戦いの後先
「ふぃ~………」
辻斬・狂想曲:オンラインにてレイドボスのユラとの戦いを終えたペッパーは、あの後ログアウトをして現実世界へと帰って来た。
「ん~!楽しかったな、幕末」
背伸びをしながら、ゆっくりと身体を起こして呟く。敗北こそしたものの、あの世界で『天誅』の意味を知る事が出来た。此れだけでも充分な成果と言える。
「あ、そうだ。
そして思い出した新メンバーこと秋津茜。ブシカッツォには伝わるだろうが、問題はペンシルゴンと
Eメールアプリで現状連絡が取れるメンバー全員に向けて、チャット部屋への入室アドレスを送信したのだった。
【旅狼の溜まり場】
ペッパー:やぁ皆、旅狼のリーダーのペッパーだ
ペンシルゴン:同じく旅狼所属、サブリーダーのアーサー・ペンシルゴンおねーさんだよー
オイカッツォ:旅狼のメンバー、オイカッツォだよー
サンラク:旅狼所属、サンラクじゃい
京極:えっ、なにこれ。僕もやるパターン?
ペンシルゴン:いやぁ?ノリと勢いって大事ってよく言われてるからさ?
オイカッツォ:まぁあくまで自由参加って奴な
サンラク:カッコ付けたって良いんだぜ?京ティメットさんよォ?
ペッパー:さて、皆さんに御報告がある
オイカッツォ:なになに?結婚報告?
ペンシルゴン:今はまだ、だけどね?
サンラク:今は、か
京極:日程決まったら招待状よろしくね?
ペッパー:おう全く違うし、ペンシルゴンよ其所は結婚じゃないんだが?取り敢えずシャンフロの事だよ
ペッパー:サンラクが新メンバーを一人連れてきた。俺とそしてカッツォにとって、顔見知りのプレイヤーをね
オイカッツォ:ほぅ?其れは気になる
京極:ユニーク関係だったりするの?
ペンシルゴン:三人に関係あるプレイヤーねぇ?一体誰かなぁ?
ペッパー:てな訳でサンラク、説明頼む
サンラク:任された。其のプレイヤーの名前は秋津茜、ベルセルク・オンライン・パッションこと便秘で、ドラゴンフライと名乗っていたプレイヤー
オイカッツォ:えっマジで?
ペンシルゴン:便秘かぁ……あんまり良い思い出が無いなぁ……
京極:秋津茜ね、OK覚えた
サンラク:因みに秋津茜、ユニーク持ちらしい
ペンシルゴン:へぇ、凄いねぇ其の子。其れに比べてカッツォ君ねぇ?
京極:ユニーク自発出来てないもんねぇ???
サンラク:ユニーク自発出来ない総受け魚類だもんなぁ????
オイカッツォ:シャラーーーーーーープ!!!
オイカッツォ:シャラーーーーーーープ!!!
オイカッツォ:シャラーーーーーーープ!!!
ペッパー:あんまり弄ってやるなよ………。んでだ、ペンシルゴン。前に言った花のクエストが有ったろ?アレを二日後フリーだから受けたいんだが、良いか?
ペンシルゴン:お。良いね、あーくん。やっちゃおう
ペッパー:おう…………っておい、ちょっとまて!?トワお前其の呼び方ァ!!!
サンラク:お?デートかぁ?シャンフロでデートですかぁ???
オイカッツォ:ほぅ、御二人さん其処まで行ったのかい?
京極:へぇ~~????
ペッパー:あ
サンラク:28282828
ペンシルゴン:28282828
オイカッツォ:28282828
京極:28282828
ペッパー:全員のニヤケ顔がハッキリ浮かぶ………
ペンシルゴン:えへへへ………♪
ペッパー:おーい、おーい。ペンシルゴーン、呆けてないで確りしろー
サンラク:エナドリがウメェわ
オイカッツォ:夕食が美味しくなるなぁ
京極:白米が進むねぇ
ペッパー:此方は重くなりそうなんだよなぁ………まぁ良いや。取り敢えず明後日な、ログインしたら連絡出すよ
ペンシルゴン:うん。待ってるからね、あーくん♪
ペッパー:其の呼び方ヤメイ
サンラク:頑張んな、ペッパーよぉ~?
