VR初心者ゲーマーが往くシャングリラ   作:ガリアムス

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新章開幕




狼は旅をし、世界を駆ける
ウェザエモンの遺産達(サンラクside)


ユニークモンスター・墓守のウェザエモンとの激戦から帰還したペッパーとサンラクは、ヴァイスアッシュから世界の真実を知るのに必要となる物が有る事。そして其れを持って来なくては、世界の真実には辿り着けないと、彼から教えられた。

 

知る為には先ず『無果落耀(むからくよう)古城骸(こじょうがい)』と呼ばれるエリアの、何処かに存在している『3つのΔ装置』を見付けなくてはならず、其れが有れば『先に進める』のだとか。

 

そして最後にペッパーが、ヴァイスアッシュに『折れたバンガード』と『致命の包丁(ヴォーパルチョッパー)』を真化の為に預けて、ログアウトしていき。サンラクはもう少し続けようかとも考えたが、明日以降に影響が出るかもと思い、数分後にログアウト。

 

そしてログアウト直後、ウェザエモン戦の反動によって其のまま寝落ちしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「サンラクさん!おはよーございますですわ!」

「ん、おはよエムル。て言っても、既に昼過ぎだけどな」

 

翌日午後2時。シャンフロへとログインし、兎御殿の休憩室に在るベッドで目覚めたサンラクは、近くに居たエムルに挨拶して身体を伸ばす。

 

「さて……昨日は大変だったから後回しにしてたけど、確認しておくか」

 

ユニークモンスター・墓守のウェザエモン。七つの最強種の一角を討ち取り、勝ち取った報酬もそうだが、気になるのはレベルが何れくらい上がったのだろう。

 

「確認確認………。フフフ……あァやべぇな、こりゃ」

 

凝視(ぎょうし)鳥面(ちょうめん)に隠した口角が、思わず上がってしまう光景が其処には在った。

 

 

 

 

 

 

 

 

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PN:サンラク

 

 

レベル:77

 

 

メイン職業(ジョブ):傭兵【二刀流使い】

サブ職業(ジョブ):無し

 

 

体力 30 魔力 10

スタミナ 100

筋力 60 敏捷 100

器用 70 技量 70

耐久力 3 幸運 109

 

 

残りポイント:345

 

 

 

装備

 

 

左:無し

右:無し

両脚:リュカオーンの呪い(マーキング)

 

 

頭:凝視(ぎょうし)鳥面(ちょうめん)(耐久力+2)

胴:リュカオーンの呪い(マーキング)

腰:無し

脚:リュカオーンの呪い(マーキング)

 

 

 

 

 

アクセサリー

 

 

・ダイナボアドール(スタミナ回復時間短縮:小)

小鬼人形(ゴブリンドール)(HPリジェネ:微小)

・識別片のネックレス

 

 

830マーニ

 

 

 

 

 

致命武技

 

 

致命刃術(ヴォーパルじんじゅつ)水鏡(すいきょう)(つき)】伍式→捌式

致命舞術(ヴォーパルまいじゅつ)月光円舞(げっこうえんぶ)】壱式→肆式

致命剣術(ヴォーパルけんじゅつ)半月断(はんげつだ)ち】壱式

 

 

 

スキル

 

獣鏖無尽(じゅうおうむじん)→選択可能

・グローイング・ピアス→選択可能

・インファイト レベル8→レベルMAX

・ドリフトステップ→選択可能

・セツナノミキリ→選択可能

・ハンド・オブ・フォーチュン レベル8→レベルMAX

・グレイトオブクライム→選択可能

・クライマックス・ブースト レベル8→レベルMAX

・ランブルスタンパー→バルカンスタンパー

・チェイニング・プレス→プレス・ドミネイト

・モーメントアリアス→戦火の瞳(ウォーアイズ)

・カルネイドバンカー→ストランダイトバンカー

・八艘跳び→遮那王憑(しゃなおうつ)

・リコシェット・ステップ レベル7→レベルMAX

・ヘイト・トランプル レベル1→レベルMAX

・ムーンジャンパー→スカイウォーカー

・ストロングプレス レベル1→レベル6

餓狼の闘志(ハンガーウルフ)孤高の餓狼(トランジェント)

・オフロード レベル5→レベルMAX

・イプロッションスライサー レベル8→レベルMAX

・サンダーターン→バリストライダー

我狼の鼓動(ルプスビート)雄々しき狼魂(ベイオヴルフ)

・チェインズブート レベル5→レベルMAX

・デュエルイズム→血戦主義(けっせんしゅぎ)

衝拳打(しょうけんだ) レベル7→レベルMAX

・メルニッション・ダッシュ レベル3→レベル8

裂刃尖斬(れっぱせんざん) レベル1→レベル6

・アミュールディルレイト

・ブートアタック→ジェットアタック

・ブレスドラウム レベル5→レベルMAX

・バッツクローシス レベル1→レベル5

・オーバーヒート レベル1→レベル8

・ニトロゲイン レベル6→レベルMAX

・イグニッション レベル1→レベル7

・マグナマイトギア レベル1→レベル6

・ゲイルサベージ→タイフーンランペイジ

・ファスティウム・ブロッション→ディコード・ブロッション

・パワースラッシュ レベル1

武頼闘気(ぶらいとうき) レベル1

・オーファジール・セイド レベル1

包囲先見(ほういせんけん)

・アサイラムサイン

・スティアウィスパー レベル1

・アクロバット レベル1

・トルクチャージ レベル1

・チェインズアップ レベル1

 

 

 

 

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レベルが一気に25も上がり、新規習得に進化を経てパワーアップを遂げたスキル達。そして何よりも、およそ350に差し迫るステータスポイントが手に入った。レベルアップとは別に、ユニークモンスターとの邂逅や撃破がポイントとして振り込まれたのだろうか?

