海賊世界で百鬼夜行   作:風人雷震

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百鬼夜行、新たな同胞

 

 

 

『ウム!!我らが故郷はこうでなくては!!』

「「「「「イエーーイ!!!」」」」」

「餅、美味い…!!」

『ウム、沢山食べるが良い。畑怨霊(はたおんりょう)よ』

 

 

__帰還して早々、全身黒い不審な奴に畑怨霊をどうにかしろと言われて、とりあえず帰還の宴を開きたかったので畑怨霊も誘った。何故か畑怨霊に感謝された。同胞を誘っただけなのだが?

 

 

「美味え…美味え…!!」

『腹いっぱい食すが良い。誰もお前から奪わん』

「ッ……!!傀儡(かいる)さん"!!!ありがとうございます!!!」

『……なぁ、畑怨霊よ。百鬼夜行に入る気はないか?』

「お、おれで良ければ…!!」

『ウム。我が百鬼夜行にはお前が必要だ』

「はい"!!!」

『皆の者!!聞いたな?我が百鬼夜行に新たな同胞が加入した!!盛大に祝おうではないか!!』

「「「「「ウォォォォォォォォォォォォ!!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【とある御田の話…】

 

 

カイドウと協力する事になって早5年…原因の傀儡が帰ってきてると河松から連絡があった。

 

 

「傀儡ーー!!!」

『何だ、おでんではないか。何しに来た?』

「5年前のことについて話がある!!」

『5年前ぇ??…………………何かあったか?』

 

ズコーー

 

「お、前……ッ!おれにカイドウを押し付けといて!!忘れたのか?!!」

『????』

「リーダー、5年前に国に帰還した時ですよ」

『……ああ!アレか!!結局、開国はしてないようだが…』

「できるわけねぇだろ!?カイドウに挑む奴が多すぎるんだよ!!!」

『そうか。まだ暫くは鎖国か』ホッ…

「安心した顔してんじゃねぇ!!」

『えぇ……』

「だって……」

「人間がどんどん国に入ってきたら…」

(わたくし)達の居場所…」

「無くなるからな…」

「えっ、あ……すまねえ…………」

『まぁ、そんな事になるぐらいなら魚人島に居座るか、国に入ってきた人間全て殺す

「まだ鎖国する!!」

『そうしておけ』

 

 

前者なら安心できるが、後者の場合は最悪だ。カン十郎と河松から傀儡に喧嘩を売るなと言われてるし、なにより傀儡は今は10億の賞金首だ。マリージョア襲撃して天竜人を殺害してるし…傀儡(こいつ)に勝てる確率が低すぎる。隙だらけに見えて隙がない。

 

 

『なぁ、おでん』

「何だ?」

『何しれっと我らの宴に参加しようとしておるのだ。帰れ』

「良いじゃねぇか!!ケチ!!!」

『人間に飲み食いさせる物など無いわ!!』

「カン十郎は良いのかよ!?」

 

 

河松とカン十郎は傀儡の仲間達に囲まれながら飯を食っている。雷ぞうが見たら血涙を流すだろうな。女に囲まれてるから。

 

 

『今のうちに肥えさせねば火車の餌にならんだろ?』

「………おれ、お前苦手だ」

『そうか』

「カッカッカッ!!それがしは侍である故、よく食わねばなりませぬ。あ、もう結構。腹一杯です故」

「「「チッ!!」」」

「カン十郎の方が一枚上手って事か…」

『ウム。なかなか肥えぬのだ。普通の人間ならばとっくに豚のようになっておるのに……』

「そりゃ……こんだけ目をギラギラさせて見てたら誰だって勘付くだろうよ」

『ム………』

 

 

自覚があったのか、反論はしなかった。

 

 

「リーダー!」

『何だ?河童よ』

「リーダーの良いところもっと見てみたいです!!」

 

 

そう言って酒を渡した河童。一升の酒をコイツ飲めるのか?

 

 

『そうかそうか!そこまで言うならば叶えてやろう!!』ゴクッ

「!?!!」

『………』ゴクッゴクッゴクッ…

 

 

白吉ちゃんやカイドウと同じくらいの豪酒か?!

 

 

『プハァ〜〜!!』

「「「「「流石リーダー!!カッコイイぜ!!!」」」」」

「「「「「きゃぁぁぁ!!リーダー!!こっち見てぇぇぇぇ!!!」」」」」

『ムフフフ!そうだろう?そうであろう?!我はカッコいいのだ!!』

「寝ろ!!」

 

ゴンッ!!

 

「ったく……おい!傀儡に酒飲ますなって何度言やぁ分かるんだテメェら!!!」

「「「「「だって……リーダーがカッコいいから………」」」」」

「コイツの酒癖の悪さは知ってるだろ?!初代並だぞ?!初代!!!」

(ぜん)殿…落ち着いてくだされ」

「落ち着けるか!!今のうちに寝かせねぇと余計な事を言いまくるんだ!!傀儡(こいつ)は!!」

「余計な事…???」

「黒歴史の本棚なんだよ!!」

「うっ……」バタ…

「アカマタが自分の黒歴史思い出して死んだ!!!」

「この人でなし!!」

「私達」

「人間じゃないんだけどね!!」

「「「「「アッハハハハハハハハハ!!!」」」」」

 

 

完全にできあがってるな……今のうちにカン十郎と河松連れて帰るか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「傀儡さん、船に乗せてくれてありがとうございます」

『何度も言うが、気にするな。お前が降りたくなったらお前の意思を尊重する。しかし…こんな体制で申し訳ないな』

「お前が酒を飲むからだ!!一升も飲むんじゃねぇよ!!!死にてぇのか?!ア"ァ?!」

『すまん。だから、そんなに怒るな。鴆』

「五月蝿え!!黙って薬飲め!!!」

『それは嫌だ』

「死ね!!!」

 

 

『さて、次は何処を襲おうか?』

 

 

 

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