フィフティシア観光への準備
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PN:ペッパー【
レベル:77
メイン
サブ
体力 130 魔力 50
スタミナ 180
筋力 150 敏捷 160
器用 125 技量 125
耐久力 3051 幸運 70
残りポイント:0
装備
左:無し
右:リュカオーンの
両脚:無し
頭:ライノベレーの帽子(耐久力+350)
胴:
腰:発掘研磨腰帯【古兵】(耐久力+400)
脚:烈風竜印のズボン(耐久力+300)
アクセサリー
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所持金:51,719,890マーニ
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致命武技
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スキル
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・ブルズアイ・スロー
・フィーバー・シャイニング
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・レーアドライヴ・アクセラレート
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・アドヴェイン・スロー
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・プレジデントホッパー
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・ドミノチェイン・ストライカー
・トルネードレッグス レベルMAX
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・イクス・トリクォス レベル1
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・グラッセル・ゼイリアス
・ダイズン・ストンプス
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・セルタレイト・ケルネイアー
・フォートレスブレイカー
・スラッシング・ファンファーレ レベル1
・スパイラルエッジ
・セルタレイト・ヴァラエーナ
・ボンバーナ・グラップル レベル1
・マシニクル・リブラ
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・ミューサドール・パラダズム
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・エトラウンズパウンド
・セルタレイト・ミュルティムス
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・ハンド・オブ・フォーチュン レベル1
・フルメタルレッグス
・デッドオブスリル
・スラッシュハイド レベル2
・シャイニングアサルト レベル1
・マーシフルチャージャー レベル1
・リコシエット・ステップ レベル1
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・ホォロルゥクスマッシャー
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・ヴァーミンガムスナッチャー
・アイアンフィスト
・アクロバット レベルMAX
・ストロング・キャリアー
・サーファー・スロープ
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・ガードバッシュ レベル1
・アサイラムサイン
・シールド・スティーブ
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・プロテクト・スマッシュ
・ゲイルサベージ
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「ねぇねぇ、此れ見て」
「何々………花か?」
陽は夕方へ傾きつつ有る街を行き、店頭の商品を見ては手招きするペンシルゴンが、花屋の前で手招き。花瓶に収まった花を見ながら、彼女は言う。
「そう、花。実は『花を売ってるNPCの女の子』を助ける、普通のクエストが有ってね。其の報酬で貰える花が『トワセツナ』っていうの」
彼女が言うクエスト、花の名前、そしてNPC。此の世界の
「トワセツナ……。つまりペンシルゴンは、其れを花束にして、セッちゃんの墓に御供したい━━━と?」
「ザッツラーイト♪今度ペッパー君がサードレマに来たら、一緒に其のクエストやらない?」
近況報告も兼ねての墓参りも悪くないなと考え、ペッパーはこう答える。
「そうだな……ティラネードギラファとカイゼリオンコーカサスと戦えるクエストも有るし、同時並行でクリアするつもりで受けても良いかな?」
「うん、其れでも良いよ。私も其の二匹の昆虫の事、気になってたんだよね。雷属性と風属性をデフォルトで備えてる、そんなモンスターにさ」
「ただあの二体は、プレイヤーが使ってきた武器を参照して、片方しか襲ってこなかったり、逆に両方同時に襲ってきたりで、かなり厄介な相手だ」
話をしつつも、ペッパーはEメールアプリを開いて時刻を確認する。時刻は現在午後五時の一分前、自分の予想が正しければ、もうすぐユニーククエストEXの発生時刻帯に突入し、万が一ペンシルゴンも巻き込んだなら、十中八九『オハナシ案件』待った無しになるだろう。
なので購入した地図で人通りの多い場所から、裏路地に入るルートに入らないように注意しつつ、彼女と共に街を歩く━━━━━━━━筈だった。
「見付けたぞ『サードレマの黒い流星』!俺様と一緒に来て貰おうか!」
夕方から夜間で遊ぶプレイヤーがログインする時間に、其れも他のNPC・開拓者問わず沢山の人が居る大通りで、一人の男性プレイヤーが声を放って指を指し。其れによって周囲の視線がペッパーに向いた。
(え、何?君また何かやらかしたの?)
(んな訳有るかい!?口から出任せだろ……)
ヒソヒソ話を交えつつ、ペッパーとペンシルゴンは無視して歩くのが、其れを気に食わなかったのだろう。其のプレイヤーはペッパーが着込んだ、ブラックトレンチロングコートの袖を掴んでくる。
「わ、ちょっ……!?」
「其の面を拝んでやるっ━━よぉ!」
ペッパーも抵抗しようとするが、掴まれた反動で体勢が崩れてしまい、ペンシルゴンが引き剥がそうとするも、時既に遅く。フード部分に手を掛けられて捲られた事により、ペッパーの顔が衆人環視の元に晒される事となってしまった。
そして当然ながら、シャンフロにおいて表面上は三体のユニークモンスターに接触し、其の中の六体の名前を知り、内一体を討伐したペッパーの名はプレイヤー及びNPCの間では有名である。
となれば当然、姿を見られたペッパーはペンシルゴンを無言でお姫様抱っこして、街を疾駆するのに数秒と掛からず。そして其の行動によって、プレイヤー達が狂気乱舞するのは必然であり。
『ペッパァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?』
『居たぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!居たぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
『情報寄越せェェェェェェェェェェェェェェ!!!』
叫び声がフィフティシアに木霊して、混乱が嵐を纏って港町に喧騒をもたらし。開拓者達はペッパーとペンシルゴンを追い掛け始める。
「くっそっ、何でこうなるんだよ!?ペンシルゴン、何処か良い隠れ場所知らない!?」
「エヘヘ………♪」
あ、ペンシルゴンが駄目になった。彼女の顔を一瞬見て、表情がポワポワした物に変わってしまった彼女に、ペッパーはガックリと肩を落としそうになるものの、此のままでは何れジリ貧になると思考。
自分とペンシルゴン、アイトゥイルにポポンガを守りつつ、適度な時間稼ぎが出来る上に新しいスキルを試せ、何より呪いの装備化している愉快合羽を、解除に繋げるクエストが出来る状況を引き起こすために、入りたくはなかった裏路地に逃げ込む事を決意。
後ろから迫る開拓者の津波から逃げるように、前もって確認した地図から、裏路地へと続くルートを割り出して走り続け、其の場所へ飛び込んだ。
直後、ペッパーの身体を襲うは実に
後を追い掛けてきた開拓者達は、裏路地に逃げ込んだペッパーを探すべく、表通りだけでなく裏路地にも捜索の目を光らせるのだった…………。
ユニーククエストEX発動