共に歩みし武器の、更なる力を紡ぎ出せ
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PN:ペッパー
レベル:50
メイン
サブ
体力 31 魔力 10
スタミナ 110
筋力 100 敏捷 100
器用 75 技量 75
耐久力 61 幸運 50
残りポイント:24
装備
左:無し
右:リュカオーンの
両脚:無し
頭:蒼零のヴォージュハット(耐久力+13)
胴:ブラッディスカーの長ラン(耐久力+18)
腰:ブラッディスカーのベルト(耐久力+12)
脚:蒼零のスートズボン(耐久力+15)
アクセサリー
・鎖帷子(耐久力+10)
・旅人のマント(耐久力+2)
所持金:7,149,000マーニ
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致命極技
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致命武技
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スキル
・デッドリースラッシュ→マチェット・サイサリス
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・セツナノミキリ
・スワロスキースロー
・ライトニング・シャーレ
・ペガサロスワーク
・グラナートストライク→選択可能
・バルバドスインパクト→選択可能
・ウルティモアス レベル7→選択可能
・アンブレイカブルソウル→
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・アクセラレート・ステップ レベル1→レベル4
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・ホライゾン・メロス レベル1→レベル3
・アドバンスト・フィンガー レベル1→レベル4
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・プレジデントホッパー
・スカイウォーカー
・ソウルジェネレート→エクステンド・オーレイズ
・クロスインパクター
・シクセットフリップ→セブニッシュフリップ
・ナタラージャ レベル6→レベル9
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・イモータルヴァーツ
・ブレイク・セリオン
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・デュアルリンク レベル1→レベル4
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・ベラスティ・ニー
・ジェスター・タロス
・パワースラッシュ レベル8→レベルMAX
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・レコメンド・スート
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・アイズオブセスティ
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・セルタレイト・ケルネイアー
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・ハードスマッシュ レベル6→レベルMAX
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・ファイティングスピリッツ レベル6→レベルMAX
・ナイフズタクト レベル4→レベル5
・フェイローオブスロー レベル4→レベル6
・スパイラルエッジ
・ドロッパーストンプ レベル7→レベルMAX
・セルタレイト・ヴァラエーナ
・ダースティ・クラッチ レベル5→レベル6
・トーテン・タンツ
・ヴィールシャーレ レベル1→レベル3
・ゲニウス・チャージャー レベル1→レベル5
・フローティング・レチュア レベル1
・ムーヴセドナ レベル1
・リトセンス・パラダズム
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・エクシリア・スライサー レベル1
・アゼルライトパウンド
・ミッシングブレイド レベル1
・セルタレイト・ミュルティムス
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レベルMAXまで到達すると選択可能表記になるスキルだったり、セルタレイトシリーズのスキルが増えたのが気になったり、致命秘奥と言う心惹かれるワードがあったり、何れを合成したらどんなスキルに成るかワクワクしたりしたが、其れ以上にレベル50の到達による達成感が凄い。
首輪付きの状態であれだけの戦闘をこなせば、流石にスキルの成長率もエグいものであり、打撃系スキルを始め、斬撃に格闘系列、バックパッカー特有の移動やダッシュを含め、ウェザエモン相手に充分通用するだろう。
日が水平線に沈み始める頃、少しの休息を終えたペッパーはアイトゥイルと共に、ヴァイスアッシュの鍛冶場へとやって来ていたが、何故かビィラックも一緒にいたのである。
「ペッパーよぅ。来て早々なんだが、おめぇさんの持ってる
「は、はいッ」
アイテムインベントリからリュカオーンの残照を刻んだ致命の包丁、そして普通の致命の小鎚を取り出して、持ち手をヴァイスアッシュに向けるように、慎重に手渡す。
「おぅおぅ…成程なァ。致命の小鎚は普通に『真化』出来るが、致命の包丁の方は『認めちゃいるが、生半可な物を受け付けなく』なってらぁ」
さらっと重大な台詞を吐いたのは、此方の聞き間違いじゃ無い。真化とは何ぞや?認めているが受け付けないとは何ぞや?そんな事を考えている内に、ヴァイスアッシュが致命の包丁を此方に返してくる。
「そうじゃろ、オヤジ。ペッパーの持っとる包丁にゃあ、夜の帝王の復讐への残滓がこびり憑いとるんじゃて」
「あぁ、そうだなぁビィラック。ペッパー……
「は、はぁ……」
一流の鍛冶師や、神の領域に足を踏み入れた鍛冶師には、武器に宿った想いや声を聴ける力でも有るのだろうか?