オイカッツォ:こういうの見てると飯が進むわ
京極:良い夢が見れそうだよ、クランリーダー
ペッパー:俺は 悪夢にうなされそうだ
クラン:旅狼のチャットを構築してから二日後の午前九時。ペッパーは此の二日の間に、シャンフロ内で『様々な準備』を整えて、約束の日を迎えた。
ログイン前にEメールアプリで永遠へメールを送った梓は、ペッパーとして電子の世界へログインした後、兎御殿にてアイトゥイルと合流。
エルクの元でスキルを整頓し、サードレマのエンハンス商会・サードレマ露店通りの裏路地に、ゲートを繋いで兎御殿から足を運ぶ。
「さて……」
武器の耐久値とスキルの
と………「あーくん♪」と聞き慣れた彼女の声が聴こえて、視界が真っ黒になり。数瞬の後に、再び視界が明るくなって振り向くと、其所にはペンシルゴンが朗らかに笑って立っていた。
「やぁやぁ、あーくん。ちゃんと時間に来てくれたねぇ?」
「幕末で夢中になり過ぎて時間越えたのは本当に済まんな………さて、依頼主は何処に居るのかな?」
「クエストの依頼主は『サードレマの西側通りの花屋さん』の看板娘ちゃんでね。
内容が咲いてから『五分で枯れてしまう花を、千紫万紅の樹海窟で採ってきて』欲しいっていう、所謂タイムアタック型のクエスト。因みに私は此のクエストを何度もやってるから、場所は大体把握済みだよん♪」
「そりゃ心強いな。早速だが案内をよろしく頼むよ、ペンシルゴン」
「OK、おねーさんに任せなさぁーい!」
ニッコリ笑顔でペッパーを連れて、依頼主の女の子の元へと案内するペンシルゴン。時折、自分や彼女に注がれる視線に固い表情になりつつ、其の後を着いていき。そんな視線をペッパーは感じながら歩き続け、二人と一羽はサードレマの西側通りに在る、小さな花屋へと着く。
「あ、おねーちゃん!」
「やぁやぁ、お嬢ちゃん。またまたおねーちゃんが来たよー?」
顔見知りなのか、少女からの好感度が高いペンシルゴンを見詰めていると、少女が此方に気付いて。しかし右手に刻まれたリュカオーンの呪いの気配を感じてか、震えながらペンシルゴンの背中に隠れてしまう。
「あ~……まぁ、そうなるよな」
「だねぇ~。お嬢ちゃん、此方のおにーちゃんはね、おねーさんの『大事な人』なんだ」
「そ、そうなの………?」
「うんうん。とっても、とっても。大事な人なんだよ?」
ペッパーを見ながら、少女に説明するペンシルゴンの表情は、何と言うか『恋する乙女』の其れなのだが、ペッパーは幕末での戦いを経た影響から、周りの視線や気配を気になる様子で辺りを見回しており、彼女の表情に気付いていない。
「ところでお嬢ちゃん、花が見たいって依頼が出ていたから来たんだけど………良いかな?」
「う、うん!とっても貴重な花だから、見てみたいの!」
そう言った少女、同時に二人の前にはクエスト受注画面が表示される。
『クエスト【永久に咲く花を探して】を受注しますか?【Yes】or【No】』
勇者達は此れより、セツナトワの採取へ向かう。
いざ、花の採取に
※現在のペッパーのステータス
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PN:ペッパー【
レベル:80
メイン
サブ
体力 130 魔力 50
スタミナ 201
筋力 150 敏捷 160
器用 125 技量 125
耐久力 3051 幸運 70
残りポイント:0
装備
左:
右:リュカオーンの
両脚:無し
頭:ライノベレーの帽子(耐久力+350)
胴:
腰:発掘研磨腰帯【古兵】(耐久力+400)
脚:烈風竜印のズボン(耐久力+300)
アクセサリー
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所持金:45,350,130マーニ
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致命武技
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・ミルキーウェイ
スキル
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・ブルズアイ・スロー
・フィーバー・シャイニング
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・レーアドライヴ・アクセラレート・
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・アドヴェイン・スロー
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・ブレイジングジャンパー
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・ドミノチェイン・ストライカー
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・イクス・トリクォス レベル6
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・グラッセル・ゼイリアス
・ダイズン・ストンプス
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・セルタレイト・ケルネイアー
・フォートレスブレイカー
・スラッシュレイト・フォルテシモ レベル1
・ドリルピアッサー
・セルタレイト・ヴァラエーナ
・ボンバーナ・グラップル レベル3
・アレフ・オブ・エクシード レベル1
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・アガートラム レベル1
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・セルタレイト・ミュルティムス
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・メダリオンレッグス
・デッドオブスリル
・シャイニングアサルト レベル6
・マーシフルチャージャー レベル7
・グラビティゼロ レベル1
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・ドュヨンペイル レベル1
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・ヴァーテクス・ガーラザイド
・フルメタルフィスト
・ストロング・キャリアー
・ウェーブ・スライド
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・
・ガードバッシュ レベル3
・アサイラムサイン
・シールド・スティーブ
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・プロテクト・スマッシュ
・タイフーンランペイジ
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・
・スラッシュスレイト
・セルタレイト・スラッシャー
・コンパクト・イステル レベル1
・
・ティア・セイバー レベル1
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