ニートin異世界ライフ〜俺は獣耳っ子のハーレムを作る!〜   作:暇人R

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転生

都市伝説。 それは、様々な人がいろいろなことを語り、やがて伝説になる。故に、嘘か本当かわからない。

さて、そんな数ある都市伝説の中から少し紹介するとしよう。

 

曰く、人生を諦めると異世界に連れていかれる。

曰く、それは必ずニートでなくてはならない。

曰く、それはVRMMORPGである。

曰く曰く曰く曰くetc………

こんな都市伝説は本当に存在するのだろうか。

ほとんどの人は「あり得ない」と言うだろう。

その答えは否だ。

異世界は存在する。

と、いっても言われただけでは信じることは出来ないだろう。

では、実際に異世界に連れていかれた少年を見よう。

 

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

 

俺。早川秋人。17歳。職業ニート。高校なんて中退した。

そりゃ俺みたいなコミュ障に友達ができるわけない。

しかもそいつは友達がいないからいじめの的にもできる。

結果、俺はいじめに屈して高校から逃げた。

そんな俺を両親は最初の頃は心配していたが、俺が親に反発して更に引きこもるようになってから親も俺をあきらめた。

しかも、俺には弟がいる。

弟は俺なんかよりとても優秀だから、俺なんか捨てて弟に愛情を注ぐことにしたのだろう。

当時の俺は、このことで一方的に両親に対して逆恨みをしていた。

だが、今となっては俺が悪かったことはわかっている。

謝りたい。けど謝りに行けない。

なんで、謝りに行けないかというと、俺は今異世界にいる。

バリバリの初期装備。

ショートソード片手にインナーみたいなのを着て、草原のど真ん中に立っている。

あ。俺死ぬ。

早く街に入んねーと。

そんなことを考えていると、犬の群がでてきた。

 

「「ガルルルルゥゥゥゥ」」

 

「何、こいつら!?おれ食おうとしてるわけ!?」

 

犬が噛み付いてくる。

 

「いでででで!いてー!!」

 

「きゃうん!」

 

あまりの痛さにショートソードをブンブン振ってると、たまたま剣が犬を切り裂いた。

犬が怯んで余裕が出来たから、後ろに下がって剣を構える。

剣なんてからっきしだが何とかなるだろう。何たって犬だし。

 

「ハアアアァァァ!!!」

 

気合と共に、形だけの上段からの振り下ろし。

スパッと音がして犬が死ぬ。

更に次々と犬を切っていく。

犬は声を発する暇も無く、全滅した。

 

「は、は、はぁ、はぁ」

 

久しぶりに運動なんかした。

早く街に行かないといけない。

悲鳴をあげる身体に鞭打って歩き出す。

くそ、なんでこうなったんだ。

あの野郎。

 

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

 

数時間前。

 

「はぁ。暇だ」

俺はパソコンでエロサイトを見ていた。

ニートになって一年。

もう、人生なんて諦めている。

この一年で外に出たのは、五分も満たない。

その五分も親から部屋に出されて、それに抵抗していただけだが。

 

「ん?なんだこの字は」

 

突然、パソコンの画面が真っ暗になって字が浮かび上がってきた。

 

『人生なんてつまらないだろう?僕が異世界に転成してあげるよ。

Yes/No』

 

ウイルスにでもかかったのか?

とりあえず、暇なのでYesをクリック。

ん?あれ?眠たくなってくる…思考が追いつかない。

嘘だろおい。

そして俺は意識を手放した。

 

----------------------

 

「ここは?」

 

俺が起きると、真っ暗な世界が広がっていた。

 

「ここは、そうだね。世界と世界の狭間かな」

 

暗闇から、人が出て来た。

この人の声は、男にも女にも聞こえる。また容姿もだ。

 

「お前は?」

 

「僕?ぼくはね〜、向こうの世界の『神』というものかな」

 

神?こいつは何言ってんでだ?

アホなのか?まぁ、考えても仕方ない。

 

「神?まぁ、いい。『向こうの世界とは?」

 

「ん〜、教えるのがめんどくさいから、教えない。さっそく行ってもらうよ」

 

「ちょ、待った待った!え?嘘だろ?」

 

またもや、俺の思考が追いつかないまま、意識が離されて行く。

あの『人』が嬉しそうな顔で立っている。

顔は見えないから推測でしかないが。

つーか、死亡フラグ立ったんじゃね?

 

---------------

 

そして今にいたる。

あ〜、ほんと疲れた。

ここで生きていけるきがせん。




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