VR初心者ゲーマーが往くシャングリラ   作:ガリアムス

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ペッパー達、エリアボスを倒しにいく

※シャンフロwikiを調べていたところ、レベルが付くスキルに関してのミスが有ったので修正します


胡椒と黒兎は死者の谷で、合唱髑髏の首を断つ

 

 

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PN:ペッパー

 

レベル:41

 

メイン職業(ジョブ):バックパッカー

サブ職業(ジョブ):無し

 

 

体力 15 魔力 10

スタミナ 90

筋力 85 敏捷 95

器用 45 技量 70

耐久力 61 幸運 25

 

 

残りポイント:12

 

 

装備

 

左:無し

右:リュカオーンの呪い(マーキング)

両脚:無し

 

 

頭:蒼零のヴォージュハット(耐久力+13)

胴:ブラッディスカーの長ラン(耐久力+18)

腰:ブラッディスカーのベルト(耐久力+12)

脚:蒼零のスートズボン(耐久力+15)

 

 

アクセサリー

 

 

・鎖帷子(耐久力+10)

・旅人のマント(耐久力+2) 

致命魂(ヴォーパルだましい)の首輪

 

 

所持金:984,300マーニ

 

 

致命極技

 

致命極技(ヴォーパルヴァーツ):太刀型(たちがた)晴謳(ハレウタイ)】……未解放

致命極技(ヴォーパルヴァーツ):闘撃型(とうげきがた)那由多轍(ナユタワダチ)】……未解放

 

 

致命武技

 

致命剣術(ヴォーパルけんじゅつ)半月断(はんげつだ)ち】参式

致命鎚術(ヴォーパルついじゅつ)満月押印(まんげつおういん)

致命刃術(ヴォーパルじんじゅつ)水鏡(すいきょう)(つき)】弐式 

致命柔術(ヴォーパルじゅうじゅつ)三日月巴(みかづきともえ)

致命舞術(ヴォーパルまいじゅつ)月光円舞(げっこうえんぶ)】弐式

 

スキル

 

・サイスオブスラッシュ

命尽突(めいついとつ)

・レペルカウンター→パウリングプロテクト

・ブーメランスロー

・アルゼイドエッジ→選択可能

・メイアスワーク→ソラスティワーク

・ボルベルグストライク

・グラシャラスインパクト

・ストレングス・スマッシャー レベル5→レベル7

・オーバートップビート→アンブレイカブルソウル

・インファイト レベル4→レベル7

・七艘跳び→八艘跳び

・スケートフット→ドリフトステップ

・ジェットアタック→ストリームアタック

・十字斬 レベル3→レベル5

・バリストライダー→ボルテックスムーヴ

・アクタスダッシュ レベル6→レベル8

・ステックピース レベル4→レベル6

・握擊 レベル3→レベル5

・投擲 レベル4→レベル6

・クライムキック レベル7→レベルMAX

・首断ち レベル5→レベル8

・ムーンジャンパー

・ボディパージ レベル5→レベル7

・ライフオブチェンジ

・ストレートフィスト→スマッシュナックル

・背面蹴り レベル4→レベル7

・トリスフリップ→フォースフリップ

・フルズシュート レベル5→レベル8

・オプレッションキック レベル3→レベル6

命撃鐵破(めいげきてっぱ) レベル1→レベル2

一撃絶壊(いちげきぜっかい) レベル1→レベル3

羨望合炙(せんぼうがっしゃ)

・挑発 レベル1→レベル4

壱心臥斬(いっしんがざん) レベル1→レベル3

深斗止水(しんとしすい)

連刀五刃(れんとうごじん)連刀七刃(れんとうしちじん)

罰斗斬(ばつとざん)重連(ツラネカサネ)

・クラッシュレッジ

・ヴァーティカルセンス

速刃(そくじん)(つゆ)(ばら)い】

・チェインズアップ レベル1

・チェインズブート レベル1

一振両断(いっしんりょうだん)

隕石落蹴(メテオ・フォール)

・ラッシュスティック

・ベラスティ・ニー

・ラッシュキック

・ハンズ・グローリー レベル1

・パワースラッシュ レベル1

・ナックルラッシュ

・ブランシュ・クロッサー レベル1

・ライオット・スート

 

 

 

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千紫万紅の樹海窟よりフォスフォシエへ戻り、武器屋で生命碑石でのマッドネスブレイカーの育成を依頼して、2日後に完了すると聞いたペッパーは、旅人のマントの下にアイトゥイルを隠しながら、レベルアップによって新規習得したスキルや、進化したスキルを確認していた。

 

