転生者はシャルロッ党   作:銭湯妖精 島風

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リク視点




セカンド君の困惑 1

 

 

ラウラと響、俺の3人で一夏にお米様抱っこされて連行されている箒を眺めつつ食堂へ移動し、いつの間にか合流していたセシリアを含めて昼飯を食い、適当なバカ話をする、これは中々に愉快な昼休みになっている

 

 

ふと愛用デバイスにメッセージが届き、差出人を見ると千冬さんで、珍しいなぁ と思いつつ内容を見ると、放課後に響を連れて千冬さんの部屋へ来い(意訳)との事だった

 

 

なんだろうな? 響と俺が呼ばれる事案て・・・響にも女装させる? いや無いか、させるなら入学式前からするか、うん

 

 

あと思いつくのは俺の女装の件だけども、響にも伝えるって事か? まぁ俺は別に構わない、周りにバレて女装癖が有るとか思われても気にしないし、自ら進んで女装はしないだけで女装する事に抵抗ないし?

 

 

そんなこんな無い頭を捻っていると予鈴が鳴ったので、片付けをして午後の授業へと挑む

 

 

IS学園の学食、美味かったな。まぁ一夏には劣るが美味かった

 

 

 

 

それからナンヤカンヤ午後の授業を乗り切り放課後になったが、千冬さんの部屋へ行く時間を確認していない事に気付き、すぐに千冬さんへメッセージを送り時間を確認すると、業務終了後の時間の返信が来たので

 

 

「響、ちょいと千冬さ・・・織斑先生が後で話が有るみたいなんだ、夕飯前に少し時間貰える?」

 

 

「織斑先生が? 分かった、場所はどこかな?」

 

 

「寮の織斑先生の部屋、丁度ワタシも呼ばれてるから時間になったら迎えに行くよ」

 

 

「そう? ありがとう」

 

 

響にも用件を伝えて下準備が終わったので教科書類を鞄に入れるフリをしてバススロット内に量子変換して仕舞う

 

『また、この人は・・・』みたいなハジメの呆れた気配は気づかなかったフリをして

 

 

「んじゃ帰るか、まぁ寮にだけど」

 

 

「そうだね、ラウラとセシリアは?」

 

 

「私はトレーニングだな、今日は座学ばかりだったから少し身体を動かさねば」

 

 

(わたくし)もトレーニングに、やはりIS学園の最新鋭機器には興味が有りますので」

 

 

「そっか、また明日だな」

 

 

そんな感じで適当に会話をして一夏、俺、響の3人で寮への帰路を歩く、箒は剣道部に入部すると言う事でホームルームが終わったら速攻で教室から退避していった

 

 

なんか避けられている様で少し悲しい

 

 

まぁそれはそれとして、寮に到着し迎えに行く為に響の部屋を把握しようとついてきたのだけど、あまり心配は要らなかった様だ、俺と一夏の部屋の右隣りだった

 

 

「隣か・・・まぁそりゃそうよな。固まってた方が守りやすい」

 

 

「ん? 何か言った?リク」

 

 

「いや何も、隣なら迎えの手間も少ないから良かった。席も隣人、部屋も隣人、これは仲良くする定めじゃね?」

 

 

「そうかもね、改めてよろしくリク」

 

 

「おう、よろしく響」

 

 

「よろしくね、響くん」

 

 

そんな訳で一旦 響と別れ部屋に入り肩の力を抜く

 

 

「お疲れ様リク」

 

「ありがと一夏、今ならお前の気持ちが良く分かるわ」

 

 

一夏が労ってくれ、俺は上着を脱いで椅子の背もたれにかけてからベッドに仰向けになって言う

 

 

女装については何も苦に思わないが、一人称を間違えない様にするのは中々に気疲れする物があり、約2年前の一夏の苦労を今更ながら体感した

 

 

「あー・・・なるほど?」

 

 

「なんでピンと来てないんだよ」

 

 

「え? あーまぁ確かに最初はキツかったけど、すぐに慣れたし?」

 

 

「・・・そうだったな」

 

 

最低限のメッキを2週間足らずで構築して、1月(ひとつき)経つ頃には自分の物にしていた・・・気がする、多分

 

 

「所で、千冬姉から呼ばれてるの? 」

 

 

「響と俺の2人で呼ばれてる、なんだろうな?」

 

 

「・・・なんだろう?」

 

俺の言葉に一夏は思案顔になり考え始める

 

うーん、一夏はやはり美少女だな、思案顔が絵になる

 

 






1話で終わらせる予定が収まらなかったです、かたじけないw

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