したるわ」
「二人共集中、リュカオーンが来る!」
『ガルッ!?』
「「「!?」」」
直後、遠方より放たれてペッパー達の横を抜き去り、リュカオーンの首筋にガスンッッッ!と、金晶蠍の矢が勢い良く突き立てられ。
「ペッパー達、其処から離れた方が良い!団長達が動く!」
聖弓を構えた草餅の声と大地を駆ける
そして其の上に八本の剣を魔法で浮かせ、展開したサイガ-100がリュカオーンを鋭利な視線で見定めていたのである………。
其れは繋ぐ為の攻撃