其の攻撃にどう対処する
「ッ、其れで終わんない!!!」
『ペッパー・
最大円周一歩手前の半円を描く其の移動は、『ペッパー・天津気』も使う
そしてそんな
『させんッ!』
『!』
「ドラグマ!」
天と地を隔てる地平線を
だが其の一瞬。龍神楽が下から迫った一閃が『ペッパー・天津気』の視線を、ほんの僅かながら下に向けさせ。
『やれぃ!』
「ヒュッ───────!」
限界まで唇を細め、最速最細の吐息で敵を貫く、晴天流【空】の奥義・
重ねて【
対する『ペッパー・天津気』はペッパーの吐息による反撃を『予め心得ていた様に』、己の身体を脊髄反射の要領で動かして『最小限の挙動で回避からの、晴天流【波】の奥義・
────────
「…………俺の挙動を完全模倣する『俺』が、まさか
『…………!』
アスカロンの冷気を帯びたレーザーブレス、完全に回避していた筈の『ペッパー・天津気』の左肩を掠め、封雲の撃鉄で生まれた左側の雲の巨腕を貫き、直後に左の雲の腕
何時の間にか『
「俺には沢山の師匠が居て、其の人達とは現実世界で寝ている時に夢の中で脳内戦闘を繰り返しているんだけど………。
数ヶ月前から『自分自身の身体に、師匠達の魂が乗り移った状態の自分』と戦う様に脳内意識を組み替えて、一回の睡眠中に『大体平均で十五戦は戦っていた』。
そして其の中には─────────」
金晶蠍の矢を囮に、宝鍠趙弩剣を彎曲投擲形態で投げる行動をした人が、其の中にたった一人だけ居たんだ。
ペッパーの些細な独白、夢の中で数多の師と仰ぐ者を想起し、特色や心情に癖や性格を理解する高い読解力と深淵じみた思考深度を持つが故に、体外離脱に置ける相対者の再現性は一味も二味も深まる。
思わぬ反撃で足下に転がった彎曲投擲形態の宝鍠趙弩剣を、『ペッパー・天津気』が地面踏み付けで跳ね上げ、再生された雲の巨腕で握らんとした所、ペッパーが投げた聖盾イーディスが大波浪によって超速度で飛んで来た。
女帝城の顕壁盾の移動防御は間に合わないと手放しつつも、身を屈めて勇者の盾を回避した所に、上空に漂う蒼い雷電の塊と響く音とペッパーの「ウェザエモン・
「天より穿て、晴天流【雷】奥義!…………
ペッパーが右手に握り掲げる
ペッパーの頭上で回転し続ける『天使の輪の様な何か』、其処より今現在もヤバい気配を放ち、其れと同質の力を内封した氷と焔の剣とあの聖剣に乗っていると感じた『ペッパー・天津気』は、宝鍠趙弩剣・彎曲投擲形態を避雷針代わりに地面に突き立てつつ、タワーシールドを置き去りに回避と移動を兼ね備えた挙動で、ペッパーに迫る中で彼は『彼』の動き───────其れも脚周りを見ていて。
「
『応ッ!!』
『……………!』
再び飛来する黄金の龍刃が其の場所を経由からペッパーの左手に戻る中、移動ルートに覇刀を置かれた事で回避せざるを得なくなった『ペッパー・天津気』の挙動が、ほんの一瞬だけ止まり。
其の一瞬の空隙を『既に想定した』ペッパーが、グランシャリオの権能で晴天流【波】奥義・大波浪を発現させ、冷気と氷で包まれたアスカロンを超高速で投擲した所に、何処からとも無く現れた『シンバルとフルートにオーボエが壁を作り出して』。
サンラク命名『忖度ガード』の発生が此の一撃を阻んで弾き返し、アスカロンが弾かれて宙を舞うと同時に忖度ガードによって出て来た楽器達が光と化すや、ペッパーの手首に着いた格納鍵インベントリアの片方へと、独りでに
「まさかこんな形で再会するとは、思いもしなかった。『
戻って来た龍神楽を左手に取って、ペッパーは星帝剣グランシャリオとの二刀流に移行から、雲の両巨腕でミル・ト・コルンと
対する『ペッパー・天津気』は二刀流の宝鍠趙弩剣をバラバラにして四振りの状態から一つを
更にペッパー・天津気と言うプレイヤーに『ペッパー・天津気』…………或いは其れを再現した冥響のオルケストラはペッパーに『更なる全力を要求する』かの如く、『ペッパー・天津気』は
「重複装備可能なパッシブ効果が其の変形なのか、そうじゃないのかは解らないけど、要するに『もっと本気を出せ』って事で良いんだよね、コレは…………!」
投擲した聖盾イーディスと覇濤海剣アスカロンの現在地を頭の片隅に置き、ウェザエモンのパワードスーツを纏った『ペッパー』を攻略するべく、ペッパーもまた対抗策として天覇のジークヴルムの一式装備『
己というアバターに