転生者はシャルロッ党   作:銭湯妖精 島風

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リク視点


昼休みの雑談

 

 

クラス代表を選出する為の会議的なホームルームが終わった後に一夏とラウラが仲良く健闘を誓い合っているのを横目に響の顔色を伺っておく

 

うむ、まぁまぁ悪くない、多分

 

 

そんなこんなで響の様子を伺いつつ午前の授業を受けて、響が昨日に引き継ぎ客寄せパンダ状態である事を除いてトラブルは起きずに昼休みへ突入する

 

 

「んじゃ、行くか・・・って もう箒 居なくなってるし」

 

 

「え? あ、本当だ・・・いつの間に」

 

 

昨日と同様に響と箒を学食へ誘おうとしたら、すでに箒が居なくなっていて少々驚いていると、響も困惑した様な表情をする

 

 

「まぁいいか、どうせ学食にいるだろうし・・・」

 

 

「リク? 確か購買部で軽食販売されてなかった?」

 

 

「・・・そういやそうだな」

 

 

「行こう?リク」

 

「おー」

 

隠遁が上手くなった箒の成長を感じつつ響と会話をしているとセシリアとラウラを誘った様子の一夏に声を掛けられ軽く返事をして、響と並び3人の後ろに続いて学食へ向かう

 

 

「ねぇリク、優先権が どうこうってホームルームに話が出てたけど、あれって どう言う事なの?」

 

 

「優先権? あぁアレは、IS学園には訓練機があって生徒に都度貸し出しされてるんだよ」

 

 

5人掛けの席を確保出来なかったので一夏達と別れ俺は響と2人掛けの割と隅の方の席に座り2人共日替わり定食を食べつつ響の質問に答える

 

 

「都度って事は、借りる時に申請しないとダメなんだね」

 

 

「そそ、ワタシはした事ないけど毎回 申請用紙を書くか端末で申請しないとダメなんだってさ。更に言うと、訓練機は有限で生徒数に対して約7分の1の数、ISを動かせるアリーナや訓練施設も限られているから、順番待ちが当たり前なんだとか」

 

 

「なるほど」

 

 

「まぁ実際には7分の1では無いんだけどね、整備士とかエンジニア志望で積極的にISに搭乗する必要が無い人も居るし、なんなら宇宙飛行士方面の人だっているだろうし」

 

 

やっぱりIS学園の食事は美味いなぁとか思いつつ日替わり定食を食べながら響に説明すると、響は相槌を入れながら頷く

 

 

ちなみにIS学園内専用のスマホアプリが有って、訓練機の貸し出し申請やら学園内の地図やら目安箱やらがあったり

 

購買部の新商品入荷情報とか、商品を注文出来たり かなり便利だ

 

寮の部屋には簡易的だがキッチンも有るし、自炊も出来るからありがたい機能だ

 

 

まぁその代わりにIS学園内でないとアプリが動かないと言う仕様なのだけども

 

 

「とはいえ、ワタシ達は気にしなくて良い事だね、何せ専用機貰える訳だし」

 

 

「それはそうだけど・・・」

 

 

「何かズルしてる感じがして気が重い? 気にしない気にしない、響のデータ欲しいから送りつけてくる訳だし、響は充分被害者サイドだって」

 

 

「そうかなぁ」

 

 

「そうだって」

 

 

何とも気が重そうな響の気を紛らせる様に言葉を選ぶが軽くならない様で少し渋い表情を続ける

 

 

「響、昨日 千冬さんと話した時にワタシの話も聞いたじゃん? こう言うとアレだけど、人類は有志以来不平等だ。 ワタシは周りの人間が何でかヤベーのばかりで人質として価値が有るし、響も1人目としての価値がある。でも この学園の生徒の大半はワタシ達程の価値が無い、そこに差が産まれてしまうのは仕方ない事だと思う、望む望まないも含めて」

 

 

「・・・そうかも、ね」

 

 

「客寄せパンダが嫌なら、ワタシが擬装(じょそう)教えようか?」

 

 

「ん? あれ? 今 不穏な振り仮名を振った言葉を使わなかった? 」

 

 

「はっはっは〜気のせいだ」

 

 

重い空気になってしまったのでワザと空気を壊す為に全く関係ない女装の話へ持っていくと、なんか勘のいい響が反応し指摘して来たので、ワザとらしく笑って誤魔化す

 

 

俺の見立てだが、響も女装似合うと思うんだ、俺以上に中性的ってか 女顔寄りだし

 

とはいえ、俺と一夏と服は少々サイズが合わないだろうし? いや、俺のは行けるか?

 

 

よし、今度口先で丸めて着せてみよう、そうしよう

 

 






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