此の日は来たる
※少し短いです
辻斬・
とうとう此の日が…………トップオブカリスマモデルの
「着て行く衣服で身形は整えた。何れ来るだろうデートに備えて金も貯蓄した分も準備出来た。後は自分が確りと、恋人としての立ち振る舞いが出来るかどうかだな………」
『二股してるじゃん』と言われたら其れまでなのだが、永遠も百も何方も幸せにする覚悟は既に決まっているので、何かしら言われようとも堂々と言い切るだけだと気を確かにし、出立前に今一度歯磨きと頭髪を見直してアパートを出発する。
「行こう」
デート場所は都心部のショッピングモール、内容は売場を見て回ったりゲームコーナーで遊んだりと、カップルが当たり前にやっている事をやるのだ───────!
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電車やバスを乗り継いで、やって来ましたショッピングモール。
本日がスポーツの日という名の祝日であり、やはりと言うか利用客の往来も激しく、サングラスで目元のキャップ帽を被って頭髪を隠しているが、天音 永遠の
幕末の世界で培った直感システムを『天音 永遠の過敏派か否か仕様』に
(………邪教徒連中に『ガチのガチ勢』が居るのかなぁ………。一歩でも道を踏み間違えたら、ストーカー待った無しの類いに成り兼ねない、所謂『危ういタイプの奴』が居る気がする………)
『ストーカー事件を防げず惨殺される悲惨な結末で、ニュースと新聞の一面に堂々掲載決定ッ!』…………と、そんな流石に笑えない所か末代まで恥になる結末は、脳内図書館の端っこに作った様々な思考の果てに生まれた結論を置いている、現実の書店や古本屋でも見る『特売コーナー』という名の雑念区画に追い遣る。
デート場所の大型ショッピングモールは東西南北の四つのゲートが設けられる程巨大で、其の内の集合場所に指定された南ゲート近辺に向かえば、天音 永遠が表紙を飾ったティーン向けファッション雑誌に掲載されていた衣服の組み合わせで着飾って、サングラスで目元を隠した永遠と。
ヨレヨレでクタクタなジャージ姿でボサボサ髪でサンダルを履いているという、流石に痴情心やら見た目はどうなんだと言わんばかりの百が、サングラス越しに半目で永遠に見られているという、一周回っても流石に笑えない光景が其処には在って。
「お、やぁやぁ~あーくん。予定時刻の三十分前到着とはやるねぇ〜♪」
「…………其の台詞からだと、一時間前からスタンバってましたみたいに聞こえるんだが?」
「まぁ君が来る十分前に百ちゃんが来て『コレ』だったので、流石に『格好がアカンでしょ』というね」
「仕方無いだろう、在り合わせで良いのがコレしか無かったのだから」
「じゃあ、行きましょうか」
「だねー」
「そうだな。行こう」
永遠の邪教徒連中(過激派)含めて視線が自分、そして百に向く中で三人はショッピングモールへと入場。一先ずは百のジャージ姿をデートに相応しい物にしつつ、彼女という存在の魅力を引き出す衣服の組み合わせを考えなくてはならない………。
同じ頃、同じショッピングモールの別のゲートでは。
「お、おひゃようございましゅ!陽務君!」
「おはよう、玲さん。似合ってるね」
「ぽひゃあ!?あ、ありがとう、ございます………!」
初々しい雰囲気を醸し出しながら、恐る恐る手を繋いで初めての
そして同じくして、同じショッピングモールの別のゲートにて。
「Hey!Hey!此方だよ、ケッツ!」
「其の呼び方やめれ?!」
「ちょっ、くっ付き過ぎよ!?!」
「相変わらず騒がしいな、全く………」
天真爛漫な女たるシルヴィア・ゴールドバーグと、勇気を出した女たる
其々が入場す