「さて…おめぇさんの持ってる、苦労して倒した奴の『素材』を出してみな」
モンスターの素材を要求してくるヴァイスアッシュ。恐らくだが、其の真化とやらにはモンスターの素材が必要であり、苦戦具合や強敵度合いで武器に何かしらの変化が起きると見て良い。
ペッパーはアイテムインベントリを確認し、ならば『コイツ』を使おうと決心。取り出したのはブルックスランバー"最速走者"の最高希少素材『王駝鳥の強堅心臓』だった。
「コイツァ、ブルックスランバーの心臓かい?」
「ただの心臓では有りません、先生。何でもエクゾーディナリーモンスターと呼ばれる、ブルックスランバーの中の一握りの存在のみが到達出来るとされ、悪辣な同胞に縛られる事の無い、気高き王鳥……『
不世出のモンスター、そして其の希少素材。話を聞いたヴァイスアッシュが獰猛な笑みを浮かべ、上に着た着物を右肩と右腕を出し、小鎚を業火にくべる。
「ペッパー、おめぇさんと共に歩んだ此の小鎚。更なる高みに昇らせてやるぜ」
ヴァイスアッシュはそう言って、業火より取り出した小鎚を金床に乗せ、トンカチを振り翳して思いっきり叩く。すると、小鎚の中から水色の魔法陣達が幾多も生まれ、そして再び小鎚の中へと吸い込まれて戻って行った。
「ペッパー。オヤジが言うた『真化』とは、武器が戦いの中で培った『記憶』と『経験』を読み取り、強者の素材と共に其れを持ち主に『相応しい姿』………即ち『まことの姿』へ変える御業を指すけぇ」
ヴァイスアッシュの仕事を見ながら、ビィラックはペッパーに真化について説明してくる。
「そして致命の武器達は、強者に挑んだ記憶を其の身に宿しちょる。リュカオーンを初め、数多の強敵と
ニヤリと笑うビィラック。と、何かが『聞こえて』くる。
「昏い夜空に、炉の炎。火花は生まれ、闇が舐め取る」
ヴァイスアッシュが金属を打ち合う中で、何かを『歌っている』。力強く、まるで万人へ歌う演歌の様に。
「踊る金槌、歌う鉄。トンカラカンと、コンキンカン。お前は刃、お前は力。土より出でて、木を焚べ、火を育み、金を鍛えて、水にて冷やす」
ビィラック、アイトゥイル共に、ヴァイスアッシュの。父親の歌に耳をピーンと伸ばして、謹聴している。神聖なる歌なのか、話し掛けたら不味い事に成りそうだと、ペッパーは黙ってヴァイスアッシュの歌を聞く。
「世界は巡り、しかして停滞る。金より鉄を、鉄より鋼を、鋼より刃を、刃より剣を。明ける夜空に、剣の輝き。光を映し、闇を切り裂く。
踊る剣に、歌えや世界…………」
そうして歌は終わり、ヴァイスアッシュは鍛えた致命の小鎚に、更なる細かな装飾を施していき。
「おぅし、出来たぜ…ペッパー」
ヴァイスアッシュが置いたのは、一昔前に流行った『とあるロボットアニメシリーズ』の中で、泥臭い戦いと鈍器を用いた質量戦闘が話題を呼び、其の劇中で使われた『小型メイス』━━━━其れの形によく似ながら。
然して其の形状は、小鎚からメイスに変わった事で更に凶悪な圧砕武器に成り変わり、致命武器特有の血の赤と鉄の黒は変わらず、新たに空の青色が在った。
「
着物を着付け、人参の煙管で煙を噴かしながら、一仕事を終えたヴァイスアッシュはそう言って。ペッパーはアイテムインベントリに出来上がった武器を仕舞い、其の性能をチェックした。
武器種:ショートメイス
天の目覚めたる青と天の眠りたる赤、其の狭間の黒に浮かび、残る月のように。致命兎の魔法が込められた此の武器は、神髄たる領域未だ遠く、真なる姿は遥か先に。
此の武器によってクリティカル攻撃を当てた時、王撃ゲージを追加する(最大200%)。王撃ゲージは一定値を消費する事により、以下の能力から1つを選択して、其の効果を此の武器に付与する。
・20%:破壊効果
・50%:貫通効果
・70%:破壊効果+貫通効果
・100%:耐久値回復
・200%:専用スキル【
必要ステータス
『スタミナ80』『筋力60』『技量50』
(神武器かよ。もう一回言うわ、神武器かよ。王撃ゲージがクリティカルで、何れくらい貯まるか解らないけど、其れを抜きにして70%で破壊貫通効果付与はヤバいわ。
100%で出来る耐久値回復もエグいし、200%で繰り出せる専用スキルもヤバさが滲み出てるしで………うんもう一回言うわ。神武器かよ……)
特殊クエスト受注と共に出現した、ヴォーパルバニーが持っていた
此の日、ペッパーはスキルの整頓を明日以降に行う事とし、ペンシルゴンとの約束の時刻を取り決める伝書鳥を飛ばして。少し後に修理に出していたレディアント・ソルレイアを、ヴァイスアッシュが返しに来たのを受け取ったり、伝書鳥の返信で指定された時間を確認した後、本日のシャンフロを終えたのだった…………。
歩みし記憶が、真の姿へ変わる