ペッパーはスキルを、サンラクのユニークシナリオ挑戦を頑張る
「あ"~………ぢゅがれだ……」
「ペッパーはん、随分とやつれているのさ…」
サードレマでの一騒動の果て、何とか兎御殿へ帰還したペッパー&アイトゥイル。ペンシルゴンとの散歩、サードレマの衆人環視の元に顔を見られ、彼女をお姫様抱っこ&壁ドンまでした。
精神衛生状あまりよろしくないシチュエーションだったと、ペッパーは遠く若干死んだ様な目をしながら、こんな状況を変えるならスキルを変化させたり、合成させようと決心し、アイトゥイルと共にエルクの待つ
そして辿り着いた剪定所にて、一人と一羽が見た物は……ひょろひょろと細身になっていたサンラクと、其れを心配するエムル、御肌が艶々になって笑っているエルクの姿。おそらくスキルの熟練度が高まったから合成を行って、エルクに秘伝書の購入を迫られ、
一応話を聞こうと、ペッパーがサンラクに問い掛けた所、彼は予想以上の答えを提示したのである。
「やぁ、サンラク。其の様子だとエルクさんに秘伝書を買うように迫られたか?」
「あ……あぁ、ペッパーか……。まぁ、そーだなぁー……、俺現在所持金三桁………実戦訓練9体目に挑戦中」
「…………マジで?総リスポーン数どのくらい?」
「多分……60にも入ってないんじゃないか?」
「ペッパーさん、サンラクさんが今戦ってるモンスターとタコさん以外は、何れも10回以内で倒しているんですわ!」
自分より少ない回数でのリスポーン、そして攻略を成し遂げていたのだ。そしてサンラクの実戦的訓練は、既に9体目に突入しており。彼が戦ったモンスターはと言うと…………
1体目、ウドフェイル・フロッガー。舌がアナコンダになっており、本来苦手とする蛇をある程度の克服をしているトノサマガエル。
打撃系が無効なので舌になってるアナコンダを処理出来れば、ボディプレスしか撃ってこなくなる。其れに注意すれば苦戦しない。
挑戦回数:4回
2体目、スピキュールバット。超音波による衝撃波・強酸糞の爆撃・空中高速飛行の強敵。
単純に空を飛べるアドバンテージは相手に有ったが、翼膜に穴を開けた所、飛べなくなったのでボコボコにしてやったとか。
挑戦回数:3回
3体目、ルートエンド・ミノタウロス。斧を持っている間は厄介な相手で、動体視力が無かったら首チョンパ不可避だったらしい。
両手首を集中攻撃して斧を落とさせたら、突進攻撃しかしてこなくなり、スタミナ切れを狙いながら立ち回って倒した。
挑戦回数:1回
4体目、ワイルディーマンティス。鎌鼬を飛ばしたり、空を飛んだりする上、単純なスペックは上だった。両鎌を振るった後、必ず鎌を手入れをするルーティーンが有った。
試しに鎌に砂を投げ付けると、手入れに集中し始めて攻撃してこなくなり、其れを起点に討伐したそう。
挑戦回数:5回
5体目、チャクラム・ホイーガー。背中が刃物に成っているヤスデタイプのモンスター。衝撃を与えると丸まって突進してきたが、コロッセオの壁に刺さって動けなくなった。
其の間に致命の包丁でブッ刺しまくり、滅多斬りにして勝利。なお、丸まらないと強烈な悪臭で気絶状態にさせられ、真っ二つに斬られるとか。
挑戦回数:8回
6体目、ゼッサーゴーレム U型9-276。ハイスペック・ハイスピード・ハイパワーの三点尽くしのゴーレム。打撃よりも斬撃が効きやすい状態になったり、逆の状態になったりと、かなりトリッキーな相手だったらしい。
手からレーザー背中からミサイルと、歩く機動兵器でこそ有ったが、パターンを確り把握して遠距離武器を解体し、本体をブッ壊したそう。
挑戦回数:7回
7体目、リップルオクトパス。シャンフロの海の浅瀬に暮らすヒョウモンタコらしいが、蛸足に攻撃を加える度に分裂していく習性を持ち、最終的には一足につき20本の合計160本にまで足が増える。
足分裂をしていたらキリがないと本体を攻撃したら、ヘドロ墨で身動きを封じられてタコ殴り。仕方無く蛸足を一足ずつ解体していった所、本体は自爆して戦闘が終了した。
挑戦回数:19回
8体目、ウルトラワーム。出現は必ず20体以上でポップし、一子乱れぬ軍隊並列移動と全身に生えた毒針による、質量物量攻撃を掛ける厄介な毛虫。
が、毒針は毛のように柔らかい事と針先にしか毒が無いので、毛を斬ったり引き抜いてしまえば、擬似的な安全地帯を作れる。安全地帯を作ったなら、ただの芋虫と同義なので頭を捌いて、ブッ叩いてオシマイ。
挑戦回数:7回
との事らしい(サンラク談)。
そして現在戦っている9体目は、フォートレス・ボルケートルなる、噴火し続ける小型活火山を背中に抱えた、スッポンタイプのモンスターという、ヤバめな存在だった。
サンラクは既に15回の挑戦した様であり、先程降り注ぐ火山弾を跳ねて走って、四本の脚をブッ叩いた所、此れまでに無い咆哮と共に起きた、大噴火からの熱風攻撃に焼き払われたらしい。因みに鳥面は無事だったそう。
しかし、其の熱風攻撃によって見えなかった攻略への糸口が見えたらしく、其の攻略方法が正しいか確かめる為に、スキル合成をするべく特技剪定所を利用したのだとか。
「よっしゃ、スキルのリキャストも終わった!とっとと火山亀をブッ潰して来るぜ!」
メラメラと燃える打倒火山亀への意欲と共に、走り去るサンラクの肩に乗っかるエムル、其れをペッパーとアイトゥイルは「頑張ってな(さ)~」と見送って、エルクと向き合う。
「あら~ペッパーさん、いらっしゃあい」
「やぁ、エルクさん。ウェザエモン戦に備えてスキルの最終調整に来ました」
「そぉ、いよいよなのね~。はぁい、此方が合成可能なスキルよぉ」
そう言ってエルクが表示した、合成可能スキルと選択可能スキルを見ながら、ペッパーは今現在のスキルや合成時の立ち回り等を、脳内シミュレーションで照らし合わせつつ、合成スキルを決定。