其の脚はひたすらに、真っ直ぐに、奥古来魂の渓谷のエリアボスが居る場所を目指して直走っている。

 

「致命魂の首輪には感謝しか無いな…色々面白いスキルも覚えたし、クアッドビートルの甲殻が堅いお陰も有ってか、打撃系スキルの確認も沢山出来たからな」

 

エンパイアビー・クイーンを擁する(コロニー)には斬撃系武器とスキルを、クアッドビートル相手には打撃及び格闘系武器とスキルを駆使し、各々のモンスターに見合った戦闘方法で戦い。

 

バフや移動スキルも惜しむ事も無く、エンパイアビー・クイーン達に、クアッドビートルへとぶつけた結果が、こうして結実していっているのだと考え、自然と笑みが溢れる。

 

「ペッパーはん、楽しそうさね」

「解る?自分がメキメキと強くなってるって感じる時、人はもっと頑張るぞって気持ちになれるんだ」

 

渓谷の谷底を走り、道中で出逢うワイバーンゾンビ達が尻尾を巻いて逃げるならぬ、尻骨を巻いて逃げ去るのを横目に、1人と1羽は真っ直ぐに此のエリアのボスが待ち受ける、瘴気の発生源に向かっていく。

 

数分後、ペッパーが目撃したのは半円形状に張られた、黒いドームの様な物であった。

 

「もしかして此処かな?エリアボスが居る場所って」

 

早速突撃を………と思ったペッパーだったが、一度踏み留まって、ステータス画面を開くやレベルアップで得たポイントを体力に10振り分け、調整を施しに掛かる。

 

更に彼はアイテムインベントリの中に在る、アンデット系モンスターに有効な聖水の残数をチェックした。

 

「ペッパーはん、入らないのさ?」

 

アイテムインベントリを確認しているペッパーを見たアイトゥイルが、エリアボスに挑まないのかと疑問を投げ掛けて。彼は彼女に理由を述べつつ、こう質問してきた。

 

「聖水の数は確認しておきたくてね。其れとさアイトゥイル、今更になるが『酔伊吹』ってスキルは『瓢箪水筒』の中に入ってる酒を、口に含んで繰り出すんだよね?」

「?そうさね、でも其れがどうしたのさ?」

「じゃあさ…其の瓢箪水筒の中に『聖水』を入れて、お酒と混ぜて(・・・・・・)酔伊吹を繰り出す事って……出来る?」

「出来るさね」

「OK、瓢箪水筒を出して。此方聖水です、混ぜておいて下さい」

 

彼女の即答に、彼は消費アイテムの聖水を手渡し。インベントリから焰将軍(ほむらしょうぐん)両刃長剣(ロングソード)と投擲玉を取り出して、スキル:握撃を用い、林檎の果実を握り潰すが如く搾り、玉の中から出て来た液体を、赤い刀身に纏わせていった。

 

「ペッパーはん、何をするつもりなのさ?」

「フッフッフ……実は此のエリアのボス相手に、試したい事が有ってね」

 

聖水を瓢箪水筒に入れて、シェイクするアイトゥイルにペッパーはニンマリと笑っていた。

 

「準備よし、体力にポイント振った、いざ行かんエリアボス!」

 

意を決して黒いドームの中へ足を踏み入れた、ペッパー&アイトゥイルが目撃したのは、身長がおよそ3mで、間接が2つは有ろう長い腕と、其の第二間接から先の指先まで掛けて、皮膚が削がれて筋肉の繊維が見えており。

 

奥古来魂の渓谷の何処よりも、濃厚で重圧な瘴気を黒いドレスに変えて纏い、其の右手には顎骨を棒に括り付けて、円状に配置した気色悪さが際立つ、黒髪髑髏の女の姿であり。

 

奥古来魂の渓谷のエリアボス・歌う瘴骨魔(ハミング.リッチ)が其所に居た。

 

「アイトゥイル、早速だけど酔伊吹を頼む!」

「任されたさね!」

 

事前準備で瓢箪水筒に混ぜた、聖水入りの酒を口に含み、妖炎に変えて放つ酔伊吹を繰り出した瞬間。ペッパーは焰将軍の両刃長剣を前に翳して、其の炎の中に刀身を突っ込む。

 

すると、其の赤き刀身は炎を纏いて燃え上がる。

 

「ペッパーはん…もしかして、これがやりたかった事なのさ?」

「其れも有るけど…理由はもう1つあるんだ」

 

そう答えつつも、彼の視線と燃え上がる剣の切っ先は、瘴骨魔へと向けられる。

 

