ブッ飛ばせ
「そいやぁ!」
「「【マジックプロテクション】!!」」
冥王の鏡が魔を弾き、魔法を遮る防壁が遮り、嘗て戦った
「今だッ、やれぇ!」
「
「【
「
龍鱗纏った腕の打撃、四属性の魔法による追撃、聖槌で打たれて産まれた火の宝玉の剣が投げられ、精霊の身へとダメージを加える。
「クインタ・エレメンツが魔力を収束させてます!」
「皆、俺の付近に!『魔法よ、反射せよ』ッ!」
ディアレが繰り出した四元素の輝撃の数倍は有ろう、大きさと威力の四元素の輝撃が襲い掛かり、ペッパーの紡いだ言霊によって深淵のクターニッドと力を分けた
「アレ、本当に効いてるの!?」
「あの精霊さんは元々『お腹を空かせた状態で現れる特徴が有る』ってエストマさんが言ってました!僕が此の精霊さんを倒せたのも、其の話から『放った魔法を跳ね返して満腹にさせれば良いんじゃないのかな』って思いまして!やってみたら正解で、其の時に錫杖を入手したんです!」
「つまり『バイキングでお腹一杯にするって事』ですね!」
「『精霊は生まれたてや呼び出された時点では魔力の制御が利かないから暴れてる、そして今回の様な制圧の場合は魔力の過剰供給で腹を壊させる』と………。精霊という存在も此の世界じゃ、生きていくのにも難儀な
そりゃ
幾度も魔法撃を反射し、属性攻撃を与え、慎重かつ迅速に。まるで熟成された最高級のステーキ肉に対して、肉叩き器で丁寧に繊維を解し、塩と胡椒で下味を整え、適切な火加減調理する様にクインタ・エレメンツに魔力を供給し続けて───────
「「【四元素の輝撃】ッ!!!」」
ペッパー達が隙を作り、【
満腹を超える程の魔力の過剰供給によって『オーバードーズ』を引き起こした身体が崩壊を始め、四属性精霊の巨躯を構築するポリゴンが崩壊していく。
「クインタ・エレメンツ。此の世界の四なる属性を其の身に纏い、其の命で世界に自己を刻み付けんとする
ペッパーの御礼口上の後にクインタ・エレメンツは消滅し、戦闘に関わったプレイヤー達はレベルアップを告げるSEや、スキルの進化や新規習得に魔法のレベルアップを表示するウィンドウが表示され。
そして四人の前には古代文字ともルーン文字とも見て取れる物が刻まれ、昔々の其のまた昔の石碑とも言えそうな歴史を感じさせる雰囲気を宿した石板が『四枚』浮遊して
『ユニークシナリオ【四属素の小鎚、四彩を宿す宝魔剣】をクリアしました』
『ユニークシナリオ参加者全員が、アイテム【
「随分と凄まじい力を感じる素材ね、コレ…………。単品でも色々使えそうな気配を感じるし」
「何だか色々書かれてますけど、考古学職の解析とかで読める様になるのかな………」
「凄いですね!」
「法魔石碑の極、かぁ…………」
「フムフム…………いや何が書かれてるか、私にも解らない物だね」
各々が感想を述べる中、予想していた『懸念』が当たったというべきか、ユニークシナリオクリア報酬として渡された石板にも宝玉同様『等級』が付けられており、等級を極で統一してクインタ・エレメンツを呼び寄せて討伐した事が、最高級の物に成ったのだと解る。
仮にライブラリやウェポニアに情報を流した場合、クインタ・エレメンツの出現条件やドロップアイテムの宝玉の質に関する調査、エレメオールブレイカーのシナリオクリア報酬の石板の質で大魔剣の出力の変化度合を徹底的に追求する未来が見えるし、何ならレーザーカジキを始めとする魔法職関係のプレイヤー達が巻き込まれるまで見えた。
クインタ・エレメンツ呼び出しの魔法職が一人、魔法反射等の対抗手段持ちが一人と、四属性宝玉を全て極で統一したいなら『最低二人』で挑まねばならず、乱数次第で沼に嵌まるのも避けられないので、今回の様にスムーズに済むパターンは珍しいだろう。
「えーと…………。一先ず皆さん、御使い様でした。俺は一度ビィラックさんに事の顛末を伝えて来ます」
ペッパーの音頭を以て現地解散の運びと相成り、アイトゥイル・ディアレ・ノワを連れてビィラックの鍛冶場に赴き、ユニークシナリオクリアを報告。
最高峰の精霊より、最高峰の石碑は現る
※エレメオールブレイカーの別武器派生ユニークシナリオ【四属素の小鎚、四彩を宿す宝魔剣】のクリア報酬たる
クォンタム・エレメント・バーストの『ダメージ判定回数』は、四属素の法魔石碑の等級が低くても共通しているが、一番の違いは武器其の物の耐久値が下と中でも『二倍以上』掛け離れている事が大きい。
具体的に表すと等級:下で作った宝魔剣を1とした場合、等級:極で作った宝魔剣は25くらいの差が在る