『タイガー、我らは明日、夕方まで寝ているから起こすな。良いな?』
「別に構わねぇが……。何でだ?」
『夜にしかできぬ事があるのだ』
「夜にしかできない事……?」
『ウム。気になるなら参加するか?』
「……………おう」
『とても楽しいぞ!皆で食いあったり」
「食いあう…」
『飲みあったり』
「飲みあう……」
『稀にアーロンも参加するのだ』
「アーロンもか?!!」
『ウム!アーロンがいるといつもより盛り上がるのでな。今回はどうなのだろう?後で聞いてみるか』
「お、おれが聞いてくる」
『………そうだな。頼む。では、明日の夜にな!場所は宝船だ!』
「おう!……………一体、何をやるんだ????」
【とある女郎の話…】
「定期的に大量の料理を作りたくなるのです!!」
『今回もすごい量だな。美味そうだ』
「ホォ…今回はラーメンか。罪なヤツがきたな」
『今回は参加してくれて感謝するぞ。アーロン、タイガー。今回はいつもより量が多過ぎる。我らでは食べきれん』パキッ
「気にすんな。女郎蜘蛛の飯は偶に食いたくなるからな」パキッ
「成る程…深夜飯」パキッ
頭領様とアーロン殿、タイガー殿が割り箸を割る。ああ、私はとても嬉しゅうございます。
「沢山食べてくださいませ」
「「『いただきます!!』」」
スープの味は豚骨、塩、味噌、醤油の4種類。トッピングは味玉やたっぷりの野菜、薄切りチャーシュー、
『ハフ…ハフ……』ズズー
「フー…フー…」ゴクッ
「すまん、チャーシュー3枚追加でくれ」
「かしこまりました」
『…………プハァ〜。女郎、替玉一つ。味玉とチャーシュー、木耳乗せてをくれ』
「はい、ただいま」
「早くねぇか?!」ゴクン
『ふっ…さっさと麺を啜らんとスープを吸って重くなるぞ』
「お待たせしました」
『ウム!』
「女郎蜘蛛!醤油の野菜増し増し!!」
「他のトッピングは?」
「味玉!!」
「はい」
もはや大食い対決のように毎度なりますが…沢山食べてくれるのなら嬉しいです。他の同胞達は3杯で気絶してしまいますが、頭領様とアーロン殿はそれが無いので気合いが入ってしまいます。
「うえ……もう無理」
「みず……水をくれ……………!!」
「体重が……ダイエットが……」
「吐きそう…」
「吐くな。吐いたら殺されるぞ」
「酒…酒だったなら……!!」
「「「「「言うな…」」」」」
あら、今回は一杯で終わりですか。つまらない同胞達ですね…。吐いたらブチ殺す。
『夜のラーメンはとても美味い!女郎の作るものだから尚更な!』
「頭領様…!」キュン
「女郎さん、替玉2つくれないか?」
「トッピングは?」
「辛味噌を頼む」
『ム!女郎、我には味噌ラーメンをくれ!コーンとバターを乗せてくれ』
「ぜってぇ美味いヤツじゃねぇか!オレもそれくれ!!」
「はい、ただいま」
それから30分…私が作った料理は完食された。
『美味かったぞ!!』
「一杯で2、3人前はあったな…」
「しかし、食べやすかった。さすが女郎さんだ」
「褒めてもデザートのアイスしか出ませんよ〜!」
「「『いただきます』」」
「やっぱ、リーダーは凄えや…」
「1人で5、6杯食べてるものね…」
「何でリーダー太らないの?私達より食べてるのに」
「リーダーが1番動いてるからだろ」
「「「「「……………それもそっか」」」」」
はぁ〜…アーロン殿の食べっぷりはいつ見ても最高です。タイガー殿もいい食べっぷりでありました。はぁ〜〜〜〜〜〜……。結婚したい。
「少し食い過ぎたか…」
『明日…と言うより、10時頃に我は訓練をするつもりだ。一緒にやるか?』
「「やる」」
『ウム、了解した。次の機会では全員誘ってやるか』
「ガキにあの味は早いだろ」
「コアラにアレを教えるのは……」
『ならば、ジンベエ辺りに声をかけるか。アーロン、お前も誰かに声をかけておけよ』
「おう、またあの量がくるとキツイからな」
「今度は大丈夫なんじゃないか?」
『さて、次は何処を襲おうか?』