マーニをエルクに支払い、出来上がるまでの間にステータスポイントを振り分け。そしてエルクが持ってきた、丸型フラスコ入りの液を飲み切り、ステータスは此のような状態に成った。
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PN:ペッパー
レベル:50
メイン
サブ
体力 35 魔力 10
スタミナ 110
筋力 110 敏捷 110
器用 75 技量 75
耐久力 61 幸運 50
残りポイント:0
装備
左:無し
右:リュカオーンの
両脚:無し
頭:蒼零のヴォージュハット(耐久力+13)
胴:ブラッディスカーの長ラン(耐久力+18)
腰:ブラッディスカーのベルト(耐久力+12)
脚:蒼零のスートズボン(耐久力+15)
アクセサリー
・鎖帷子(耐久力+10)
・旅人のマント(耐久力+2)
所持金:7,020,000マーニ
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致命極技
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致命武技
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スキル
・マチェット・サイサリス
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・セツナノミキリ
・スワロスキースロー
・ライトニング・シャーレ
・ペガサロスワーク
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・アクセラレート・ステップ レベル4
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・ホライゾン・メロス レベル3
・アドバンスト・フィンガー レベル4
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・プレジデントホッパー
・スカイウォーカー
・エクステンド・オーレイズ
・クロスインパクター
・セブニッシュフリップ
・ナタラージャ レベル9
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・イモータルヴァーツ
・ブレイク・セリオン
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・デュアルリンク レベル4
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・ベラスティ・ニー
・ジェスター・タロス
・ファイティングスラッシュ レベル1
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・レコメンド・スート
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・アイズオブセスティ
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・セルタレイト・ケルネイアー
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・イグナイトブレイカー レベル1
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・ナイフズタクト レベル5
・フェイローオブスロー レベル6
・スパイラルエッジ
・セルタレイト・ヴァラエーナ
・ダースティ・クラッチ レベル6
・トーテン・タンツ
・ヴィールシャーレ レベル3
・ゲニウス・チャージャー レベル5
・フローティング・レチュア レベル1
・ムーヴセドナ レベル1
・リトセンス・パラダズム
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・エクシリア・スライサー レベル1
・アゼルライトパウンド
・ミッシングブレイド レベル1
・セルタレイト・ミュルティムス
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グラナートストライクは、攻撃によるクリティカル発生時に強力なノックバック・気絶効果・昏倒状態を付与する打撃スキル『
バルバトスインパクトは、敵対モンスター及び敵対プレイヤーの眼・頭・顎・核に対するダメージ補正が、超大に働く様になる鎚武器スキル『
ウルティモアスは選択先の中で、拳や脚を用いた格闘攻撃時に、自身に追加したバフの総数で更なるダメージ補正が追加される『
レベルMAXとなった、ファイティングスピリッツとパワースラッシュの合成により、筋力・技量・スタミナを参照する斬撃スキル『ファイティングスラッシュ』。
同じくレベルMAXに至った、ハードスマッシュとドロッパーストンプを合成、地面に接地している敵に対する衝撃浸透率が大幅に上昇する、鎚武器スキル『イグナイトブレイカー』へとパワーアップを遂げた。
そしてエルクは隙を見ては、またしてもスキルの秘伝書と極之秘伝書を買わせようとしてきたのだが、ペッパーは非常に申し訳なさそうにしつつ、彼女へ「墓守のウェザエモン相手に、武器や防具を出来るだけ万全な状態にしておきたい」と言い、断る事で難を逃れ。
サンラクの実戦的訓練を見届けるべく、アイトゥイルと共にヴォーパルコロッセオへと向かうのであった……。
見届けよ、挑戦者の戦いを