 

「フフフ……さぁて、此のポイントやスキルをどう調理してやろうかなぁ?」

「サンラクさん。ものすっっっっっ………ごい、悪い顔してますわ」

「欲望に忠実な、其れでいてピュアな笑顔だよ……」

 

ニマニマしつつも、サンラクはウェザエモン戦の報酬を確認していく。

 

「さて先ずは………『世界の真理書【墓守編】』?フムフム、あぁこりゃ運営からの『答え合わせと攻略本』ね」

 

他にも墓守のウェザエモンの背景ストーリーに付いての記載が有ったが、リスポーンしないユニークモンスターの攻略本を、攻略し終えてから渡されるのは、最早オマケでしかない。

 

「他に実用的なアイテムを頼むぜ………次は、何じゃこりゃ?」

 

アイテムインベントリから取り出され、サンラクの目線より少し上に浮遊するは、半透明で時折光のラインが走る、SFゲームでもよくある数千年先の超未来的な、角の取れた正八面体のキューブ。

 

こういう物は解らずウダウダ悩むよりは、説明文を読んで理解するのが一番であり、サンラクは此のキューブの説明を黙読した。

 

 

 

 

 

 

 

晴天流奥義書(せいてんりゅうおうぎしょ)

 

神代の剣豪が残せし、天の剣術の奥義を記した記憶媒体。其の一太刀は天を斬り、雷を起こし、海を割り。大地を穿ち、暗雲を晴らす。

 

解読には神代の設備が必要。

 

 

 

 

 

 

 

「えっ………晴天流ってウェザエモンの技?えっアレ習得出来んの?マジで………?」

 

断風(たちかぜ)を始めとし、最終的には天晴といった技も習得出来る其れは、サンラクにワクワクをもたらした。専用の設備が必要と有るので今は使えないが、楽しみは後々まで取っておく事にしよう。

 

「習得出来る時が楽しみだぜ…!其れじゃ次、行ってみよう!」

 

アイテムインベントリに収納し、続いて取り出したのは先程の晴天流奥義書と同じ、超文明の気配漂う掌サイズのボール状の物体。どんな能力を秘めているのやら、サンラクはアイテムの内容をチェックした。

 

 

 

 

 

 

球状型記憶装置(きゅうじょうがたきおくそうち):極天(ぎょくてん)

 

神代の技術習得において、革命的と謳われた記憶装置。所持者と共に歩み、所持者の技能習得傾向を読み解く事により、球状の装置のロックが解除された時、所持者の最も必要とする技能を直接習得出来る。

 

解読及び習得には、大いなる神代の設備が必要。

 

 

 

 

 

 

「コレ、プレイスタイルで習得出来るスキルが変わるんだろうか?ただ晴天流奥義書と違って、大規模な奴じゃないと解読出来ないって事は、相当後になんなきゃ習得出来ねぇ感じかぁ……。ああああああ!滅茶苦茶気になるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

「ぽぴゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!??」

 

晴天流奥義書、そして極天。2つのアイテムが御預け状態に有り、サンラクはエムルの頬をムニムニムニムニと弄くり倒し、エムルは悲鳴を上げる。

 

「そして最後の報酬は……っと。アクセサリーで腕輪か、コリャ?」

「サンラクさん……アタシのほっぺが崩壊しそうですわ……」

 

エムルのジト目を流しつつ、最後に取り出すは此迄の奥義書に極天と同じ雰囲気漂う、腕輪型のアクセサリーを手に取り、其の性能をチェックした。

 

 

 

 

 

 

格納鍵(かくのうけん)インベントリア

 

格納空間への鍵であり扉でもある神代の時代においても一部の者のみが持っていた、特殊な腕輪型アクセサリー。装着した時点でアクセサリー欄を1つ消費するが、装着者がPKされても略奪されない。魔力を消費する事で格納空間内へと転移可能。

 

空間拡張術式携帯アクセス装置。神代において、肉体情報と同期することで一体化し、装着者の『身体の一部と成る』此の道具は、携行可能な『最小のシェルター』であり、許容の限界を持たぬ『無尽蔵の倉庫』である。

 

容量制限:無し

 

格納限界:縦横高さ50mまでの非生物

 

 

 

 

 

 

「身体の一部になり、無尽蔵の倉庫である………か。要は50mクラスの物質なら何でも詰め込める、限界無しのアイテムボックスって感じかな?魔力を消費すると格納空間に行けるって有るし、試してみよう。エムル、お前の御守りを返すぜ」

 

首に掛けられていた『識別片のネックレス』を身を屈めてエムルに返却。代わりに自身の右手首にインベントリアを装着。魔力を消費し、サンラクは格納空間に転移する。

 

「おぉ……此処が格納空間。何、が……!?」

 

そう言ったサンラクは、目の前に広がる光景に言葉を失った。己の眼前に広がるは、4体のロボットに4機のSFスーツ、そして11種類の武装達が商品棚の様に陳列し、彼を出迎えた。

 

「い………いや、確かにスゲェけど……な、ななな……んナンジャコリャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!???????」

 

中世的なシャングリラ・フロンティアの世界背景が、超未来のSFにまでワープドライブした状況に、サンラクは大興奮と大混乱を含んだ悲鳴の様な雄叫びを上げ。

 

『大至急『格納鍵インベントリア』の中身を確認せよ。出来次第メール送信を』と、オイカッツォ・ペンシルゴン・ペッパーに送信。数分後、オイカッツォとペンシルゴンから驚愕唖然衝撃といったメールが返信され、其の後にペンシルゴン経由で京極(キョウアルティメット)からも同様の内容が帰ってきたのだった……。

 

 

 

 






偉業の報酬は、世界観を覆すSF武装達



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