海賊世界で百鬼夜行   作:風人雷震

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百鬼夜行、麦わらと対面

 

 

 

__翌朝…タイガーは何事もなく宝船に帰ってきた。武器を使った様子も、毒も盛られた様子も無かった。

 

 

 

『一体何を話していたのだ?』

傀儡(かいる)には内緒と約束したから言えねえ」

『そうか。それは残念だ』

「ところで傀儡」

『言うな』

「いや、でもよ…」

『言うな』

「なあ!この船お前のか!?」

『タイガー、我を守ってくれ。この餓鬼はダメだ。我はコイツの側にいるとストレスで死んでしまう』

「おれを盾にしなくても守るぞ?」

 

 

__私の伴侶カッコ良すぎないか?好きだ。

 

 

「ルフィ!何処に行って……!?ぎょ、魚人?!!」

「ん?」

『ム?』

「おお!ナミー!!」

『何だ?貴様の仲間か?』

「ナミだと?!」

「ア、アーロン!?!!」

「なるほど。アイツの……」

『ウム…どうするのだ。タイガー?』

「とりあえず……」

 

ガシッ

 

「お、大兄貴…?」

「迷惑かけたんなら謝れ!!」

「すみませゴウブッ!?」ドゴシャァァ!

「「「「「埋めたぁぁぁぁぁぁ?!!!」」」」」

『顔だけ埋めるとは器用だな。タイガー』

 

 

__アーロンを回収しに行った時にはあの小娘がいなかったからな。さて、他の奴らも呼びに行くか。ちゃんと全員彼女に謝らなければな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「ず…ずびばせん…でじた……」」」」」

「ウチの奴らがすまなかった!」

『小娘、タイガーの部下は我の部下でもある。すまなかった』

「……良いのよ。あなた達が謝らなくて。悪いのはアーロンなんだから!」

「ウッ……!」グサッ

「そうだ!悪いのはアーロンだ!!」

「ぐっ……!」グサグサッ

『そんな事より』

「そんな事ッ……」グサグサグサッ

「傀儡…」

『すまん。それで、貴様らは何をしに我らの下へ来たのだ?そこの麦わら帽子の餓鬼はその場から一切動くな。動いたら海へ落とす』

「傀儡どうした?麦わら帽子の奴に恨みでもあるのか?」

『麦わら帽子の餓鬼というか…』

 

 

__その中に潜んでいる太陽の神(ニカ)というか……

 

 

『兎も角!その場から動くでない!!良いな?!!』

「おれ、ルフィって言うんだ!よろしくな!!」

『イギャァァァァァァァ!!!!』

「傀儡ーーーー!?!!」

「ちょっとルフィ!?動くなって言われたでしょ?!!」

「そだっけ?」

「このバカ!!!」

 

『おのれ…おのれ……!忌々しき我ら百鬼夜行の宿敵めッ!我らのことなぞ一切考えておらぬ行動を!!また我らを初代様達のように消し去るつもりか!!』

「落ち着け傀儡。深呼吸だ」

『スー…フーー………』

「落ち着いたか?」

『……すまん、タイガー。我としたことが取り乱してしまった』

「気にするな。おれがお前を落ち着かせてやる」

『タイガー…』

「傀儡…」

 

「………アーロンさん」

「なんだ」

「おれら、いつまでこのままだと思います?」

「大兄貴と傀儡があのイチャつきを止めるまでだな」

「ですよね……」

「「「「「はぁ………」」」」」

 

 

 

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