「アイトゥイルの酔伊吹に使う酒に、聖水を混ぜ込んだ妖炎。ビィラックさんが仕立て直した、炎熱耐性持ちの焰将軍の両刃長剣。

 

そしてエンハンス商会で売られてた、着弾箇所に『可燃性の油』を付与する『投擲玉(とうてきだま):炸油(さくゆ)』の中の油を刀身に塗り付けて、アイトゥイルの聖水含んだ妖炎を纏わせた。

 

敢えて名前を付けるならば…『聖妖炎両刃長剣(カオスバーン・ロングソード)』が似合うだろうか」

 

赤く、紅く、朱く燃えて、赫焉を放つ刀身が瘴気に満ちる霧の中で、煌々と聖なる輝きを放ち。其れを見た瘴骨魔(リッチ)が、耳に聞こえる程の歯軋りを鳴らして、全身からドス黒い瘴気を放つ。

 

『ギィィイイイイイイイイイガァアアアアアアアアアアアアアアァアァアアア!!!!!』

「少し肌が焼ける感じだが…!俺にデバフは効かないよ、髑髏の乙女さん!」

 

しかし其の瘴気も、リュカオーンの呪いを受けたペッパーの体力を、ほんの僅かに削るのみに留まり。彼は其の間に、自身のスキルを次々と点火する。

 

『ボディパージ』で、耐久を犠牲に器用と敏捷を。『ライフチェンジ』で、体力を削って筋力を高め。心拍数が一定以下での斬撃系武器による攻撃時、クリティカル発生率を上げる『深斗止水』を重ね掛け、敵の注目(ヘイト)を集める『挑発』で視線を引き寄せ。

 

左手に持つ焰将軍の両刃長剣を、逆手持ちにスイッチ。『背面蹴り』で地面を蹴って、直線と鋭角移動時に速度の高速化を行う『ボルテックスムーヴ』でスタートを切り。

 

滑走と急旋回を可能にする『ドリフトステップ』に、ステップと慣性による移動時のスタミナ消費を1/3まで抑える『ソラスティワーク』。そして移動・攻撃モーションの両方をスタミナ消費で、任意の速度へ変速を可能にする『ストリームアタック』。

 

スキルの重ね掛けに応じた移動距離の増加を行う『チェインズブート』によって、剣道の世界で言う所の『縮地法』で敵が反応するより尚も速く、数回のステップを絡めた状態で、己と両刃長剣の決殺距離(キリングレンジ)に侵入。

 

逆手での攻撃時に、クリティカルで低確率だが『即死』を付与する『サイスオブスラッシュ』。首に対するダメージ補正を高める『首断ち』。自身の敏捷を参照とする、斬撃スキルの『速刃【露払い】』に、発動者に最も注目(ヘイト)を持つ相手への、斬撃による攻撃時にダメージ補正が上昇する『壱心臥斬』。

 

そして筋力を参照する斬撃武器によるダメージ補正を上昇させる『パワースラッシュ』と、直剣や大剣系武器を用いて繰り出す『一振両断』、積み重ねたスキル数に応じてダメージ補正を大幅に上昇させる『チェインズアップ』でブーストし。

 

「首へのダメージ補正上昇効果に、聖水を含んだ妖炎による属性付与(エレメント.エンチャント)。そして俺が持っている、ありったけの攻撃スキルとバフスキルを重ね合わせた━━━そんな攻撃が加われば」

 

其れはスキル込みでこそあった。が、其れでも。彼の放った逆手による斬撃の一撃は、確かに達人が如き『居合斬り』の一閃で。

 

歌う瘴骨魔(怒れる彼女)の首を、一撃で断つ事も不可能じゃないッ!」

 

弱点属性×武器の特性×攻撃速度×攻撃スキルが織り成し、合わさりあった四重奏(カルテット)が、瘴骨魔の首骨を一刀の元に斬り裂き、断ち切り、焼き祓っていたのである。

 

首を断ち斬られた瘴骨魔は、断末魔すら挙げる間も無く、ポリゴンは爆散。ペッパーは炎を振り払う形で鎮火しつつ、残心と共に赤い刃を構えた。

 

「歌う瘴骨魔よ。一刀必殺の為に戦ってくれて、ありがとうございます」

 

振り返りつつ一礼を行って、ドロップアイテムを回収して先に進み。

 

ペッパーとアイトゥイルは、シャンフロ第8の街にして、水晶を用いて結晶と共に生き。快晴と夜になれば街の影と闇は煌めきによって払われる、美しき場所たる『エイトルド』へと到着したのであった…………。

 

 

 

 

 






改め直されし両刃長剣(ロングソード)が、死霊の首骨を断ち斬る


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