『一先ずここで物資を調達し、観光。3日経ったら出発だ』
「
『
「それがどうかしたのか?」
『鴆は正体がバレる前に殺しておるのだろう。海兵も、海賊も…一般人でさえも』
「は?!!!」
『タイガー、鴆に会ったら我に連絡しろ。無理矢理にでも連れて帰る』
「おう!」
__それよりも……
『すまんが変装してくれ。そうしなければ我が降りられん』
「悪い…忘れてた」
『タイガーが変装している間に班決めをする。食材の買出し班、必要道具の買出し班、武器の買出し班、海軍支部の場所を確認する班。そして、我の護衛だ。公平のためにクジを作った。さぁ、引け』
『では…アーロン、クリーク、タイガー。護衛を頼む』
「「「おう」」」
『この間の採寸で全員の服のサイズは分かったので先ずは服を買おう』
「「「おう」」」
「だが、傀儡。お前は変装しなくても良いのか?もしかしたら、海軍本部の連中もいるかもしれねぇだろ?」
『心配するなアーロン。我は妖怪。そこにいるようでいない、いないようでいる存在。向こうが気付かぬ限り我は見えぬ』
「そんなもんなのか…?」
『そんなもんだ』
「じゃあ…おれらが最初から傀儡が見れたのは?」
『船員がいない船など不審にも程があるだろ?』
「「「確かに」」」
__まぁ、死期が近い者ほど我ら妖怪は見つけやすくなるのだがな。それは言わんで良いだろう。
『では、買い物を開始しよう』
__さすがに男性の下着屋へは入らないので外で待つことになった。
『待つ間は暇だな…適当なカフェで休むか』
「なぁなぁ、そこのお姉さん」
「今一人?」
『………我の事か?』
「そうそう」
「暇ならおれらとお茶でもどう?」
『暇ではあるが、我は連れを待っている。故に、貴様らと共に行動するのは無理だ』
「そんなこと言わずにさ〜」
__しつこいな……。まだ店から1mしか離れとらん。コイツらが逃げるのも時間の問題か。
「お姉さんを待たせる連れなんてほっといて、おれらと遊ぼ?」グイッ
『我の許可なく触るでない!!』
「おい」
「テメェら…」
「おれらの連れに何か用か?」
「「えっ………?」」
『ム、早かったな』
「傀儡、なんでコイツらの腕を折らなかったんだ。お前ならできるだろ」
「いや、海軍に目をつけられないよう気をつけていたんだろ」
「傀儡、すまん!おれがお前から離れたばっかりに…!!」
『気にしておらん。で?我と…何だったかな?』
「「な、何でもありません!!!ごめんなさぁぁぁぁぁい!!!!」」
__根性の無い奴らだな。しかし、面倒なことにならずに済んだか。
「お前の顔にビビったんじゃねぇか?クリークよぉ」
「あ?テメェだろ」
「どっちもだと思うが?」
『タイガーの変装もある意味恐ろしいと思うが?』
__毎回思うが、タイガー…派手な覆面に星サングラスは馬鹿だ。
「あ、ねぇロビン」
「何?航海士さん」
「傀儡って人…知ってる?」
「?ええ、知っているけど…」
「海賊なの?」
「海賊かどうかは分からないけど、賞金首よ。
「ふーん…」
「その人がどうかしたの?」
「昔、その人に見捨てられたって言ってた人がいたの。だから気になっちゃって」
「そう…。いずれ会うかもしれないわね?」
「嫌よ。10億越えの相手に会うなんて!!」
「ふふふ」
『さて、次は何処に行こうか?』