其れをどう見るか
クソボス。
其れはゲームをしていれるプレイヤーの誰しもが、必ず一度は遭遇し、戦闘し、敗北やら勝利の果て、キャラデザや搭載AI、攻撃方法に攻撃範囲等々の多種多様、多彩な要素を加味したプレイヤー達によって、神ゲーやクソゲーの烙印を押す様に。
ゲームに出て来る敵に、其々が其々の価値観や視点で評価を下し、クソモンスターや神モンスターといった所謂『Tier表』を作ったりする者も居る。
例えば3Dアクションレトロゲーム:スカイディストピアの『ヴァーチュ・サンタレア』…………主人公に濡れ衣を着せた裏切り者の熾天使、或いは騒動の黒幕にして同ゲームのラスボス『ゼデェス・クラウルトム』に仕える五柱大天使が一柱で、其の性格は天使よりも悪魔というのが似合うという
同時にストーリー進行に置いてはサブクエストのボスキャラながら、『ストーリーのトゥルーエンド到達には討滅必須の敵』で有るにも関わらず、特化もしくは汎用のステータスで挑めば『圧倒的なステータス』で漏れ無くプレイヤーをボコボコにして、誰得なのか解らない『メスガキムーブ』をして来る男の娘天使である。
其の上何より悪辣なのは、トゥルーエンドルートに突入する場合、経験値と振り分けられるステータスポイントが限られたゲームの中、十全なステ振りが出来ない状態で『四面攻略までに倒さなくてはならないリミットライン』が設けられ、いざ挑めば『制限時間以内に体力を半分以上削らなければ勝利出来ず、勝利条件を満たせねば其のまま強制敗北を迎え、此の周回でのトゥルーエンド到達は永遠に閉ざされる』、スカイディストピア内屈指の
例えば有名な太鼓叩きの音ゲー:太鼓の達人の
オマケとばかりに
他の超難関の譜打ちとは明確な一線を画す、界隈では最高最強最難関難易度となっており、粗方の曲を難易度:鬼でクリアして来たA-Zも『此れだけは別次元の難易度』と断ずる程の物量で攻め立てられ、己のオリジンたるゲーム『ギャラクシー・ブレイダーズ』の真ラスボス完全攻略と同じ時間を費やして攻略した、正直に言って『二度と挑みたくない』と断じた
例えば将棋レトロゲーム:
何百何千何万手も先の敵棋士の思考を読み切り、繰り出す指しの一手で盤上の戦局を引っくり返し、一発で戦略其の物を破綻に追い込んだ果てに、最後は投了させるという、誰が呼んだか『神の戦脳を持つ棋士』。
歩之道将棋道の中で
勝利までに脳内やゲーム内で幾数万の対局に敗れて、最終的には漸く勝利を手にした物の、今尚も体外離脱でトレーニングをして居るとイメージとしてヒョッコリ現れ、盤上で打ち合いをする程に頭に染み付いてしまった
他にも『
其れから幾度も挑み、敗北を重ね続けてやっと掴んだ攻略法を見出し、そうして勝利を以ってリベンジを果たし、歓喜に湧いたりと、数多のレトロゲームで幾多の体験を重ね、ペッパーは現在に到る訳だが……………断言して良い。
今こうして戦っているシャングリラ・フロンティアの
「うわあっぶねぇ!!?」
「ッ、ルスモルコンビが持って行かれただけで、此処まで変わるとぉ!?」
「あの二人厄介過ぎません!?ヒュクノティムさんの海中戦も厄介ですけどぉおお!?!」
自身の分体を飛ばし、プレイヤーのアバターから主導権を強奪・操作して戦闘を優位にする怪物、アトランティクス・レプノルカ"憑依一体"……………先程の特殊行動によって憑依一体の分体が身体に入った事で、ルスト・モルド・ヒュクノティムの三人が敵側に
憑依一体の分体が入っているからか、モンスターの背や体を蹴って、巨体を駆けて海中へ飛んだヒュクノティムが鍔迫り、空隙を穿ち塗り潰すルストの挙動とモルドの狙撃を、憑依一体が分体を通じて
生者死者問わず肉体の主導権を奪い取り、分体を通じてプレイヤーやモンスターの
(まぁ、其れでも『プレイヤーのアバターを奪えるか否かの境界線』や『対処法』もさっきの特殊行動で、大方だが判明したからな…………!)
超音波による分体回収から、プレイヤーの数だけの新しい分体放出と乗っ取る特殊行動、
此の事から憑依一体の分体は『魔法属性』、乗っ取りの能力的に考えると分類は『呪術属性』の可能性が高く、ユニークモンスターの呪いや上位の物、或いは冥王の鏡盾の様な魔法関係の悉くをパッシブで弾き返せる装備なら、アバターの乗っ取りを阻止出来る。
「問題はどうやってルストモルドヒュクノティムさんの三人を大ダメージを与えず、如何にして憑依一体の分体を外界に追い出すかだが…………!」
『ペッパーよ、奴が放った分霊を追い出したいか』
「え?えぇ、そうしないと三人が自由になれないので!」
『オレに考えが有る』─────────と。
我に策有り
将棋に関わる者ならば知らない人は居ない、史上初の永世八冠を戴き、数年前に他界する其の瞬間まで電脳と現実、二つの世界で八冠の唯一つをも落とさず渡さなかった、
『将棋棋士最高は誰か?』の問いならば数多の棋士が出て来るが、『将棋棋士最強は誰か?』の問いには全会一致で此の人の名前が出る程度には知られてる。
どれくらい読みの深さが凄いかと言うと、一般の棋士の平均を1・プロ棋士を10・冠を取るプロ棋士を25とした場合、ペッパーの今の段階の最高時パフォーマンスが大体22.5で最大値が25.5とすると、出流永世八冠は平均40前後の最高位は70以上になる。
歩之道将棋道でペッパーが勝てたのも、永世八冠の読みや癖を幾度の脳内ゲーム内の対局の中、敗北を重ね続けながらも学び思考を続けた果ての勝利で、万が一にも彼が今も生きていたら自分の永世八冠を揺るがせる存在と認識され、『将棋界に来い私と打ち合おう』と直々にスカウトされていた。
実は『竜王監修! VR将棋~名人への道~』でも隠しコマンドを入力する事で、日之鳥 出流永世竜王の思考トレースAI棋士と戦えたりする。